( ^ω^)はラプチャーファームに内定が決まったようです その1

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( ^ω^)「ドクオ!聞いてくれお!」 ('A`)「なんだよ興奮して・・・発情した豚みたいだぞ」 ( ^ω^)「内定決まったお!」 ('A`)「どこの家畜小屋?」 ( ^ω^)「ラプチャーファームって工場だお!」 ('A`)「へぇ、有名な食品会社じゃん。材料になるの?」 ( ^ω^)「純然たる社員だお!お前そろそろぶん殴るお!」 ('A`)「ふぅん。お前が社員にねぇ・・・」 ( ^ω^)「二日に一回健康診断してくれるお!超優良企業だお!」 ('A`)「二日に一回・・・」 ('A`)「いや多くね?」 ( ^ω^)「社員の健康に気を使ってるんだお!」 ('A`)「あっそ。まぁバンガレよ」 ラプチャーファーム 工場内 ガゴーン ボゴーン キュイィィィイイイイン ( ^ω^)「今日からここでお世話になりますお!ブーンですお!」 上司「ア゛ァ゛!?」 ボカ! (#)゚ω^)「いってぇ!なんで殴るんですかお!」 上司「ヘヘヘ」 (#);^ω^)「笑ってるお・・・マジこええ」 (,,゚Д゚)「はぁ・・・」 ( ^ω^)「おっ、先輩、清掃ですかお?」 (,,゚Д゚)「・・・」 (;^ω^)「無視ですかお・・・」 ( ^ω^)「ブーンもここで清掃業務ですお。仲良くやりましょうお」 (,,゚Д゚)「話しかけんなよ・・・あいつらが見てるだろ」 ( ^ω^)「おっ?」 (,,゚Д゚)「また殴られるぞ・・・」 (;^ω^)「え・・・」 上司「ヘヘヘ」 ボゴ! ドゴ! (´#)ω(#`) (;^ω^)「うわぁ・・・あの社員さん、袋叩きにされてるお」 (,,゚Д゚)「分かったら適当に掃除してろよ・・・」 ( ^ω^)「なんだおこの会社・・・何かおかしいお」 ( ^ω^)「おっ、この会社の商品のポスターが貼ってあるお」 ( ^ω^)「どれもおいしそうなお菓子ばかりだお・・・ジュルリ」 ( ^ω^)「ん?あそこにいるのは・・・」 ヽ (00) フンフフーン ( ^ω^)「お疲れ様ですお、先輩」 ヽ (00)「ん?だれ?」 ( ^ω^)「新入社員のブーンですお」 ヽ (00)「ああ、僕はエイブ。よろしくね」 ( ^ω^)「よろしくですお」 ( ^ω^)「清掃作業しろって言われてたんですけど・・・」 ヽ (00)「ああ、それなら僕がやり方を教えてあげるよ」 ( ^ω^)「お願いしますお!」 ヽ (00)「と言っても、ここを掃除機かけるだけなんだけどね」 ヽ (00) ゥエヘヘ ( ^ω^)「そうですかお」(笑い声気持ち悪) ( ^ω^) スイスーイ ( ^ω^)「こんな感じでいいですかお?」 ヽ (00)「ばっちりだね。じゃあ僕はあっちを掃除してるよ」 ( ^ω^)「把握ですお」 ( ^ω^) スイスーイ ( ^ω^) 「ふぅ。結構楽な作業だお」 ( ^ω^) 「上司は怖いけど、エイブさんは優しいし(声も顔もキモいけど)、いい会社を選んだお」 <・・・ダカラ・・・ラプチャーファームノ・・・ ( ^ω^) 「お?」 ( ^ω^) 「あの扉の隙間から、声が聞こえるお」 ( ^ω^)「・・・」 ( ^ω^)「ちょっと盗み聞きしちゃお・・・」 |ω^) コソ・・・ |ω^)(お偉いさんが会議中だお・・・) 上司「このグラフの通り」 上司「ラプチャーファームの業績は右肩下がりです。ヤバい感じです」  ζ (- -)「ふざくんな!何とか汁!」 (AA頑張ったよ。うろ覚えだけど)  山 上司「なんとかって言われても・・・」   ζ (- -)「そういやお前アレだろ?二日に一回、奴隷どもから吸い取ってるだろ、アレ」  山 |ω^)(奴隷・・・?) |ω^)(ブーンたちのことかお・・・?) ヽ (00)「何してるの?」 (;゚ω゚)「うぉっ・・・」(近くで見るとマジキモい) ヽ (00)「覗きかい?いったい何を・・・」 (;^ω^)「ちょっと静かにしてくださいお・・・」 ヽ (00)「?」  ζ (- -)「お菓子を美味しくする旨味成分的なヤツ、健康診断って騙して吸い取ってんだろ?」  山 上司「ええ。あいつら馬鹿だから気づいてませんけど」 ヽ (00)「!」 ( ^ω^)「どうしたんですかお?」 ヽ (00)「ちょっと黙って」 ( ^ω^)「あ、はい」  ζ (- -)「あれもっと吸い取って、商品をもっと美味しくすれば売上伸びるっしょ?」  山 上司「い、いやしかし・・・」 上司「これ以上吸い取ったら、あいつら死にますよ?」 ヽ (00)「・・・」 |ω^)「・・・」  ζ (- -)「いいじゃん別に。就職難だから代わりはいくらでもいるし」  山  ζ (- -)「社員死なせたって、労働厨が擁護してくれるだろ」  山 上司「それもそうですね」 上司「さすがは社長、目の付けどころが違います」  ζ (- -)「だwwwwwろwwwwwwwwww?」  山 上司「マwwwジwwウwwwケwwwルwwwっすwwwww」 ヽ (00)「そ、そんな・・・」 ヽ (00)「健康診断じゃなくて、僕らから旨味成分を吸い取るためだったなんて・・・」 (;^ω^)「聞いちゃいけないことを聞いてしまったお・・・」 (;^ω^)「ていうか旨味成分て・・・ほんとに取れるのかお?」 ヽ (00)「バーンくん」 ( ^ω^)「あ、すいませんブーンですお」 ヽ (00)「ああごめん、ビューンくん。ちょっと僕に協力してくれるかな」 ( ^ω^)「ブーンですお。協力って、何をする気ですかお?」 ヽ (00)「みんなを助けるんだよトーン!」 ( ^ω^)「ブーンだっつってんだお。助けるって、会社を辞めるように、社員たちを説得するのかお?」 ヽ (00)「違うよ。社員はみんな住み込みで、会社の敷地から出てはいけない規則になってる」 ヽ (00)「監視に引っかかったら、容赦なく撃ち殺される。この工場から脱出するのは容易なことじゃない」 (;゚ω゚)「えぇ!?なにそれマジで!?」 ヽ (00)「だけど僕らの力があれば、故郷に帰れるのさ」 ( ^ω^)「僕らの力ってなんだお?」 ヽ (00)「え?君も使えるだろう?ほらあの・・・・・ナントカっていう超能力チックな」 ( ^ω^)「ブーンは超能力なんて使えねーお」 ヽ (00)「なに言ってるんだ?君もあれだろう、あの・・・なんだっけ」 ヽ (00)「ナントカ族の出身だろう?ナントカ族は、皆あの・・・ナントカって力が使えるじゃないか」 ( ^ω^)「なに言ってるかさっぱりだお。ブーンはVIPの出身だお。あえて言うならアスキーアート族だお」 ヽ (00)「えぇ・・・?おかしいな」 ヽ (00)「そう!マドカン族だ!僕たちマドカン族はみんな、チャントっていう超能力が使えるんだよ!」 ( ^ω^)「一気に思い出したからって興奮すんなよ・・・」 ヽ (00)「ここはオッドワールドっていう惑星だか大陸だかで、そう!あの社長がグラッケン?みたいな種族で!」 ヽ (00)「グラッケン?