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霧切「苗木君一緒に花火をしないかしら。」
苗木「えっ?霧切さん。花火ならこないだみんなでやったよね?」
霧切「あの時の余りよ。ホラ。」
苗木「これは、線香花火?そっか、そういえばやってなかったね。」
霧切「こないだの時は、最後にいきなり桑田君がドラゴンとか派手なのを買い足して来たから、結局できなかったのよ。」
苗木「そっか、じゃあみんなも誘って。」
霧切「・・・これは、私たちだけでやりましょう。みんなでワイワイやる花火でもないし。これだけしか無いもの。」
苗木「そうだね。じゃあ、放課後に二人でやろうか。」

~放課後~

苗木「いいよね。線香花火って、なんかこの光をみているとしみじみするというか。」
霧切「花火の儚さを一番感じさせてくれるものね。一番好きな花火かもしれないわ。」
苗木「なんとなく、寂しい雰囲気になっちゃうんだけどね。」
霧切「苗木君せっかくだから、勝負をしましょう。シンプルに、先に落ちた人の負けね。相手に触ったら反則よ。」
苗木「よし、やろう!一緒につけるよ。せーの!」

霧切「・・・・・・。」
苗木「・・・・・・・・。」
霧切「・・・・・・・・・・・。」
苗木「・・・・・・・・・・・・・。」
霧切「なかなかやるわね・・・・。」
苗木「霧切さんこそ・・・・・。」
霧切「苗木くん?」
苗木「うん?何?」
霧切「言い忘れてたけど、私、あなたの事が好きよ。」
苗木「ブフッ!?っえ?」
霧切「あら、私の勝ちね。苗木くんは期待通りの反応してくれるわね。」
苗木「ちょっとやめてよ、霧切さん。そういうのも反則でしょ?」
霧切「触って、はいないもの。最初に言ったでしょ?触ったら反則って。貴方も条件は同じよ。」
苗木「そ、それならもう一回勝負しよう。せーの!」
霧切「・・・・・・・。」
苗木「・・・・・・・・・・。」
苗木「霧切さん。僕、き、君の事が好きだよ。」
霧切「そう。ありがとう。私もよ。」
苗木「!?う、っつ。ほんとだよ今だって、線香花火より霧切さんの顔に見とれてるんだよ?」
霧切「私も苗木くんの顔をずっと見てるわ。」
苗木「・・・・霧切さん。僕の目を見て聞いてくれる?僕本気なんだよ。こんな勢いで言っちゃうけど、ねえ!」
霧切「え?・・・・・そんな・・・苗木くん本当に?」

苗木「あ、僕の勝ちだね。」
霧切「酷いわ苗木くん!勝負のために私の心を弄んだのね。本当にうれしかったのに。」

苗木「ご、ごめん。霧切さん。そんな、傷つけるつもりじゃ。」
霧切「ふふ、やっぱり苗木くんの反応って期待通りね。」
苗木「ちょ、ちょっと霧切さん?!今僕の心を弄んだよね?」
霧切「さあ、何の事かしら。さて、花火もなくなったし、これでおしまいにしましょう?」
苗木「むぅ。まあ、いいか。楽しかったし。誘ってくれてありがとう。」


~後日~
霧切「これ、この間の花火代よ。」
桑田「あん?ああ、この前のか。いきなり追加で花火を買って来てくれなんて言うから焦ったぜ。」
霧切「桑田君のおかげで楽しい時間を過ごせたわ。」
桑田「みんな盛り上がってたからなあ。アンタが派手な花火好きってのは意外だったけどな。」
霧切「ふふ、そうでもないわ。思った通り楽しかったわ。」


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