京介「妹たちに安価で悪戯する」 その3:404

404 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/03(日) 20:54:57.77 ID:29t+w5Obo
夏休み二十三日目。

名前:兄貴[] 投稿日:2011/08/14(日) xx:xx:xx.xx ID: xxxxxxxxx
いやあ、抱き枕ってのを舐めてたわ
あれだけ快眠できるんだ。そりゃ売れるはずだよ

夏休みもあと一週間。今日入れたら8日あるけどな
≫413



413 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/03(日) 20:58:29.75 ID:kikUUnLCo
桐乃の見ている前で麻奈美に膝枕+αをしてもらう



473 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/06(水) 08:24:16.65 ID:9/gnJY5qo
「+αってなんだ、+αって」

おまえらは余計な何かつけないと気が済まないの?
しかも、俺が+αで何かしてもらうという受け身の体勢じゃ桐乃や麻奈実への悪戯は難しそうだ。

「……いや、待てよ」

その+αの内容次第では、悪戯をすることは振り回すことくらいは可能なんじゃないのか?
上手くやれば、桐乃や麻奈実の慌てるところが見られるかもしれない。。



名前:兄貴[] 投稿日:2011/08/14(日) xx:xx:xx.xx ID: xxxxxxxxx
安価は把握した。ところで、俺は+αで何をしてもらえばいいんだ?

できるだけ妹たちを振り回せそうなのを頼む
≫480



480 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 08:39:17.70 ID:bPBDMmne0
キス

481 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 08:40:45.63 ID:oRZndIWY0
おいwwwwww
桐乃、暴走するぞwwwwww



490 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/06(水) 18:52:27.71 ID:9/gnJY5qo
「難易度あがりすぎだろ」

麻奈実にキスしてもらうとか、ありえないだろ。
そりゃあ、頼んだらしてくれそうではあるよ? あのおばあちゃんは。
孫に対するスキンシップ的な意味で。

だけど、桐乃の前はまずい。よりにもよってなんで桐乃に見せつけなきゃいかんのだ。
せっかく桐乃と麻奈実の関係が修復された気配を見せているというのに。

「……これでだめになったら恨むぜ」



「桐乃、今から田村屋行かないか?」
「今から? 何しに?」

麻奈実を家に呼んでもよかったのだが、俺は田村屋に行く方を選択した。
理由は色々あるが、一番の理由は家には和室がないからだ。
膝枕をしてもらう状況を作るには、ソファやベッドは邪魔になる。
そう判断した俺は田村屋にお邪魔することを選んだのだ。
以前の膝枕安価の実行場所も田村屋だったしな。

「和菓子食べに」
「え~。太るし、やだ」
「たまにはいいじゃねえか。それに、俺はおまえと食べに行きたいんだよ」
「チッ、シスコン。……しょうがないから今回だけはついてってあげる」
「サンキュー、桐乃」

桐乃がこんなに素直に言うこと聞いてくれることがあっただろうか。
いや、そりゃあっただろうけど、俺は今、改めて感動している。



「きょうちゃん」
「なんすか、じいちゃん?」
「そちらのお嬢さんはどちら様じゃ? 答えによってはわしはきょうちゃんを殴らねばならん」

なんで俺が殴られねばならんのだ。というか、俺の答え次第ってどういうことだ。
あれか? よくも麻奈実の前に他の女を連れてこられたなってことか?

「何を勘違いしてるのか知らないが、こいつは桐乃。俺の妹っすよ」
「ほんとに?」
「ほんとっす」
「ほんとにほんと?」
「しつけえ! そんなに不安なら麻奈実にでも聞いてくれ!」

もうやだ、このじじい。

「ご無沙汰してます。高坂桐乃です。いつも兄がお世話になってます」

そう言って桐乃は、ぺこりと頭を下げた。

「おお、なんじゃ。ほんとに桐乃ちゃんか。うへへ、すっかりべっぴんになって」
「それ以上桐乃に近づいたら怒りますよ」
「なんじゃい、きょうちゃんのけちー。歳よりはいたわらんか」

