kk4_786

「暑いわね……」
「それなら、手袋を外したら?」
「……苗木君。あなたは暑いからといってパンツを脱ぐの? 脱がないでしょう? つまりは、そういうことよ」
「さっぱりわからないよ、霧切さん」
「アイスを食べたら、少しは涼しくなるかも。苗木君、ここまで言えばわかるわね?」
「素直に買ってきてって言えばいいのに……」

数分後。

「はい、お待たせ」
「ありがとう。二種類買ってきてきたのね。じゃあお礼に、アイスを選ぶ権利をあなたに譲るわ」
「いいの? それじゃあコレ」
「チョコミント――歯磨き粉クラスの味と爽快感が売りのイロモノアイスね」
「それは違うよ! チョコが入っている分、歯磨き粉では得られないほのかな甘みと安らぎがこのアイスにはこめられているんだ!!」
「甘みはわかるけど、安らぎって何」
「食べてみればわかるよハイ!」
「そんなに勢いよく突き付けないでちょうだい……ん、そうね。なんとなく安らいだ気がするわ」
「適当に言ってない……?」
「それこそ気のせいよ。それより、私のレモンシャーベットも一口あげるわ。爽やかさにおいては、こちらも負けてはいないわよ?」
「ありがとう!……うん、おいしい。でもやっぱりミントの方が……あ。」
「どうしたの? 早く食べないと溶けるわよ」
「あ、や、その……」
「何?」
「えと……霧切さん、さっきこのアイス舐めたよね」
「ええ。それが?」
「こ、このまま食べ始めちゃうとさ、間接的なアレになっちゃう……よね?」
「…………」
「ね、狙ったわけじゃないんだ!! ただ純粋にオススメしたかったんだ無意識だったんだよ! ホントだよ!?」
「……苗木君。私はもう、シャーベットを食べ始めてしまったのよ」
「う、うん。そうだね。……おいしい?」
「他に言うことは?」
「えと……あ! キスってレモンの味って言う――」
「苗木君。あなたにかき氷いちご味をごちそうするわ」
「えっ?」

証拠品:血塗れの砕けた氷。元は一つの塊だったと思われる。

殺害動機:(いろんな意味で)アツかったから。



それこそカッとなって書きました。
反省はしている、後悔はしていません。


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