ξ゚⊿゚)ξメンヘラのようです

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目の前に見える空は大きくて、なぜだか初めて付き合った彼を思い出してしまった。 ξ゚⊿゚)ξ君も私を思い出してくれているのかな? くすっと笑ってそれから大きな深呼吸をして、彼の名前を叫んだ。 君との思い出と共にこの世界からサヨナラするよ。 ξ゚⊿゚)ξメンヘラのようです 彼と別れて2年目。 ずっと忘れられないまま。 21:35分。 仕事が終わって電車に乗っている私の頭の中では、脱線事故が起きないかな?なんてことばかり考えていた。 死んでしまえれば楽なのに。 それなのになぜ私達は生きているのだろう。 こんな辛い生活を毎日生きて、なんの得があるというのだろう。 大切な人が居なくなってしまった私に、生きる意味はあるのだろうか。 雪が降り始めた。 冷たい雪が私の肩に舞い落ちてくる。 このままずっと降り続いて、地面を真っ白に染めて欲しい。 そうすれば、彼を忘れられる気がするの。 そうすれば、私は幸せになれる気がするの。 そして雪はアスファルトの上で溶けた。 ξ゚⊿゚)ξ…汚い あぁ、やっぱり汚かった。 私と一緒で、汚かった。 ξ゚⊿゚)ξただいま 部屋の灯りをつけて、ソファーの上に置いてあるくまのぬいぐるみを抱き締めた。 ξ゚⊿゚)ξやっぱり彼の匂いはもう戻ってこないね …笑いたいのにもう笑えない。 そしてバタッとベッドに横になって目を閉じた。 もう何も考えたくない。 このまま、目が覚めなければいいのに。 このまま このまま このまま 夢を見た。 お花畑の中で、小さな私が誰かに手を引っ張られているの。 その手は優しくて温かくて、とても素敵だったんだけどね、怖かった。 だから泣いちゃった。 そしたら私の手を引っ張ってた人が小さく私の耳元で囁いたんだ。 「君のせいだよ」って。 その声はどこかで聞いたことがあるような気がしたんだけど、思い出せなかった。 そこで目が覚めて終わり。 30秒ぐらいぼーっと天井を見ながらようやく気がついた。 ξ゚⊿゚)ξ君の声だったのか なぜだか涙が流れていた。 会社に行く前に胃薬を飲む。 ストレスのせいで胃が悪くなったみたいで、吐き気やむかつきが頻繁に起こってしまうようになった。 原因はわかってる。 ξ゚⊿゚)ξ…なぜ私は働くの? そして私は出社した。 今日は何回怒られたんだろう。 今日は何回死にたいと思ったんだろう。 22時をすぎた頃、私は左手首をカッターナイフで切った。 溢れだしてくる血液が、床にポタポタと落ち始めた。 ξ゚⊿゚)ξ会いたい、会いたいよ おもむろに携帯を手にとり、彼に電話をかけた。 プルルルル…ガチャッ ξ゚⊿゚)ξ「も…もしもし!」 ζ(゚ー゚*ζ「もしもし?」 ξ゚⊿゚)ξえっ…あっ… ζ(゚ー゚*ζあれ、ごめんなさい、ショボン今トイレ行ってて代わりに出たんだけど、もう少ししたら戻ってくるから折り返し電話させますね! 私の頭の中で何かが切れた音がした。 電話の向こうの知らない女の子が、何度も私の名前を聞いてきたけど、もうわけがわからなくなって電源ボタンを押した。 それから私は財布を持って家を飛び出したのだろう。 自分でも思い出せないぐらいパニックだった。 [[TOPへ>http://www43.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/1.html]] #comment(nsize=40,vsize=10,size=40)

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