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663 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/13(日) 17:37:17.66 ID:2tKPpHsAO [4/10]
あやせ「こんにちは、お兄さん。」
京介「おう、あやせ待たせたな」
俺は今 いつもの公園にいる。いつもどうりあやせからお呼び出しがかかったからだ。
いつもならただの人生相談だろうが今日は違う(と思う) 何故なら今日は2月14日、俗に言うバレンタインだ。
バレンタインに女の子から呼び出しなんてお前、告白以外にありえないだろ。
あやせ「何ニヤニヤしてるですかお兄さん…気持ち悪いです」
京介「いやー、これからあやせに告白されるかと思うと自然と笑みが」
あやせ「な、何が告白ですか!変態!」
京介「えっ?違うの?」
あやせ「違います!今日はバレンタインなので今まで桐乃のことで相談にのってもらったお礼をしようと思って」
京介「そんな照れなくても大丈夫だあやせ、俺の答えはもう決まってる」
あやせ「感謝の気持ちが薄れて来ました…もう帰ろうかな」
京介「すまん。俺が悪かった。今までバレンタインなんて麻奈美位しかくれなかったから舞上がっちゃって」
あやせ「はぁ…では、どうぞ」
京介「あ、ありがとな…って」
あやせが手に持っていたチョコはなんと…
京介「チ○ルチョコじゃねーか!!」
664 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/13(日) 17:39:56.42 ID:2tKPpHsAO [5/10]
あやせ「安くて種類も豊富で美味しいですよ。お好きなをお一つどうぞ」
京介「しかも一個だけかよ!」
酷くない!?俺への感謝ってその程度なの!?確かに事あるごとにセクハラしたりしてるけど
あやせ「まあ、冗談はさておき、お兄さん度々ありがとうございました。コレは感謝の気持ちです」
そう言うと、あやせは可愛らしくラッピングされた箱を差し出した
京介「ああ、ありがとうあやせ。またいつでも頼ってくれよ」
京介「ところであやせ、このチョコに毒とか入ってないよな…?」
あやせ「…ウフフ、お兄さんたら、そんなこと…有るわけないじゃないですか…」
あやせさん…?目が笑ってないですよ?
あやせ「そんなことよりお兄さん、早速お願いなんですが、コレを桐乃に渡して下さい。」
京介「ん?何だこれ随分でかい袋だな」
あやせ「友チョコって聞いたことありません?桐乃からは学校でもらったんですけど、私のは大きくて」
京介「確かに、なんでこんなにでかいんだ?たかだかチョコだろ?」
あやせ「私が桐乃の為に作ったチョコケーキですから」
京介「ケーキかよ!」
桐乃の奴とんでもなく愛されてんだな…
665 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/13(日) 17:40:58.83 ID:2tKPpHsAO [6/10]
あやせ「お兄さん…もしそれを落としたりでもしたら…」
京介「わ、分かってるって!こいつはちゃんと渡すよ」
分かったからその怖い目をやめて下さいあやせさま!
あやせ「…お兄さんのチョコも私の手作りなんですよ?」
京介「へっ?そうなの?」
あやせ「ええ、桐乃のついでですけど」
京介「ついででも嬉しいよ。桐乃の分も含めてありがとな、あやせ」
あやせ「いえ、それでは、さよならお兄さん」
京介「ああ、またなあやせ」
あやせからチョコを貰い、上機嫌で家に帰る。
しかし俺は知るよしもなかった、家ではとある人物がとんでもないチョコを作って待っていることを…
666 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/13(日) 17:42:09.13 ID:2tKPpHsAO [7/10]
京介「ただいま~」
形式的にあいさつをする俺。靴があるから桐乃も帰ってるみたいだな
京介「お~い、きr」
ちょっと待てよ、なんだこの異臭は…
京介「リビングの方だな…
桐乃?いるのか?」
確かに桐乃は居たが、ソファで寝てやがった。何故かエプロンを付けて
京介「おい桐乃起きろ」
桐乃「ふぁ…あれ?あんた帰ってきたの?」
京介「ああ、たった今な。それよりなんだこの妙なニオイは、お前が変なモン作ったのか?」
桐乃「変なモンとか言うな!たくっ、今何時?」
京介「あん?5時30分位だな」
桐乃「じゃあもういいか… あんたちょっとそこに居て」
京介「はぁ?なんだそりゃ」
桐乃「良いから!え~と何処だっけ…あ、あった」
なんだってんだうちの妹様は、ニオイのこともまだ説明がないし
桐乃「はい、コレ」
京介「へ?は?」