異様に変態臭い笑い方をするのが悪い。
じじいが桐乃に向かって伸ばした手をぴしゃりと叩いたところで、家の奥から一際大きな声が響いた。

「あああああ! あんちゃんが彼女連れてきてる!!」

……このじじいありにしてこの孫ありだな。



「おまたせ。きょうちゃん、桐乃ちゃん」

居間で待っている俺たちに麻奈実が和菓子を運んできてくれた。

「悪いな。いきなりおしかけちまって」
「気にしないで。ちょうど新作のお菓子の味見してもらおうと思ってたところだから」
「それが新作の和菓子?」

桐乃はお盆に乗った和菓子を指さし、そう尋ねた。

「うん、秋の新作なの。栗とかお芋をいっぱい使ってるんだよ~」

491 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/06(水) 18:53:05.71 ID:9/gnJY5qo
まだまだくそ暑い時期だというのに、もう秋の話か。
とはいえ、お店はそうじゃないといけないんだろうな。

「食べていい?」
「うん。めしあがれ~」

桐乃はむぐむぐと食べ始めた。
スイーツショップには学校の友達とよく行くなんてことも言ってたし、甘い物自体は好きなんだろうな。
モデルやってるから食べすぎるわけにはいかないってだけで。

妹は甘いものが好き。
普通の兄妹なら普通に知っていそうなことを、俺はようやく知ることができたよ。



「……食ったら今度は眠くなってきたな」

膝枕してもらうための口実ってわけじゃない。わりとガチで眠い。
春眠暁を覚えずというが、別段春に限らず眠いときは眠いだろ、と俺は思う。

「寝る?」
「ああ、そうするわ。……膝枕してもらっていいか?」

意を決して、麻奈実にそう頼んでみる。
別に膝枕をしてもらうのにそれほどの気持ちを必要としたわけじゃない。それだけならこの前もしてもらったしな。
その原因はもちろん桐乃だ。
以前、俺が麻奈実にデレデレするのが気にくわないとか言ってたし、これは非常に危ない。
下手したら、ブチ切れる可能性だってある。

が、俺の心配をよそに、むすっとしてはいるが、キレる気配はない。
不思議に思いつつも麻奈実の膝に頭を預けると、俺の腿の辺りに何かが乗っかるのを感じた。

「おまえ、何してんの?」
「あたしも寝る」
「いや、そうじゃなくて」

頭を起こして見てみれば、俺のももには桐乃の頭が乗っていた。

「なんで俺の足を枕にしてんの?」
「駄目なの?」
「いや、駄目ってわけじゃないが……」

わけがわからん。

「普通の枕、かしてもらうか?」
「いい」
「で、でもさ」
「いいの」

……ほんとに、わけがわからん。
ぽふっと頭を戻すと麻奈実がにやにやとしながら俺たちを見ていた。



目を閉じ、考えを巡らすこと10分。
一向にいいアイデアは湧いてこない

「無理ゲーすぎるだろ……」

キスをしてもらえとか、難易度高すぎる。しかも妹の前でだなんて。
どんな高度なプレイなんだよ。
俺は振りまわせそうなのを頼んだはずなのに……。

「何か言った、きょうちゃん?」
「なんでもねえ」

せめて、桐乃が寝ててくれればなあ。
桐乃は俺のももに頭を乗せたままあっちへ寝返りをうったりこっちへ寝返りをうったりと、落ち着かないようだ。
寝心地悪いなら大人しく枕借りればいいのに。

493 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/06(水) 18:53:47.19 ID:9/gnJY5qo
このままずっとこうしてても仕方ねえ。
黙っていても安価が達成される可能性は0%だ。ならば、こちらから何らかのアクションを起こさねばならない。

「麻奈実」
「なあに、きょうちゃん」
「ちょっと頬にチューしてくれ」
「はああああああああ!?」

一番早く反応したのは桐乃だった。

「何言い出してんの!? っつーか妹の前で発情してんじゃない!」
「お、落ち着け! これにはちゃんとワケがあるんだ! 麻奈実も聞いてくれ!」

『妹の前じゃなきゃいいのかよ』と一瞬ツッコミそうになってしまったが、ぐっとこらえた。
でかしたぞ、俺。

それから俺は、SSを書く際の参考にするという旨を桐乃と麻奈実に言って聞かせた。
麻奈実はSSを知らないので、簡単な小説のようなもんだと説明しておいた。
SS書くためってすごい便利な言い訳だな。最初にこれを考えてくれた奴には感謝したい。超GJ。

