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SS26澪「なあ唯。部活後時間あるか?」」(2011/02/02 (水) 16:58:52) の最新版変更点

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***SS26 澪「なあ唯。部活後時間あるか?」 唯「え?うん、大丈夫だよー」 ・・・・・部活終了。 あたしと澪ちゃん以外はおうちに帰ったみたいなので、澪ちゃんの用件を聞くことにした。 唯「で、澪ちゃん。お話ってなに?」 澪「え、ああ。えーとだな。実は・・・・・。すっ、好きな人が出来たんだ」 え!?ええええええ!!いきなり何を言ってるんのこの子は! 唯「・・・うん。で、それをあたしに話してどうしたいの?」 澪「あ、ああそれでぇその好きな人ってのがな、りっ、あ、いや・・・・・」 りっちゃん?「りっ」ってりっちゃんのこと?聞くのかあたし?聞けるのかあたし!?あたしも・・・りっちゃんのこと気になってるんだけど。寧ろ好き! 唯「りっ、りっちゃんのこと?」 言っちゃたよおおお。あたしの馬鹿ああぁぁ!これで澪ちゃんも好きだったら気まずい・・。 澪「あ、ああ。そう.....だ////」 ゴンッ! 唯「えっ!」 澪「っ!?」 唯「むぎちゃん!」 澪「むぎ!」 まさか今の聴かれてたんじゃ・・・。てゆか、鼻血流しながら目を輝かせてるのは何でだろう? 紬「あ、あのー。そっちに行ってもいいかしらぁ?」 澪「あっああ。いいぞ、でも鼻血ふいてからにしろよ」 紬「鼻血を吹く?まだ出せるかわからないけどがんばr 澪「そっちのふくじゃない!拭くだ!」 紬「あ!ごめんなさい!私のことは気にせず話を進めて!」 はぁーっと澪ちゃんが溜息を落としながら、今日はお開きだ!だって。続きが!話の続きが超気になる。今日はずっと悶々としそうだぁ。 まあ、悶々としましたね。うん、全然寝られなかった。メールしてもよかったんだけど、躊躇っちゃうよねやっぱ。 てことで部活前!他のみんなが来るまであたしと澪ちゃんで昨日のお話し再開! 唯「・・・・で、昨日の続き何だけど・・・・・」 澪「あ、ああそうだったな。で、結局・・・告白しようかなってね。私なんて無理かもだけどなぁ」 うーむ。これはホンキってことなのか。あたしどうしよ。あたしもりっちゃんのこと好きなんだ!何て言えないだろし・・・。 唯「そんなこと・・・・ないんじゃないかな?澪ちゃん可愛いし!」 何で?あたし、素直になれないよ。こんなに...こんなにも胸がずきずき痛むのなんて初めて.....。誰かを想って、こんなにも心が痛むのなんて初めてだ。 澪「ゆっ唯、どうしたんだ!!?」 唯「・・・・・え?」 あ...れ....?あたし、泣いてるの? 唯「なっ何でもないよ!」 そのとき、がちゃっと扉が開き、騒がしい声が飛び込んできた。 律「おーす」 梓紬「こんにちはぁ」 みんなが来てしまったので、お話は一旦お開き! 部活後。 部活中に澪ちゃんがあたしとりっちゃんは残るようにと言われた。今は3人であたし真ん中でソファーに座ってる! 澪「りっりりっり律?」 律「何だ澪?今日は早く帰りたいのに!手短にな!」 あたしは黙ってこれを見届ける役なのだろうか。 澪「じっ実はな、私、好きな人が出来たんだ」 律「へー、そうなんだぁ。で、あたしにどうしろと?」 澪「いっいや。その好きな人っていうのがな・・・・り、り、りt そんなのは絶対に嫌だ! 唯「いや!!!!!!」 二人が一斉にあたしの顔をみてきた。まあ、当然か。それは。いきなり叫べば。 律澪「どっどうしたんだ唯!!?」 唯「嫌なものは嫌なんだもん!あ、あたし。あたし。りっちゃんのことが大好きなんだもん!」 唯「誰かと・・・・りっちゃんが付き合う何て、嫌なんだもん!!!」 あーぁ。言っちゃったよ。でも、悔いはない。やりきった。うん、そうだ。あたしはちゃんと伝えたいことは言ったもん。