紅涙(前編)◆.ji0E9MT9g



「ガタックゼクター、それに……カブトゼクター!?」

ユウスケが、思わずと言った様子でそれに驚く。
どうやら地の石に自分が支配されていた間、ガタックゼクターは単身で自分を救うことの出来る参加者を探しに行ってくれていたようだった。
そして同時、カブトゼクターがここに来たということは……。

ユウスケの予想を裏付けるように、バイクの駆動音が響いた。
先ほどと違い、警戒をする暇も必要もなかった。
そのバイクに乗っていた参加者は、ユウスケもよく知る男であったからだ。

「――名護さんッ!」
「ユウスケ君、久しぶりだな」

自身がこの場で出会った仮面ライダーの一人にして、渡の師匠、名護啓介。
その彼が、今こうして目の前に現れたのだった。
しかし、そうした運命の再開に、今の彼らは喜んでいる時間などない。
それを名護もアクセルの様子を見て察したようで、ユウスケに短く目配せをした。

「名護さん、この人を病院までお願いできますか?」
「当然だ、君も一緒に来るんだろう?」
「いいえ、俺にはまだやらなきゃいけないことがあるんです。
だから先に一条さんだけをお願いします」

ユウスケは、渡を救うという目的を口にはしなかった。
それに一瞬一条は疑問を抱いたものの、既に限界を迎えた身体と朦朧とする意識ではそれについて言及することさえままならなかった。

「分かった……それなら、彼を連れて病院に向かおう。
だが忘れるなユウスケ君、俺はあくまで先に行くだけだ、後から君もちゃんと病院に来るんだぞ」
「はい、分かってます」

そんな一条を置いて、二人の話はもう終わりを迎えようとしていた。
しかしそんな状況で、しかしまだ一条にはユウスケに対し言わなくてはいけないことが残っているように感じられた。

「小野寺君、何度も言うようだが――」
「――はい、俺、中途半端はしません、絶対に!」

言いたかったことを先に言われてしまって、一条は罰が悪くなり少し俯いた。
それを見て再度ユウスケは笑みを浮かべ……しかし瞬間、すくと立ち上がり渡たちがいるだろう方向へその足を既に向ける。

「もう、大丈夫なのか?」
「はい、だって俺、クウガですから!」
「――そうか」

言って、一条もまた名護に先導されバイクに跨がった。
小野寺ユウスケという青年がクウガであって本当によかったと、そう思いながら。

「どうかご無事で。一条さん、名護さん」
「君こそ無事でいろよ、ユウスケ君。絶対に後でまた会おう」

その名護の言葉を最後に、二人は一斉に駆けだした。
それぞれ逆の方向を向いてこそいたが……しかしいずれまた出会えることを確信しているかのようにユウスケと一条の心にはもう、未練はなかった。


【二日目 黎明】
【D-1 市街地】


【一条薫@仮面ライダークウガ】
【時間軸】第46話 未確認生命体第46号(ゴ・ガドル・バ)撃破後
【状態】疲労(極大)、ダメージ(極大)、額に怪我、腹部表面に裂傷、その他全身打撲など怪我多数(応急処置済)、全身に擦り傷、出血による貧血、五代たち犠牲者やユウスケへの罪悪感、強い無力感、仮面ライダーアクセルに二時間変身不可、カブトエクステンダーに乗車中
【装備】アクセルドライバー+アクセルメモリ@仮面ライダーW
【道具】食糧以外の基本支給品×1、名護のボタンコレクション@仮面ライダーキバ、車の鍵@???、おやっさんの4号スクラップ@仮面ライダークウガ
【思考・状況】
0:小野寺君……無事でいてくれ……。
1:第零号は放置できない、ユウスケのためにも対抗できる者を出来る限り多く探す。
2:五代……。
3:鍵に合う車を探す。
4:照井の出来なかった事をやり遂げるため『仮面ライダー』として戦う。
5:一般人は他世界の人間であっても危害は加えない。
6:小沢や照井、ユウスケの知り合いと合流したい。
7:未確認への対抗が世界を破壊に導き、五代の死を招いてしまった……?
【備考】
※『仮面ライダー』の定義が世界ごとによって異なると推測しています。
※麗奈の事を未確認、あるいは異世界の怪人だと推測しています。
※アギト、龍騎、響鬼、Wの世界及びディケイド一行について大まかに把握しました。
※変身に制限が掛かっていることを知りました。
※おやっさんの4号スクラップは、未確認生命体第41号を倒したときの記事が入っていますが、他にも何かあるかもしれません(具体的には、後続の書き手さんにお任せします)。
※腹部裂傷は現在開いてしまっています。すぐに治療をしなければ命に関わる重傷です。




