2幕 第04話 「ミルキィホームズの寝相」 Aパート
| あらすじ |
相変わらず遅刻を繰り返すダメダメなミルキィホームズ。
彼女たちのダメな様子に不機嫌が募るアンリエットは、ある日4人を強く叱責してしまう。
何とか遅刻をなくそうと考えた4人は、寝相の悪さが遅刻の原因だと考え、
寝相を良くしようとあれこれ試すことに。
だが、やはりうまくいかず、やがてネロとコーデリアの口喧嘩になってしまう。
結局、コーデリアの提案で寝る場所を変えた4人だが…。 |
| 脚本 |
ヤスカワ ショウゴ |
作画監督 |
國行由里江・柴田志郎 |
| 演出 |
佐藤 まさふみ |
絵コンテ |
佐藤 まさふみ |
アバンタイトル
1話の殆どを部屋の中で過ごす
舞台が学院を出て激しく移り変わっていた2話3話と一転。
今回は殆どを
屋根裏部屋のベッドの上から出ずに話が展開する。
「かみちゅ」11話のコタツから出ずに1話まるまる使う回を連想したとの意見も。
お花畑コーデリア
お花畑の中でお姫様の格好をしているコーデリア、そこに仲良くハモり声でコーデリアを呼ぶ3人。
コーデリアの妄想する理想の関係が繰り広げられる。
「コーデリアさーん、待ってー、私達も連れてってー」
このセリフは直後にちょっと怖いシチュに変わる。
1期2話頃のコーデリアは、辛い現実からすぐトリップして
白昼でも現実逃避して脳内妄想モードに入る癖があったり、
「MH4人はとっても仲良しで、お花畑で楽しく暮らしている」
という妄想をしている姿が何度か見られた（絵日記も幼児風になる）。
今回はその2話の妄想＋絵日記のシーンを彷彿とさせる。
巨大足男の悪夢
頭部が巨大な足首になってる不気味な男が突然目の前に居て振り返る。
混乱するコーデリアの瞳に
「あ」「し」と書かれている。
すると先ほど追いかけてきたMHの3人はのっぺらぼうの化け物みたいになって
クスクス笑いながらコーデリアを押さえつける。怖い夢にありそうなシチュエーション。
肌の色が、シャロはピンク・ネロは黄色・エリーは緑、と各自のパーソナルカラーに。
頭部には黄色い
かまぼこが乗っている。
コーデリアの顔に足の裏が付いたときに「ぺとっ」と擬音ロゴが出る。
足は指毛が生えてるむさくるしそうな足。
目覚め：足男の正体
悪夢から覚めると、コーデリアの顔の上にネロの足が乗っかっていた。
これが夢の中の巨大足男の正体と分かる。
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当のネロ本人は無邪気にスヤスヤ寝息を立てている。
目が覚めたコーデリアは、突然「じゃんけん、ぽん」とネロの足とジャンケン。
この状況で取った行動が「寝てる相手の足とジャンケン」なのもシュールだが、
更に、ジャンケンの瞬間に足指が咄嗟に
チョキを出して、
寝てる筈のネロにコーデリアが負けてしまう。
サブタイトル：「ミルキィホームズの寝相」
Aパート
食堂のシーン
ふかし芋と塩の食事
2期では夏制服を着るのは初めて。
1期2話と同じく、ふかしたジャガイモが1つだけの朝食。
（ジャガイモの絵は１期2話の使いまわし）
農村が無くなった後はラード等の貰い物もしなくなったのか、塩で食べている。
１期2話では
1人1個だったジャガイモが、
1期6話では
4人で1個のジャガイモへと環境が悪化していたが、多少待遇が戻った。
エリーの食べ方
エリー以外はスプーンで食べているが、エリーだけは直接手で掴んで齧り付いて食べる。
1期9話のソニアの差し入れを食べる際も、
フォークを逆手に握ってトマトを突き刺したり、
両手で大皿を掴んで口に流し込んだりと、意外と
エリーは食べ方がワイルドな場合がある。
シャロ「100回噛めば100倍の満腹感」
