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※本項目は、黄金のアレグリア『シルバーコースト』地方における、『自由連合VIP』と国際的な銀鉱石密輸組織『銀世界』との戦いの記録を綴ったものである。 全ての始まりは、黄金のアレグリア正式サービス開始時まで遡る。 かねてより、VIP同盟員と銀世界と名乗る組織の構成員との間で資源の所有権(鉱山における採掘権なども含む)を巡る小競り合いが続き、それは、双方の心に小さな火種を生んでいた。 そしてその火種は後に、遺恨という名の導火線に火を点ける事となる……。 時は流れ、『大戦』の数日前。 銀世界構成員が、VIP同盟員の所有していた資源地を強襲するという事件が発生した。 この事件において、資源地からは現地住民を含む多数の死者を出す事となる。 さらに銀世界は、VIP同盟員の所領である城への略奪と侵攻、資源地への更なる襲撃を企て、実行に移す。 占領下とはいえ、慎ましくも豊かに暮らしていた民達の明日は、銀世界によって無残にも踏みにじられる事となった。 無関係の民を惨殺し、明日を生き抜くための食糧や、生活の基盤を築くための資源を奪っていった銀世界の非人道的行為に対し、大いに憤った一部VIP同盟員は銀世界撲滅への狼煙をあげようとしていた。 しかし国王fillがそれを諌め、当事者同士の合意の元、所領の引渡し等が行われる事となる。 そして、事態が一応の収束へと向かい始めた時。 銀世界構成員のCoriが、その城に対し突如攻撃を仕掛ける。 両者が歩み寄り、和睦のために差し出された右手は、身内である第三者の手により払いのけられる事となった。 公式記録によれば、この日は11月6日。1868年の戊辰戦争において会津藩が降伏し、一つの戦争が終結した日と同日であるとは、なんとも皮肉な話である。 翌日、Coriの行為に業を煮やしたVIP同盟員は結束し、Coriが居を構える城に対し侵攻を開始。 これが、後の『スーパーハナクソ大戦』である。 公式記録によれば、この戦いはVIP同盟員12名、銀世界構成員30名が参加する大規模なものとなった。 そう、初めからこの戦いは銀世界によって仕組まれていたのである。 だが、かねてよりCoriの圧政に苦しめられていた周辺の民達の後押しもあり、VIP同盟員は城の防備を打ち破り、Coriの居城を陥落させる事に成功する。 しかし、勝利を手にしたVIP同盟員、そして支配から解放された民達が喜んだのもつかの間、周辺に潜んでいた銀世界構成員伏兵部隊による逆撃に遭い、VIP同盟員の部隊は壊滅。加担した民達は処刑される事となる。 この戦いにおいて甚大な被害を被ったため、VIP同盟軍は一時、銀世界に対しての侵攻を断念。後退を余儀なくされる。 そして、敗戦の尾が引き連れた翌朝。その報を受け、国王fillは激怒した。 国中に響くほどの大声で、同盟員へ徴兵および練兵を行い、銀世界との戦いに備えよとの勅令が下る。 それに従い、しばし雌伏の時を過ごす同盟員達。 敗戦の傷が癒えぬ一部同盟員達は、銀世界構成員による更なる追撃を受けるも王命を果たすべく、滾る怒りを抑えながら戦力増強に努める。 その日々が過ぎ、来る11月14日。 日付が変わると同時に、Coriの本城へ侵攻を開始。 それに伴い、周辺の村や城を奪還。防備を固める。 だが、事前に動きを察知した銀世界側もCoriの城へと増援を送る。 この戦いが、後の『第2次スーパーハナクソ大戦』である。 公式記録によれば、VIP同盟員22名、銀世界構成員21名が参加、と記されており、またしても大規模な戦いとなった。 また、奇しくもこの日は『埼玉県民の日』とされており、埼玉県出身の一部同盟員の士気は爆発せんばかりであった。 この戦いの開戦から数時間後、Coriの本城は落城する。 その喜びも束の間、待ち構えていたかのように、またしても銀世界は付近の構成員達による逆撃を行う。 この戦いが、後の『第3次スーパーハナクソ大戦』である。 