京介「おう、桐乃なにやってんだ」:1

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1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 02:16:51.89 ID:tmWR1VTf0 桐乃「…………」 京介「……ん?なんだよ、無視か?」 桐乃「…………」 京介「おーい、なんだなんだ。別にそこまで無視らなくてもいいだ──」 京介「──まさか、死んでる……?」 桐乃「」 京介「そ、そんなことありえるわけねぇ!……いや、もしかしたらの場合を考えると……」 京介「……ちょっと悪戯してみるか」 桐乃「!?」 5 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 02:22:45.18 ID:OjUAIF3j0 京介「さて、どうするか……」 京介「別になにも考えてねぇしな、うん。とりあえずは頬をつついてみるか……」 京介「ほれほれ」ツンツン 桐乃「…………」 京介「やっぱなんの反応なしか。つか柔らけえなやっぱ、これもモデルの仕事をしてるからこそなのかね」 桐乃「…………」 京介「さぁて、次は……髪を撫でてみるか」 京介「ほいほい」なでなで 桐乃「…………」 京介「心なし半ば、幸せそうに見えるのはなぜだろうな」 6 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 02:26:54.70 ID:OjUAIF3j0 京介「つか、お前。起きてるだろ?桐乃」 桐乃「…………」 京介「なんてったって、居間のソファーで寝るような奴じゃないしなお前は」 桐乃「…………」 京介「いつも俺に言ってるじゃねぇか、『こんなところで寝てたら、誰に襲われるかわかったもんじゃないわ』って」 京介「俺の顔をはっきり見ながらいってたよな?」 桐乃「…………」 京介「ここまで言って反応なしか……そうか、なるほどな。そういうことなのか桐乃」 京介「いいだろう。その挑戦、しかと乗ってやろうじゃねぇか」 14 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 02:32:53.20 ID:OjUAIF3j0 京介「寝たふりをしている妹に手を出す……なんて妹系エロゲーでは定番のネタだ。そこからいかなるフラグも、いずれとして回収済みの俺だ」 京介「そんな風に、未だに寝た振りを続けるんなら、やれるところまでとことんやるぞ俺は」 桐乃「…………」 京介「その無反応は、了承として受け取ったぞ桐乃。では……高坂 京介。一世一代の願いを込めて、いざゆかんっ!!」 桐乃「…………」 京介「…………」 桐乃「…………」 京介「…………」 桐乃「…………」ドキドキ 京介「ちょっと頬赤くなってるぞ桐乃」 17 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 02:38:43.11 ID:OjUAIF3j0 桐乃「…………」 京介「……あーなんだ、俺の気のせいだな。うん、ちゃんとお前は寝ている、そうだそういうことなんだ」 京介「だから、さっきからお前のたびたび抑えきれずに変わっちまってる表情とか、いちいち突っ込むのは野暮ってもんだ」 桐乃「…………」 京介「んーじゃあな……ちょっと唇触ってみるか。ちょこちょこっとな」 桐乃「…………」ピク… 京介「ん、どうした。一瞬、ぴくってなったぞ?」 桐乃「…………」 京介「いやなのか? やっぱり触られるのは嫌なのか? そうかそうか、じゃあ触るわー」 京介「つんつんっとな」つんつくつん 桐乃「…………」ピクピク… 22 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 02:44:06.14 ID:OjUAIF3j0 京介「おー、面白いな。まるで桐乃スイッチみたいだ。意味がわからんが」つんつん 桐乃「…………」ピクピク… 京介「つぅーか、本当にお前ってどこもかしこも柔らかいな……マシュマロかよ」つんつんつん 桐乃「…………」ピクピクピク… 京介「…………」すぅー…… 京介(って指先で唇をさすってみたり) 桐乃「んっ………」 京介「おっ。反応あり、敵船レーダーに入りました!」 