発売前情報まとめ

  • PS2専用ソフト「SIMPLE2000シリーズ Vol.81 THE 地球防衛軍2」の移植作品
  • 開発スタジオは、PS2版と同じくサンドロットが担当
  • 武器やアーマーのドロップなど、基本的なシステムはPS2版からほぼそのまま
  • PS2版に登場した武器・ミッションは、すべて今作で再現される
  • 新兵器、新ミッション、新敵キャラクターの追加




新要素

新兵器

  • 武器のステータスに「レベル」が新設される 扱いは不明
  • 陸戦兵専用
    • 「AS-DD」:アサルトライフル AS-99Dをベースに、連射性能を犠牲にして威力を極限まで高めた武器らしい。
    • 「バッファロー」:ショットガン EDF3でSGシリーズの置き換えに登場したものと同名だが、今回はSGシリーズも健在
    • 「リバーサーM1」:ナノマシンにより、付着した場所に不可視の装甲を作り出し、修復する リロード不可のようだ。 かつてのリペアスプレー?
    • 「リバースシューターT1」:爆発型のリバーサー。一度に広範囲の味方と乗り物を回復するのみならず、自分自身にも効果を発揮する。
    • 「リバースガン」:詳細不明。リバースシューター系?
    • 「エリアルリバーサー1」:その場に長時間漂うタイプのリバーサー。殺虫スプレーと同じような感じだろうか。
    • 「エリアルリバーサー2」:詳細不明。エリアルリバーサー1の強化型だと思われる。
  • ペイルウイング専用
    • 「サンダーボウXD」:失踪していた結城博士により作られた究極のサンダーボウ 顔文字ではない
    • 「サンダーオーブ」:投擲型の支援兵器 投擲後、2つのコアから全方位へ雷撃を放つ
    • 「プラズマ・フォールΣ」:範囲攻撃兵器
    • 「ルオンノタル」:レーザー兵器? 6方向から敵に向かうレーザー兵器で、着弾後に炸裂するとある。武器の形や炸裂の仕方はランス系と酷似している。同社開発の斬撃のレギンレイヴにも同名の武器が存在。

新エイリアン(名前は通称)

  • 「鎧蜘蛛」:銀色の身体を持つ凶蟲バゥ 耐久力が増加した上、糸による攻撃も健在
  • 「金アリ」:金色の身体を持つ巨大甲殻虫 酸の噴出量が増加
  • 「蟻の卵(金色)」:金色の蟻の卵。
  • 「真紅のアリ」:赤アリよりも更に赤い、血のような色をした蟻。詳細不明。

新ミッション

  • 計7つ。1~50は変更なし。
No ミッション名 旧No No ミッション名 旧No
51 烈球 - 66 機獣 63
52 嶺の亀裂 52 67 鎧蜘蛛 -
53 陥穽 53 68 剣と盾 64
54 深淵 54 69 魔虫跋扈 65
55 奈落の罠 55 70 超獣結集 66
56 金色の闇 - 71 紅の山 -
57 龍虫復活 56 72 神獣 67
58 重装鉄球 51 73 大結集 68
59 特機兵 57 74 死地 -
60 大蜘蛛 58 75 灼熱 69
61 空爆 59 76 絶対包囲 70
62 超爆 60   77 魔軍 -
63 闇蜘蛛 61 78 皇帝都市 71
64 皇帝直下 62
65 王者の巣 -

アイテム

  • アーマー上昇値は、陸戦兵:1.5・ペイルウイング:0.75でPS2版と変化なし
    • 出撃前に初期値(200/100)~取得した分の間を自由に調整可能(マルチプレイ時のみ?)
  • 回復アイテムの色が、白地に赤の十字→赤地に白の十字に変更される


通信協力・対戦プレイ

  • アドホック通信による4人までの協力・対戦プレイの搭載
  • 協力・対戦、それぞれのルームを作成してプレイヤーを集める
  • 全71ミッション+αのすべてを協力プレイで楽しむことができる
    • プレイヤー同士のフレンドリーファイアは有効(無効化できるかは不明)
    • 倒れた仲間へ自分の体力の半分を分け与えて復活させることができる
    • 取得した武器・アーマーは、クリア後にプレイした全員に均等に分配される
  • シングル・協力プレイのセーブデータの互換性などは不明


1月23日、3月5日~3月20日の体験会レポート

  • 体験会で使用されたソフトは、製品版と同等とのこと
  • PSPへの移植に際し、操作方法・インターフェイスなどが変更
  • 操作方法は決められたコマンドセットから選択する キーコンフィグは搭載されない
    • ノーマル、テクニカルA、テクニカルB、テクニカルC の4種類 →詳細
  • フレームレートは30fpsでスムーズに動作
  • 出現する敵の数は減少しておらず、処理落ちも(基本的には)感じられない
  • マップの広さは変化なしだが、遠距離は霧がかかっており、通常の敵やオブジェクトは表示されない
    • インセクトヒルなど、重要な敵オブジェクトは常に表示
    • スナイパーライフルなどのズームを行うと、遠距離も視認できる
  • 全体的にポリゴンの数は減少、しかしプレイ中はあまり気にならない
  • 敵の死骸の接触判定は健在
  • 乗り物を利用したビル潜り・地面潜りなどは出来なくなっている
  • データインストールが可能 効果は不明だが、体験会では利用されていないとのこと