逆撃を察知した同盟員は脱出に成功したため、公式記録には、VIP同盟員9名、銀世界同盟員8名が参加、と記されている。 城に残った同盟員が苦戦を覚悟したその時、双方にとって予期せぬ事態が起こった。 銀世界構成員であるシルフェニアが裏切り、防衛戦を行う事となったVIP同盟員側に加担したのである。 だが、敢闘空しく防衛部隊が全滅した後、シルフェニアはさらに裏切りを行い、またしても銀世界側へと身を寄せる。 一方、Coriの城を脱出したVIP同盟軍は、Coriと密接な関係にあったtensanの本城に対し攻撃を開始。 まずは付近の連携の根を断つ事にしたのである。 同時に、周辺の村を奪回するための戦闘も始まり、4つの地域で火蓋が落とされる。 加速度的に戦火が燃え広がっていく中、VIP同盟軍による苛烈な攻めに耐え切れず、tensanの城は落城。 同時に、tensanの本城周辺を封鎖した上で、Coriの城に対し再度侵攻を開始。 tensanの城陥落から約一刻。 銀世界により奪還されたCoriの城へ、VIP同盟軍本隊が到着。 そして始まった戦いが、後の『第4次スーパーハナクソ大戦』である。 公式記録によれば、VIP同盟員18名、銀世界構成員6名が参加した、と記されている。 VIP同盟軍による、怒涛の如き攻勢を受け止め切れず、Coriの城は完全に陥落。 銀世界構成員数名の死亡が確認され、永く続いた銀世界による抵抗も、ここで無くなる。 勝利を収めたVIP同盟軍は、この勢いに乗じて周辺に残る銀世界の敗残兵を排除しつつ、構成員である天人の本城攻略作戦を開始する。 戦力の消耗が激しい銀世界は、組織だった戦を捨て、各自の城へと退却。ゲリラ戦を展開する。 だが、その背中を追うVIP同盟軍は各地で次々に銀世界構成員の城へと侵攻し、 構成員sinnosuke、wallpaperの本城をはじめ、銀世界の占領下に置かれていた城数十箇所を攻略し、第一次出征を完了、待ち望んだ明確な勝利を掴み取る事に成功した。 初戦とは対照的に甚大な被害を受け、その背に影を落とす事となった銀世界構成員達は、銀世界の首領、すばめがその隠れ蓑として利用していた古代遺跡郡へと退却を試みる。 だが、その動きを掴んだVIP同盟軍は侵攻を止める事なく、すばめに対して攻撃をかける。 迫り来るVIP同盟軍から首領を守るべく、銀世界構成員数名が抵抗するも、すばめの本城及び支城を守る事は叶わず敗北。 戦火の中、すばめは抜け道により脱出する事に成功するも、この時より、確かな音を立てながら銀世界の瓦解が始まる事となる。 更なる勝利を収めたVIP同盟軍は、命からがら脱出した首領すばめをあえて泳がせた上で、侵攻先を反転、構成員ステップの本城、構成員EIJIの本城を陥落させ、周辺の平定をほぼ完了する。 そして、翌11月15日。 銀世界構成員達はVIP同盟軍による追撃を逃れるため、その内部を銀鉱石採掘プラントとして利用していた古代大型遺跡郡への退却を開始する。 VIP同盟軍諜報部の記録によると、同日だけでも十名に届くのではないかという数の構成員が、この遺跡へと逃げ込んでいる。 VIP同盟軍は永きに渡る戦いに終止符を、そして銀世界の息の根を完全に止めるべく、プラントへの侵攻を開始。 その途上で待ち構えていた数名の抵抗に遭うも、国王fillを筆頭に攻撃を行い、プラントへの道を斬り拓く事に成功する。 その後、次々にVIP同盟員がプラント内への強行突入を開始。 銀世界側の組織的な抵抗はもはやなく、一部構成員の逃亡や、国外・レインボーコースト地方への退却が始まる。 だが、中には最後まで抵抗を続け、玉砕していく猛者もいた、と、あるVIP同盟員は語っている。 そして迎えた11月16日。 銀世界プラント内の掃討が進み、一部を除いた構成員は遺跡内から完全に退却。 事実上、銀世界の敗北は決定したのであった。 &bold(){隔月刊『銀世界』創刊号 -完-}

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