【名護啓介@仮面ライダーキバ】
【時間軸】本編終了後
【状態】疲労(中)、ダメージ(大)、左目に痣、仮面ライダーイクサに1時間変身不能。
【装備】イクサナックル(ver.XI)@仮面ライダーキバ、ガイアメモリ(スイーツ)@仮面ライダーW 、ファンガイアバスター@仮面ライダーキバ
【道具】支給品一式×2(名護、ガドル)、ラウズカード(ダイヤの7,8,10,Q)@仮面ライダー剣、カブトエクステンダー@仮面ライダーカブト、カブトゼクター@仮面ライダーカブト
【思考・状況】
基本行動方針:悪魔の集団 大ショッカー……その命、神に返しなさい!
0:今は病院に戻りこの男性(一条)の手当をしなくては。
1:直也君の正義は絶対に忘れてはならない。
2:総司君のコーチになる。
【備考】
※時間軸的にもライジングイクサに変身できますが、変身中は消費時間が倍になります。
※『Wの世界』の人間が首輪の解除方法を知っているかもしれないと勘違いしていましたが、翔太郎との情報交換でそういうわけではないことを知りました。
※海堂直也の犠牲に、深い罪悪感を覚えると同時に、海堂の強い正義感に複雑な感情を抱いています。
※剣崎一真を殺したのは擬態天道だと知りました。
※ゼロノスのカードの効果で、『紅渡』に関する記憶を忘却しました。これはあくまで渡の存在を忘却したのみで、彼の父である紅音也との交流や、渡と関わった事によって間接的に発生した出来事や成長などは残っています(ただし過程を思い出せなかったり、別の過程を記憶していたりします)。
※「ディケイドを倒す事が仮面ライダーの使命」だと聞かされましたが、渡との会話を忘却した為にその意味がわかっていません。ただ、気には留めています。




「君と東京タワーで別れた後、僕は相川始という参加者と一緒に行動していたんだ。そして、そのすぐ後に大ショッカー幹部のアポロガイストともう一度出会った……」

渡の話をつらつらと聞きながら、キバットはその内容に口を挟むことさえ出来なかった。
彼が殺していた参加者がアポロガイストであったのはまだいい。
しかし、もう一人のクウガを操っていた男とも手を組み、病院を襲い、恐らくは先の放送で名前を呼ばれた参加者の死に対し幾つかの責任があるだろうと迷いなく彼が言い放った時には、何か耐えがたい吐き気をも催した。

そこでの戦いの詳細や、地の石を戦利品として手に入れたことなどは聞こえこそしていたが、正直全てを暗記できている自信はない。
友である彼が何をしていたとしても支えると大言壮語を宣ったというのに、早くもその覚悟が砕かれるような思いであった。
だがその後もう一人のライジングアルティメット……クウガを探しに西側に来たという渡の話は、キバットすら予想出来なかった方向へと転がり始める。

「――僕は、そこで名護さんと出会ったんだ」
「名護とッ!?」

渡を止められるはずだと信じた最早数少ない存在の一人、名護啓介。
そんな彼と出会い、しかし渡は未だにキングを自称している。
それから導き出される可能性を幾つか模索してみたものの、そのどれもがキバットにとって、また渡にとって望ましいものではなかった。

「名護さんは僕に言ったよ。僕の罪を一緒に背負ってくれるって。
弟子の罪は師匠の罪、どんなに重い罪でも一緒に償うって。
本当に名護さんは最高の人だと思ったよ……」

しかしキバットの予想に反して、渡の表情は安らかであった。
てっきり名護と決裂し戦闘にでもなったのかと心配していたが、そうではなかったらしい。
と、そこまで考えて、しかし渡の口調はキングのそれへと再び変わった。

「――でも、いやだからこそ。僕は名護さんとは一緒に行けなかった。でも名護さんは僕についてずっと責任を負ってしまう。だから決めたんだ。
名護さんから僕の記憶を消してしまえば、名護さんは僕の師匠なんかじゃない。ただ一人の仮面ライダーとして、戦う事が出来るって」
「なッ、記憶って……渡、まさかお前――」
「そう、そのまさかだよ。僕はこのベルトの力で名護さんの記憶を消した」