がこのオッドワールドを征服して、僕たちマドカン族を奴隷のように扱ってるんだ!」 ( ^ω^)「ほうほう」 ( ^ω^)「でもおかしいお。なんで僕がオッドワールドってところにいるんだお?」 ( ^ω^)「僕は日本のVIPから来たお」 ヽ (00)「バス乗り間違えたんじゃない?」 ( ^ω^)「そうかもしれんお」 ヽ (00)「とにかく」 ヽ (00)「君はチャントを使えないけど、僕は使える」 ヽ (00)「他のマドカン族の作業員たちも使えるはずだけど・・・」 ( ^ω^)「だけど?」 ヽ (00)「旨味成分を吸い取られ過ぎて、力を失っていると思うんだ」 ヽ (00)「君も見ただろう?作業員たちの死んだような目を」 ( ^ω^)「ふぅむ・・・そのせいでみんな気力がなかったのかお」 ( ^ω^)「え?じゃあエイブもチャントとやらを使えないんじゃないかお?」 ヽ (00)「僕は一週間の休暇明けだからね。その間、健康診断は受けてなかったから、身体はすこぶる快調だよ」 ヽ (00)「君は今日工場に来たばかりで、元気もある」 ヽ (00)「僕と君の二人で、みんなをここから助け出すんだ」 ( ^ω^)「えー・・・せっかく就職したのに・・・」 ヽ (00)「このままじゃ、みんな死んじゃうよぉ~!」 キュィィイイイイン・・・   -= -◎- (;^ω^)「おっ!?なんだお、あの球体の浮遊物体は!?」 ヽ (00)「監視ロボットさ」 ヽ (00)「妙な動きをしたり、工場から逃げ出そうとする作業員を追いかけて」 ヽ (00)「爆死させたり、電撃ビリビリにしたりするんだ」 (;^ω^)「無理だお!あんなのがそこらじゅうにいたら、逃げるなんて不可能だお!」 (;^ω^)「それに上司だっていっぱいいるお!さっき気づいたけど、あいつら機関銃持ってるお!?」 ヽ (00)「ああ。作業員を容赦なく打ち殺すことに定評がある・・・ナントカって種族だ」 (;゚ω゚)「残酷ぅ!」 ヽ (00)「前触れもなく作業員を殴りつける困った奴らでね。殴られ過ぎて死んだ奴もいるってさ」 ヽ (00) ゥエヘヘ (;゚ω゚)「ゥエヘヘじゃねえよ!もっと切羽詰まれよ!」 ヽ (00)「だけど任せて。僕の超能力、チャントがあれば、あんな奴ら怖くないさ!」 (;^ω^)「ど、どんな能力なんだお!?そのチャントってのは!?」 ヽ (00)「・・・」 ヽ (00) ヒェヘヘーヘッ (;゚ω゚)「うわっ!腹立つわコイツ!」 ヽ (00)「さあ急ごう!今ならナントカ・・・スリッグ!そうスリッグ!思い出したスリッグだ!」 (;゚ω゚)「思い出したって何だお!?」 ヽ (00)「スリッグっていう機関銃を持った上司もいないし、監視ロボットもこっちを見ていない!」 ヽ (00)「いくぞジャック!」 (;^ω^)「ちょ、ちょっと待てお!どこに行くんだお!もういいよジャックで!」 ヽ (00)「逃げなきゃ・・・そしてみんなを助けなきゃ・・・」 タタタタタ・・・ ヽ (00)「このままじゃ・・・・・」 ヽ (00)「みんな・・・死んじゃうよぉ~~!」 (;^ω^)「それさっき言ったお!」 ( ^ω^)はラプチャーファームに内定が決まったようです                改め     ( ^ω^)ブーン・ア・ゴーゴーのようです ( ^ω^)「・・・」 ヽ (00)「・・・」 ( ^ω^)「ここどこ?」 