黒猫「え?嘘でしょう?」:94


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94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 17:04:58.91 ID:bhShE+950
    それもそうだな。とりあえずこっちで書いてくことにする
    普段は書き溜めて投下するけど、今回は即興でノープランだからオチも山場もないかもしれないけど許してね




    京介「そういえばさ、お前ん家ってどんななんだ?」

    黒猫「…いきなりどうしたの?先輩」

    京介「いや、単純に気になっただけだよ。いつもの面子でお前の家だけどんなのか知らないからさ」

    黒猫「…」

    京介「やっぱり、悪魔城みたいなかんじなのか?」

    黒猫「あなた、それ本気で言っているの?」

    京介「半分冗談だ。だが正直、お前が普通の家に住んでいるところが想像できない」

97 :時系列は一応7巻終了後くらいで想像してます:2010/12/03(金) 17:19:26.21 ID:bhShE+950
    黒猫「…普通の家よ。とりたてて変わったところがあるわけでもないし」

    京介「そうなのか?…俺としては一度自分の目で見てみたいんだが」

    黒猫「…」

    京介「駄目か?」

    黒猫「…仕方ないわね。今日は予定を変更して私の家で作業をしましょう」

    黒猫の言う作業ってのはゲーム製作の手伝いのことだ。
    普段は俺の部屋でやるんだが、俺の部屋でやっていると黒猫が返った後の桐乃の小言がうるさくてかなわない。

    京介「サンキュー。…悪いな、押しかけるみたいな形になっちまって」

    黒猫「気にしなくていいわ。普段あなたの家にばかりお邪魔させてもらっていたのだから」

100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 17:29:43.26 ID:bhShE+950
    京介「そっか。それはよかった」

    黒猫「笑ったら呪うわよ?」

    京介「…家見て笑うってどんな状況だ?」

    あれ?ひょっとしてまじで悪魔城なの?


    黒猫「ここよ」

    京介「あれ?なんだ、至って普通の家じゃないか。ザ・日本家屋って感じだな」

    黒猫「だから普通だと言ったでしょう。一体何を想像していたの」

    京介「お前が笑ったら呪うとかいうからだろ。この家を見て笑えって言う方が……」

    ふと、この家からいつものゴスロリのかっこをして出てくる黒猫を想像してしまう。
    ぷっ……に、似合わねえ………いかん…いや、しかしこの破壊力は…………こらえろ…こらえるんだ俺。

    黒猫「先輩?完全に顔に出ているわよ」

    京介「……すまない…ば、馬鹿にしてるわけじゃないんだが」

101 :やべ妹の性格とか知らない:2010/12/03(金) 17:39:56.26 ID:bhShE+950
    駄目だ、笑ってはいけないと思えば思うほど笑いの沸点が低くなっていく…
    なんという負のスパイラル。



    黒猫「…もう家に入ってもいいかしら?」

    ひとしきり悶絶し終えたところで、黒猫が尋ねてくる。

    京介「おう…すまんな。お前がなんだか妙にかわいくてよ…」

    黒猫「!?そ、そんな言葉でごまかされないわよ?後でしっかり呪ってやるから覚悟なさい」

    そう言うと、黒猫はぷいっと向こうを向いてしまう。



    黒猫「ただいま」

    ???「おかえり~」

    玄関を開けると、家の奥の方から声が響いた。

105 :俺はまだ見れてないんだけど、黒猫妹って9話に出たの?:2010/12/03(金) 17:55:22.10 ID:bhShE+950
    黒猫妹「おかえり、お姉ちゃんと…どちらさま?」

    京介「あ、俺は高坂京介。くろね…じゃなかった五更さんの学校の先輩っす」

    黒猫「…」

    俺が自己紹介を終えると黒猫はなぜかムスッとした表情になる。
    今まで妹のご機嫌を伺い続けてきた結果、俺は多少ではあるが他人の感情を読むのが上手くなっていた。
    こればっかりは桐乃に感謝しないといけないな。

    あれだろ?俺が自分のことを彼氏だと言わなかったから怒ってるんだろ?

    黒猫妹「へ~。あ、ひょっとして彼氏!?」

    ははは、一瞬でばれてやがる。
    俺もいきなり黒猫の家族に「俺が彼氏です」なんてのは言いたくなかったんだが仕方ない。

    京介「あ、あはは…そうっす。実は瑠璃さんとお付き合いさせてもらってまして」

    いかん、妙に緊張してきた。
    いくら黒猫の家族とはいえ年下に敬語とは、俺相当てんぱってるな。

106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 18:06:40.48 ID:4aWj2cWo0
    出たよ~
    下の妹はですます調で姉さまって呼ぶ
    真ん中は喋らなかった

109 :>>106まじか…みなさん脳内補完でおねがいします:2010/12/03(金) 18:15:01.65 ID:bhShE+950
    妹A「そうなんですか。……あのお姉さまに彼氏が…」

    妹B「…」

    黒猫「しみじみするのはやめなさい」

    黒猫とその妹との会話を聞いて一つの疑問が浮かぶ。
    そういえば黒猫って家でもあんな…いわゆる邪気眼な感じなのかな。

    妹A「じゃあ、私達は部屋にいますから。あ、一応ヘッドホンしとくから大丈夫ですよ?」

    何が大丈夫なんだ、何が。

    黒猫「…まったくあの子達は……。あなたはそこの居間で待っていて。私は作業用のPCを取ってくるから」

    京介「あ、俺も手伝うよ。重いだろ?」

    黒猫「ノートだから問題ないわ。あと着替えもしたいから」

    そういうことか。それじゃあ待たせてもらうとするか。

    京介「わかった。あのこたつのところでいいのか?」

    黒猫「ええ」

113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 18:33:35.16 ID:bhShE+950
    着替えるって私服に着替えるんだよな。
    まさか家の中でもゴスロリってことはないよな。
    あれ?でもあいつゴスロリ以外の服って持ってんの?
    ワンピース姿は見たことがあるけど…今は冬だしな。