そういって渡はキバットにも見覚えのある、緑のベルトを掲げた。
先代のキングを打倒した後東京タワーに向かう間デイパックに押し込められていたキバットにも、そのベルトの特性は理解出来ていた。
つまりは、変身の度記憶を代償として消費する恐ろしいアイテムだと……同時に、幾ら渡が切羽詰まっているとは言え記憶を消してまで戦う事はないだろうとそう楽観視していた、いやせざるを得なかったのだ。

そんなアイテムごときで自分と渡の関係を断ち切れるはずなどないと、そう信じる他キバットに残された道はなかったのである。
だが、実際はどうだ。
渡は戦闘の副作用としてではなく、記憶を消す目的のみでそのベルトを使ったのだ。

名護との一年にもなる付き合いと、彼から学んだ多くのことを、同時に彼が渡から学んだ全てのことを、無に帰すことを知った上で。

「何てこと、しやがる……!」
「名護さんは、僕が僕でいて良いって言ってくれた……。それは嬉しかったけど……でも、今の僕にそれは許されない。
他の世界を全て破壊して僕の存在自体をなくしてもらうまで、僕に僕として生きていい時間なんて存在しないんだ……!」

その言葉を告げる渡は、とても辛そうに見えた。
だからといって彼がしたことは許されることではない、それは分かっているが……、キバットには、もう自分が言うべきことが分からなかった。
何を言えば彼が少しでも考えを変えようとしてくれるのか、それとも最早彼の考えの変化を認めない自分こそが間違っているのだろうか。

彼らしくもない後ろ向きな思考が生まれた瞬間に、渡の視線はもうキバットから外れていた。
もう、キバットには彼を呼び止めるだけの事も出来ない。
手を伸ばせばすぐに届くはずのその距離が、渡が一歩足を進める度に、彼がもう戻ってこれない場所まで向かうかのように感じる。

呼び止めなければと心は叫んでいるのに、もうキバットにその口を開くことすら――。

「――なッ……!?」

瞬間、渡が驚愕の声を上げた。
キバットからは彼の背中に隠れ見えないその視線の先、渡が見つめたその視線を追随した彼は、見た。

「ユウスケ……ッ!?」

闇に捕らわれ自我を石に支配されていたはずの小野寺ユウスケ、彼が自分の意思で今渡の前に立ちはだかっている姿を。

「渡……俺は、お前を止めなきゃいけない。お前が記憶を消した、名護さんの分まで!」
「何故、貴方がそれを……!?」

困惑した様子で渡はユウスケに問う。
もしかすればキバットとの会話を聞かれていたのかもしれないが、彼の表情からは立ち聞きをしていた情報を話しているような雰囲気は一切感じられなかった。

「その石を通じて全部聞こえたよ。それに、お前が感じた感情だって、全部伝わった。
アポロガイストを殺した時、名護さんの記憶を消した時、……お前はこれっぽっちも嬉しいなんて思っちゃいないってことも!」

――古来より伝わる偉人の言葉に、こんなものがある。
『深淵を覗くとき、深淵もまたお前のことを見ているのだ』
――ユウスケが渡の声を聞くことが出来たのは、ひとえに地の石にひびが入りその支配能力に僅かながら影響が出ていた為であった。

そもそも地の石は、仮面ライダークウガを自身の傀儡としその思い通りに操る為のもの。
それに罅が入ったことによる影響、それが、地の石の所有者が抱いた感情、そして見た光景をもクウガに流してしまうというものであった。
つまりは本来一方的であったはずの地の石による精神的干渉が、五代雄介には存在しなかった罅と、もう一つのイレギュラーによって渡にさえ作用しユウスケにも彼の体験を全て追体験することになったということだ。

無論、そんなものは渡には知るよしもない。
故にただキバットに対し、彼は今までの行動の全てを吐露するだけだった。
それによってキバット以外の誰かに、キバットに語った以上の情報が渡るなど思いもせずに。

「何を知ったような口を……!」

言いながら渡は最早手を煩わせるのみとばかりにその手に持っていた地の石を地面に叩きつけた。

「サガーク」

それによって大きく音を立て地の石が粉砕されるのに見向きもせず、彼はその腰に自身の臣下を呼び寄せた。
戦闘の意思を露わにした渡に対し、キバットはそのままユウスケの元に飛びよる。