桐乃「だから!チョコ!あげるって言ってんの!」
京介「な、なんで…」
桐乃「な、なんだって、別に良いでしょ。ただアンタみたいな地味顔じゃあ地味子位からしかチョコもらえないだろうと思って…」
667 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/13(日) 17:43:33.13 ID:2tKPpHsAO [8/10]
京介「ほっとけ!それに今あやせからもらってきたばかりだ!」
桐乃「あやせから…?毒でも入ってんじゃないの?」
京介「おまっ、親友だろ…」
俺も同じ事思ったけどさ
桐乃「そ、そんなことはどうでも良くて…だからあの時と同じで…」
京介「あの時?」
桐乃「だから!感謝してるって言ってんの!それでちょうどバレンタインだからそのお礼にチョコってこと!」
京介「あ、 成る程あの時ってのはそう言うことか」
つまり秋葉でのパーティーのことか。
桐乃「ふ、ふん。シスコンのアンタには妹の手作りチョコなんて発狂ものなんじゃないの なんで上向いて目とじてんのよ?」
京介「べ、別に何でもねーよ!それよりチョコ食べて良いか?」
桐乃「あ、はい。見た目は悪いけど中はまあイケるから。あんたみたいに」
京介「ほっとけ、頂きます。」
バク モグモグ
京介「うん、うん…う…ん…」
桐乃「どーよ?最高でしょ?」
なんかものすごく辛かったり、酸っぱかったり、極端に甘かっり、口ん中ジャリジャリする。が、今は味なんて些細な問題だ
京介「あ、ああ!流石桐乃だ!」
668 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/13(日) 17:44:57.03 ID:2tKPpHsAO [9/10]
桐乃「でっしょ~!エヘヘ~、何回も作り直したし幾つか出来たうちの一番良いやつなんだから!」
一番良いのがコレなのか…
京介「そうか、ありがとな桐乃」
桐乃「その代わりホワイトデーにはとびっきりのお返し寄越しなさいよね!」
京介「ハイハイ」
そんなことだと思ったよ。適当に返事をして、桐乃にあやせのケーキを渡して部屋に戻った。
そこで俺の意識は途切れた。次に目覚めたのは病院のベットで、お袋がいた。
お袋の話によると、俺は自室で泡を吹いて倒れていたのを夕飯に呼びにきた桐乃に発見されたらしい。
桐乃は本当にあやせが毒を盛ったのかと思ったらしいが、
俺は恐怖3割勿体なさ7割であやせチョコはまだ食べていなかったので原因は明白である。あえては言わんけどな
おわり
663 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/13(日) 17:37:17.66 ID:2tKPpHsAO [4/10]
あやせ「こんにちは、お兄さん。」
京介「おう、あやせ待たせたな」
俺は今 いつもの公園にいる。いつもどうりあやせからお呼び出しがかかったからだ。
いつもならただの人生相談だろうが今日は違う(と思う) 何故なら今日は2月14日、俗に言うバレンタインだ。
バレンタインに女の子から呼び出しなんてお前、告白以外にありえないだろ。
あやせ「何ニヤニヤしてるですかお兄さん…気持ち悪いです」
京介「いやー、これからあやせに告白されるかと思うと自然と笑みが」
あやせ「な、何が告白ですか!変態!」
京介「えっ?違うの?」
あやせ「違います!今日はバレンタインなので今まで桐乃のことで相談にのってもらったお礼をしようと思って」
京介「そんな照れなくても大丈夫だあやせ、俺の答えはもう決まってる」
あやせ「感謝の気持ちが薄れて来ました…もう帰ろうかな」
京介「すまん。俺が悪かった。今までバレンタインなんて麻奈美位しかくれなかったから舞上がっちゃって」
あやせ「はぁ…では、どうぞ」
京介「あ、ありがとな…って」
あやせが手に持っていたチョコはなんと…
京介「チ○ルチョコじゃねーか!!」
664 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/13(日) 17:39:56.42 ID:2tKPpHsAO [5/10]
あやせ「安くて種類も豊富で美味しいですよ。お好きなをお一つどうぞ」
京介「しかも一個だけかよ!」
酷くない!?俺への感謝ってその程度なの!?確かに事あるごとにセクハラしたりしてるけど
あやせ「まあ、冗談はさておき、お兄さん度々ありがとうございました。コレは感謝の気持ちです」
そう言うと、あやせは可愛らしくラッピングされた箱を差し出した
京介「ああ、ありがとうあやせ。またいつでも頼ってくれよ」
京介「ところであやせ、このチョコに毒とか入ってないよな…?」
あやせ「…ウフフ、お兄さんたら、そんなこと…有るわけないじゃないですか…」
あやせさん…?目が笑ってないですよ?
