WUW日本地下阿吽選手権


  • 地下プロレスの王座のひとつ。いわゆるタッグ選手権である。
  • 王者チームには「ベルト」ではなく「帯」が授与される。
  • 帯の中央には仁王の顔(木彫り)が配置されている。
  • 仁王は帯ごとにデザインが違う。
 阿形(あぎょう・口を開いた面相)
 吽形(うんぎょう・口を閉じた面相)
 それぞれ「阿の帯」、「吽の帯」と呼ばれている。
  • 帯には「格」があり、阿の帯が格上とされる。
 (選手権試合で勝利を決めた選手に阿の帯が授与される)
 そのため王者チーム内で「格差」が生じる事になる。

ルール・試合形式

今までに行われた選手権試合には、四つの形式がある。

1 タッグマッチ(通常ルール)

  • 通常のタッグ選手権試合(王者チーム VS 挑戦者チーム)。
  • 時間無制限一本勝負または三本勝負。
  • 試合に勝ったチームが王者チームである。
  • 王者チームのうち、勝負を決めた選手に阿の帯、パートナーに吽の帯が授与される。
  • 三本勝負の場合、決勝ラウンドの勝負を決めた選手に阿の帯が授与される。

2 タッグマッチ(変則ルール)

  • 王者チームが、それぞれパートナーを従えて対戦する。

例)王者「阿」&選手A VS 王者「吽」&選手B
  • この場合、選手AとBはタイトルの移動には関係ない。
  • 王者「吽」が王者「阿」に勝利した場合のみ、王者チーム内で帯が移動する。
  • 王者「阿」が王者「吽」に勝利した場合と、選手ABが勝敗に絡んだ場合はタイトルの移動も帯の移動もない。

3 シングルマッチ(王者同士)

  • 王者チーム二名によるシングルマッチ。
  • 勝った選手に阿の帯、負けた選手に吽の帯が授与される。

4 シングルマッチ(王者 VS 挑戦者)

  • 王者のうち一名と挑戦者によるシングルマッチ。
  • 勝った選手が王者となる。

例)11年4月、初めてこの形式の試合で王座が移動。
(入道 VS 日龍)
敗れた入道は王座から転落。勝った日龍は阿の帯獲得。吽の帯を保持する梅沢菊次郎とのコンビで第4代王者となった。

歴代王者


01 ナイトキング・ジュリー&マッド光一(10年1月11日~返上)
02 三州ツバ吉&日龍(10年4月18日~12月21日)
03 入道&梅沢菊次郎(10年12月21日~11年4月24日)
04 日龍&梅沢菊次郎(11年4月24日~6月12日)
05 矢野啓太&竹嶋健史(11年6月12日~8月28日)
06 日龍&三州ツバ吉(11年8月28日~)

備考

  • 「UNDERGROUND JAPAN TAG LEAGUE 2009」に優勝したナイトキング・ジュリー&マッド光一が初代王者に認定された。
  • 初代王者のマッド光一が交通事故による負傷で長期欠場、王座が返上された。
  • 返上に伴い王者決定戦が行われ、ナイトキング・ジュリー&入道を破った三州ツバ吉&日龍が第二代王者となった。

  • 10年8月には富士山頂でタイトルマッチが行われた。





最終更新:2011年08月30日 17:39