草食動物みたいにずっと噛んで食べているシャロ。
このシーンは
シャロリングが頭の真横に来て、コアラみたいな不思議な絵。
ネロとコーデリアの口げんか
1期1話や2話の頃に良く見られた口争いが久々に見られる。
ネロ「だいたいコーデリアの足だって僕の上にあったじゃん」
コーデリア「うそおっしゃい」
ネロ「
匂いで分かるもん、花
臭いっていうかー」
コーデリア「それは花の
香りって言うんです！」
コーデリアの花のエピソードは、2期3話次回予告やドラマCDでも登場した。
- ドラマCD……コーデリアの使った後の浴槽は、「バラ風呂みたい」に花だらけ。
- ドラマCD……花はバラや造花ではなく、寮の周辺で摘んできた生花。
- 3話予告……「眠れる森の美女」と言ってベッドにトゲ付きのバラを敷き、ネロが痛がる。
シャロの黒ツッコミ・嘘吐き
「まあまあ、きっと
寝相が悪いのは両方ですよ」と
仲裁してるように見えて、サラッと酷い言い方。
更に「私もベッドから落ちたことなんて無いです」と
無自覚で事実と正反対の事を言っている。
チャイムが鳴り、手前を探偵学院の一般生徒が通り過ぎる。
メガネの子は1期の頃から何度か登場しているが、
夏服姿で登場するのは初。
会長室のシーン
シャロ「チャイムが鳴らなかったんです」
遅刻で会長室に呼び出しを喰らったMH4人。
シャロが「
チャイムが鳴らなかったんですー、本当ですー」と
1期1話の「目覚まし時計が鳴らなかったんですー」と似たセリフ。
勿論、直前のシーンでチャイムはしっかり鳴っているので嘘である。
このシーンのコーデリアの作画はプロポーションが特徴的。
肩幅が狭くて体が細く、髪とスカートのボリュームが多い。
学生の本分を忘れたMH
- シャロ「チャイムが鳴らなかったんです」
- エリー「私のせいじゃ…」
- コーデリア「ネロが悪いんでしょ」
- ネロ「そもそもこんな時間に授業があるのがおかしいんじゃないの？」
言い訳の見苦しさにアンリエットが「探偵の本分も学生の本分も忘れて」と怒る。
2期1～2話では探偵やトイズの概念を忘れていたMHだが、
今度は学生の本分（学業・生活習慣）を忘れている点が問題に。
アンリエット「パンに生えるカビ以下」
「パンに生えるカビの方がマシ」と言われ「ガビーン」とショックを受けるシーンで
謎のイメージ映像が入る。
- シーソーでMH4人よりもカビの方が重い
- 救急車が倒れてるMH4人よりもカビを優先して救助
- 「MHチョコ」の中のカビシールだけ取ってチョコは捨てる
いずれも「MHよりもカビの方が優先」というイメージの表現。
1期4話にも「
尻もち＝桃尻＝
桃の落下」と、連想ゲーム的な演出が見られた。
カビのデフォルメ菌絵
カビのデフォルメされたキャラクター絵が、
「もやしもん」に登場する「ヒオチ菌」などのデフォルメ顔に少し似ている。
- シール＝カビ＝大事なもの
- チョコ＝MH＝いらないもの
というイメージを象徴している。捨てられるMHチョコが汗を流している。
ビックリマンチョコは、お菓子のおまけのシールにコレクション価値があり
当時は「シールのおまけにチョコ」と言われるほどで、
シール集め目的でシールだけ取ってチョコを捨てる子供の出現が
報道などで問題視された。
「カビーン」：エリーの顔芸
シャロが
「カビーン」と大声で叫ぶと、MHの顔が劇画調に。
シャロの駄洒落が寒かったのか？
エリーまで顔芸を披露するのは珍しい。
アンリエットが驚いた表情を見せて、学院の鳥が一斉に羽ばたいたのは、
1期1話で退学宣言に驚いて落雷が落ちた時の様な何かが起こったのかと思わせるが、
結局ただ叫んだだけだった模様。
「Amazon」の箱
「ガビーンて言おうとしたんですー、本当ですー」と言いながら
