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放課後、誰もいない教室。
窓から漏れる夕日。鼻を突くチョークの香り。校庭で響くバットの快音。
これが、「学校らしさ」なのだろうか。私には分からなかった。
硝煙揺らめく戦地を鈍く照らす、焼付ける様な太陽。鼻孔を犯し麻痺させる、芳しい死臭。悲鳴、銃声。
これがまさしく「戦場」であることは、確かに分かるのに。

「待たせたな、戦刃君!!今日も勉強を始めよう!!」

扉を開く快活な音自体が、彼という人間を表しているように感じた。
良くも悪くも直情的なのだ。だが、…善人なのは確かだと思う。こんな私に、毎日毎日飽きもせずに勉強を教えてくれるのだから。

「…どうして、こんなに優しくしてくれる。」
「僕が教えなければ、誰が教えるんだ。…努力を知っている僕が教えなければ。」

嗚呼、なるほど。妙に納得してしまった。彼も彼なりに苦心しているのだ。

「時間が惜しい!今日は、数ⅢのP89から」
「いい。」
「―――…?…いい、というのは」
「今日は、いい。」

気付くと、私は、彼に抱きついていた。

「私では、礼にもならないだろうが…。」

こういう事には慣れている。口淫、手淫程度なら、隊の性欲処理だと割り切っていた。長期の戦地滞在の際には、一度に四、五人の相手をすることも珍しくなかった。
チャックをおろし、欲望の塊を露わとする。
赤く充血したそれは、今にもはちきれんばかりだ。
静かに、裏筋に舌を滑らせていく。彼の身体が大きく沿った。
次に、ゆっくりとくわえ、その味を確かめる。舌で転がす度、熱い吐息が漏れる音がする。それがたまらなくいじらしかった。

そんな内に、早くも一発目が咥内に注がれた。
忘れかけていた独特の風味を匂わせるそれは、喉にべったりと張り付く。呼吸もままならない。
鼻孔から呼気を逃がしつつ、飲み込んだ。

ふと気が付けば、私は押し倒されていた。

床の冷たい感触が、首元の熱を奪う。
吐息を次第に荒々しくする彼は、もう先程までの彼ではなかった。

「あっ、…おい待て、…っおい!!」

私の静止も空しく、彼は私の制服を引き剥がし始めた。
普段であれば一蹴しているところなのだが、火照り始めていた私の頭は、それをしようとはせず、ただ快感を求める。
対して濡れてもいない秘部に、無理矢理肉棒を捻じ込まれた。

漏れそうになる悲鳴は歯を食いしばって必死に耐えたが、慣れない痛みに身体は拒絶反応を示した。
そんなことはお構いなしに、彼は腰を打ち付け続ける。
すると、次第に痛みは和らぎ、また違った感覚が芽生えてきた。

それを楽しむこともできぬまま、二発目となる射精が訪れる。
遠慮無しに膣内へ注ぎ込まれた精液の量は異常で、繋がっていない筈の腸まで満たされたと感じる程だった。

これで終わりか。と、ふと気を弛める。
だが、不意な激しい衝撃に、再び身体は熱を帯び始めた。

「や、…待て風紀、落ち着けっ、…あう…―――あっ!!」

私はなすすべなくうつ伏せにされ、後ろ髪を鷲捕まれる。
彼の様子を窺い知ることはできずに、ただただ腰を打ち付けられた。
今までにない、快感。次第に口からは、意図せずして喘ぎが漏れ始める。最初はそれを恥じ必死に堪えていたが、次第にそれもどうでも良くなった。

「うー、…あっ、うっ、…――もっと、…ああっ…!!」

絶頂が込み上げてくる。

すると、先にも匹敵する程の量の精液が、中へ注ぎ込まれた。
数秒に渡る射精の間、ひたすらに絶頂し続ける。身体はびくびくと跳ね、口元にはだらしなく唾液が伝った。


その後、無言で服を着替えている中、彼が飛び起き、永遠と謝罪してくれた。
子供ができたら責任は取るやら、絶対に幸せにするやら。
何より、この事は他言無用にして欲しいと言われた。風紀委員の名誉に関わるそうだ。


…丁度いい相手ができた。と、ただただ微笑み返すのみだったのが、何より彼を不安にさせたらしい。