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75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/26(金) 22:17:39.94 ID:YMGc6mPo0
あやせ「お兄さん、私達が…その…お、お付き合いするようになったのは桐乃には内緒でお願いしますね」
京介「おう、そりゃ構わないが…」
あやせ「だからデートも禁止です」
京介「なんでだよ!?それこそ男女交際の醍醐味だろ!?」
あやせ「だってお兄さんと二人きりで出かけるとか、私には無理です」
ぐおおおお、なんという辛辣なお言葉……。あれ?俺たち付き合ってるんだよね?好き同士なんだよね?
京介「な、なぜだ……実はあやせって俺のこと好きじゃないの?弄ばれただけなのか?」
あやせ「ち、違います!お兄さんのことは…その……す、好きですけど」
そういうとあやせはうつむいてしまう。付き合うようになってからというものデレる機会も多くなり天使っぷりに磨きがかかっている、超かわいいぞあやせ。
あやせ「だって…その…桐乃ってばお兄さんのこと大好きですし、私がお兄さんと付き合ってるって知ったらきっと嫉妬しちゃうと思うんです」
あいつが俺のこと大好きって…一体どこからそんな考えが出てくるんだ?確かに最近はちょっとは仲良くなれたかなぁなんて思ってはいるが。
あやせ「だから話すタイミングは私にまかせてもらえませんか?」
京介「あぁ、それは構わないが…」
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/26(金) 22:20:13.14 ID:YMGc6mPo0
あやせ「それに」
京介「ん?」
あやせ「それに、桐乃とケンカするのはもう嫌ですから」
そう言ってあやせは苦笑いをうかべた。桐乃のことが大好きなあやせのことだ、あの時は桐乃と同じように、あるいはそれ以上に苦しかったに違いない。あやせとしてはほんの僅かな可能性でも排除しておきたいんだろうな。
京介「なるほどな、わかった。そういうことならばれないように気をつけておくよ」
あやせ「はい、お願いしますね」
京介「おう」
と、快諾した俺ではあったが、実際は妙な違和感を感じていた。なんだっけな…もうちょっとでこの違和感の正体がわかりそうなんだが……まぁいいや。
それによっぽどのヘマでもしねえ限り大丈夫だろ。桐乃のオタバレの時と違ってDVDやらの現物があるわけじゃないしな。
と、この時は考えていたわけだが…まさかあんな形でばれることになるなんてな。
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/26(金) 22:23:01.24 ID:YMGc6mPo0
桐乃「あんたさぁ、今度の日曜日って暇?」
京介「あぁ?なんだいきなり」
桐乃「ちょっと服買いに行くの手伝いなさいよ」
京介「いやいや、わけがわかんねえよ。服買いに行くんならあやせとでも行けばいいじゃねえか」
桐乃「……チッ…ウザ。まぁいいわ。実はさぁ、今度雑誌の企画で男受けする服特集ってのやるんだケド、どんなかっこが男受けするのかいまいちわかんなくて」
京介「あぁ、それで俺に『男から見てどうか』っていう感想を聞きたいわけか」
桐乃「そういうこと」
京介「でもなんで俺なんだ?自慢じゃないが俺にそういうセンスなんてねえぞ?」
桐乃「そんなことわかってるっての。あんたにそんなセンスなんて期待してないから。一般的な男性から見てってコンセプトだから地味すぎるくらいの男に聞くのがちょうどいいの」
京介「どうせ俺は地味だよ。めんどくせぇなぁ…」
これが人にものを頼む態度か?こいつが俺のこと大好きとかありえねえよ。いくら桐乃の親友のあやせの言葉とはいえ、こればっかりは信じろっていう方が無理だ。
ま、まぁ最近少し可愛げがでてきたりしていることは認めるが……それとこれとは話が別だよ?