アンリエットの足にすがりつくシャロの隣に
「ANOSON」のダンボールが。
箱のパッケージの模様が「AMAZON」の通販の箱にそっくり。
中には2期1話で登場した土偶が入っている。
追い出されるMH・伸びる20乳首
会長室から叩き出されるMHの胴体が4色に塗られたデフォルメ胴体に。
生徒の根津が二十里や石流と一緒につるんで会長室に居るが、
MHは「なぜ根津はいつも先生と一緒？」などと怪しんだりはしないらしい。
1期8話のアンリエットの看病と着替えで
MHが3カードを会長私室から叩き出されたときとは
反対の立場に。
20はOPみたいに乳首が伸びる。前回よりは若干おとなしい。
「美しい僕の授業と書いてShow Time」
「美しくない君達ハッハーン、Not Show Time」
かんたん作画スリーカード
この周辺のシーンは
3カードの作画がかなり簡素。
TV版1期3話のビーナス像の発信機に気づいたシーンの作画を彷彿とさせる。
（後にBD/DVD版で修正され、細かく描き込まれた表情になった）
スリーカードの色？
根津が
「カビカビホームズ」と馬鹿にしてアンリエットが嗜める。
飛び去る際、スリーカード各自の色は下記の通り。
- ラット…………… 紺色
- トゥエンティ…… 黄緑
- ストーンリバー… 黒
MHを「ダメダメ」や
「カビカビ」と笑い飛ばす3カードの言葉に
複雑な心境を隠しながら凄みのある声を出すアンリエットが
1期1話の
「根津さん…今何とおっしゃいました？」と重なるシーン。
アンリエット「この場所から去る頃合かも…？」
ミルキィホームズ復活を試みるも何度も同じ事の繰り返しになる状態に
「そろそろ、この場所から去る頃合かも知れませんね…」とやや諦め気味のセリフ。
2期アフレコインタビュー（2011/12/26）
明坂：アルセーヌは、ミルキィホームズが強くなり
良いバトル相手になって欲しいと頑張っていたのですが、
第2幕では若干諦め気味になっていて、
感情をあらわにしたり、突き放す部分もあります。
怪盗帝国のメンバーにも八つ当たりするシーンがあり、
怪盗帝国内は大丈夫かな？と心配になります。
今回はG4とも絡んだりおちょくったりするので、そこも見所です。 |
「何とかしなきゃ」→「寝相(ﾄﾞﾔｯ」
コーデリアが「このままじゃダメよ、何とかしなきゃ」とMHのお姉さんとして
1期2話の頃の様に、ちゃんとしなきゃと呼びかける。
それに対してシャロが恒例の
「分かりましたー！」のセリフと共に提案。
「寝相を良くすれば、きっと全て解決ですー」
シャロの顔のアップに
「どやっ！」と擬音ロゴが入る。
シャロが
「分かりましたー」と言う時は大きく的から外れた意見の場合も多い。
（2期2話、サマースペシャル、1期10話等で「分かりましたー」と叫んでいる）
だが、今回の「遅刻を無くすには？→寝相を直せば解決」という謎の思考回路に対して
他の3人は「おおー！」となぜか納得してしまう。
夜の寮のシーン
筆文字風画面切り替え・満月の夜
2期は筆でラフに描いたような黒い線で画面切り替えが入る事が多い。
ミルキィホームズの夜のシーンは
満月の率が異様に高い。
4人のパジャマ
| シャロ |
ウサギ模様の着ぐるみパジャマ
ウサギ足のスリッパ |
| ネロ |
チャイナドレス風のノースリーブ
かまぼこ似の猫の帽子（片耳茶色） |
| エリー |
緑のスウェット風の半袖＋長ズボン。フード付き |
| コーデリア |
水色と青のストライプのキャミ＆ショーパン |
2期で恒例になってきた毎回変わる着せ替え私服。
学生の本分を忘れる
エリーが本から「寝る前に勉強や仕事の事は考えちゃ駄目」と引用。
- 「勉強って何だっけ？」
- 「仕事ってのは探偵のことよね？」