「……だからってなんでまなちゃんに頼むのよ。メイワク考えないの?」
「き、桐乃ちゃん。わ、私は大丈夫だからあんまりきょうちゃんを怒らないであげて?」
「だって、こんなこと他に誰に頼めって言うんだよ」

そういうと桐乃は「む……」と言葉に詰まった。
そして、一呼吸おいてから兄妹にあるまじきことを言い出した。

「…………あ、あたしとか」
「い、いやいやいや! おかしいだろ! っていうか頼んだっておまえ絶対嫌がるだろ!」
「他の人に迷惑かけるくらいならあたしがやってあげるって言ってんの! 兄貴が不祥事起こさないようにすんのは妹の務めでしょ!」

そんな務め聞いたことねえよ! っていうか不祥事なのか、幼馴染にチューをねだることは。
昨今は児童にちょっと声をかけただけで“声かけ事案”発生とか言われる社会だから、そうと言えばそうなのかもしれないが。

「とにかくおまえは駄目だ。なんか……倫理観とかいろいろな面でまずい」

最近、東京都である条例が施行されたの知らないの?

「ふ、二人とも喧嘩はやめて~…………そうだ! 私と桐乃ちゃんふたりですればいいじゃない」
「おまえは何を言い出すんだ!」

東京都では近親があれで賛美が云々なんだぞ!? 発禁になったらどうする!

「ねっ、桐乃ちゃんもそれでいいよね?」
「…………うん、わかった」

わかったじゃない!
じわじわと俺の頬との距離を詰める桐乃と麻奈実。
これはセーフだ! これはセーフなんだ! わかってくれ石○都知事!!


そんなことを心の中で叫びながら、田村家での朝は過ぎて行った。



名前:兄貴[] 投稿日:2011/08/14(日) xx:xx:xx.xx ID: xxxxxxxxx
今さらだけど、近親云々の前にロリコン云々でアウトだったな
金髪幼女やらガチ幼女やらへの安価で

次行こうか
≫500



500 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 18:57:55.15 ID:8ieMWGxVo
瀬菜と一緒に出かけて瀬菜のほしい物何か一つ買ってあげることで
借りをチャラにしてもらう
帰り際「赤城と兄弟になりたいな」とボソッとつぶやく

513 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 19:08:04.29 ID:xWyn0m2IO
≫500
瀬菜的に解釈すると穴兄弟になりたいとも取れるな

514 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 19:13:21.55 ID:1wNxVOdSo
着々とせなちーも好感度を上げてるな
てか腐だし下がりようが無い?



515 名前: ◆5yGS6snSLSFg[] 投稿日:2011/07/06(水) 19:27:01.36 ID:9/gnJY5qo
「ハイパーお財布心配タイム」

っていか、まだ借りが残ってたんだったな。完全に忘れてたぜ。



「ここであったが百年目。今日こそは借りを返してもらいますよ、先輩」

どこの時代劇だ。

「あ~、その話なんだけどさ。赤城の欲しい物一つ買ってやるから借りチャラにならないかな?」
「えっ? 何でもいいんですか?」

思った以上に食いつく瀬菜。
……なんだか嫌な予感がする。

「あ、ああ。……あんまり高価なのはあれだが」
「ペンタブくらいなら大丈夫ですかね?」
「ペ、ペンタブ?」

疑問形になったのは俺がペンタブを知らないからではない。
黒猫がそんな道具を使ってたのを見てるからな。。
瀬菜の欲しい物が思った以上にまともでびっくりしただけだ。

「えっ? そんな普通のでいいの? [ピーーー]とか、[ピーーー]とかは?」
「……先輩、私をなんだと思ってるんですか」
「早すぎた巨神兵」
「腐ってるのは認めますが、変態ではありませんから!」