桐乃「…………」 京介「……一体、俺はなにをいってるんださっきから」 32 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 02:52:18.53 ID:OjUAIF3j0 京介「というか、さすって気付いたがお前……唇かっさかさじゃねぇか。どうした、乾燥してんのかこの部屋」 桐乃「…………」 京介「ちょっと加湿器つけるか……えっとリモコンリモコンって、そうか麻奈美が作ってくれたティッシュ箱の奴に入ってたか」 京介「便利だよなーマジで。本当にあいつはお嫁さんにしたい奴ではナンバーワンだぜ」 桐乃「…………」 京介(まぁ、老後とかすっげー楽そうだしな。なんも気遣いせずに暮らせそうだし) 京介「よし、点けた。これで大丈夫だな」 京介「ほーら、桐乃。お前の大事な唇は守られ……なんだとっ!?」 桐乃「…………」 京介「寝返りを打ったせいで……ノースリーブがめくれ上がってしまっている……!!」 36 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 02:58:09.16 ID:OjUAIF3j0 京介「こ、これはいけねぇ……寝ている妹に悪戯している奴が言えることじゃないがいけねぇ……」 桐乃「…………」 京介「軽く下乳まで見えそうになってるしな……」 桐乃「!?」 京介「……まぁ、嘘だが」 桐乃「…………」 京介「それでも、へそは見えちまってるけどな。つか、ちっせーへそだな。それにウェストこんなんとか……ちゃんとうんこ出来んのかコレで」 桐乃「…………」 京介「…………」 桐乃「…………」 京介「よし、舐めるかへそ!」 桐乃「…………」 桐乃「!?」 39 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 03:04:48.60 ID:OjUAIF3j0 京介「よし、じゃあちょっとしゃがんでと……」 桐乃「…………」 京介「……ふむ。ちょっと見えにくいな、もうちょっとめくるか」 桐乃「…………」 京介「たいしょうやってるー……ってそれは完全にめくっちまうな。ははは、うん、大丈夫だ。俺、緊張はしてないはずだ」 桐乃「…………」 京介「よし、完全にへそ見えたな。それとここまで近づくと……ちょっと良い匂いするのなお前って」 桐乃「…………」 京介「ほぅ……なかなかの綺麗なへそだ。俺もなかなかの綺麗なへそだと思ってたが……ここまで綺麗なのは見たことないな」 京介「何言ってんだ俺」 桐乃「…………」 京介「じゃあ、高坂 京介……いっきまーす!!」ぺろぺろ 43 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 03:10:51.64 ID:OjUAIF3j0 京介「んっ、ふっ……」ぺろぺろ 桐乃「っ……っ……」 京介「ちゅぅう……」 桐乃「んっ!?………っ…!」 京介「ぷはっ……ふむ、76点だな。へそテイスティング京介……今日も素晴らしい評価具合だ」 桐乃「…………」 京介「なんて口走ってみたり。ははは、どうだ桐乃……って」 桐乃「…………」 京介「なんかちょっと泣いてないかお前!?」 48 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 03:16:26.85 ID:OjUAIF3j0 京介「閉じた瞼からちょっと涙がでてる……」 桐乃「…………」 京介「……まじでどうしよう、へそ舐めたぐらいで泣かれるとは思わなかった。これは大誤算だ」 京介「実は昔よく、俺とおまえと仲良かった時、けっこうへそ舐めあってたんだけどな……」 桐乃「…………」 京介「それは今では通じないってことか。ちょっと兄ちゃん、さみしいぜ」 京介「………あ、そうか!」 桐乃「…………」 京介「へそ舐めがダメってんなら、違うところ舐めればいいか。そうだな、それがいい!」 桐乃「っ!?」 54 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 03:21:21.18 ID:OjUAIF3j0 京介「そうだな……どこが良いだろうか。ふむ、桐乃はふわふわしてて何処も彼処も舐めやすそうだしな」 京介「そうだ、唇乾燥してたから……」 桐乃「…………」 京介「唇に──してみるとか、どうだ桐乃」 桐乃「…………」 京介「……いいのか?へそまで舐めたんだ、やると言ったら本気で俺はやるんだけど」 桐乃「…………」 京介「そうか、それがお前の答えか。