と探偵の概念は2期1話～2話の経験で思い出せたが、今度は
学生の本分である勉強のことを忘れている模様。
ネロ「探偵のことは考えない」
胡坐をかいてこめかみを指でグリグリやる仕草が、「一休さん」風。
シャロが催眠術風に「考えない～考えない～」と腕を動かす。
かまぼこが何か言いたげな表情で水を飲んでいる。
一瞬かまぼこが
「？」と何かに気づいたように振り向き、
「ガチャッ」と
戸を閉めるような音がするが、何の音か不明。
1期10話で探偵としての志を見失い退学になったときには、
かまぼこが屋根裏部屋から出て行ったことがあった。
その後、11話でMHがアンリエットを救う決意をした瞬間に戻るなど
MHやゲストキャラに対して
態度で意思を示している様に見える場合がある。
エリーの想像：モザイク着替え
4人がそれぞれ楽しい事をイメージした映像が浮かび、
シャロはかまぼこ食べ放題、ネロはうまうま棒食べ放題。
コーデリアはお花畑をそれぞれ妄想している。
だがエリーだけモザイクが掛かっていて、
喘ぐような声が聞こえる。
←
(1)スロー再生
←
(2)モザイク細分化加工
←
(3)参考：夏制服の色
はっきりと見える訳ではないが、上記の(2)モザイク細分化した状態で見ると、
「夏制服へ着替えていて、緑色のネクタイを緩めている」
（またはネクタイを締めている）着替えの映像（？）に見える。
制服を脱いで着替えてリラックスするイメージだろうか？
「一見卑猥な絵のように見えて、実は…」というネタ映像と思われる。
パーティーゲーム「ジェンガ」
続けて提案したのはゲームで気分転換すること。
ネロのアホ毛が1本線で描かれている。
パーティーゲームグッズ
「ジェンガ」らしき玩具が。
元は1983年にイギリスで発明され、日本では
タカラトミーから販売されている。
タワーを崩さないようにブロックを順番に抜き取っていき、崩壊させた人が負け。
「山崩し」（砂山に立てた棒を崩さないように砂を削り取る遊び）の類型。
不自然な崩し方をするシャロ
トップバッターのシャロがブロックを抜こうとしたら、
指が触れるか触れないかのタッチした瞬間なのに全部崩壊していきなり負ける。
更にまたトップになったシャロが今度は上を狙うが、
また指先が触れたら即ブロックが全崩壊するのが不自然で可笑しい。
最上段を除きどこからでも取れるが、
最上段に3本揃ってないと、すぐ下の段からは抜いてはいけない
というルールがあるのだが、2回目のシャロは迷い無く一番上を抜こうとして
当然ネロに「ルール違反だぞ」突っ込まれる。
コーデリアの口が二重に
ネロは無事に引き抜き成功。シャロはベッドの足だけで見切れている。
2期1話同様、引き抜こうとするコーデリアの
口パーツが二重に。
前のコマの閉じた口と、次のコマの開いた口のパーツが重なっている。
ネロ「ふぅーっ」コーデリアの耳に息
コーデリアの番になるとネロが邪魔して耳元に息を吹きかける。
更に2回目はコーデリアの顔をペロっと舐める。
ネロの手がネコの着ぐるみになって、ますます猫っぽい仕草になる。
頬を舐めた表現と思われるが、映像ではまるで目玉を舐めてるように見える。
モジモジするエリー
エスカレートしてネロがコーデリアが床でピクピクするまで弄る。
シャロがいつの間にか縄を解いて復帰する。
それを見たエリーが顔を真っ赤にして
モジモジ身体を揺する。
ネロが罰ゲームとして2期1話のアルセーヌコスチュームを取り出す。
アルセーヌコスのコーデリア
再現度の高いコーデリアのコスプレに頬を赤くして感心する3人。
さらに揺れるボヨヨンまで再現する。
実はボヨヨンは
かまぼこと
黄色いタオルを詰めて盛った偽物で
谷間は
肌色のインナーで隠してカモフラージュしていたとバレる。
かまぼこが服の中で暴れた際に、
