無題:6スレ目664


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664 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/11(火) 18:01:26.97 ID:p9zHR69Oo [2/11]
あるやすみの晴れた日…俺はわざわざ家から少し離れた本屋に来ていた
なぜかって?
それはつい数日前…

「ただいま~あー喉渇いた」
ガチャ
「おかえり~。あ、京介~」
「なんだよ母さん」
俺は麦茶を飲みながら答える
「あんた最近新しいの買ってないの?」
新しいの?なんの事だ??
「ここ3ヶ月ほど同じのばかりじゃない、前は月一くらいで増えてたのに」
…まったくもって話が読めない
何の事言ってんだお袋様は…
「だからなんの事だよっと、もう一杯飲も…」
「やーねぇ、あんたのベッドの下の宝物に決まってんじゃないのよ~」
ふーんなんだ、俺のエロ本の事言ってたのか、そんなん言われなきゃわかんね……はぁぁぁぁぁぁあああ!?!?!?!?

ぶーーッ!!
「ちょっと、汚いわねぇ」
「はぁぁぁあああ!!???ちょっと待ってくれ母さん、な、なななななんで俺のお宝が最近増えてないのを知ってんだよ!!!」

「ふふん、主婦にわからないことは無いのよ?」
ようするに漁ってたって意味ですねわかります
「あら、違うわよ、さすがに年頃の息子の部屋を家捜しなんて滅多にしないわぁ」
「じゃ、じゃあ何で知ってんだよ…しかもあくまで滅多になんだ…」
「あら、なんでって…」

嫌な予感しかしない


665 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/11(火) 18:05:45.90 ID:p9zHR69Oo [3/11]

「あんたがお宝を買ってた本屋さんに私の知り合いの店員さんがいたってだけの話よ」
ちくしょぉぉぉぉおおお!!!!
じゃあ何か!?俺が買ったあんな本やこんな本も買った日付ごと筒抜けだったって事か!?
「まぁ卒業してくれたならそれはそれでいいんだけどね~
じゃぁ母さん習い事行ってくるからよろしく~」

…どれくらい時間がたっただろうか
俺はショックで動けない体をなんとか鞭打って部屋まで帰ってきた
「明日にでも新しいの買いに行こうと思ってた矢先にこれかよ…」
たしかに最近見飽きて来ていたところだ
だからといって母親に筒抜けな以上行きつけの本屋ではその手の物は買うことができない
いや、もはやいきたくもねーよ畜生!!道理でいやに店員さんが笑いかけて来ると思ったよ!!
「俺のリヴァイアサンはどーすりゃいーんだよ…ノーパソは桐乃が見張ってるし…ってそうか!!他の本屋にいけばいいんじゃねぇか!そうと決まればこの辺の本屋はっと…」

とまぁこんな経緯があって今俺は隣町の本屋の前にいる
初めての本屋って緊張すんなー、エロ本買いに来たとなればなおさらだ
「まぁ知ってるやつもいないだろうしゆったり選んで帰るか…」



…しばらくして俺は悩んだ挙句、結局いつもどうりのお宝、メガネ物を持ってレジへ向かっていた
見た感じレジには女の子が一人いるだけ、やっぱ少しはずかしいな…あまり顔見ないようにしよう、と少し目線をそらし気味に行く
「すいませーん、レジお願いします」
「はい、こちらにどう……ぞ!?」
ん?どうしたんだ?と顔を上げると…

「………」
「………」
「く、黒猫!?なんでここに!?」「せ、先輩こそ、私のバイト先知ってたの?」
「いや、偶然だ」
「……なんだ、そうだったの…ま、まぁそれはそうと、レジ打ちするわね」
「いや、待て、ちょっと間違えたから戻して来る」
「…………エロ本ね」
「ギクッ!?な、なんのことだ?」
「出しなさい。ジャンルによっては許してあげるわ」
「…もし、駄目なジャンルだったら?」
「エロ本を買おうとしてる高校生がいるといって店長でも呼んできましょうか?」

おいおいおい、マジかよ…
なんでこんなとこで黒猫に遭遇するんだ…
でも本屋のエプロンはよく似合って、ってそんな場合じゃねぇ!!
俺の手には眼鏡物のエロ本、どう考えても黒猫にしてみればアウトのジャンルだ…
どうする!?俺!!