桐乃「あ、後あやせも一緒だけど色目使ったらぶっ殺すからね」
京介「桐乃!日曜日が楽しみだな!」
桐乃「……」ガンッ
いてぇ!くそう、無言ですねを蹴るんじゃねえよ。何だよ、せっかく乗り気になってやったっていうのによ。
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/26(金) 22:26:09.81 ID:YMGc6mPo0
京介『というわけだが、桐乃から話は聞いてるよな?』
あやせ『はい、聞いてます。よろしくお願いしますね、お兄さん』
京介『おう。しかし楽しみだな、付き合ってからどこか出かけるなんてこともなかったしさ』
あやせ『浮かれるのはいいですけど、桐乃にばれないようにだけは気をつけて下さいね』
京介『お、おう』
うーん、あやせって恋愛は結構サバサバしてるタイプなのか?俺が注ぐ愛情と帰ってくる愛情の量が全然違う気がするんですけど。いや、バレるのが心配なあまりそっちに気が行ってるだけだと考えることにしよう。そうでないと泣いてしまいかねん。
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/26(金) 22:28:27.32 ID:YMGc6mPo0
桐乃「おっはよー、あやせ」
あやせ「おはよう、桐乃。あとお兄さんも」
京介「おはよう、あやせ」
桐乃「早速行こっか」
あやせ「うん、そうしよっか」
こんな美少女を二人もつれて歩くというのは正直気分がいい。周囲の羨望のまなざしが痛いくらいだ。正確には「俺が二人の美少女に連れまわされている」だが、この際そんな小さなことは気にしない。
桐乃「なににやけてんの?キモ」
あやせ「桐乃、お兄さんにそんなこと言っちゃだめだって。せっかく付き合ってくれてるのに」
京介「あやせ……さすが俺の」
そこまで言いかけてハッとする。いかんいかん、浮かれすぎて思わず喋っちまいそうだった。
あやせがじろりと睨みつけてくる。わ、悪かったからそんな顔で睨まないでくれ。涙でちゃったらどうする気だ。
桐乃「いいっていいって。むしろこんな美少女二人のお供ができて感謝するべきじゃない?」
あやせ「えー、そうかなー。ふふふ」
と、次に瞬間にはいつものまぶしい笑顔に戻るあやせ。こいつが数多く持ち合わせているであろう才能には間違いなく詐欺師の才能も含まれているな。
京介「で?今日は渋谷に行くのか?」
桐乃「そう。あたし達のいきつけのお店とかも行くけどあんまりキョロキョロしないでよね。ただでさえあんたみたいな地味男と行くの恥ずかしいんから」
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/26(金) 22:31:25.53 ID:YMGc6mPo0
京介「へーへー、わかりましたよ」
じゃあ他のやつ誘えばいいだろうがよ。連れてて恥ずかしくなくて、かつチャラくない男なんていっぱいいるだろうに。
あやせ「これとかいいんじゃないかな?」
桐乃「えー、そう?こっちのがよくない?」
あやせ「こっちのがかわいいって」
桐乃「確かにかわいいけど、今回のテーマは男受けだよ?」
あやせ「なら試着してお兄さんに見てもらって決めよっか」
桐乃「そだね、そのために呼んだんだし。じゃあ、勝った方が兄貴からケーキ奢ってもらうってことで!」
京介「おい!勝手に俺の財布を賭けの賞品にするんじゃねえ!!」
桐乃「チッ…うっさいなぁ。そこはむしろ喜ぶべきじゃないの?こんな美少女のどちらかに奢れるんだよ?」
桐乃「っつーか今回は一般的な男から見てってコンセプトだからね。エロゲヒロインとしてじゃないから、その辺しっかりしといてよね」
京介「わかってるよ、だいたいそれじゃあお前に勝ち目ねえじゃん」
桐乃「なんか言ったぁ!?」
京介「い、いえ何でもないっす」
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/26(金) 22:36:00.45 ID:YMGc6mPo0
しばらくして着替えを終えた二人が出てくる。桐乃はいつもの派手な恰好とは違い比較的地味目の、しかしそれでいて暗すぎない、一言で言えば清楚な女の子が着ているような服装だった。
一方あやせはいつものイメージと近い。しかし普段より少し露出が多くなっていているようで見るとドキドキしてしまう。
あやせ「どうですかお兄さん」
桐乃「あ、あんまりじろじろみないでよね。キモいし」
それじゃあなんのために俺を呼んだのかわからねえだろ。と心の中でツッコミを入れつつ二人を舐めるように眺めていく。いやらしい意味じゃないよ?決して。そうしないと評価できないからね、フヒヒ。
京介「桐乃…お前は何着ても似合うな。正直いってかなりかわいいと思う。これは男受けかなりいいんじゃないか?はっきり言うと俺の好みだ」
桐乃「当ったり前でしょ?あたしを誰だとおもってるわけ?」
あやせ「…」
桐乃はフフンと鼻を鳴らしご満悦の様子。
京介「お前もそんなかっこできるんなら普段からそっちにすればいいのに。そっちのがよっぽどかわいいぞ?」