あやせ「そんなことよりお兄さん、早速お願いなんですが、コレを桐乃に渡して下さい。」
京介「ん?何だこれ随分でかい袋だな」
あやせ「友チョコって聞いたことありません?桐乃からは学校でもらったんですけど、私のは大きくて」
京介「確かに、なんでこんなにでかいんだ?たかだかチョコだろ?」
あやせ「私が桐乃の為に作ったチョコケーキですから」
京介「ケーキかよ!」
桐乃の奴とんでもなく愛されてんだな…
665 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/13(日) 17:40:58.83 ID:2tKPpHsAO [6/10]
あやせ「お兄さん…もしそれを落としたりでもしたら…」
京介「わ、分かってるって!こいつはちゃんと渡すよ」
分かったからその怖い目をやめて下さいあやせさま!
あやせ「…お兄さんのチョコも私の手作りなんですよ?」
京介「へっ?そうなの?」
あやせ「ええ、桐乃のついでですけど」
京介「ついででも嬉しいよ。桐乃の分も含めてありがとな、あやせ」
あやせ「いえ、それでは、さよならお兄さん」
京介「ああ、またなあやせ」
あやせからチョコを貰い、上機嫌で家に帰る。
しかし俺は知るよしもなかった、家ではとある人物がとんでもないチョコを作って待っていることを…
666 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/13(日) 17:42:09.13 ID:2tKPpHsAO [7/10]
京介「ただいま~」
形式的にあいさつをする俺。靴があるから桐乃も帰ってるみたいだな
京介「お~い、きr」
ちょっと待てよ、なんだこの異臭は…
京介「リビングの方だな…
桐乃?いるのか?」
確かに桐乃は居たが、ソファで寝てやがった。何故かエプロンを付けて
京介「おい桐乃起きろ」
桐乃「ふぁ…あれ?あんた帰ってきたの?」
京介「ああ、たった今な。それよりなんだこの妙なニオイは、お前が変なモン作ったのか?」
桐乃「変なモンとか言うな!たくっ、今何時?」
京介「あん?5時30分位だな」
桐乃「じゃあもういいか… あんたちょっとそこに居て」
京介「はぁ?なんだそりゃ」
桐乃「良いから!え~と何処だっけ…あ、あった」
なんだってんだうちの妹様は、ニオイのこともまだ説明がないし
桐乃「はい、コレ」
京介「へ?は?」
桐乃「だから!チョコ!あげるって言ってんの!」
京介「な、なんで…」
桐乃「な、なんだって、別に良いでしょ。ただアンタみたいな地味顔じゃあ地味子位からしかチョコもらえないだろうと思って…」
667 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/13(日) 17:43:33.13 ID:2tKPpHsAO [8/10]
京介「ほっとけ!それに今あやせからもらってきたばかりだ!」
桐乃「あやせから…?毒でも入ってんじゃないの?」
京介「おまっ、親友だろ…」
俺も同じ事思ったけどさ
桐乃「そ、そんなことはどうでも良くて…だからあの時と同じで…」
京介「あの時?」
桐乃「だから!感謝してるって言ってんの!それでちょうどバレンタインだからそのお礼にチョコってこと!」
京介「あ、 成る程あの時ってのはそう言うことか」
つまり秋葉でのパーティーのことか。
桐乃「ふ、ふん。シスコンのアンタには妹の手作りチョコなんて発狂ものなんじゃないの なんで上向いて目とじてんのよ?」
京介「べ、別に何でもねーよ!それよりチョコ食べて良いか?」
桐乃「あ、はい。見た目は悪いけど中はまあイケるから。あんたみたいに」
京介「ほっとけ、頂きます。」
バク モグモグ
京介「うん、うん…う…ん…」
桐乃「どーよ?最高でしょ?」
なんかものすごく辛かったり、酸っぱかったり、極端に甘かっり、口ん中ジャリジャリする。が、今は味なんて些細な問題だ
京介「あ、ああ!流石桐乃だ!」
668 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/13(日) 17:44:57.03 ID:2tKPpHsAO [9/10]
桐乃「でっしょ~!エヘヘ~、何回も作り直したし幾つか出来たうちの一番良いやつなんだから!」
一番良いのがコレなのか…
京介「そうか、ありがとな桐乃」
桐乃「その代わりホワイトデーにはとびっきりのお返し寄越しなさいよね!」
京介「ハイハイ」
そんなことだと思ったよ。適当に返事をして、桐乃にあやせのケーキを渡して部屋に戻った。
そこで俺の意識は途切れた。次に目覚めたのは病院のベットで、お袋がいた。
お袋の話によると、俺は自室で泡を吹いて倒れていたのを夕飯に呼びにきた桐乃に発見されたらしい。
桐乃は本当にあやせが毒を盛ったのかと思ったらしいが、
俺は恐怖3割勿体なさ7割であやせチョコはまだ食べていなかったので原因は明白である。
あえては言わんけどな
おわり