耳や尻尾の出っ張りが乳首みたいに見えるコマがある。
ネロ「基本ペタんこ」
巨乳ならぬ虚乳がバレた後にネロが「コーデリアが巨乳な訳ない」と言う。
ネロ「
基本ペタンコ、みたいなー」
コーデリアとエリーは話によって
胸の大きさが安定しないことも多く、
今回の話ではかなりペッタンコな設定で描かれている。
1期7話の水着描写など普段はコーデリア＞エリー＞ネロ≧シャロが基本で
コーデリアが4人の中で一番大きい胸で描かれている場合が多い（1期EDは例外）。
ネロとコーデリアの舌戦再び
コーデリア「あーら、ネロよりお姉さんな分だけ、ちょっと大きいと思うわよ」
食堂に続いて部屋でも挑発合戦が始まる。
ネロ「コーデリアのおっぱいなんて僕と全然変わんないじゃん」
ネロ「シャロよりちっぱいなんじゃないの？」
コーデリア「じゃあ比べてみましょうか！」
シャロの胸inかまぼこ「おーしょしょしょ」
ネロとコーデリアの舌戦が始まると、マイペースにエリーは読書に入る。
だが小説を読むエリーの声が
ハアハア興奮しているように聞こえる。
シャロのパジャマはウサギ顔の部分がカンガルーの様なポケットらしく、
かまぼこが胸の中に入ってくる。
怪盗vs警察のシーン
国宝「割ったら超ヤバイ壷」：ハクション大魔王
格好良い一枚絵と共に怪盗帝国が登場。久々に怪盗らしい活動。
最高時速は300km/h近く、巡航速度250km/h程出るヘリの筈だが、
次子が最大時速で飛ばしても追いつけない。
小衣は「何で走ってる人類に追いつけないのよ？」と不思議がる。
平乃は
「私、降りて戦いたいんですけど」と割と脳筋なセリフ。
咲によると出力が15％上がる予備エンジンが付いているらしい。
ラット「ヨコハマ警察の弾、当たんねー」
警察の割にヘリで機銃掃射やミサイルなど物騒な装備を満載している。
ラットの「ヨコハマ警察の弾、当たんねー」は、「未来少年コナン」のオマージュか？
宮﨑駿アニメでは独特のアクション表現で銃弾が雨の様に降り注ぐが、
主人公たちには決して当たらないのが定番でネタにされる。
「未来少年コナン」では敵国インダストリアの弾幕がやはり当たらず、
21話で珍しく当たったときに
「インダストリアの弾も当たる事があるのね？」
というセルフパロディのようなモンスリー（作中キャラ）のセリフがある。
※参考：
「未来少年コナンの弾は当たらない」
ストーンリバー「当たったら反省会だぞ」
2期になってからやたら「反省会」を連呼するストーンリバー。
2期1話・2話のラストで投獄されたときに「朝まで反省会だ」と言っていた。
トゥエンティは「タマタマー！タマタマー！」とハイテンションな奇声を上げて、
弾を避けている。
無関心なヨコハマ市民
とうとうミサイルまで撃ち始めた警察ヘリ。
着弾して大きな爆炎が上がるが、ヨコハマ市民は気にも留めない。
怪盗犯罪が日常化していてありふれているかも知れないが、
それにしてもすぐ近くの轟音に振り向きすらしないのが不気味。
3カード：ヘリ撃墜
ラットは爆弾を大量に投げてヘリを撃墜。
トゥエンティはB'zの「ウルトラソウル」のサビみたいな奇声を上げながら
「ウルトラカード」とカードを投げて何故かヘリを爆破。
ストーンリバーもどうやったのか、刀を振り下ろしすと遠くのヘリが墜ちる。
小衣のIQ
撃墜されてパラシュートで脱出するヘリ乗員に「これだからIQ3桁は！」、
アルセーヌには「この明智小衣、フィーチャリングIQ140万、withプリティーフェイス」と言う。
小衣の自称IQの桁数が順当に増えている。
| 2期1話 |
IQ：1,400 （千四百） |
| 2期3話 |
IQ：140,000 （十四万） |
| 2期4話 |
IQ：1,400,000 （百四十万） |
手錠投げ縄：ルパンの銭形警部
