無題:2スレ目628


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628 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/30(火) 22:26:35.13 ID:JRhAmYhD0
あやせ「わ、私がですか!?」

マネージャー「そうよ。悪いとは思うけれどこれも事務所の方針だから…」

あやせ「……わかりました。でも一つだけ条件があります」



あやせ「お兄さん、相談があります」

京介「今回はなんだ?最近俺にメリットがあるような相談がない気がするんだが」

あやせ「う…それは、申し訳ないと思ってますけど」

俺から視線をそらし、困ったような顔をするあやせ。
今日もかわいいな。

あやせ「でも今回はお兄さんにもメリットはあると思います」

京介「そうなのか?」

あやせ「はい。お兄さんが私にし、執着しているならの話ですけど…」

そう言うとあやせは、恥ずかしそうにうつむいてしまったので、俺は調子に乗って言ったものだ。

京介「あやせのことは大好きだから問題ないぞ」


629 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/30(火) 22:31:56.57 ID:JRhAmYhD0
あやせ「ま、またそんなこと言って私をからかって!どうせ、それも嘘なんでしょう!?」

京介「嘘じゃないよ。で、相談って何なんだ?」

あやせ「はぁ…実はお兄さんに私のマネージャーになって欲しいんです」



今日の東京の天気は晴れ。絶好のイベント日和だ。

京介「じゃあ、俺は外で待ってるから」

あやせ「はい」

加奈子「覗いてもいいけどよぉ、その場合後で金取るからな~」

京介「お前みたいなちんちくりんなんて覗かねぇよ」

そう言い残し、部屋の外に出る。
中では加奈子が何やら叫んでいるようだったが扉越しでははっきりとは聞こえない。

しばらく待っていると、ガチャっと扉の開く音がして、ブリジットが顔を出した。

ブリジット「もう入って大丈夫ですよ」

630 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/30(火) 22:39:22.42 ID:JRhAmYhD0
京介「おう」

もうわかっていると思うが、実は今回コスプレのイベントに来ている。
前回、加奈子が優勝したあのイベントの第三回である。
どうやら事務所の方針であやせ、加奈子、ブリジットの3人が参加することになったそうだ。

加奈子とブリジットはわかるがなんであやせまで?と思ったが、どうやら加奈子が一枚噛んでいるらしい。
自分をはめた相手への細やかな復讐だろうか。

部屋の中に入ると、加奈子とブリジットはいつものメルルとアルファの格好をしていた。

京介「さすがだな。いつ見てもそっくりだ」

加奈子「あったりめ~だろぉ、加奈子を誰だと思ってんだヨ」

ブリジット「あ、ありがとうございます」

ほめてやるとそれぞれ違う反応を見せる二人。

京介「あれ?そういえばあやせは?」

加奈子「あやせならあっこでタオル被って震えてるぜ~」

加奈子が指差す方を見るとタオルにくるまってこちらを睨み付けているあやせを見つけた。
おっかねぇ、俺はまだ何にもしてないだろ。

631 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/30(火) 22:42:51.65 ID:JRhAmYhD0
京介「あやせ?そんなところでなにしてるんだ?」

あやせ「ち、近寄らないで下さい!変態!」

いや、近寄るも何も、話しかけただけじゃないですか。

加奈子「おめ~、いつまでそうやってんだヨ。さっさと覚悟……決めろって!」

加奈子がそう言って無理矢理タオルをひっぺがす。
と、タオルで隠されていたあやせの肢体が露になる。

うむ、俺の見立ては正しかったようだ。素晴らしく似合っている。
あやせは今、タナトスエロスEXモードのコスプレをしていた。

あやせ「み、見ないで下さい!ぶち殺しますよ!!」

京介「お、おい、これからもっと多くの人に見られるんだぜ?今からそんなんで大丈夫かよ」

加奈子「そうだぜ~?これから会場の男どもの視線があやせの全身を舐め回すように…」

あやせ「ひいぃぃ!?」

ぽかっと加奈子の頭をはたく。

加奈子「いって!あにすんだよぉ!」

634 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/30(火) 22:46:53.67 ID:JRhAmYhD0
京介「無駄に恐怖を煽るのはやめろ!あやせ、完全にびびってんじゃねえか!?」

加奈子「へ~へ~、すいませんねぇ」

ぐ、このガキは…ほんとに反省してんのか?