桐乃「は、はぁ!?いきなり何言っちゃってんの!?あんたにかわいいとか言われてもキモいだけなんですケド!?」
あやせ「……」ギリギリ
なんでそこでいきなりキレるんだよ。一瞬前はかわいいって言われて喜んでたじゃねえか。
あやせ「わ、私はどうですか?」
京介「おう、似合ってる似合ってる。さすがあやせ、何着てもかわいいぞ」
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/26(金) 22:38:42.85 ID:YMGc6mPo0
あやせ「…………それだけですか?」
京介「ん?駄目か?」
あやせ「いえ、駄目じゃないですけど……」
桐乃「で?どっちがより男受けしそう!?」
桐乃、お前なんでそんなテンション高くなってんだよ。さっきまで怒ってたはずだろ…女心はさっぱりわからねえ。
京介「そうだな……」
普段ならあやせたん一択だが今日は桐乃も一緒だし、あんまりイチャつくわけにもいかない。それに…まぁ……なんだ、桐乃の方も意外とかわいかったからな。普段とのギャップの分も考慮してやるよ。
京介「桐乃…かな」
桐乃「ひゃっほーい!あたしの勝ち!」
あやせ「……」ムス
あやせは頬を膨らませて不満をあらわにしている。あやせ……お前ってやつは何してもかわいいな。
京介「すまん、そう怒るなよ。ばれるわけにはいかないだろ?」ヒソヒソ
あやせ「………わかってます」ヒソヒソ
しかし何で桐乃はあんな恰好を?正直俺の好みを完璧に把握してるとしか思えない。
京介「お前なんであの服選んだんだ?よく俺の好みがわかったな」
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/26(金) 22:39:55.90 ID:YMGc6mPo0
桐乃「あんたがいっつもああいうキャラから攻略してるのが悪いんでしょ?それよりさっさとケーキ食べに行くよ!」
そうだった。こいつにはエロゲの攻略傾向を把握されているんだった。やばい、あやせいまの聞いてないよね?。
桐乃行きつけのスイーツショップとやらに着くと俺達は、桐乃とあやせそしてテーブルをはさんで俺、という並びで席に着いた。席につくと桐乃はショートケーキ、あやせはモンブラン、俺はアップルパイを注文した。
桐乃「く~美味しい!ちょー幸せなんですケド……」
京介「お前、もうちょっと落ち着いて食えよ。さっきからテンション高すぎだろ。ほら口のまわりにクリームついてんじゃねえか」
俺はハンカチを取り出し桐乃の口を拭いてやる。……………………しまった!昔の癖でついやっちまった!!
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/26(金) 22:42:25.12 ID:YMGc6mPo0
ビンタくらいは覚悟した俺だったが、今日は様子が違った。
桐乃「あ、ありがと。兄貴」
桐乃は下を向いてしまって、手を出してくる気配は一向にない。友達の前だし、恥ずかしさが怒りを上回ったのか?なんにせよ助かったぜ。
ふとあやせに目をやると桐乃のショートケーキと自分のモンブランとを見比べていた。
京介「どうしたあやせ?やっぱりショートケーキが食べたいのか?それくらいなら俺が奢ってあげても…」
あやせ「ち、ちがいます!そうじゃありません」
京介「?…じゃあどうしたんだ?」
あやせ「何でもありません!」
桐乃「……ん?ん?」
ケーキに夢中になっていた桐乃が会話の流れをつかめず困惑している。奇遇だな桐乃、俺もさっぱりだ。
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/26(金) 22:45:52.77 ID:YMGc6mPo0
俺はアドバイザーとしての責務を果たし、買い物を無事終えて帰ってきた。
京介「あやせはこっちだったか」
あやせ「はい」
桐乃「今日は楽しかったねー、あやせ」
あやせ「う、うん。そうだね、桐乃」
京介「今日はありがとな、あやせ。楽しかったよ」
あやせ「いえ、私も楽しかったですし。こちらこそありがとうございました」
桐乃「変態…あやせに色目使うなっての」
京介「使ってねえよ、お礼言っただけだろうが。……まぁ、桐乃もありがとな、楽しかったよ」
ぽん、と頭に手を置き撫でてやる。
あやせ「あ……」
桐乃「ニヒヒ、これからもたまになら兄貴も誘ってあげてもいいよ?」
そう言って無邪気に笑う桐乃。あれ?なんだなんか懐かしいぞ?
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/26(金) 22:48:23.80 ID:YMGc6mPo0
京介「じゃあ、またな」
と言ってあやせに背を向けた時、背後から「待って!」と叫ぶ声がした。
桐乃「あ、あやせ?」
京介「え?ど、どうしたんだ?」
振り返って見てみると、あやせは半分泣きそうになっている。
あやせ「ずるいです!桐乃ばっかり!!」
お、おい一体何を言い出す気だ?