「ユウスケッ!お前、色々大丈夫なのか?操られてたんじゃねぇのかよ!?」
「その話は後だキバット、今は渡と戦わなくちゃいけない時なんだ」
「それは……」

ユウスケの帰還、そして渡との避けられない戦い、そのどちらをもキバットに逃げ道がないことを示しているのは分かっている。
だがそれでも。
それでも今のユウスケが渡と戦うということは……。

「――キバット、もし勘違いしてるなら、だけど、俺には渡を殺す気はないよ」
「えっ、でもお前さっきまで渡に……」
「あぁ、確かに操られてたし、それは確かに思うところもあるけど……。
でもそれ以上に、俺は今、渡を救いたい!」
「ユウスケ、お前って奴は本当に――!」

思わず、キバットは涙ぐむ。
ユウスケを信じた自分は、決して間違いではなかったのだ。
それが分かっただけでも、本当にこうして彼に出会えたことは、無駄ではなかったのだろう。

「変身」

冷たく渡が呟くと、それを受け彼の身体にステンドグラスのような鎧が発生する。
運命の鎧、サガ。
最早この場でキバの鎧よりも纏った、新たな王を象徴する鎧であった。

一方で、ユウスケもまたその腰に手を翳した。
それによってアマダムが彼の身体の表面に浮き上がり、ユウスケはいつもの構えを取る。
――クウガの力を行使することに、もう恐れがないと言えば、それは嘘になる。

それでももう自分しか戦士クウガがいないのであれば。
そして何より自分を信じ相棒を救うよう頼み込んできたこの蝙蝠を思えば。
最早、ユウスケにその力を出し惜しみする理由などなかった。

「――変身ッ!」

高まる力を感じながら、ユウスケは叫ぶ。
それに呼応するように、アマダムがユウスケの身体を作り替えていく。
赤い瞳、赤い躰、そして二本の角……。

凄まじき戦士ではない、ただの戦士、人の心を持った仮面ライダー。
クウガが、今ここに誰かを救うため再び立ち上がったのだった。
――止める為に戦うユウスケと、止まらない為に戦う渡。

相容れないはずの思いを、しかしそれでも届ける為に、ユウスケは駆ける。
それが、今の自分にやらなければいけないことだと、そう思うから。




地の石による支配を、小野寺ユウスケがこうして無理矢理にでも抜け出せたのには、もちろん根性論以外の理由がある。
そもそもにして地の石とは、仮面ライダークウガをライジングアルティメットとしその所有者の意のままに操る能力を持つ。
その特異性は往々にして語られてきたとおり、クウガでない存在にその石は無力である。
また、この場においてクウガである五代雄介も、アマダムを砕かれクウガでなくなった為にその支配から解放されたことは周知の通りである。

では、ユウスケのアマダムは、果たして完全であっただろうか?
言い方を変えれば、『彼は未だ完全な仮面ライダークウガなのか』という問いである。
答えは否、彼のアマダムはダグバとの究極の域に達した凄まじい戦いの最中罅割れていた。

これによってクウガである証に文字通り傷が付いたユウスケは、地の石の支配下にあってなお抵抗を試みることが出来、また同時に自分の意思で言葉を発することが出来たのだ。
そして同時に地の石が可能にするライジングアルティメットという形態への変化。
元々アマダム単体で至れる限界地点であるアルティメットフォーム、それに地の石による魔力を上乗せした形態がライジングアルティメットフォームであることは、既に承知の上のはず。

或いは何らかの要因さえあれば自力でライジングアルティメットフォームに至ることも不可能とは言い切れないものの、しかし本来は極めて歪な力であると言えるだろう。
つまり本来は想定されていない形態への進化をするには、今のユウスケの身体は余りに不安定であったのだ。
元々ユウスケの身体は無理矢理にアルティメットフォームに至り急速な進化を促された形であり、それに加えて地の石による強制的な進化はアマダムの酷使に繋がってしまったのだ。

しかし地の石はそんなことを気にも留めずアマダムに新たな進化を促した。
無理な進化の強制、その先に待つのは……、アマダム自身の崩壊であった。
そして刻一刻と迫る支配にユウスケが拒絶を見せアマダムもまた崩壊を始めたなら、最終的な結論は一つ。

