Kamen Rider: Battride War(8)   ◆.ji0E9MT9g





「シッ!シェア!」
「GUAOOO!!」

一方で、鏡より現れ出でた異形の怪人たちと仮面ライダーの戦いも、終わりを迎えようとしていた。
痛まし気な悲鳴を上げたオメガゼールは、戦慄する。
敵の体調が万全であるという事実はもちろん存在するとはいえ、たった一人の仮面ライダーに自身を含め五体もの同族で立ち向かってもまるで歯が立っていない。

どころか、一体でも戦況を抜け生身の餌を喰いに行こうとすれば、それすら防がれむしろ痛手を食らう。
なれば鏡の中に戻れば、と思うかもしれないが、所詮彼らは主を失った家畜。
長時間を鏡の中で過ごした現状で、限界を迎えた空腹は、生存本能を超えて彼らにただ食うためだけに戦えと訴えかけていた。

そしてそんな心を亡くした野獣に、キックホッパーが引け目など取る理由は何一つ存在せず。
いつの間にかモンスターの輪の中に誘き寄せられていたとしても、ただつまらなそうに溜息を漏らすだけであった。

「GUAAAA!!」
「……ライダージャンプ」

――RIDER JUMP!

一斉に組みかかったゼールの間を縫うように、キックホッパーは〝跳ぶ゛。
そしてその体が重力の支配によって再度地に堕ちる前に、彼は自身のバックルに取り付けられたガジェットの足を下した。

「ライダーキック……!」

――RIDER KICK!

主の声をゼクターが復唱すると同時、彼の足に赤きタキオンの光が漲っていく。
そのまま彼は掛け声と共に一体のゼールにその足を振り下ろして。
しかしそれで終わるわけがないとばかりに彼の足のアンカーが作動、まるでそのまま飛蝗の様に、彼は今蹴りを浴びせたモンスターを足場に再度〝跳ぶ”。

そして蹴り、また跳び、また蹴り……。
都合5発のライダーキックを終えて、彼が着地すると同時にその命を無残に散らしたゼールたちに対し、彼はただ、溜息を捧げるだけだった。




「ウオォォォォ!!」

そしてまた、そこから少しの距離を開けて行われていたギルスとギガゼール、最後のゼールの生き残りの戦いもまた、終わりを迎えようとしていた。
猛獣のごとく猛攻を仕掛けるギルスの連撃に、ギガゼールが対応できていたのは一体いつまでの話だったのか、もはやそれは誰もわからないことだった。
その身をボロ雑巾の様に地に滑らせながら、ギガゼールは全ての終わりを察する。

ギルスが雄たけびと共に、その踵を鋭く変貌させたのを、視認したため。
――何故、こんなことになってしまったのか。
同胞たちと共に戦いの混乱を縫って容易に喰えそうな餌を食べて悠々と鏡の中に戻る。

ただそれだけ、ただ自分たちの身の程を知ったうえで出来ることをして食欲を満たしたかっただけなのに。
どうしてこんなに上手くいかないのだろう、どうしてあれほどいた仲間たちが、自分を残してすべてその命を散らしてしまったのだろう。
あぁ、あぁ。俺は、いや、俺たちはただ。

――幸せになりたかっただけなのに。
そんな、多く存在した種がその母数を多く減らしたことによってようやく身に着いた知恵の為に、以前は抱くはずなどなかった思いを胸に抱きながら。
ゼールモンスター最後の生き残りは、その生を儚く散らしたのだった。

【ゼール軍団 全滅】



「俺の負け……か」

傷だらけの体、はっきりとしない意識、そして自身を見下す緑の仮面ライダー。
そんな状況を省みて生み出された一つの戦いの結果を、ギラファは口に出していた。
あぁ、何故こんなことになってしまったのか、俺は無益な戦いを避け、勝利できると確信できる状況でのみ自身の能力を使うはずだったというのに。

この敗色濃厚な状況で何故新たな戦いに挑もうとしてしまったのか、自分でも実のところ分かっていなかった。
現世で行われた歪なバトルファイトに嫌気がさしたのか、それとも放送でスペードのキングがいた時点で、この殺し合いにも胡散臭さを感じたからか、それとも――。

(あの石に魅入られていたのは、五代ではなく俺の方だったか……)

あまりにも強靭な力を誇るライジングアルティメット、その力が自身の掌中にあるという事実に、彼は自分では慢心していないと思っていた。
しかし、実際にはその力を使うたび、その力を目にするたび、ギラファは例えようもないほどにその力に依存していっていたのかもしれない。
草加雅人はともかく、後に現れた二人の仮面ライダー、そしてまた、この場で初めて自分を凌駕する実力を誇ったカッシスを、まさに赤子のように捻り潰したその力に、いつの間にか、弱い人間のように依存していた自分がいたのかもしれない。