京介「あ、あやせさん?」
あやせ「お兄さんは!私と付き合ってるのに!…桐乃…ばっかり……構って…褒めて……」グス
桐乃「えっ………あやせ…今、なん…て?」
あやせ「あ……………」
桐乃「え?兄貴とあやせが付き合ってる?あはは…嘘、嘘だよね?」
ここまできちまったらごまかすのは無理だろうな。
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/26(金) 22:50:30.00 ID:YMGc6mPo0
京介「嘘じゃない。桐乃、実は俺達付き合ってるんだよ」
桐乃「え?なにそれ?じゃあ今日のあたしって……完全にお邪魔虫じゃない…二人して心の中ではあたしのこと疎ましく思ってたんじゃないの?」
あやせ「そんなことない!桐乃、話を聞いて」
桐乃「うるさい!ほっといて!」
京介「おい!親友にむかってうるさいはないだろ!」
桐乃「兄貴もあやせの肩もつんだ…もう知らない!勝手にすれば!!」ダッ
京介「桐乃!」
走りだした桐乃をあやせと追いかけるがあっという間に離されて見失ってしまう。くそ、あいつほんとに足はえーな。こんないらないところで才能発揮しやがって。
京介「くそ、見失った…俺はこっち探すからあやせは向こう頼むな」
あやせ「はい……あの、ごめんなさい。私のせいで」
京介「気にすんなよ。いつかは言わなきゃならなかったんだ」
あやせ「でも…」
京介「それよりも桐乃探そうぜ!見つけたら電話してくれ」
あやせ「はい、わかりました!」
妹を探して街を走り回るとか…どこのエロゲだよ。しかもこれで2度目だぞ?くそっ、心配かけやがって。
以前見つけたゲーセンも回ってみるがいない。ならば他にあいつが行きそうなところは……
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/26(金) 22:52:59.48 ID:YMGc6mPo0
京介「やっと見つけたぞ」
桐乃「………」
桐乃は以前あやせと仲直りをした公園で、一人ブランコに座っていた。
京介「ちょっとはあやせの話も聞いてやれよ」
桐乃「うっさい」
京介「あのなぁ!お前に言わなかったのはあやせがお前と!こうやってケンカするのが嫌だったからだろうが!」
京介「あやせはお前が一番傷つかなくて済むタイミングを探してたんだよ!お前だって……」
あ。
そうか…これ桐乃があやせにオタク趣味を隠してたのと同じなんだ。なんてこった、俺が感じた違和感はこれだったんだ。あやせはそのへんちゃんと自覚してたのか?
いや、違うな。あやせのせいじゃない。俺があの時違和感の正体に気づいてしっかりあやせに伝えてやれていればこんなことにはならなかった。
京介「お前だってあやせとケンカしたくなくてオタク趣味を隠してただろ?」
できる限り優しく語りかける。
桐乃「それは…そうだけど……」
京介「それと一緒だよ。何もずっと隠そうと思ってたわけじゃねえよ。だから……その……」
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/26(金) 22:55:40.90 ID:YMGc6mPo0
桐乃「なに?はっきり言ったら?」
京介「さっきも言ったがお前が一番傷つかねえタイミングを計ってたんだよ」
桐乃「だから、わけわかんない。なんで素直に言うことが私が傷つくことに繋がるわけ?」
京介「それはあやせが……その、お前が俺のこと大好きできっと嫉妬するだろうからって……」
桐乃「っ!!」
桐乃は一瞬だけ目を見開き、そしてうつむいてしまった。
桐乃「そっか…あやせにはばれちゃってたんだ」
京介「え?桐乃、お前なんて……」
桐乃「あたし、あやせに謝らなくっちゃ」
京介「え?いや、それよりもだな…今さらっと大変なこと言いませんでした?」
あやせ「桐乃!」
タイミングがいいのか悪いのか、やっとあやせが公園にたどり着く。
桐乃「あやせ!ごめん、ごめんね。あたし、あやせに…」
あやせ「ううん、あたしこそごめんね。桐乃の気持ちわかったつもりになって…それで」
一件落着ってやつかな?このさい桐乃の爆弾発言は水に流して忘れようそうしよう。
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/26(金) 23:00:01.83 ID:YMGc6mPo0
桐乃「うん、うん。じゃあ、そうしよっか!」
あやせ「うん!」
京介「お、仲直り終了か?よかったな」
桐乃「はぁ?もとはと言えばあんたが悪いんじゃん」
あやせ「そうですよ?ちゃんと反省してください」
え?どういうこと?まさかまた俺が悪者ってのが落としどころなの?
京介「お、おい、それはあんまりじゃ…確かに今回は俺にも落ち度はあるし、あんまり頑張ってもいないけどさ……」
あんまりだ……ぐす…。
俺が涙目になっていると、両腕を絡めとられる。
京介「え?」
桐乃「ちゃんと反省するまでは離してあげないからね兄貴!」
あやせ「反省したらまた一緒に出掛けましょうねお兄さん!」
おわり