仕方ないな、それはもうお前が寝てるっていうんだったら仕方のないことだな」 京介「じゃあ、今から俺は、お前の唇舐めるぞ」 60 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 03:27:03.60 ID:OjUAIF3j0 京介「…………」すっ… 桐乃「…………」 京介「……髪が邪魔だな。ちょっと掻きあげるぞ……痛かったら首を振れな」 桐乃「…………」 京介「よし、これでいい……やっぱお前って全然俺と似てないな。近くに見れば見るほど自分との違いにびっくりだぜ」 桐乃「…………」 京介「まだ乾燥しっぱなしだな、お前の唇」 桐乃「…………」 京介「…………ふぅ~」 桐乃「っ………」ピクピク 京介「ははは、やっぱ耳に息吹きかけられるの苦手か。俺もだ」 63 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 03:36:45.72 ID:OjUAIF3j0 京介「そんな所は一緒なんだな。なんか生命の神秘を感じるぜ」 桐乃「…………」 京介「…………」 京介「桐乃、俺は本当に舐めるぞ。お前の唇を」 桐乃「…………」 京介「なんだってんなら、ここで起きて何もかもなかったことにしても全然かまわねぇさ」 京介「ちょっと行き過ぎたぐらいの兄妹スキンシップだと思えば、なんとでもなる」 桐乃「…………」 京介「でも、今からするこれは、そういったスキンシップじゃねぇ。れっきとした〝過ち〟だ」 桐乃「…………」 京介「だから、桐乃。最後に聞く………いいのか?」 桐乃「…………」 67 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 03:41:42.31 ID:OjUAIF3j0 京介「…………」 桐乃「………や──」 京介「えいやっ」ちゅううう 桐乃「っぱだ、んむぅ……!?」 京介「ん……れろ」ちゅうちゅう 桐乃「っ!……んっ、ん……!」 京介「ぷは……あ、すまん。なんか俺の方が我慢できなかった!」 桐乃「っ……ッ……!」 京介「もう目んたまぱちくりだな桐乃」 70 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 03:49:18.03 ID:OjUAIF3j0 桐乃「っ……はぁ、はぁ……あ、あんた……!」 京介「やぁ、桐乃。王子のキスでおめざめかな?」 桐乃「きもいきもいきもいきいもいきもぉおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 京介「それはお互い様だろ、桐乃。お前もへそ舐められて……ちょっと気持ちよくなってただろ?」 桐乃「なってねぇーしっ!!馬鹿言うんじゃないわよ、本当に本当に変態兄貴死ね詩ね死ね士ね!!!!」 京介「あっはっは。いやいや、別にお前が嫌がってないから続けたわけで俺は全然悪くねぇさ」 桐乃「そ、そうだとしてもこれはっ!?」 京介「ん?これって?」 桐乃「き、ききききききキスの……ことよ……!!」 京介「え、ノリ?」 桐乃「が、ぐ、が……の、ノリでわたしにき、キスしたって言うのアンタはっ!!?」 京介「おう、お前の顔が可愛くてな。つい、ちゅっと」 75 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 03:56:26.92 ID:OjUAIF3j0 桐乃「か、かわいいとか……いうんじゃないわよ……!」 京介「なんだよ、お前は日常的にいつも言われ慣れてるはずだろ。モデルだし、かわいいくぁいいってよ」 桐乃「べ、べつに言われ慣れてなんか……っ! そ、それよりも退きなさいよ!さっきから重い!!」 京介「あ、すまん。でもどかないけどな」 桐乃「な、なんでよ!」 京介「だってお前、俺が退いたら絶対に殴るか蹴るかしてくるだろ。主に股間とか、脛とか綺麗に狙って」 桐乃「当たり前でしょ!!あんたみたいな変態野郎が、なんの制裁も食らわないなんてダメに決まってるでしょ!!」 京介「認めたな。だったら退かないねぇ、絶対にだ」 桐乃「なっ……頭おかいしんじゃないのアンタ…っ」 81 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 04:06:03.96 ID:OjUAIF3j0 京介「ああ、おかしいさ!なんてったって、実の妹にイタズラしちゃうぐらいだしなっ!」 