地球防衛軍プロデューサー 岡島信幸氏のインタビュー

 ―5年前にPS2で発売され多くのファンを獲得した本作ですが、最新作ではない『2』をPSPに移植したのはなぜですか?
『地球防衛軍』シリーズはこれまでに『3』までありますが、最も完成度が高いと多くの支持を受けているのが『2』です。
そして、昨今のPSPを使った多人数通信プレイに対して、需要が高いこともあり「『2』をPSPで4人でプレイできたら、なんて素晴らしいんだろう」という、とてもシンプルな発想からです(笑)。
『3』には熱狂的な支持のあるペイルウイングがいない点も考慮して、やはり『2』がいいのではないかと。

 ―移植にあたってとくに注力した部分は?
雑誌などでよく「移植作」と書いていただいているのですが、けっして単なる移植という言葉では片づけられない努力を必要としました。
なぜなら、巨大な敵が画面いっぱい大量に出現し、全ての建物を破壊可能といった部分は『2』がもつアイデンティティであり、このPS2の限界まで表現した『2』のクオリティを、PSPで落としてしまってはなんの意味もないからです。
本来PSP用に設計されたものではない要素をいっさい削ることなく、加えて4人での通信プレイを可能にすることは、前述のシンプルな発想からは想像できないほど、難度の高いものだとあとから知りました。
「SIMPLE2000シリーズ」当時と比較して、およそ4倍のプロジェクト規模となりましたが、その代わり単なる移植作を超え、まるで別ゲームのような新たな遊びを提供できると確信しています。

 ―ソフトが2本入った「ダブル入隊パック」は、ゲーム業界で初の試みですが・・・・・・?
価格に関しては非常に難しい問題でした。
4倍のプロジェクトだからなんて事情はユーザーさんは知りませんし、かといって税別で\4,800という価格設定は譲れません。
しかし、こんなに待たせても新作を信じてくれている熱心なEDFファンには何かサービスをしたい、と考えて、出た結論が「ダブル入隊パック」でした。
本作をプレイすれば理解していただけると思いますが、絶対に2人以上で遊びたくなります(笑)。ですから2本セットで\6,000、1本あたり\3,000程度ならバリューがあると考えました。
我々が展開しているPSPでのSIMPLEシリーズが\2,500ですので、可能な限りですが、近づいたかと思います。
数量限定とはいえ、SIMPLEシリーズを展開してきたメーカーの意地なんですけど・・・・・・。
なかなか伝わりづらいですよね。

 ―ユーザーには本作をどのように遊んでもらいたいですか? やはり、新要素である4人での協力や対戦プレイになりますか?
今回のPSP版でシリーズを初めて触れる方には、まずシングルプレイで本作の絶妙なバランスを体感してほしいです。
「これが絶対に無理でしょ!」という圧倒的な物量と質量の戦いがあり、でもがんばったらクリアできて新たな武器を手に入れて少しラクになり、さらに強い敵が出てくるという(笑)。

 ―最大4人で協力できるとあって、協力プレイを前提とした高難度ミッションが用意されているのですか?
ミッションは難易度の変更が可能なため、1人でもクリアできないことはありません。
どんな腕前のユーザーでも緊張感と達成感を味わえるいいバランスになっていますよ。
でも、高い難度に設定すると、仲間を集めたくなるかもしれませんね。
同じミッションでも難易度を一段階変えるだけで、全然違う戦場になりますから。

 ―公開された新武器は強力そうなものが多いですが、新エイリアン相手にはそれらが必須となるのですか?
特定の敵を倒すことを目的としたミッションを除けば、この武器じゃないとダメということはないです。
それぞれの武器に合った戦略があると思いますし、ユーザーの1人1人が「これがオレの戦い方なんだ!」というお気に入りの武器を見つけ、組み合わせて使っていけるのが魅力だと思います。
仲間を回復できる兵器も増えましたし、自由度がさらに高くなりました。
新武器に関しては、「その系統にそんな種類があるなんて」という具合にシリーズのファンほど喜んでいただけると思います。

 ―新モンスターの金のアリと銀のクモについて何か教えていただきたいのですが。
その2体はオススメです。みんなの嫌いなクモがパワーアップしました(笑)。
こうご期待といった感じです。

 ―新入隊員に向けて、ミッションに挑むうえでのアドバイスはありますか?
そうですね・・・・・・協力プレイですと、とにかく助け合いと譲り合いが大事ですね。
もちろん味方に照準を向けるなんて、もってのほかです(笑)。
体力がいっぱい残っている人は回復アイテムを取らないとか大切ですね。
あと自爆しないという基本姿勢はいうまでもありません。

 ―最後にユーザーに向けてひとことお願いいたします。
お友だちとプレイするのであれば、「ダブル入隊パック」をオススメします。
数に限りがあるので、予約が確実です。
皆さんが再びEDF隊員として、作戦に参加することを期待しています。

ダブル入隊パック

  • 専用の外箱に、専用ジャケットで飾られたケース・UMD・取扱説明書が2つずつ収録される UMD自体は全く同じもの
    • 専用ジャケットは、オリジナルパッケージ・地球防衛軍2復刻パッケージの2種類を1本ずつ封入


動画

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2011年04月15日 17:15