彼は、そしてアマダムは、その身を削り“クウガであること”、地の石による支配の条件それ自体を否定したのだ。
つまりはアマダムが地の石の強すぎる力に耐えきれず自壊を始め、それによりユウスケの身体はどんどんとクウガではなくなっていく。
アマダムとの肉体の結びつきこそがクウガである証明であるなら、それが壊れゆく度地の石の支配が加速度的にユウスケに及ばなくなったとして、何ら不思議ではないのだ。

故に、ユウスケは地の石の支配より解放された。
そのアマダムに刻んだ罅を、より一層広げる代償と引き替えに。
果たして、それは自然に自壊するものなのか、或いは外部的干渉がない限り何ら問題はないのか、誰にもわかりはしない。

しかし、そんなことをユウスケは気に留めすらしない。
今戦える力があり、自分が仮面ライダーであること。
ただそれだけで、自分の存在意義があり、そして目の前の青年を救うこと、それが、今の彼にとって成さねばならない使命なのだから。


【二日目 黎明】
【E-1 焦土】

【小野寺ユウスケ@仮面ライダーディケイド】
【時間軸】第30話 ライダー大戦の世界
【状態】疲労(極大)、ダメージ(大)、左脇及びに上半身中央、左肩から脇腹、左腕と下腹部に裂傷跡、アマダムに亀裂(進行)、ダグバへの極めて強い怒りと憎しみ、仲間の死への深い悲しみ、究極の闇と化した自分自身への極めて強い絶望、仮面ライダークウガに変身中
【装備】アマダム@仮面ライダーディケイド 、キバットバットⅢ世@仮面ライダーキバ、ガタックゼクター+ライダーベルト(ガタック)@仮面ライダーカブト
【道具】アタックライドカードセット@仮面ライダーディケイド、ガイアメモリ(スカル)@仮面ライダーW、変身音叉@仮面ライダー響鬼、トリガーメモリ@仮面ライダーW、ガルルセイバー(胸像モード)@仮面ライダーキバ 、ディスクアニマル(リョクオオザル)@仮面ライダー響鬼、士のカメラ@仮面ライダーディケイド、士が撮った写真アルバム@仮面ライダーディケイド、ユウスケの不明支給品(確認済み)×1、京介の不明支給品×0~1、ゴオマの不明支給品0~1、三原の不明支給品×0~1、照井の不明支給品×0~1
【思考・状況】
0:渡を救う。
1:一条さん、どうかご無事で――。
2:これ以上暴走して誰かを傷つけたくない……
3:……それでも、クウガがもう自分しか居ないなら、逃げることはできない。
【備考】
※自分の不明支給品は確認しました。
※『Wの世界万能説』をまだ信じているかどうかは後続の書き手さんにお任せします。
※アルティメットフォームに変身出来るようになりました。
※クウガ、アギト、龍騎、響鬼、Wの世界について大まかに把握しました。
※変身に制限が掛けられていることを知りました。
※アマダムが損傷しました。地の石の支配から無理矢理抜け出した為により一層罅が広がっています。
自壊を始めるのか否か、クウガとしての変身機能に影響があるかなどは後続の書き手さんにお任せします。
※ガタックゼクターがまだユウスケを自身の有資格者と見なしているかどうかは、後続の書き手さんにお任せします。
※キバットバットⅢ世の右目が失われました。またキバット自身ダメージを受けています。キバへの変身は問題なくできるようですが、詳細は後続の書き手さんにお任せします。
※地の石の損壊により、渡の感情がユウスケに流れ込みました。
キバットに語った彼と別れてからの出来事はほぼ全て感情を含め追体験しています。
※カードセットの中身はカメンライド ライオトルーパー、アタックライド インビジブル、イリュージョン、ギガントです
※ライオトルーパーとイリュージョンはディエンド用です。
※インビジブルとギガントはディケイド用のカードですが激情態にならなければ使用できません。
※デイパックは音也のものに移し替えました。その際支給品の紛失についても確認しましたが、彼が覚えている限りの支給品はそのまま残っていました。