桐乃「なに、急に元気になってんのよ……きもいっ!しねっっ!!ばーかっ!!!」 京介「いいぞ、もっと言え桐乃。それが俺がお前に対するを背徳感を皆無にしていくからな」 桐乃「なにいってんのかさっぱりだっつーの……っ……はやく、どけってば!!」 京介「……まぁ重いのは苦しいだろうから、ほれ。これでいいだろ」 桐乃「きゃっ!」 京介「きゃっとはなんだ、桐乃。きゃっとは。可愛すぎるだろ、いい加減にしろ」 桐乃「アンタがいい加減にしなさいよっ!!手首抑えてるのはなせっ!!」 京介「ついでに腹の上に座らせてもらうぞ。なに、本当に乗らないから大丈夫だ」 桐乃「や……なにやってんのよ……!!」 87 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 04:20:00.27 ID:OjUAIF3j0 京介「これでお前は暴れること出来ないな、桐乃。どんな気分?」 桐乃「ドヤ顔で聞いてくんなレイプ魔ッ!!変態強姦者!!」 京介「酷い言われようだ。なぁ、桐乃。今の状況を、お前は本当に俺だけの身勝手な行為だと……本気で思ってんのか?」 桐乃「当たり前でしょ!?」 京介「なら、さっきまでの寝たふりはなんなんだ」 桐乃「……!?あ、あれは……っ」 京介「俺はちゃんと了承を得たはずだぜ。お前は何も言わなかったけどな……それでも、お前は認めたはずだ。俺がイタズラをしても構わないと」 桐乃「……で、でも、あれは今は通用しない…感じなのよっ!そうよ、そうなの、今はダメでさっきはよかったけど………いやそうじゃなくて!!」 京介「あーもうはっきりしろ桐乃。お前はやるといったらする、そんなさっぱりとした清々しいほどの性格だったじゃねぇか」 桐乃「そ、そうだとしても……これはさすがに……きめれるわけ…っ」 88 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 04:26:55.74 ID:OjUAIF3j0 京介「……そうか。お前が決められないのなら、俺が勝手にする」 桐乃「えっ……」 京介「ここからは俺の独断で、勝手な思いでお前を……そうだな、舐めまくることにする!」 桐乃「なっ……なにそれ、馬鹿じゃないの!!!?」 京介「馬鹿じゃねぇ。ちゃんと考えて言ってることだ、本気で言ってんだからな」 桐乃「っ……顔近づけないでよっ……」 京介「近づけないと、どうやって舐めるんだ桐乃」 桐乃「わ、わたしに聞かないでよ……!あ、ちょっとほっぺた舐めるな…っ…きたないでしょ…!」 京介「これからもっと汚くなるんだから気にするな」 桐乃「え、ちょ……耳とか、やばいから……ひぁあ!!?」 94 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 04:36:08.55 ID:OjUAIF3j0 京介「ちゅっ…ぺろぺろ……はむ」 桐乃「んっ……ひぅ、ひぁう…っ」 京介「んあ……れおぉ」 桐乃「~~~っ!!耳の中、いれん、なぁ……っ…ばかっ……」 京介「……ぷは。物見事にべとべとになったな耳」 桐乃「ん……はぁっ…はぁっ……ほんっとにさいてっ……!!」 京介「今さらだ。大丈夫だ桐乃、これからもっともっと気持ちよくしてやるから。兄貴に任せろ、とことんな」 桐乃「なっ……まだ、するきっ……んむっ」 京介「ちゅっ、ちゅっ……れろ」 桐乃「んっ…やめ、あっ…んちゅ……ちゅう」 97 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 04:44:30.38 ID:OjUAIF3j0 京介「ちゅ……ちゅるるる」 桐乃「!?」 京介「ちゅるるるっるっる…」 桐乃「ん、んむぅ……っ!!」ドンドン 京介「ぷはっ……」 桐乃「はぁっ……!はぁっ……!……ば、ばかっ……ころすきっ……!?」 京介「すまん、あまりにもお前の唾液が美味しくてな、うん。なんか止まらなくて」 桐乃「へんたい……っ!!キス魔っ……!!」 京介「暴言にも気力がなくなってきてるな。どうした、もう降参か?」 桐乃「降参もなにも…っ!あんたが離してくれないからこうなってるんでしょ……!!?」 京介「あ、そうだったな。いつものノリでいってしまったぜ。お詫びに好きなところ舐めてやるよ」 桐乃「馬鹿じゃないの…!そんなの、いらないわよ……!!」 102 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 04:55:53.29 ID:OjUAIF3j0 京介「そういうなって。