だからといって、その力の為に引き際を見誤り死んでしまっては元も子もないと誰かが言うだろう。
しかし、今のギラファには断言できる。
それは、あの力を手にしたことのないもののいう言葉だ、と。

そんなことを思うギラファの前に、自身を倒した緑の仮面ライダー、サイクロンが佇んでいた。
だが、怒り心頭かと思われた彼には、先ほどまでとは明らかに違う迷いの色が見て取れた。

「カテゴリーキング、君のしたことは絶対に許されないことだ、だが……自身の種の繁栄を望むのは、どんな生物だって同じだ。その権利を独り占めしようなんて考えなければ、君も……」
「おいおい、やめてくれよ、勝者の特権で敗者を見下すどころか同情しようって?冗談じゃない。森の中で隠れてお仲間たちと樹液を吸い続けるなんて、君たちには羨ましくて想像もできないだろうね?
……結局それを言えるのはお前たち人間が勝者だからだ。俺たち敗者に同情して〝保護してやろう″っていう人間の傲慢な態度から生まれる感情なんだよ」

それを聞いて、やはり分かり合えないのか、とばかりに首を項垂れたサイクロンは、しかし次の瞬間戦士としての覇気を取り戻した。
それでいい、最後の最後に殺される相手がずっと自分に同情してたなんて死んでも死にきれない、いや、俺は死ねなかったな。
ともかく、次のバトルファイトの時に死んでいる奴になんのかんのの感情なんて残したくないからな。

……こいつら仮面ライダー諸君が、俺の世界まで死守してくれればの話だが。
と、そんな皮肉まみれの思考に意識を染め上げながら、ギラファは新たに自身の胸が貫かれ鮮血がほとばしるのを感じる。
今まで以上に急速に薄れゆく景色と自身が敗北したことを示す封印の光をその瞳に宿しながら、この場での戦いの理由の重きを占めた男は、ここでその殺し合いに尽くした生を、一旦終わらせた。

【金居 封印】
【ライダー大戦 残り11人】




その右手を、人ならざる緑の血に新しく染めながら、サイクロンは深く息を吐いた。
アンデッドを封印しなければならない理由も、彼を許すべきでない理由も、いくらでも浮かんでいる。
しかし、それと自分が全くその生を止めてしまうことに戸惑いがないかと言えば、それは全くの別問題であった。

しかし、今はそんなことを考えている場合ではない。
停止しかけた思考をいったん切り替え、ダイヤのキングのカードをその右手に握りつつ、サイクロンはそのまま地の石を拾い上げた。
こんなちっぽけな石が、ここまでの戦いを生み出してしまったのか。

苦々しい思いと五代がこれで解放される喜びを胸に、その手に力を込めようとした、その瞬間だった。
――黒と赤の一閃が、同時にサイクロンを襲ったのは。

「なッ……!?」

大きく揺らぐ視界、そして一瞬のうちに与えられた許容外のダメージに何も思考の纏まらぬまま。
サイクロンはその身体を生身のものに変えながら、気を失った。

【フィリップ@仮面ライダーW 脱落】
【ライダー大戦 残り人数10人】

どさり、と情けのない音を立てながら地に落ちたフィリップの姿を尻目に、その意識を刈り取った張本人たちもまた、自分以外にこの瞬間を待ち望んでいた存在がいたことに驚きを隠せずにいた。
黒の戦士はオルタナティブ・ゼロ、フィリップがカテゴリーキングに勝利したのを見てアクセルベントを発動、キングのカードと地の石を一気に手にいれるつもりであった。
そして赤の閃光を走らせたのは仮面ライダーサガ、オルタナティブと同じく地の石を漁夫の利を手にいれんとこの瞬間を待ち望んでいたのだ。

金居とは所詮一時の共闘関係、ディケイドを打倒するのに重要な戦力ではあったが、緑の戦士の油断を招くには、あの瞬間がベストであり、金居を切り捨てるのにさほどの迷いは生じなかった。
が、犠牲を払って得られたものはと言うと――。

「チッ」

オルタナティブが、誰にも聴かれないように小さく舌打ちした。
その手に握られているのはダイヤのキングのカードのみ、高速移動の瞬間に、突然現れたジャコーダーの一閃をかわしつつ必死に掴んだものであった。

「……やってくれましたね」

一方で、サガもまた怒りを隠さず呟いた。
その手には確かに地の石が握られていたが、その表面には小さな亀裂が走っている。
的確に地の石を狙い放たれたジャコーダーは、オルタナティブの介入によって、わずかに狙いをはずれ、それ自体にダメージを与えてしまっていたのだ。

――SWORD VENT

女性の声によるシステム音声が、オルタナティブの腕の機械より放たれる。
音声からしてどうやらゾルダと同世界のものであるようだが、一方でどこか異質でもあった。
ともかく、鏡からはき出されてきた黒の大剣を構えたオルタナティブは、殺意を隠すこともなくサガへと駆けだしてくる。

