唯×律SSまとめwiki SS27大学からの帰り道、りっちゃんと二人きり。

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SS27


大学からの帰り道、りっちゃんと二人きり。
白い息を吐いて何てことない話をしながら歩きなれた道を行く。
マフラーと髪の間から見えたりっちゃんの耳が冷たそうで、温めてあげたくなったから触ってみたら驚かれちゃった。
驚いたのを誤魔化すためか、寒いなー、とりっちゃんが私に肩をピッタリくっ付けてきた。なんだか、幸せだなぁ。
私、りっちゃんとこうやってずっと一緒にいたい。
ずっとを叶えるために私が出来ることは何だろう。
隣で寒そうに鼻を啜るりっちゃんが、さみーってまた言った。

「ねぇりっちゃん」

冬って寒いね。
耳なんか凍えて千切れちゃうんじゃないかって思うし、鼻真っ赤になっちゃうし、頬っぺたカサカサになっちゃうし、やだね。
でも冬のもこもこな洋服って可愛いよね。冬限定のお菓子も大好き。
あとクリスマスとお正月もワクワクするから好きだなぁ。
寒い外から帰ってきてから飲むあったかいココアも良いね。
アツアツのお風呂に首までたっぷり浸かるのも気持ちいいね。
クリスマス、一緒にキリストの誕生日祝おうね、りっちゃん。
年越しそば食べたら初詣はどこに行こうか。私たちも晴れ着なんて着てみちゃう?
りっちゃんが寒い時は私がココア作るよ。ちゃんと、牛乳煮て作るココア。
夜はコタツに潜って夜更かししちゃおう。
冷たい布団に入らなくて良いように、八時になったら湯たんぽ入れる係するね私。
朝になったら先に起きた方が暖房点ける係だよ。
そうやって毎日過ごしていきたいな。
それで春が来て、あったかくて、夏が来て。
ねぇ、その先も今みたいにりっちゃんが居てくれれば私、幸せなんだよ。
暑くても寒くても。
ずっと、私の側にいて欲しいんだ。

「ななななんか、下手なプロポーズみたいだなあはは!!」
「みたい、じゃないよ。プ、プロポーズであります!りっちゃん隊員!
ずっと一緒に居るためにどうすれば良いか、私なりに考えた結果なんだよ」
「突然過ぎるっつーの!大体冬は寒いって話じゃなかったのかよ!
 それがクリスマスだかココアだかの話になって・・・」
「それは・・・私もびっくりです・・・もっと格好付けるつもりだったのに。」
「でも」
「はいっ」
「これが唯からのプロポーズなら、断れるわけないしさ・・・」
「りっちゃん・・・!!」
「私だって、一緒にいて欲しいんだ。
 ・・・・よろしくな、唯。」

私今どんな顔してるのかな。りっちゃんと同じかな。
嬉しいのに、泣きそうだよ。
りっちゃんも照れたのか、さっきみたいに、寒いなぁって肩を寄せてきた。
うん、やっぱり幸せだなぁ。


おしまい。