もう、ここまで乱れちまってるお前の身体は、どこでも躊躇なく俺は舐めれるぞ」 桐乃「んっ……だ、だれのせいでこうなってると、おもってんのよ……っ」 京介「誰だろうな。俺だって、なぜこうなったのかわかんねぇよ」 京介「でも、今では誰だっていいさ。お前のその、可愛い表情を見れるだけで、今は存分に満足だ」 桐乃「っ……あ、あんたって本当にばか……っ!」 京介「馬鹿馬鹿いうじゃねぇ。俺はいつだって、お前のために何時でも本気になれるさ」 桐乃「…………っ」 京介「お前の趣味がばれたときだって、あやせにばれたときだって、外国でうまくやれなかったときだって……どんな時でも俺は本気だった」 桐乃「…………」 京介「だから今のことも、全てに関して俺は本気の本気でいる。……こんな俺を認めろとはいわねぇよ、身勝手なことだしな」 京介「だが、それでも言わせもらう。俺は絶対にお前を…」 京介「舐めまわす、ことをな!」 桐乃「……最後の言葉で台無しね、ほんと…」 108 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 05:07:41.76 ID:OjUAIF3j0 京介「だってこれも本気だからな。本心からの言葉だ」 桐乃「それが台無しっていうのよ、本当に。だったら最後まで………かっこつけなさいよ」プイ 京介「え?なんて?」 桐乃「なんでもないっ!!」 京介「なんだよ…いきなり怒るなって。またキスするぞ」 桐乃「ちょ、ちょっとまってってば!!…………こほん、ま、まぁ?ア、アンタの本気はわかったわ。わかりたくないけど」 京介「桐乃……そうか、やっと俺の気持ちに…っ!!」 桐乃「だ、だからちょっとまちなさいふむぐぅっ!!?」 京介「ちゅぱ……れろれろ…」 桐乃「ん!むっ……むぅううう…ぷは!だから待ってよんむぅっ!」 京介「ちゅうううう、ちゅちゅっ」 112 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 05:17:09.67 ID:OjUAIF3j0 ~ 数分後 桐乃「……だから待っててば…ちゅ、む……あん…」 京介「そんなこといっても、お前も全然、唇離そうともしないじゃねぇか……ちゅっちゅ」 桐乃「ン……ア、アンタが全然離してくれないからでしょ……ちゅう、ちゅっ」 京介「すっげー唇がはれぼったくなってきたな……ちゅるちゅる」 桐乃「ず、ずっと……兄貴が、ずっと…吸い過ぎだから……よっ……ちゅぱちゅ……」 京介「ごくん……そうだな、落ち着くか。ちょっと」 桐乃「こくっ……そうね、ちょっと落ち着こうっと」 京介「…………」 桐乃「…………」 京介「なんだよ、急にだまって」 桐乃「あ、あんたこそ何よ……わたしの顔ずっと見つめて」 113 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 05:23:43.93 ID:OjUAIF3j0 京介「いや、なんか髪、めっちゃ濡れてるなってさ。ちょっと思って」 桐乃「髪だけじゃないわよ……ノースリーブも汗でべちゃべちゃ……」 京介「…………ぱんつは?」 桐乃「!!……へ、へんたい!!」 京介「何がだよ。俺は別にパンツが汗で濡れてんのかって聞いただけだ」 桐乃「な、が、あう……そ、そうねっ。確かに汗で、ちょっと濡れちゃってるかも……っ!」 京介「…………」じぃー 桐乃「な、なによっ!なんか文句あるってんのっ!?」 京介「いや、ないけどよ。それよりもちょっと気になることがあってさ」 京介「お前の尻があったところ……妙に結構、湿ってるなぁっと」 桐乃「えっ!?あ、ほんとだっ……って違う違う!!これは違うから!!そんなんじゃないから!!」 京介「ははは、照れんなって。これも生理現象だ」 桐乃「~~~ッ!!わ、わらうなっ!!!」 115 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 05:35:23.87 ID:OjUAIF3j0 京介「いやいや、すまん。お前の反応が可愛くって仕方無くてな。うん、やっぱ桐乃、お前はかわいいよ」 桐乃「な、なによ急に……っ」 京介「いや、急じゃねぇんだよ。これはな」 桐乃「?」 京介「……それよりもお前、俺とのキスだけで……その、濡れちゃうとか感度良すぎね? エロゲの攻略キャラなの?」 