    こたつに入りながらそんなことを考えていると、黒猫が姿を表す。

    黒猫「おまたせ」

    京介「……・……・…ジャージ?」

    黒猫「わ、悪い!?これはこれで便利なのよ!汚れても構わないし、動きやすいから家事もしやすいし!」

    京介「だ、誰も悪いなんて言ってねえだろ!?」

    なんだろう、ジャージ姿の黒猫を見ていると妙な背徳感に襲われる。
    恐らく中学の時のジャージだろう。サイズがピッタリのままなあたり、すくすくと成長している…とは言い難いようだ。
    まぁ、こいつまで沙織みたいになってしまったら、俺はもう泣いてしまうかもしれないが。

    一応言っておくけど、俺は決してロリコンじゃないよ?

119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 18:52:10.54 ID:bhShE+950
    誰に対するものともわからぬ言い訳を終えたところで黒猫がこう切り出す。

    黒猫「さっさと作業にはいりましょう」

    京介「お、おう。そうだな」

    黒猫「あなたの仕事は今回もデバックよ。要領は前回と一緒だから…

    京介「おう、まかせてくれ。もっとも、俺にはそれくらいしかできないしな」

    俺達は黙々と作業を続け、気付けば時刻は18時となっていた。

    京介「…腹減ったな」

    黒猫「……先輩?よかったら夕飯、ここで食べて行ったら?」

    京介「えっ?いや、でもご両親だって帰ってこられるだろ?」

    黒猫「どちらも遅くなるわ。…夕飯はいつも私たちだけで食べているのよ」

    京介「そ、それにしたって妹さんたちもいるだろ?」



    >>116
    書き溜るのってモチべの維持が大変で…
    やっぱり書き溜めた方がいい?俺以外にも書いてくれる人いるようだし

122 :>>116そろそろ終わる気配だから許して:2010/12/03(金) 19:05:50.66 ID:bhShE+950
    黒猫「……そうね。一応あの子達にも聞いてくるわ。それで、もしよければ食べていってもらえるかしら」

    京介「…そうだな。そっちが構わないならありがたく頂戴するよ」

    妹A「話は聞かせてもらいました」

    京介「うおおお!?いきなり現れるんじゃねえ!どこに潜んでた!?」

    妹A「ふすまの向こうです。姉さま、私たちならどうかお気遣いなく」

    妹B「…」

    部屋にいてヘッドホンしてるんじゃなかったの?

    黒猫「…そう。先輩?この子達からもお許しが出たから…」

    京介「わかった。今日はごちそうになるよ」

    黒猫「そう、よかった。じゃあ、早速作るわね、質素なものになってしまうけれど…」

    京介「気にすんなよ。俺は黒猫の手料理なら何でもいいぜ?」

    黒猫「ま、またあなたはそんなことを平気で…」

    黒猫は照れてしまったのかさっさと台所へ向かって行ってしまう。
    うむ、やはり黒猫をからかうのは面白いな。その上かわいいし。

124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 19:15:49.69 ID:bhShE+950
    妹A「姉さま、私たちは部屋で食べますから」

    妹B「…」

    黒猫「えっ?でも…」

    妹A「正直、あの甘々な空気の中は居づらいです」

    黒猫「…甘々は認めないけれど、そういうことならわかったわ。できたら持って行ってあげるから、部屋で待ってなさい」

    妹A「ありがとうございます」

    妹B「…」



    黒猫「おまたせ」

    京介「…………………割烹着?」

    黒猫「わ、悪い!?こ、これはジャージが汚れてしまわないように!」

    さっきもこんなやりとりあったな。
    そもそも、汚れてもいいようにジャージ着てるんじゃなかったの?

    京介「悪くねえよ。意外と似合ってるじゃないか。いい奥さんになれそうな雰囲気かもしだしてるよ」

    黒猫「…それは褒められてるのかしら」

125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 19:28:08.91 ID:bhShE+950
    京介「おう、褒めてるぞ。で、献立は?ご飯、味噌汁、鮭、漬物…」

    うん、実に日本人らしくていいんじゃないかな?やっぱり日本の朝食はこうじゃないとな!

    黒猫「………ごめんなさい。冷蔵庫の中、ろくなのがなくて」

    京介「い、いやいや!俺は気にしてないぞ!?いいじゃないか、実に日本人らしくて!」

    黒猫「質素ではあるけれど…そのかわり呪いをかけておいたから」

    京介「えっ?呪い?」

    黒猫「そう、呪いよ。後でしっかりと呪ってあげると言ったでしょう」

    まだ根に持ってたのか…俺もわざとじゃないんだ許してくれ……。

    京介「こ、今度はどんな呪いなんだ。まっ、まさか食べたら死ぬとかじゃあ…ないよな?」

    自分の顔が引きつっていくのを感じる。
    毒ではないにしても、原因不明の腹痛くらいは覚悟しておいた方がいいかもしれん。

    黒猫「逆よ」

    京介「えっ?逆?」

    黒猫「そう。この呪いは、私の味噌汁を定期的に食べないと死ぬ呪いよ」

    京介「」

    おわり
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