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232 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/07/01(金) 00:51:00.42 ID:EytkEsX20
「お兄さん、おきてくださーい。早く起きないと、ブチ殺しますよ?」

「お、お、お、おきる。起きるから殺さないでくれ!」

どうしてこの人はこんなに慌てた顔を見せるんだろう。だからつい、いつも意地悪なことを言ってしまう。

「今日から学校が始まりますよね。桐乃からお兄さんが朝に弱いって聞いていたので、起こしにきちゃいました。」

お兄さんと付き合い始めて、数週間。夏休みは終わってしまったけど、今日から学校生活が始まる。その中で、私は大好きな二人に会いに、早朝から高坂家におしかけていた。

「じゃあ、私は部屋の外で待ってますから、早く着替えてきてくださいね。」

部屋の外には、私の親友、桐乃がいた。

「おはよ、あやせ。本当にあいつのこと起こしに来たんだ…。あんたたちマジで付き合ってるんだ。」
「えへへ。これも彼女の特権かな、って。桐乃にも朝早くから会えるし、私にとっては最高の一日の始まりになるんだよね。」
「でもあいつの学校、私たちの学校より遠いから、あいつのほうが先に家を出ちゃうよ?」
「それなら私達も早く出ればいいだけでしょ?三人でおしゃべりしながら行こうよ。」
「う、ううん、ほら私、朝練があるから…ね、来てくれて悪いんだけど、もっと早く出ないといけないんだ。ごめんね。」
「そっか。ざんねーん。また後でね。」
「うん、じゃあまたね。」

桐乃は、やや目を伏せて出かけていった。あの子のことだから、私達に気を使ってしまっているのだろう。でも、私はあきらめない。いつか3人で登校を一緒にできたら。それが私のささやかな夢だった。

さて。
「お兄さん?二度寝ですか?いいご身分ですね…。」
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