桐乃「だ、だから違うって……あぁあー!もういいわよ!!」 桐乃「ぬ、濡れわたよ…っ!あ、兄貴とのキスでどうしようもなく気持ちよくて、感じちゃったのぉっ!!」 桐乃「これでいい!?」 京介「……お、おう。そうか、こう面と向かって言われると……結構恥ずかしいもんだな」 桐乃「きぃいー!なんでそんな反応なのよ……っ!もっと男らしく受け止めなさいよ!!」 京介「すまん、どう受けとめたら男らしくなのかさっぱりだ……そうだな、今から続きで……最後までやる、とかか?」 桐乃「そっ、そそそれはあの……たぶん、エロゲ展開としては良い……違う!それは絶対に受け止めるにならないから!!」 118 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 05:42:58.33 ID:OjUAIF3j0 京介「そうか、なら今日の続きは最後のエンディングまで取っておくことにするか」 桐乃「そ、そうするべきね…!……それにあたし、今日はあぶない日だし……」 京介「え?なんて?」 桐乃「な、なんでもないっ!あたしお、お風呂はいってくるから!!」 京介「一緒に入るか?」 桐乃「ば、ばかっ!!」ばたん! 京介「……キスまでして、体中舐めあった仲のくせに風呂はだめか」 京介「…………」 京介「ああ、なるほど。ここは乗り込むべきなのか!」 数分後 桐乃『きゃああああああああああああ!!!』 京介『いやっほぉおおおおおおおおお!!!』 121 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 05:54:24.36 ID:OjUAIF3j0  それからしばらくして。  俺の妹がこんなに可愛いわけがないどころか、こんなにキスが好きになるわけがない状況に陥るのだった。  学校に行く前に玄関先で突然、キスをしてきたり。  学校の帰り道で偶然会えば、近くの公園のトイレでキス。  家族で食事後に、みなが片づけを始め、親の目を盗んでキスをかましてきたり。  夜中に寝ている俺の上に乗っていたと思えば、大胆なキスをかましてきたり。  日常的に、暇さえあればあっちからキスを求めてくる始末。  まぁ、別段。それを俺も悪く思ってない感じでもあるがな。 京介「おう、ありがとな麻奈美。こんな時間に電話なんかしちまって」 『いやぁ、いいんだよぉきょうちゃん。わたしだって、あれ何処の範囲だったかなぁって思ってたところだったから』 京介「そうか、いや、本当に明日の小テストの範囲を突然忘れちまうなんて……もっとしっかりとしねぇとな俺も」 『そうだねぇ。きょうちゃん、最近ちょっとふわふわしてるもんね』 京介「ふわふわしてる?俺がか?」 125 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 06:03:50.03 ID:OjUAIF3j0 『そうだよぉ? きょうちゃん、たまーにぼぅってしてる時、にやにやしてる時もあるし』 京介「そ、そうなのか。今後気をつけることにするぜ」 『そうだねぇ、他人からみたら結構、あほっぽい顔になってたから』 京介「アホっぽい言うな。それだったらお前も、おばちゃん臭をどうにかするべきだろ?」 『あー!女の子におばちゃんって言っちゃだめっていったでしょ。きょうちゃん!』 京介「いやいやいや…お前ほどのお婆ちゃんオーラを漂わせる奴は、俺は見たことがねぇ」 『もうっ!きょうちゃんったら……』 京介「ははは……」 京介(電話を抑えて、と) 京介「………おい、桐乃」 桐乃「んー?なにー?」 京介「なにー?じゃないだろ、膝の上から退けってば」 127 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 06:08:52.26 ID:OjUAIF3j0 桐乃「なによ、あたしがどんなところにいようと別にいいでしょ」 京介「よくねぇ!ここは俺の部屋だし、それでも俺の膝の上じゃなくてもベットに腰かけるとかあるだろうが」 桐乃「だってベット座ったら、アンタ襲ってくるじゃん」 京介「今日は親が居るからしねぇよ!」 桐乃「いなかったら襲ってたんだ……おーこわっ」 京介「夜中忍び込んで、俺のズボン脱がそうとしてたやつがなにをいう……」 桐乃「!?…あ、あんたアレ気がついてたの……っ!!?」 京介「当たり前だろ!!あんな乱暴に脱がされたら誰だって起きるわ!怖いわ!!」 桐乃「あ、ああああんたに言われたくないわよ!!