それで・・・・満足だ。 澪「ふぅー。やっと素直になってくれたな、唯」 唯「えっ??」 澪「お前が律のこと好きなんてとっくのとうに分かってたよ。唯は直ぐに顔に出るんだもん」 澪「で、私は律から唯のことが好き。と相談された訳だ」 ふっと隣のりっちゃんの顔を覗くと、顔が真っ赤になっていた。 澪「それで、勝手ながら恋のキューピットにでもなろうかと・・・・」 唯律「「恋のキューピットって」」 二人して笑ってしまった。 澪「わ、笑うことないだろぉ!・・・で、どうするんだ?」 ・・・・・・・。あたしは....。 唯「あたしは、付き合いたいかな。って。りっちゃんが良ければだけど・・・///」 律「ばっ///い、いいに決まってんだろ!」 澪「.....さて、邪魔者は去ることにするよ。じゃな二人ともぉ」 そう別れを告げ、澪ちゃんは帰って行った。 唯「あ、あたしたちも帰ろっか!」 律「!ああ、そうだな」 夜空の下、肩を並べてゆっくりと歩いている。直ぐに、離れたくないのだと感じた。 唯「付き合うって言っても、実感ないや・・・」 律「あたしもだぁー。でも、こうして唯と一緒に歩けるのが嬉しい。心からな」 唯「りっちゃん!!てぇ、繋がない・・・?.....駄目かな?」 すっとりっちゃんは左手を出した。これは!・・・・、りっちゃんの手、とってもあったかいや。心まで温かくなってくる。 あたしたちは手を絡めたまま 夜道を幸福と共に歩き続けた 唯「えへへ、本当に嬉しいな。こうやって二人で歩けるのが」 律「前も歩いてたりしたろ?」 唯「友達としてでしょ?それは。今は違う。恋人として歩けるのが・・・・嬉しい」 律「そっそうか。あたしも・・・嬉しいぞ///へへっ」 りっちゃんのこんな可愛い顔を見たことがない。それを今、あたしの隣で見せてくれている。こんなに嬉しいことがあるだろうか! あたしだけに向けてくれる。それだけで、嫌なことがあっても幸せでいられる。 唯「りっちゃん。あたし、あなたが、りっちゃんが大好きだよ」 律「・・・・・あたしもだ。大好きだ、お前が。平沢唯が大好きだ」 唯「えへへ、なんだか恥ずかしいや///.....あっ!」 律「ん?どうした??」 唯「ここで、お別れだ・・・」 律「そ...うだな。楽しい時間はあっという間に過ぎちゃうな」 唯「あたし・・・・帰りたくない。離れたくないよ......」 律「あたしもだよ。でも、ちゃんと帰らなきゃ駄目なんだよ。分かるだろ?」 唯「わっ...かるけど。でも。でm !!!!あっあたしの唇が・・・・・りっちゃんの唇とくっついて...... ちゅっ、ちゅちゅちゅちゅちゅーを、ちゅーをしてしまった。 とっ、とっても柔らかかった。それに、初ちゅーだ。あたしはりっちゃんに初めてを取られちゃった。 律「こっこれでもまだ帰れないか?//////」 りっちゃんは顔をりんごみたいに真っ赤にして、あたしの返事を待っている。かっかわいい!食べちゃいたいくらい! 唯「あした。明日もいっぱいしてくれるならちゃんと帰る」 律「いっ....いくらでもやってやるよ!」 りっちゃん!!大好きだよ!! そんなりっちゃんを見ていたら胸がキュンキュンする。衝動的に抱きついてしまった。 律「あっ」 ちゅっ。 唯「へへ!今度はあたしからちゅーしちゃったよ」 律「ばっ///嬉しいじゃねえかぁ」 えへへ。 あたしも嬉しいよ! 律「・・・・じゃっじゃあ....もう、行くぞ」 唯「......うん。また明日ねぇ!ばいばーい!!!」 ああ。っといい、りっちゃんは歩き始めた。・・・やっぱり、寂しいなぁ。そんな気持ちもあるけれど、何だかにやにやしちゃうよ。ちゅーして。 本当に柔らかかったな、りっちゃんの唇。 とっても、心があったかい。りっちゃん、いや、律。あなたに会えて本当によかったよ。 りっちゃんだぁい好きだよ。 お終い。

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