無題:2スレ目157


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157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/27(土) 19:07:10.51 ID:Xu3OnFm30

麻奈実「でね~、きょうちゃんは私みたいな性格が好みなんだって。えへへ」

あやせ「…お姉さん、失礼を承知でお聞きしたいことがあるんですけどいいですか?」

麻奈実「な~に~?何でも聞いて?」

あやせ「お姉さんってお兄さんのことが好きなんですよね?」

麻奈実「ええええ!?い、いきなりどうしたのあやせちゃん!?」

あやせ「お兄さんのどこがいいんですか?私にはさっぱりわかりません」

麻奈実「え、えっとね~、優しいところ…かな。それに優しい以外にもいっぱい良い所あるんだよ?」

あやせ「そうなんですか?私にはさっぱりわかりませんけど…」

麻奈実「それはあやせちゃんがきょうちゃんのいいところ見てないだけだと思うな~。探してみるといっぱい見つかると思うよ?」

あやせ「そうなんですか?ま、まぁ心当たりがないこともないですけど……」

麻奈実「うん。あやせちゃんもそのうちわかるよ~」


159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/27(土) 19:11:14.02 ID:Xu3OnFm30
麻奈実「はぁ~」

放課後、図書館で麻奈実に勉強を教えてもらっていると麻奈実がふいにため息をついた。

京介「どうした、また髪でも切りすぎたのか?」

麻奈実「あ。ううん、そうじゃないよ~」

京介「じゃあなんだ?気になっちまうし、お前が話すまでは勉強休憩な」

そういえば前もこんなやりとりあったな。あの時は「きょうちゃんだから言えない」とか言ってはぐらかされたんだっけ。

麻奈実「う~……あやせちゃんが本気になったら勝てないかなぁとか思って。ああ言ったのは失敗だったかも」

ぐでーん、と机につっぷしてなにやら後悔している様子の麻奈実。

京介「わけがわからん。っつーか、お前が勝ってるところなんてあるのか?」

麻奈実「ひ、ひどっ!でも…そうかもしれないね……」

京介「お、おい本気にするなって!?お前はお前でいいところいっぱいあるじゃねえか」

慌ててフォローを入れる俺。まぁ、あれだこんな時にふさぎ込まれても勉強しづらくなるだけだしな。別に他意はないぞ?

麻奈実「え?そ…そう?」

京介「そうだよ、あやせとお前とならお前といる方が落ち着くしな」

麻奈実「そっか。うん、そうだよね。私は私のいいところで頑張ればいいんだよね。ありがと、きょうちゃん」

161 名前:ごめんねさっきの没√はさわりだけしか書いてないんだ[] 投稿日:2010/11/27(土) 19:15:17.12 ID:Xu3OnFm30
京介「気にすんなって」

にへら~とした微笑みを浮かべる麻奈実。こいつの笑顔は何度見ても癒されるな。こいつが喜ぶんなら多少の恥ずかしさは我慢してやるよ。
それに、何を頑張るのかは知らないが機嫌がなおったようでなによりだ。

麻奈実「あ、あのね。一つだけ聞いてもいい?」

京介「ん?とりあえず言ってみ?」

麻奈実「う、うん。わ、笑わないでね?」

京介「笑わねえよ。いいから言ってみろ」

麻奈実はなぜかやたらと緊張しているようで、動きがぎこちない。

麻奈実「きょ、きょうちゃんは前に見た目はあやせちゃんが好みで……性格はわ、私が好みだって言ってくれたよね?」

あー、言ったなそんなこと。こっ恥ずかしいことを思い出させやがって。

麻奈実「そ、それでね…その…あやせちゃんと私だったらどっちが好きなのかなぁって」

京介「お、お前は何を言ってるんだ!?」

麻奈実「だ、だって気になるじゃない。その…どっちが……やっぱりなんでもない!今のは忘れて!」

忘れてって、お前なぁ…忘れろってのが無理だろ。いつまでもそんな顔をしてるんじゃない!俺まで照れちまうだろうが!

京介「べ、勉強再開すんぞ」

麻奈実「うんっ、そうしよっか」

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/27(土) 19:18:45.79 ID:Xu3OnFm30
あやせ「お兄さん、人生相談があります」

京介「またかよ………今度は何をさせられるんだ?」

あやせ「むっ、そんなこと言うとデートしてあげませんよ?」

京介「ええっ!?デートしてくれんの!?お前が!?俺と!?ひゃほおおおおおおおおおう!!」

これでこそ変態呼ばわりを耐え、死の恐怖に立ち向かいながらもあやせイベントを堅実にこなしてきた甲斐があったというもの。

あやせ「お、大声ではしゃがないで下さい!恥ずかしい…」

京介「すまんすまん。で、一体何をすればデートしてくれるんだ?あやせとのデートのためなら俺はなんでもやるぞ?」

あやせ「実は人生相談がデートなんです。ちょっと確かめたいことがありまして」

京介「え?いきなりデートしていいの?今度こそ山に埋めに行くのを手伝うのかと思ったんだが」


165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/27(土) 19:22:02.81 ID:Xu3OnFm30
あやせ「だから山ってなんですか。この前もそうでしたけど絶対失礼なこと考えてますよね?」

京介「気のせいだ。っていうか確かめたいことってなんだ?それはデートしながらじゃないと駄目なのか?」

あやせ「そういうわけじゃないんですけど……それが一番わかりやすいかなって。ダメですか?」

京介「駄目じゃないに決まってるだろ。それでデートはいつ、いつなんだ?」

あやせ「急ですけど、明日でもいいですか?」

京介「おう!大丈夫だ!」

確かめたいことってなんだろうな。まぁ、あやせたんとデートできるんなら細かいことは気にしないぜ。


166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/27(土) 19:25:16.67 ID:Xu3OnFm30
あやせ「お待たせしました、お兄さん」