一番最初に襲ってきたのはあんたのくせに!!」 京介「うるせー!!お前だってノリ気だったじゃねぇか!!」 130 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 06:15:54.76 ID:OjUAIF3j0 『……きょうちゃーん?あれれ、なんか声が遠くなってる気がするんだけど?』 京介「あ、いや、すまねぇ。なんか電波が一本しかたってねぇみたいだ。変だな、故障かもしれねぇな。ははは…」 『あ、そうなのぉ?こまったね、だからさっきからずっときょうちゃんの声が変だったのかな』 京介「え、変だったのか?俺の声?」 『うん、ちょっとねぇ。いつもだったら、きょうちゃんの部屋の割合からいって、今日みたいな声の反響はしないと思うんだぁ』 京介「え、うん?反響音?」 『そうだよぉ。だから、そこに誰かいるでしょう?きょうちゃん?』 京介「へっ!? なんでそんなことわかるんだ麻奈美!!」 『わかるよぉ。それと、きょうちゃん椅子に座ってるのに変に疲れてるね。誰かに膝に座られたりしてる?』 京介「!?」 134 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 06:26:16.58 ID:OjUAIF3j0 京介「ま、麻奈美……お前どこからか見てるのか?」 『え、見てないよ?いまはオコタに入りながら、テレビみてたりしてたところだよ』 京介「で、でも…えらく断言した言い方だったしよ……」 『ん~?きょうちゃんぐらいだったら、声と音で電話越しでどんなふうにしてるかなんて、けっこうわかるもんだよ~?』 京介「な、なんだって……?ははは、麻奈美。それは面白い冗談だな」 『え、本当なんだけどなぁ……それに、さっきは小さくなって聞こえなかったけど、よくよく思い返してみると桐乃ちゃんの声だった気が』 京介「え、いや、そんなわけないだろ!!あ、あいつがこの部屋に来るなんてそうそうねぇよ!」 『そう?あ、でもそうかもね……あんな風に甘えたような声できょうちゃんに話しかけるなんて……ちょっと想像つかないもんね』 京介「そ、そうだな!!麻奈美も冗談キツイなぁー……!」 『うん、ごめんねぇ変なこといって。じゃあ、わたしも勉強するから。明日またねぇきょうちゃん』 京介「お、おう!またな麻奈美!」ぴ 京介「…………なんかすっげー怖かった」 桐乃「?」 139 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 07:00:29.14 ID:OjUAIF3j0 京介「明日なんか言われるだろうが……まぁいいや。そん時になって考えよう」 桐乃「さっきから何、ぶつぶつ言ってんのよ」 京介「なんでもねぇよ。……で、なんだ桐乃。俺の部屋に来て」 桐乃「なによ、あたしが来ちゃ悪いっての?」 京介「わるかーねぇが……でも、その薄着はやめろよ」 桐乃「なんで?」 京介「ムラムラするからにきまってんだろ!」 桐乃「っ!……へ、へー!そ、そうなんだぁー……あんた、こんな恰好で迫られたりとかしたら、たまんないんだぁ?」 京介「そうだな、お前だったら尚更だしな」 桐乃「えっ!?あ、あたしだから……っ?」 桐乃「………えへへ」 145 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 07:30:18.08 ID:OjUAIF3j0 京介「おう。なんだよ、急に笑って」 桐乃「な、なんでもないわよっ!あんたがちょっと……いやっ!すっごい変なこというからっ」 京介「別に変なことでもないだろ。俺はしょーじきに言ったまでだ。……なんだなんだ、お前はそれが気に食わないのか?」 桐乃「べ、べつにそんなんじゃないけど……」 京介「…………」ぐいっ 桐乃「ひゃうっ!? きゅ、きゅうに膝動かすなっっての!!」 京介「…………」ぐいぐい 桐乃「ちょ、本気で怒るって……の…っん!」 京介「あれ、どうかしたか桐乃……」ぐいぐいぐい 桐乃「ひぁ……あ、…ふ……んっ……!」 京介「なんだか声が色っぽくなってきたぞ?うん?」 154 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 07:42:16.55 ID:OjUAIF3j0 桐乃「ちょっと……っ!…へ、変なところんっ……に、擦りつけないでよ…!」 京介「変な所ってなんだ、口で言わないとわからないぞ」ぐりぐり 桐乃「ひぅ!