ヽ (00)「・・・」  ヽ ヽ(00)г ワカンナイ ( ^ω^)「コイツもう・・・撃ち殺されちまえよ」 ヽ (00)「ジョンソンが急に僕を押したから、二人してこんなところに落っこちたんじゃないか」 ヽ (00)「あの高さから落ちて命があっただけマシだよ」 ( ^ω^)(クソが・・・キモい顔しやがって) ( ^ω^)「あーあ、もう僕らが逃げ出そうとしてるってバレたお」 ( ^ω^)「スリッグ?とかいう上司に見つかったら、無条件で射殺されるお」 ヽ (00)「見つからなきゃいいのさ」 ヽ (00)「まぁ、見つかったとしても僕がいれば大丈夫」 ( ^ω^)「え?マジかお?エイブって結構強いのかお?」 ヽ (00)「見てれば分かるさ」 (= ヽ トマレ! ノノノ (;^ω^)「おっ!?なんだお!あの分かりづらいAAは!?」 ヽ (00)「スリッグだよ!機関銃を持ってるでしょ!」 (;^ω^)「言われなきゃ分かんねえお!どうするんだお!?」 ヽ (00)「ジャンプして、上の通路に飛び乗れ!」 ヽ (00)「あいつらは足腰が弱いから(たぶん)」 ヽ (00)「上まで追いかけてこれないんだ!急いで!」 (;゚ω゚)「おぉ!!」 ピョーン ガシッ     ((= ヽヽ ダダダンッ      ノノノ ||    Σ==O〓⊂ノ ))  (;゚ω゚)「わっかりづれぇけど撃ってきたぁあああああ!!」 (;^ω^)「・・・あっぶねぇーーー!靴の裏に掠ったお!」 (;^ω^)「でも、なんとか上に登れたお!やるじゃん俺!」 (= ヽ ウロウロ ノノノ ( ^ω^)「・・・エイブの言ったとおりだお!あの鬼畜、ここまで登ってこれないお!」 ( ^ω^)「はっはー!バーカバーカ!お前の父ちゃんリストラ候補ー!」 ( ^ω^)「・・・ふぅ、ひとまず危機は乗り切ったお」 ( ^ω^)「・・・ん?」 (^ω^三^ω^)キョロキョロ ( ^ω^)「エイブ?」 ( ^ω^)「・・・」 ( ^ω^)「おーい、エイブー、どこだおー?」 (;^ω^)「・・・」 (;^ω^)「ちょっと待てお」 (;^ω^)「死んだのかお!?間に合わなかったのかお!?」 (;^ω^)「リタイヤ早杉ワロエナイお!」 ( ^ω^)「・・・」 ( ^ω^)「まぁ、いいか」 ( ^ω^)「あのキモい顔をもう見なくていいなら、それはそれで・・・」 タタタッ ピョーン ガシッ ゥェッショ・・・ ( ^ω^)「・・・お?」 ヽ (00)「やぁコーン、無事だったんだね。よかったよ」 (;^ω^)「え?」 (;^ω^)「ちょっと待って?いま普通に登ってきたお?」 ヽ (00)「そりゃあそうさ。エレベーターなんてないからね」 (;^ω^)「いやいや、そういうことじゃねえお」 (;^ω^)「下にスリッグがいたお?何で撃たれずに登れたんだお!?」 (;^ω^)「そもそもどうやって、あの銃撃から逃れたんだお!?」 (;^ω^)「僕は危機一髪で登りきったから大丈夫だったけど・・・エイブが身を隠せる場所なんてなかったお!」 ヽ (00)「そう興奮しないで。発情した豚みたいだよ」 (#゚ω゚)「うるせぇ!醜さを極めたエイリアンが!」 [[戻る>http://www43.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/144.html]]  [[次へ>http://www43.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/146.html]] #comment(nsize=40,vsize=10,size=40)

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