「むふふ~。ありがとうございます、先輩」

お目当ての物を手に入れてホクホク顔の瀬菜。

「いや、こちらこそ赤城には世話になったからな」
「今月ピンチだったんで迷ってたんですよね。帰ったら早速使っちゃお」

おかげで俺も今月ピンチだよ。
だが、喜んでもらえたならそれでいっか。瀬菜に世話になったのは事実だからな。

さて、そろそろ安価実行する頃合いかな。

「赤城と兄弟になりたいな」
「!? 今何て言いました!?」

一瞬にして、テンションマックス。トップギアに入る瀬菜。
なんでそんなノリノリなんだよ。

「い、いや、赤城と兄弟になりたいなって」
「わ、私と義兄妹!? ということは先輩とお兄ちゃんが[ピーーー]で[ピーーー]で……うへへへ」
「待て、そっちじゃない」
「えっ? 違うんですか? ……はっ!? じゃあ、穴兄弟的な……!」
「そっちでもねえから」
「そ、それじゃあ“穴”は一体誰!? まさか、あたし!? あたしはそんなの認めませんよ!」
「おい、そのこ早すぎた巨神兵、いい加減現実に帰ってこい」



名前:兄貴[] 投稿日:2011/08/14(日) xx:xx:xx.xx ID: xxxxxxxxx
ははっ、案の定だよ
誰か腐女子の妄想を簡単に止める方法知らない?

次≫523

――――――――――――――

≫513
( ゚д゚)

(゚д゚)



516 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 19:28:10.34 ID:xWyn0m2IO
こっち見んなww

523 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 19:31:33.67 ID:8ieMWGxVo
桐乃へのプレゼント選びの名目であやせと麻奈美に買い物に付き合ってもらう
帰り際二人に内緒で買っておいたプレゼントを二人に渡す

※この時買う桐乃へのプレゼントは夏休み明けまで封印する

526 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 19:33:08.73 ID:H0BsQR61o
≫523
やりおる

528 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 19:36:07.11 ID:TvfNOFSto
京介氏の貯金は今年の夏で消えそうだなww



533 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/06(水) 20:09:59.65 ID:9/gnJY5qo
「またしてもハイパーお財布心配タイム」

お財布にやさしい安価はないの?

「……プレゼントか」

何を選べばいいのかさっぱりわからん。
桐乃へのプレゼントは麻奈実やあやせと考えるからいいとして、当の2人に渡すプレゼントが問題だ。

「困ったら安価だな」

きっと画面の向こうのあいつらもそれを望んでいるだろうし。



名前:兄貴[] 投稿日:2011/08/14(日) xx:xx:xx.xx ID: xxxxxxxxx
安価把握
妹へのプレゼントは2人と相談して決めるから、相談相手2人に渡すプレゼントをそれぞれ選んでくれ

幼馴染へのプレゼント
≫542

元ヤンデレ少女へのプレゼント
≫550



537 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 20:11:58.34 ID:v6ff/uQDO
せくしーらんじぇりー

539 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 20:12:02.49 ID:av21iWmfo
電マ

541 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 20:12:27.13 ID:1wNxVOdSo
アナルビーズ

542 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 20:12:29.03 ID:bIyv3CjDO
眼鏡

543 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 20:12:29.41 ID:8ieMWGxVo
指輪

545 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 20:13:40.21 ID:DmOa8v2e0
コンドーム

546 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 20:13:45.50 ID:2JvXflgIO
ぬいぐるみ

547 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 20:13:51.12 ID:Pn1hTsxio
自分にリボン巻いて、「俺がプレゼントだ!。」

548 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 20:13:55.70 ID:XnaZ49FU0
手錠

549 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 20:14:07.58 ID:DXDEUuwuo
加奈子とのツーショット写真

550 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 20:14:06.64 ID:bIyv3CjDO

551 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 20:14:09.96 ID:1wNxVOdSo
自分のパンツ

553 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 20:14:10.36 ID:E5k067Wxo
この前桐乃と書いた兄妹物のSS

554 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 20:14:15.38 ID:aCt6KSkCo
きりりん写真集

555 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 20:14:25.64 ID:1n0HKa2AO

558 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 20:18:14.20 ID:SvEon1yUP
まさか一人で二つとも安価を掻っ攫っていくとは……
スナイプ率ハンパない

559 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 20:19:21.68 ID:DXDEUuwuo
くそっ!
時空が歪んだせいで折角の加奈子が!