【紅渡@仮面ライダーキバ】
【時間軸】第43話終了後
【状態】ダメージ(大)、疲労(大)、地の石を得た充足感、精神汚染(極小)、相川始の裏切りへの静かな怒り、心に押し隠すべき悲しみ、仮面ライダーゼロノスに1時間変身不能、仮面ライダーダークキバに1時間15分変身不能、仮面ライダーサガに変身中
【装備】サガーク+ジャコーダー@仮面ライダーキバ、ゼロノスベルト+ゼロノスカード(緑二枚、赤一枚)@仮面ライダー電王、ハードボイルダー@仮面ライダーW、レンゲルバックル+ラウズカード(クラブA~10、ハート7~K、スペードK)@仮面ライダー剣、キバットバットⅡ世@仮面ライダーキバ、ザンバットソード(ザンバットバット付属)@仮面ライダーキバ
【道具】支給品一式×3、GX-05 ケルベロス(弾丸未装填)@仮面ライダーアギト、アームズモンスター(バッシャーマグナム+ドッガハンマー)@仮面ライダーキバ、北岡の不明支給品(0~1)、ディスカリバー@仮面ライダーカブト
【思考・状況】
基本行動方針:王として、自らの世界を救う為に戦う。
1:仮面ライダークウガを倒す。
2:何を犠牲にしても、大切な人達を守り抜く。
3:ディケイドの破壊は最低必須条件。次こそは逃がさない。
4:始の裏切りに関しては死を以て償わせる。
4:加賀美の死への強いトラウマ。
5:これからはキングと名乗る。
6:今度会ったとき邪魔をするなら、名護さんも倒す。
【備考】
※過去へ行く前からの参戦なので、音也と面識がありません。また、キングを知りません。
※東京タワーから発せられた、亜樹子の放送を聞きました。
※ディケイドを世界の破壊者、滅びの原因として認識しました。
※相川始から剣の世界について簡単に知りました(バトルファイトのことは確実に知りましたが、ジョーカーが勝ち残ると剣の世界を滅ぼす存在であることは教えられていません)。
※レンゲルバックルからブレイドキングフォームとクウガアルティメットフォームの激闘の様子を知りました。またそれによってもう一人のクウガ(小野寺ユウスケ)の存在に気づきました。
※赤のゼロノスカードを使った事で、紅渡の記憶が一部の人間から消失しました。少なくとも名護啓介は渡の事を忘却しました。
※キバットバットⅡ世とは、まだ特に詳しい情報交換などはしていません。
※名護との時間軸の違いや、未来で名護と恵が結婚している事などについて聞きました。
※仮面ライダーレイに変身した総司にかつての自分を重ねて嫉妬とも苛立ちともつかない感情を抱いています。


【全体備考】
E-1エリア焦土に、バグンダタ@仮面ライダークウガと鯛焼き名人アルティメットフォームスーツ@仮面ライダー剣、バギブソン@仮面ライダークウガが放置されています。
地の石@仮面ライダーディケイドは破壊されました。

【支給品紹介】
【バグンダタ@仮面ライダークウガ】
紅音也に支給。
グロンギの中でも特殊な役職についているラ・ドルド・グがゲゲルのスコアを記録する為用いるもの。

【鯛焼き名人アルティメットフォームスーツ】
東條悟に支給。
鯛焼き名人アルティメットフォームと呼ばれるスーツ。今回は鯛焼き板が付属しなかった為、ただ重いだけの薄い装甲の意味合いしか持たなかったようだ。

【ディスクアニマル(リョクオオザル)@仮面ライダー響鬼】
紅音也に支給。
ディスクアニマルの一種。猿のような形状に変化する。

【士のカメラ@仮面ライダーディケイド】
小野寺ユウスケに支給。
士が愛用するカメラ。士が撮った写真は全て歪な形になるが、光夏美が試しに撮った際は鮮やかな写真を写した為、問題は彼にあるようだ。

【士が撮った写真アルバム@仮面ライダーディケイド】
照井竜に支給。
光夏美の祖父、光栄二郎が趣味でアルバムにしている士の写真を纏めたもの。
旅の思い出そのものとも言える代物な為、いつしか士たちにとっても大事な思い出の品となった。

124:紅涙(中編) 投下順 125:魔・王・再・臨
時系列順
一条薫 128:忘られぬmelody!
津上翔一
擬態天道
名護啓介
左翔太郎
小野寺ユウスケ 129:レクイエムD.C.僕がまだ知らない僕(1)
紅渡


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最終更新:2018年08月18日 10:52