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希望ヶ峰学園宿舎入口
真夜中にも関わらず、僕、苗木誠はそこを何度も往復している。

探偵の仕事で遠出していた霧切さんが、今日明日中に帰ってくると聞いて、僕は居ても立っても居られなかった。
明日まで待てばいい。そう思いながらも僕はやっぱり「それ」を1番に言いたかった。

「……苗木くん?」

あと少しで明日になる時、彼女の声が届いた。ナイスタイミングだ。

「こんな時間にどうしたの?」
「霧切さんが帰ってくるのを待ってたんだよ」

数秒の間をあけ、時計を確認した僕は彼女に向かって――

「誕生日おめでとう。霧切さん」

今日、霧切さんの誕生日になってすぐ、僕はプレゼントを差し出した。
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