561 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 20:20:32.91 ID:SvEon1yUP
と思ったらおやおや?時間が逆転してるじゃないかww>>>549>>550
加奈子埋められなくてよかったねww

562 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 20:21:56.84 ID:bPBDMmne0
眼鏡はいいとして鞭は…

565 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 20:30:19.73 ID:q5JFH2dAO
誰だよ、電話レンジで書き込んだ奴はwww



571 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/06(水) 21:33:27.34 ID:9/gnJY5qo
「眼鏡はいいとして……鞭?」

そんなもん渡してみろ。骨から肉が削げ落ちるまで叩かれかねんぞ。
思わず『あやせ様、ばんざあああい!』と叫んでしまいそうだ。

ま、そんな冗談はさておき、さっさとプレゼント買いに行かないとな。



「きょうちゃんはどんなのがいいと思ってるの?」
「それがわからんからおまえらに頼んだんじゃねえか」
「だからって丸投げは……せめてアタリくらいつけておいて下さい」

俺は今、麻奈実やあやせと一緒に買い物に来ている。
俺が桐乃へのプレゼントを選ぶのを手伝って欲しいと頼むと、麻奈実は快諾、あやせは訝しがりながらも承諾してくれた。

「とは言ってもなあ。女子中学生が喜びそうな物なんてさっぱりわからん」

桐乃が喜びそうなものは俺だってわかるよ?
今度出たメルルグッズ欲しがってたし。それでなくてもエロゲやらなんやらと候補はいくらでも浮かんでくる。
俺がわからないのは一般的な女子中学生の話だ。

「う~ん。きょうちゃんが選んだものだったら、桐乃ちゃん、何でも喜んでくれると思うよ」
「そりゃあねえよ」

いくら最近桐乃がブラコンの気配を見せてきているとはいえ、それはない。
下手なもんプレゼントしてみろ。

『はあ? なにそれ? あんた、まじセンスないよ。……で、でも、まあ、もったいなからもらっておいてはあげる』

こうなるのが関の山だ。
…………意外と何でも大丈夫そうだな。

だが、“何でもいい”は逆に困ることもある。
俺みたいにアタリすらつけられないような人間にとっては悩む時間が増えるだけなのだ。
そして、悩んだからと言って必ず正解に辿り着けるってもんでもない。

「おまえら、桐乃が欲しがってるもんとか知らない?」
「私は聞いてないかな。……あやせちゃんは?」
「私も特に。桐乃は欲しい物があったら自分で買っちゃいますし」
「そうなんだよなあ」

モデルなんてやってるもんだから、欲しい物は自分で買えちゃうんだよなあ、桐乃のやつ。

「よし、こうしよう」
「どうしたの?」
「貰って嬉しい物じゃなく、いくらあっても困らないものを選ぶことにする」
「お兄さん、お中元じゃないんですから……こういうのは気持ちが大事だと思うんですが」

あやせは若干呆れ気味だが、しょうがないだろ。
あいつの欲しい物は思いついてはいるが、おまえらと一緒だと買えないものばっかりなんだよ。

麻奈実たちと一緒にファンシー?な雑貨屋へと入っていく。
俺一人であれば、絶対に入らないような店だ。

「なにこれ。超アウェー」

周りを見渡すと、そこかしこで女の子たちがわいわいと各々の友人たちと雑貨を見て回っている。
以前、桐乃と行ったスイーツショップの比じゃねえ。なんだこの居辛さは?
さながら、女性専用車両に迷い込んだおっさんのような気分だ。