地の石を自分のものにするためだ、むろんサガもそんなことは重々承知。
そのまま手に持つ地の石に念じる。
「自分を助けろ」、と。

(……当たり前だけど、すぐに来るわけじゃないか)

強大な力を持つとはいえ、ワープを出来るわけでもない。
他の仮面ライダーを圧倒しこちらに来るまで、自力でこの状況をやりすごす必要がありそうだ。
と、デイパックからエンジンブレードを取り出し、そのまま大剣を受け止める。

どちらにせよ、自分は数分持ちこたえれば勝利を約束されたようなものだ、地の石の奪還にのみ気をつけていれば――。

「ぐわあぁぁぁ!!!」

と、その時、また戦況は大きく揺らぐ。
絶叫と共に病院の残り少ない壁を破壊し転がり込んできた響鬼と。

「グゥ、ウオオォォォォォォォォ!!!!」

獣のような咆哮をあげる、緑と黒の死神によって。




時はしばし遡り。
ライジングアルティメットたちとも乃木たちとも離れた場所で行われていた響鬼とカリスの戦いは、両者ともに攻めあぐね、均衡状態が続いていた。
理由は二つ。

一つは、カリスが自身のAPを回復できるカードを持っていないために、ラウズカードによる攻撃のタイミングを注意深く観察していること。
そしてもう一つは、響鬼の必殺技である音撃の型による数々の技は、素早く、かつ音撃棒よりリーチの勝るカリスラウザーを持つカリスには仕掛けることが厳しいこと。
つまりは、お互いの攻め手が限られているが故、また当然ながら両者の実力が拮抗しているが故の状況であった。

しかし、その状況で、最初にお互いの手札を察したのは、カリスであった。
この場において数多くの仮面ライダーを見てきた始は、自分たちと異なり必殺技を何度も無償で発動できるライダーがいることを知った。
故に自分の手札を先に切ることは悪手であり、最初は相手の手札を読む必要があると判断したのだ。

だが数分間の均衡状態の間、響鬼は別段目立った能力を使わなかった。
もちろんその手に持つ音撃棒から火炎弾を発射したりこちらの弓に対する反撃手段を講じたりはしているのだが、大技という面で言えば、出し惜しみをしているというより、出せないのだと判断できた。

なれば、こちらからカードを切らせてもらうのみ。
思考が終わると同時、都合二回カリスラウザーから空気の矢を放つ。
それを響鬼が回転と同時に避け、そのまま音撃棒より火炎弾を放った。

――CHOP

先ほどまでは律儀に交わしていたところだが、もはやその必要もない。
ラウズ音声と共に力を得た右の手刀で、それらを容易く切り裂いた。
ギャレンのものでラウズカードへの理解があったらしい響鬼も、今までの流れを一変させるようなカリスの動きに一層警戒を強めたようだった。

そんなことは百も承知と駆け出すカリスに対し響鬼もまた接近を拒まんと火炎弾を連打する。
響鬼自身は接近戦を得意とするが、今まで遠距離攻撃を主としていた相手の急接近を喜んでいるわけにはいかないのだ。
次々と放たれる火炎弾をその手刀で打ち消しながら、カリスはそのまま二枚のカードを立て続けにラウズする。

――DRILL
――TORNADO

――SPINING ATTACK

二枚のカードによるコンボの発生と、それを身に宿し速さを増したカリスの猛進に、響鬼も覚悟を強いられずにはいられなかった。
もう、避けるには距離が近すぎる。
――なればむしろ、受け止めるまで。

「うおぉぉぉぉぉぉ!!」

疾走から一転全身を回転させこちらに飛び込んでくるカリスに対して、響鬼は音撃棒を胸の前に重ねて構え、必死にガードの体制を作った。
大地の結晶である屋久杉と猛士による最高峰の技術によって作られた音撃棒が、響鬼ですら聞いたことのないような悲鳴を上げる。
遂に左の音撃棒がダメージに耐えきれずその身を二つに折るが、しかし先ほどよりカリスの勢いは衰えているように見えた。

それを見て、狙い通り、とばかりに響鬼は腰の音撃鼓を取り外し、カリスの足に向けてそれを設置する。
完全には動きが止まらないまでも、それによって明らかにカリスは動揺したようだった。
そして、大型の魔化魍に暴れられつつも音撃打による清めの音を叩き込んできた響鬼には、これで十分。

「音撃打、一気火勢の型!!」

右手にのみ残った音撃棒で、一心不乱に音撃鼓を叩き、清めの音を発生させる。
魔化魍に対し開発されたそれはしかし、別世界の存在においてもインパクトという意味では効果的なようであった。
しかし、それをただ享受するカリスではない。

