分類
論文
タイトル
イヴァン四世雷帝の『一五五〇年法典』 : 訳と訳注 (一)
公開
著者
栗生沢猛夫,宮野裕,澤野智子,大井洋輔,小林良子
発行日
2005
本文引用
イヴァン四世雷帝治世のいわゆる改革の時代に編まれた「一五五〇年法典」(Судебник 1550г.)は、この時期のモスクワ国家と社会の研究にとってもっとも重要な史料の一つである。それはさらに、六〇年を遡る前の、かれの祖父イヴァン三世の時に編まれた「一四九七年法典」(Судебник 1497г.)に続く、モスクワ国家全体を視野に入れた二番目の法典であり、いわば「完成された」形をとったモスクワ国家の理念と現実を映し出す基本的文献でもある。
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最終更新:2011年04月02日 02:51