M4中戦車

1942年から45年までに約5万両が生産された米軍の主力戦車、通称「シャーマン」です。
様々なメーカーが生産し、多くの派生型が生み出されました。米国以外でも、同盟国に多くが提供されたため、事実上連合軍(西側)の主力戦車ともいえます。
AHでは、既出のファイアフライ(英)の後のバージョン2.19から75mm砲搭載A3型と76mm搭載A3型が登場しました。
M4のあとに続くAXは、エンジンの形式を示すもので、A3型は、V8ガソリン・エンジンを搭載した型で、信頼性も高く、現地での評判が高かったようです。
A3型のイギリス軍名称は「シャーマンIV」です。
+ M4A3(75)

M4A3(75)

M3 75mm砲搭載型で、ヨーロッパ戦線の他に、太平洋戦線でも海兵隊により使用されました。砲塔上部にロケット砲を搭載(通称「カリオペ」)することが可能で、建物破壊に大活躍します。
1942年6月から1945年5月までに4,761輌が生産されました。
固有アイコンは「M4」

性能諸元

+ M4A3(76)W

M4A3(76)W

M1A1 76.2mm砲を搭載した型で、ヨーロッパ戦線に投入されました。
75mm砲と比べると、口径が僅か1.2mmしか拡大されていませんが、76.2mm砲は装甲貫徹力に優れています(HVAPはドイツ軍の88mm砲にも匹敵しました。)。
弾薬が大きくなった分、砲弾搭載数は少なくなっています。
型番末尾のWは、弾薬庫全体を不凍液(グリセリン溶液)で満たして引火を防いでいることを示し、他のM4に比べて被弾時の誘爆を防いでいるため耐久性が高いといえます。
1944年3月から翌4月までに4,542輌が生産されました。
固有アイコンは「M4」

性能諸元



パンターvsシャーマン バルジの戦い1944 (オスプレイ“対決”シリーズ)

M4(76mm)シャーマン中戦車 1943‐1965 (オスプレイ・ミリタリー・シリーズ―世界の戦車イラストレイテッド)

シャーマン中戦車 1942‐1945 (オスプレイ・ミリタリー・シリーズ―世界の戦車イラストレイテッド)


コメント

  • 町攻撃で使いやすい。対戦車はかなーり厳しい・・・。 -- 名無しさん (2013-04-19 03:01:44)
  • Fireflyのカウンターウェイトが軽いので反動で照準ぶれまくり。 -- 名無しさん (2015-06-16 12:40:58)
  • (;゚〇゚) フューリー! -- 名無しさん (2015-06-20 21:24:03)
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最終更新:2017年02月23日 19:36