「その程度で、俺を止められると思うな――!」

徐々に緩まりつつあった回転を、気合いと共に再開、むしろ高速化させていく。
つられるように響鬼もまたその連打を早めていき――。

「はあぁぁぁぁぁぁ――!!!!」
「――――――――ッ!!!!」

お互いのそれが頂点に達した瞬間、爆発が巻き起こった。
両者共にその身体を大木に叩きつけられるも、すぐに立ち上がる。
しかし、響鬼の様子は、先ほどまでとは大きく異なっていた。

その両手に持つ音撃棒が、どちらも持ち手の部分を除いて破壊されてしまっていたのだ。

「――どうやら、得物がなくなったようだな、仮面ライダー?」
「……らしいね、参ったなこりゃ」

もはや意味を持たなくなった音撃棒の残骸を投げ捨てながら、響鬼は力なく言い放った。
しかし、文字面だけを見れば戦意を喪失したようにも見える彼は、しかしその戦意を萎えさせてはいなかった。
その証拠に、彼は素手のまま、その両の拳を握りしめ、カリスの前に立ちふさがっていた。

「――なぜまだ諦めない、仮面ライダー?」

カリスは、そう問いかける。
答えはその実既に知っている。
仮面ライダーが悪を前に諦めることなどないことも、そうした存在を友に持てたことを誇りに思っていたのは、他でもない自分なのだから。

しかし、それに対し響鬼はその疑問を不思議に思う様子もなく、口を開いた。

「なんでって、決まってるだろ。戦えない全ての人のために、俺が、俺たちがやれることを全力でやりたいからだよ」

――あぁ、これでいい。
これでこそ、剣崎の遺志を継ぎ、大ショッカーを打倒しうる存在だ。
その手に力がなくとも、誰かのためにとその身を張る、それでこそ仮面ライダーだ。

自身が見定めんとした仮面ライダーのあるべき姿とその強さにある種の安堵を抱きつつ、一つ息を吐くカリスに対し、それと、と響鬼が続けた。

「俺の名前は響鬼、仮面ライダー響鬼。以後、よろしく、シュッ」
「仮面ライダー響鬼、か。覚えておこう」

今更ながらの自己紹介に対して、カリスもまたそう返す。
戦いながら訪れた不思議な空気をどこか自然と受け入れつつも、しかしまだ戦いは終わっていないとカリスはその眼差しを尖らせる。
さて、剣崎の遺志を継ぐに相応しい仮面ライダーがいることはわかった。

だが、実力はどうだ?
カリスとしての自分にすら負けるようでは、大ショッカーなど夢のまた夢。
得物さえないその腕で、成せるものならば成してみろ。

その思いと共にカリスラウザーを改めて構え――、次の瞬間、沸き起こった謎の違和感に思わず胸を押さえた。
――時刻は22:15。
王による暴力が、人々を脅かし始める時間であった。

「なッ……!?」

突然呻きだしたカリスを前に、流石の響鬼も困惑を隠せないようだったが、しかし次の瞬間にはカリスを助けださんと駆けだしていた。
一方でカリスはその衝動を抑えようとする自分を尻目にどんどん膨れあがっていく自分の中の忌むべき存在を自覚せずにはいられなかった。
何故、今。

(何故だ、剣崎は死んだはず。俺の中の■■■■■が暴走するはずは――)
「おい、相川!大丈夫か!?」

混乱する思考を妨げたのは、響鬼である。
まずい、今の彼では奴を、いや俺を止めることなど――。

「逃げろ、響鬼……。このままでは、全てが――」

カリスが、自分の言葉で何かを話せたのは、もはやそこまでであった。
瞬間、急激にその衝動が、爆発したのである。
――もちろん、彼のすぐそばにいた、もう一人の死神が力を解き放ったため。

思考と視界を一瞬のうちに闇に飲み込まれながら、最後に始は思った。

――むしろ、このまま目が覚めなかったのなら。
――ジョーカーに仮面ライダーが勝てるというのなら、それで全て問題はないではないか。
――仮面ライダーたちの実力の真価を計るには、いい荒治療かもしれない。

――あぁ、そう思っているのは確かだというのに、何故だろうか。
――生まれたままの自分の姿で死ぬというのが、ここまで嫌に感じるのは。

そこまで考えて。
始の思考は、全て破壊で満たされた。

110:Kamen Rider:Battride War(7) 投下順 110:Kamen Rider:Battride War(9)
時系列順
五代雄介
葦原涼
秋山蓮
乾巧
村上峡児
橘朔也
相川始
金居
志村純一
日高仁志
矢車想
乃木怜治
野上良太郎
紅渡
門矢士
海東大樹
フィリップ
鳴海亜樹子




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最終更新:2018年02月10日 13:29