「何か気になるものあった?」

辺りを見回す俺に、麻奈実が声をかける。

「そうだな……髪留めとかどうかな」
「髪留めですか?」
「ああ。桐乃のやつ、いつも同じ髪留め使ってるだろ? ずっと同じってことは何か思い入れでもあるんだろうけど、他のがあってもいいんじゃないかと思うんだ」
「お兄さん、意外と桐乃のこと見てるんですね。どんだけシスコンなんですか」
「ほっとけ」



「今日はありがとな」
「ううん、気にしないで」
「私は気にしてもらいたいです。暑い中付き合ってあげたんですから」

無事、桐乃へのプレゼントを選び終えた俺たちは、近場の公園の藤棚の下で涼を取っていた。

572 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/06(水) 21:33:54.47 ID:9/gnJY5qo
「わかってるって。だから、感謝の気持ちってわけじゃないが、実はおまえらにもプレゼントがあるんだ」
「えっ? き、聞いてないよ!?」
「わ、私もそういうつもりで言ったんじゃ……」

驚く麻奈実と、少し申し訳なさそうにするあやせ。
そんな二人を尻目に、俺は持参した鞄から二つの包みを取り出した。

「これは麻奈実の分、こっちはあやせのな」
「もらっちゃっていいの?」
「ああ。日頃の感謝と謝罪の証だ」

特に夏休みに入ってからは迷惑かけっぱなしだったからな。安価のせいで。

「あ、ありがとうございます」
「ああ。あやせもいつもありがとな。それと、色々とすまんかった」

あやせにかけた迷惑――主にセクハラだが、よく訴えずに我慢してくれたと思う。
……ほんとに申し訳ない。

「開けてもいい?」
「私も開けていいですか?」
「おう」

どうやら俺の“日頃の感謝と贖罪計画”は無事達成できた。
ただ、一つ問題があるとすれば、

「わぁ、眼鏡だ! ……あれ? きょうちゃん、この眼鏡、度が入ってないよ?」
「……鞭って」

そのプレゼントの中身が安価に委ねられたという点だろうな。

「麻奈実のはおまえの視力がわからんから伊達眼鏡にしておいた! レンズはセルフサービスだ。あやせの方に関しては説明不要だろ。好きな時に使ってくれ」
「好きな時に使えって……こんなものいつ使えって言うんですか!」
「こんなものとは失敬な! プレゼントは気持ちが大事って、おまえ言ってたじゃねえか。それには俺の気持ちがぎっしりと詰まってるんだぜ!」
「どんな気持ちですか! 叩かれたいってことですか!? ……わかりました! もうこうなったらお兄さんの望みどおりにしてあげます!」
「えっ?」

ぴしゃり!

「ひいっ!?」

慣れた手つきで鞭を振るうあやせ。
その狙いは寸分の違いもなく、俺の腕を執拗に狙い続ける。
なんでおまえはそんな鞭の扱いに慣れてるんだよ!

ぴしゃり! ぴしゃり! ぴしゃり!

「い、いてえって! ちょ、ちょっとあやせさん、お願いやめて!」

このままじゃ、俺の世間での評判が“白昼堂々、女子中学生とSMプレイに興じる変態”になってしまう!

「あはははは、なんか楽しいですねこれ。案外いいものもらっちゃったかも♪」
「麻奈実、そんなとこで笑ってないで助けてくれ!」


夏休み、二十三日目。夕方パート 安価成功

※あやせが女王様気質に目覚めました


夏休み、二十三日目終了

本日の好感度変動

桐乃 +0.5

麻奈実  朝 +1
     夕 +1
    ―――――
     計 +2

あやせ +1
瀬菜 +1



夏休み二十三日目終了時の好感度

桐乃 +10.5  ※嫉妬無双
麻奈実 +8
黒猫 +2  ※覚醒済み
沙織 +6
あやせ +2 ※女王様気質
加奈子 +8
ブリジット +5
日向 +3  ※眼鏡をかけるようになっている
珠希 +2
瀬菜 +6
フェイト +3 ※年下の良さを認識
佳乃 ±0
赤城 +2

大介 ※殺意の波動の気配がする「仏の顔も3度まで」残り…1回

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最終更新:2011年07月21日 03:37
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