666 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/11(火) 18:07:53.19 ID:p9zHR69Oo [4/11]

「さぁさっさとお出しなさいな。ま さ か性懲りもなくベルフェゴールを彷彿とさせる眼 鏡 っ 子を買おうとしてたわけでもあるまいし…フフフ」

ちくしょう!!こいつ絶対分かってていってやがる!!
けど惜しいな、俺が持っているのは「お兄ちゃん、あたしも眼鏡かけてみたよ、…似合う?」という見出しの妹と眼鏡の複合物だ!!
……あれ?余計ダメじゃね?
いや、お前等、勘違いするな?俺がこれを選んだのは妹設定に惹かれたんじゃなく妹×眼鏡というカップリングにただならぬ興味を、ってそんな場合じゃねぇ!!
この状況を切り抜けるためには…!

1、開き直る
2、なんとか逃げる
3、交換条件で見逃してもらう
4、口説いてごまかす

……

ここは2だな…
なんとか逃げよう


667 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/11(火) 18:08:43.07 ID:p9zHR69Oo [5/11]

「スマン、くろね…こ!?」
ガシッ
俺の手を何かがつかむ
掴んだのはもちろん…
「………」
黒猫しかいない
「く、黒猫…さん?」
「…ぅ、グスッ…どこへ行くの…」
えぇぇぇ!?どうしてこうなった!
「く、黒猫?どうしたんだよ、なんで泣いてんだ??」
「な、泣いてなんていないわ た、ただあなたが急にどこか行こうとするから…」
エロ本見つかりそうになりゃそりゃ逃げるよ
「実は私まだこのバイト慣れてなくて…知り合いもいないし…だからあなたが来た時は嬉しかったのよ?
「そうだったのか…」
「だから…急にいなくなるなんてやめて頂戴…この先も」ボソッ
「ん?最後なんて言ったんだ?」
「いいえ、何も言ってないわ
さっさと会計済ませましょう?」

「それもそうだな。ほい、よろしく…あぁ!!??」
「フッかかったわねこれだから人間は」
「お、お前騙したな!?」

「人聞きの悪いことを言わないで頂戴
クク、さぁ何を買ったのかしら?
…お、お兄ちゃん、あたしもめ、めめ眼鏡かけてみたよ…ですって…?///
こ、ここここの雄は!!複合ですって!?ベルフェゴールだけで飽き足らず妹にまで手を出すつもり!?」


668 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/11(火) 18:10:24.48 ID:p9zHR69Oo [6/11]
「い、いや違うんだ黒猫」
「何が違うのかしら?これはあなたの家族に相談する必要がありそうね…」
「た、頼む!!それだけは勘弁してくれ!?なんでも言うこと聞くから!!」
ピクッ「な、何でも?」
「あぁだから頼む!買い物の荷物持ちでもパシリでも何でもやるから!」
「荷物持ち…買い物…二人で…デート…///
しょ、しょうがないわね、あなたがそんなに言うならか、今後、私の買い物の度に付き合って貰う事で黙っててあげるわ」

「ほ、本当か!?ありがとう黒猫マジ天使!!」
「!!って、天使だなんてやめて頂戴…わ、私は闇の眷属だと何度言ったら…///」
「なんにせよ恩に着るよ、ありがとう、瑠璃」


669 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/11(火) 18:15:16.11 ID:p9zHR69Oo [7/11]
「っ、ひ、卑怯よ…」
そういって黒猫は下を向いて小さくなってしまった…おもわず撫でたくなるな
「っといけねぇ、こんな時間か。俺もうそろそろ帰るわ、またな黒猫」
「あっ、ちょっと先輩?」
「ん?」
「忘れ物よ、先輩のお、た、か、ら」
「お、おぉ、忘れてた…っていいのか??」
「ま、まぁ先輩がシスコンのメガネフェチの変態なのは仕方の無い事だもの、今更どうしようも無いわ…それより…
その…もうすぐバイトがおわるのだけど…
よかったら…待っててもらえないかしら…」

そう言って下を向く黒猫
目元は前髪に隠れて見えないが頬はほのかに紅く染まっているように見える
くそっ、そんな言い方されたら…
「解った、待っててやるよ。一緒に帰ろうぜ」
それを聞き顔を輝かせる黒猫

まったくホントに…

俺達の黒猫がこんなに可愛いわけがない
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