無題(90)


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「あ、プロデューサー、あそこ見てください。男の子」
「どうしたんだろう、あんなに泣いて」
「ねえきみ、どうしたの?・・・え、上?・・・あ、木に」
「風船がひっかかって。さっきの握手会のか」
「あ、ボク憶えてる。一番前で応援してくれてた子だよね?どうもありがとう」
「風船離しちゃったのかあ。ごめんな、風船はもうないんだよ」
「プロデューサーちょっと待ってください。たぶんあれ、取れると思います」
「取れるって?え、真、お前まさか登っ・・・こっこら、やめっ、あぶっ」
「へっへー、大丈夫ですっ!んしょ、よしょ、っと・・・よし、取れた!おーい、取れ――」

ミシッ・・・バキッ・・・バキバキバキッ

「――わああーっ!?」
「真ーッ!」

ガシィッ

「・・・あ、れ・・・無事・・・?」
「むきゅう」
「うわーっ!ぷ、プロデューサーっ?」



結局真は無事だったが、俺がアバラ骨をやってしまい全治1ヶ月、しばらく入院する羽目になった。
しかし、責任を感じた真がなにかにつけて見舞いに来てくれ、俺との関係は良好になったとも言えるな。



PERFECT COMMUNICATION