……だ、だからぁ…その、そこに振動おくんのやめてって……あんっ」 京介「どこ?どこに振動おくんなって?」くいっくいっ 桐乃「んっあっ…!ちょ、そこはだめだからっ……んくっ!」 京介「…………」 桐乃「はぁっ……はぁっ…」 京介「桐乃……顔上げろ」 桐乃「ふぇ?……んっ」 京介「ちゅっ……ちゅるる」 桐乃「んふ……れろ…ちゅる」 155 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 07:49:56.81 ID:9Gtlo4+b0 京介「ちゅく……ぷは。なんかお前、キスうまくなったな」 桐乃「……誰のせいだと思ってんのよ、兄貴」 京介「ははは、まったくだ」 桐乃「……ね、ねぇ…その……」 京介「ん?どうした」 桐乃「……………あのさぁ、あれよ、その………」 京介「……なんだよ、はっきりと言えって」 桐乃「……も、」 京介「も?」 桐乃「も、もももっと………き、きっす……とか、しなさいよ……………………アンタから」 京介「え、なによく聞こえない」 桐乃「だ、だからっ!もっとキスしてよ…!!あんたから!!最近、わたしばっかりだから、ちょっとあれだったし…」 京介「あーなるほど。俺からキスをせがんでほしいのか、お前は」 桐乃「そ、そうよ!!だから……兄貴、もっとしてよ」 桐乃「キス、とか……さ?」 159 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 08:03:33.67 ID:9Gtlo4+b0 京介「……なんかこう、顔を合わせるように膝に座らせるのって、すっげー背徳的だな」 桐乃「改めて考えると、ね……こんな兄妹、そうそういないでしょうし」 京介「まぁ、それは当たり前だわな……よいしょっと。どうだ、桐乃。これで座りやすか?」 桐乃「うん、それから腰に手をまわして……そう、そんな感じ」 京介「おう、なるほどな。お前も俺の首に手をまわして……そうそう」 桐乃「…………」 京介「…………」 桐乃「……なによ」 京介「いや、こうしてるとなんかカップルっぼいなぁって、ふと思ってな」 桐乃「かぷっ……?!べ、べつにあんたとはそんなんじゃないでしょ!!」 京介「……それもそうなんだけどな。なんか、よくわかんなくなっちまった」 桐乃「……なにを急に」 162 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 08:11:05.35 ID:9Gtlo4+b0 京介「俺とお前は兄妹だ。それは変わらねぇよ」 桐乃「……あたりまえでしょ。おなじ苗字なんだから」 京介「そういうことじゃねぇよ。それだったら、どこか探せばおんなじ苗字は一杯いるぞ」 桐乃「それこそへりくつじゃない。……何が言いたいわけ?………もしかして、こんなことになったの後悔……してんの?」 京介「…………」 桐乃「…………」 京介「いや、全然?」 桐乃「へっ!? あっうん、そうなんだ……って!じゃあなによさっきの間は……っ!!」 京介「お前の顔色が、一瞬でめぐるめぐる変化するのを観察してた」 桐乃「~~~~ッ!!!!」どかどか 京介「ははは、すまんすまんって」 163 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします - 2011/07/04(月) 08:22:21.62 ID:9Gtlo4+b0 京介「後悔も何もねぇさ。俺はお前が目の前にいる、それだけでいい」 桐乃「ふ、ふん!そ、そうでしょうね!ちょー超絶シスコン野郎のアンタは、あたしが居ないとなにもできやしないしっ」 京介「そうだな。お前がいないと俺、死んじゃうからな」 桐乃「そうでしょそうでしょ。そんなにあたしが大切なら、ちゃーんとこれからも、あたしを可愛がってよね」 京介「当たり前だ。兄貴として、お前のことは最大限に大切にする。命に誓ってやるさ」 桐乃「………」 京介「………」 桐乃「あははっ」 京介「……ははっ」 桐乃「そうね、じゃーまずは、最初は……やさしくキス、とかしてくれたりとか……望んじゃおっかな──」 京介「それを無視してノースリーブの中に顔を突っ込んでみたり!」 桐乃「きゃあ!!?ちょ、アンタなにして……!!」 京介「ぺろぺろ」 桐乃「んっ……!?」

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