京介「おう、おはよう、あや…せ……」

麻奈実「おはよう~、きょうちゃん」

京介「ま、麻奈実!?なんでお前がここにいる!」

麻奈実「え?だって今日はきょうちゃんのいいとこ…」ムグッ

あやせ「お、お姉さんストップ!それは言っちゃダメです!!」

京介「?」

あやせ「わ、私一人だと何をされるかわからないのでお姉さんに頼んでついてきてもらったんですよ」

ひでぇ…誘ったのはそっちからだよね?俺ってそんなに信用ないの?
いや、こいつの中では妹大好きの変態鬼畜兄ってことになってるんだったな。そんな相手とデートするんだから不安になっても当然か。泣けてくるな。

京介「はぁ、まぁ仕方ないか」

あやせ「…怒らないんですか?」

京介「うん?むしろ何で怒るんだよ。あやせが俺のこと信用できないのはわかってるしな。それにこんなことで怒ってたら桐乃の兄貴なんてやってられねえよ」


167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/27(土) 19:27:57.42 ID:Xu3OnFm30
あやせ「…でも昨日はあんなに楽しみにしてたじゃないですか」

京介「それとこれとは話が別だろ。デートは嬉しいけど、それでお前が嫌な思いするなら遠慮するよ」

麻奈実「ね~、優しいでしょ」ヒソヒソ

あやせ「…確かに優しいのは認めますけど」ヒソヒソ

京介「?。どうしたんだ?」

あやせ「なんでもありません」

それにしてもこいつらやたら仲良くなったな。俺の知らないところで会ったりしてるみたいだし、普段何話してるんだ?特に麻奈実、お前女子中学生と話合うの?

京介「ところでお前らって普段どんなこと話してんの?俺は全く想像できないんだが」

麻奈実「きょうちゃんにはひみつ。ね、あやせちゃん」

あやせ「はい。女の子のプライバシーを詮索するとか最低ですよ?」

そ、そこまで言わなくてもいいんじゃないかな?俺はちょっと気になったから聞いただけなのに…

京介「そりゃあすいませんでしたね……さっさと行こうぜ」


168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/27(土) 19:31:06.52 ID:Xu3OnFm30




麻奈実「ほら…こういうさりげないところとか……」ヒソヒソ

あやせ「う~ん……そう言われるとそうかもしれませんが………」ヒソヒソ





麻奈実「ね?口では文句は言っててもしっかり応えてくれるでしょ~」ヒソヒソ

あやせ「……でも内心どうかはわからないですし……」ヒソヒソ





麻奈実「あ、今の考え事してるときの表情とか…か、かっこいいんじゃないかな~なんて」ヒソヒソ

あやせ「う……た、確かに人によってはそう感じるかもしれませんけど……」ヒソヒソ

京介「お前らさっきから何をヒソヒソ話してるんだ?」

あやせ「ひっ!?」

麻奈実「な、なんでもないよ~」

169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/27(土) 19:34:48.80 ID:Xu3OnFm30
あやせ、お前ちょっと怯えすぎだろ……それに麻奈実がなんでもないという時は何かあると言ってるのと同義だ。幼馴染なめんなよ?

京介「あ~、ひょっとして俺の行動が癇に障るとかそんなんか?だとしたらすまない、ちょっと浮かれてたみたいだ」

麻奈実「ち、違うよきょうちゃん!?きょうちゃんがそんなことするわけないじゃない」

京介「いや、お前はそうかもしれねえけどよ…」

あやせ「そうですよ、違います。お兄さんがその…か、かっこいいなぁっていうお話です」

そう言って恥らいながらも笑顔を向けてくるあやせ。ぐっ…そんな顔で微笑まれたら赤くなっちまうだろ……。

京介「う…あんまり年上をからかうもんじゃねえぞ」

あやせ「冗談なんかじゃないですよ?………お姉さん。お姉さんの言ってたことわかりました」

麻奈実「でしょ~」

どういうことだ?今日はなんか最初からずっと置いてきぼりだな俺。

あやせ「ですから勝負です!お姉さん!」

麻奈実「ふぇっ!?う…で、でもきょうちゃん、私にもいいところあるって言ってくれたもん!」

京介「お、お前らいきなりどうしたんだよ。ケンカすんなって」


171 名前:最後の最後でさるった…[] 投稿日:2010/11/27(土) 20:01:17.65 ID:Xu3OnFm30
まったく…あやせも麻奈実もいきなりどうしたんだ?
ああ、そういえば麻奈実が勝ち負けがどうとか言ってたっけ?
俺が会話の流れを把握するべく記憶からヒントを掘り起こしているとあやせが声をかけてきた。

あやせ「あの…きょ、きょうちゃんは私みたいな見た目が好みなんですよね?」

京介「なぜお前がそれを知っている!?っていうかきょうちゃんってなんだ!?」

さてはしゃべったな麻奈実ぃ!

麻奈実「私も髪型だけじゃなくてミ、ミニスカートとか履いてみようかなぁ」

京介「麻奈実もいきなりどうした!?……お、お前ら……い、一体どうしたんだ?」

あやせ「ふふっ、負けませんからねお姉さん!」

麻奈実「わ、私だって!きょうちゃんとの付き合いは私の方が長いんだから!」

京介「……おーい」



おわり
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