京介「あ~、あやせ?加奈子はともかく、ブリジットだって出来てるんだ。お前なら大丈夫さ」

あやせ「お、お兄さん…そうですね。年下の子が頑張ってるのに私が頑張らないわけにはいかないですよね」

京介「おう、その意気だ。それに今回は特にパフォーマンスをするわけでもないらしいからよ」

前回、前々回と好評だったためか今回は参加者が多く、各参加者の三分のパフォーマンスはなくなり、代わりに自己PRを一言喋って終了となる。

京介「さ、そろそろ時間だ。三人とも、頑張ってこいよ!」

ブリジット「はい!」
加奈子「あいよ~」
あやせ「行ってきます!」

俺が声をかけると三人はそれぞれに返事をしてステージへ向かった。


635 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/30(火) 22:50:50.56 ID:JRhAmYhD0
実は事前にこっそり黒猫から聞いたのだが、今日も桐乃がくるらしい。
その際になるべく後ろの方で見ていてくれとお願いしておいた。
加奈子にも気付かなかった桐乃なら、至近距離ですらあやせに気付かないかもしれないが、念には念を入れないとな。
我ながらなんて素晴らしい気遣い。あやせ、俺に惚れてもいいよ?

ステージの方は順調に進みあやせの出番が近づいていく。
どうやら加奈子とブリジットは殿堂入り扱いのようで、今回はゲスト参加ということらしい。
そりゃあ仕方ないよな。あの二人にはよっぽどじゃないと勝てねえもん。

くらら「はーい!では次はエントリーナンバーさんじゅうなな番っ!あやちゃんです、どうぞ~~!」


あやちゃん?
あぁ、本名ででるのが恥ずかしいからあやで登録したわけか。
あやせがステージ中央に現れると加奈子の時に負けないくらいの声援が響いた。
メルルに出てくるタナトスと違って、恥ずかしそうにしている姿が大きなお友達には大ウケだったようだ。


636 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/30(火) 22:56:34.64 ID:JRhAmYhD0
結果から言うと、なんとあやせは優勝してしまった。まぁ、元がいいから当然といえばそうかもしれないが。
イベントが無事終了したことを確認し、控え室まで戻る。

京介「さすがだなあやせ!」

あやせ「あまり嬉しくないですけどね」

ブリジット「そんなことないです!お姉さんのタナトスとっても可愛かったです!」

あやせ「あはは、ありがとう。ブリジットちゃん」

目を輝かせてあやせに駆け寄るブリジット。
さすがに小さな子を邪見にするわけにもいかないようで、素直に礼を言っている。

京介「さっ、やることやったし、帰ろうぜ」


637 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/11/30(火) 23:00:30.60 ID:JRhAmYhD0
後日、俺はあやせに呼び出され公園に来ていた。
何でも先日のイベントに関して話があるらしい。

京介「俺、なんかしたかな?」

お説教でもくらうんだろうか?正直、身に覚えはないが。

あやせ「お兄さん、お待たせしました」

京介「待ってねえよ、大丈夫だ。で、話ってなんだ?」

あやせ「はい。お兄さんに改めて一言お礼をと思って」

律儀なやつだ。終わってからもお礼は言ってたっていうのに。

京介「え?説教じゃないの?」

あやせ「違います!もう、そんなこと言ってると帰りますよ?」

京介「ははは。すまん、冗談だって」

638 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/30(火) 23:03:56.59 ID:JRhAmYhD0
そこであやせは自身を落ち着けるように深呼吸をした。

あやせ「お兄さん、先日はどうもありがとうございました」

京介「おう。でも一つ聞いていいか?」

あやせ「はい?なんでしょう」

京介「結局メリットってなんだったんだ?あやせのコスプレが見られたってことか?」

あやせ「う…そ、それはですね」

京介「?」

あやせ「実はあの衣装は最初からもらえることになってまして、お兄さんがよければ…その、もう一回着てあげてもいいかな…なんて」

京介「あやせ!好きだ!結婚しよう!!」

あやせ「おまわりさ~ん!こんな所に変態が!!」

京介「あやせ!俺が悪かった、だからやめて!逮捕されちゃう!!」



おわり
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