(484)


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484 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/18(木) 23:55:16.92 ID:miHDv5aOO


通学路



麻奈「ふんふ~ん………あ、おはよ~、きょうちゃん」

京介「…………」

麻奈「あ、あれ? えっと…、おはよ~?」

京介「…………」スタスタ

麻奈「あ、あれぇっ? ねぇ、きょうちゃんってば、どうしてお返事、してくれないの~?」トテトテ


494 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/19(金) 00:51:42.48 ID:/LAZ5R9lO

京介「…………」スッタカタ

麻奈「ねえってば、まってよ~、うう……」

京介「お、よう五更、おはよ」

黒猫「あら、おはよう先輩……と、それと……」

麻奈「ああっ、黒猫さん。ううっ、ねえ聞いてよう、きょうちゃんが………」

黒猫「あなた、そんなところで隠れてないでこちらへ来たらどうなの?」

瀬菜「えへへ、バレちゃいましたか」

黒猫「バレバレよ。むしろ、不審すぎて目立ってたくらいだわ」

地味「」


498 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/19(金) 01:01:40.08 ID:/LAZ5R9lO
京介「それにしても瀬菜、なんだって俺の後ろを隠れて付けてたんだ?」

瀬菜「いえですね、先輩。なんだか今日は周りからの視線を感じませんでしたか?」

京介「ん? あぁ、確かに、なぜか知らんがこっちを見てるやつが多いような気もするな」

黒猫「正確には、あなたのやや後ろに視線が集まっているわね」


499 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/19(金) 01:06:04.52 ID:/LAZ5R9lO

瀬菜「でしょう? ですからあたし、先輩と周りの殿方たちとで視姦プレイでもしてるのかなーって思って。その、先輩の後ろを狙う男どもと怯えながらもその視線に犯されて感じてしまう先輩、みたいな感じで」

京介「朝っぱらから何てこと考えていやがんだテメエは!!?」

瀬菜「それを見守ってたんですけど。あ、やっぱり違いましたかね?」

京介「やっぱりもクソもねえよ! あとそれは見守るとはいわねえ! …ったく、ホントにこの後輩は……」

黒猫「またあなたは……。ある程度予想はしていたけれど、もう少し自重と云うものを憶えてはどうなのかしら?」


500 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/19(金) 01:07:06.60 ID:/LAZ5R9lO

瀬菜「むー、なんですか二人して。五更さんだって常時邪気眼発動してるじゃないですかー」

黒猫「ふん、私はこの世の真の在るが儘を捉え行動しているだけよ。まぁ、魔眼遣いとはいえども、解らないのなら、仕方ないわね」

瀬菜「ほーらでた。先輩、いーんですか? こういうのは」

京介「いや、コイツのは周りにダメージ与えたりしないし」

瀬菜「あたしだって人に迷惑かけずに自分の中だけで楽しんでるじゃないですか」

京介「ついさっき俺に対して妄言をのたまったその口でもういっぺん今の台詞を言ってみろ!」

ワイワイギャーギャー


地味「」


501 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/19(金) 01:09:23.67 ID:/LAZ5R9lO
麻奈「あ、あの……」

瀬菜「ん? あ、おはようございます、先輩」

麻奈「え? あ、えっと、は、初めま」

真壁「おはようございます、赤城さん、五更さん、それに、高坂先輩」

京介「おう、おはよう、真壁くん」

黒猫「おはようございます、真壁先輩」

地味「」


506 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/19(金) 01:16:17.48 ID:/LAZ5R9lO
瀬菜「聞いてくださいよ真壁先輩、高坂先輩が五更ばっかり贔屓するんですよー」

黒猫「人が加わって早々、なに味方を増やそうとしているのかしら、あなたは……」

真壁「あー……。でも、それは仕方ないんじゃないんですか? ねぇ、高坂先輩」

京介「なんだよお前ら。別に贔屓なんてしてねえよ。なぁ、瑠璃?」

黒猫「……ッ!! ……その名前は、ふ、二人だけの、ときに、と、い、言ったでしょう……」

京介「ん? そうだったかな? 忘れてた。わりぃな、瑠璃」

黒猫「……ッ、だからッ……!!」


512 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/19(金) 01:25:53.87 ID:/LAZ5R9lO
瀬菜「あー、はいはい、お互いそーゆーのは学校に着いてからにしてくださいねー」

黒猫「べ、別に私はっ……」

瀬菜「なにいってるんです。デレデレじゃないですか、瑠 璃 ちゃん?」

黒猫「……っく、…………あなた、後で憶えておきなさい……」

真壁「いやあ……、随分と愛されてますねえ、先輩?」

京介「まあな、…………俺にはもったいないくらいの、自慢の恋人だよ」

ワイワイアハハハ


地味「」


514 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/19(金) 01:29:28.17 ID:/LAZ5R9lO
夕方

田村家


麻奈「今日のきょうちゃん、どうしちゃったんだろう……」

麻奈「それに、黒猫さんも……」

麻奈「わたし……、なにか…、気に障ること…、しちゃったのかなぁ……」

      ( 中 略 )


521 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/19(金) 01:36:29.61 ID:/LAZ5R9lO
麻奈「うん、あやせちゃんに、相談しよう」

麻奈「いいよね、なんでも相談に乗ってくれるって、言ってたし」 プルルルル

麻奈「あ、もしもし、あやせちゃん? あのね、えっと。うん、相談。えっとね、きょうちゃんがね………」

麻奈「え? 今一緒にいる? そ、そっか、じゃあ、できれば替わって………」

522 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/19(金) 01:45:15.24 ID:/LAZ5R9lO
麻奈「手が離せない? ええっと、今なにして………」

麻奈「もう電話切る? そ、そっか。ごめんね、忙しいときに………」

麻奈「あ……きょうちゃんの声……。えっと……、なに………?」

麻奈「えんじぇる……? え……、でーt」ブツッ

麻奈「切れちゃった………」

      ( 中 略 )


523 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/19(金) 01:52:03.08 ID:/LAZ5R9lO
麻奈「どうしよう………」

麻奈「やっぱり……、直接会って……、聞いてみないと………」

麻奈「でも……、迷惑がられちゃったら嫌だし………」

麻奈「…………」

    ( 以 下 割 愛 )


524 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11/19(金) 01:58:39.87 ID:/LAZ5R9lO
結末

十数年後


高坂京介は、長い黒髪の美しい妻と、妹たちと共に、幸せに暮らしてました。

和菓子屋「たむら」へは、その子供たちが、毎日学校帰りに集まって、楽しく、過ごしているようです。



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