アルセーヌが国宝の壷をビルの下に放り投げたのを見て、
考えるより先に体が勝手に動いた感じで小衣がダイブする。
何だかんだで
職務には身体を張って懸命に打ち込む小衣。
先端に手錠の付いた投げ縄が飛んで、落下した小衣を救う。
作中で誰が手錠付き投げ縄を使ったのかは描写されないが、
「ルパン3世」の銭形警部が手錠投げ縄を使うので、
同じ銭形平次モチーフの繋がりで
次子が投げたのでは？と推測される。
（ルパンの
銭形警部は、
銭形平次の子孫という設定）
G3の人間命綱
次子（体重55kg）がロープを片手で持ち小衣（30kg）を支え、
平乃は次子と小衣の体重を片手で支えている。
小衣と次子の合計90kg近くを、平乃の体格（身長154cm、体重44kg）で
片手で保持できるとは相当な怪力。
サマースペシャルやドラマCDなど、普段は小衣にそっけない態度も目立つG3だが、
小衣を助けるときなどいざと言うときの連携は素早い。
咲：ぱん、つー、まる、みえ
咲だけはマイペースに「パン、2、○、見え」と往年のギャグをやる。
1期7話のぴゅう太や2期1話のクイズダービーといい、
咲は16歳にしては妙に古臭いネタが多い。
小衣のスカートの上半分が反重力なのは
1期4話でシャロが逆さ吊りにしても形が変わらなかったのを彷彿とさせる。
コウモリ型グライダーで逃走
小衣がダイブしたのを見届けてからニセモノと告げるアルセーヌ。
（小衣の側からすると例え偽者の可能性があっても拾うしかなかったが）
胸の谷間から謎収納術で本物の壷を取り出し、
コウモリの翼のような形をしたグライダーで怪盗帝国4人が逃げる。
アルセーヌの憂鬱
警察相手ではからかう余裕を見せて翻弄したものの、
強敵との対峙を望むアルセーヌには物足りない様子。
寮の就寝シーン
ネロ：「僕の領地」
目覚まし時計は22時27分を指している。川の字になって寝るMH。
ネロが「この線からは領地」とまるで兄弟の居る子供みたいな発想。
「髪の先っちょはみ出してる、罰金100円」とセコい取立て要求。
コーデリアが「ネロもアホ毛が入ってる」と返すが、
領空は良いと俺様ルールで取り合わないネロ。
どうやらネロの「アホ毛」の存在も用語もMH内で認識されてるらしい。
エリー：表紙がフランス書院
エリーがブックカバーをした本をドキドキしながら読んでいる。
シャロに「何読んでるんですか？」と訊かれてやや慌てる。
外れかけたカバーから覗く黒い表紙と猫マークがフランス書院に酷似。
フランス書院と言えば官能小説がイメージされる為か。
エリーの「えっと…
義理の母と子のお話を…」もそうした内容を想像させる。
シャロは「今度読んで聞かせて下さい」と読み聞かせをお願いする。
1期の頃からシャロとエリーの2人での会話は割とレアだが、
普段から本を通じた交流があることを想像させる会話。
今回のシャロの15歳とは思えない幼児っぽい外見的に、
絵本の読み聞かせをしてるお姉さんといったイメージが想起されるが。
改善策：並び順を変える
結局、4人が取った寝相対策は「並び順を変える」だけだったというオチ。
| 普段 |
エリー |
コーデリア |
ネロ |
シャロ |
| 今回 |
シャロ |
ネロ |
エリー |
コーデリア |
シャロとネロの間にかまぼこが割り込む。効果音がマリオシリーズっぽい。
アイキャッチ：Aパート
パジャマでラジオ体操風のポーズ
AパートとBパートでMH4人の取るポーズが
ラジオ体操のポーズ風。
シャロはラジオ体操の「からだを横にまげる運動」のポーズ。
背景は太陽と白い雲とハートマーク。
ネロは「からだをねじる運動」のポーズ。欠伸の眠そうな顔。
背景は目玉焼きとウインナーとバナナ。
最終更新：2012年03月22日 22:37
