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いつからだろう、みつばの画像を見てると変な気分になるようになったのは。
ちょっと前までは「みつばマジうざい」とか思ってたはずなのに。
弱点を探るためにケータイで撮っていたはずが、いつのまにか撮りためた画像が1000枚以上。
古いのなんかはもう削除してもいいはずなのに。
削除しようとすると、胸が締め付けられるような気分になって、結局削除できずに
画像の枚数がどんどん増えていく。

…はぁ。
これもみつばのせいよ。
勝手に私の心の中を占拠して!

「杉崎さん、杉崎さん!」
「あ…は、はい!」
「もぅ、授業中に携帯いじってちゃダメでしょ」
「す、すみません」
矢部っちに怒られてしまった。
これもみつばのことを考えていたせいよ。
何かこう、みつばを参ったと言わせるような弱点を見つけないと気持ちが治まらないわ!
…そのためにはもっとみつばの画像を撮りまくらないとね。

ピロリロリーン
ピロリロリーン
ピロリロリーン

「ふぅ、今日もたくさん撮ったわね…」
放課後、私はひとり教室に残ってケータイのチェックをしていた。
いつもは家に帰ってからチェックするんだけど、今日は日直で帰りが遅くなったのと、
もう夕方なので誰もいないだろうと油断してて、つい教室でチェックし始めてしまった。

みつばが給食の牛乳を一気飲みして噴き出したシーン…まったく、豚なんだから。
みつばが授業中に矢部っちの話を聞いてなくて怒られたシーン…これは笑えたわ。
みつばが掃除中に思いっきりパンツ丸見えになってるシーン…これはまぁまぁ使えるわね。

「んっ…こ、これも中々いいじゃない……んっ…ぁ……」
私はいつのまにか、みつばの恥ずかしい画像を見ながら自分を慰めるようになっていた。
何故かは自分でも分からない。
ひょっとしてこれが好きという感――
――いやいや、それはない。あってたまるもんですか。

みつばが階段を登っていくところを下から撮ったシーン。
みつばが強風に煽られるスカートを必死に抑えてるシーン。
みつばが体育の授業中に逆上がりを失敗して地面に落下しM字開脚してるシーン。

「んふっ……ふぁっ、あぁ……」

みつばが体育の前の着替え中に転んでパンツが半分ずりおちたシーン。
みつばの干支パンツ連続スライドショー。
極めつけはみつばが泊まりに来た時のバスルームの画像…

「……んくっ…あぁっ…みつばぁ、みつばぁ…」
「…杉崎?」

……へっ?
その声は……
「――み、みみみみつば!?」
「何やってんのよ、こんな遅くまで」
「え、いや、その…」
バレてない?

「い、今から帰るところよ。あんたこそどうしたの?どうせ宿題のプリントを忘れて帰ったんでしょ」
ごまかそうとして焦っていたからか、つい早口になってしまったけど、みつばは気づかなかったみたい。
「…いつもは宿題なんてやらないけど、たまにはやってあげないと矢部っちが可哀想じゃない?」
…良かった、この調子だと本当にバレてないみたいね。
よし、このまま適当に話をして……。
「そんなこと言って、本当はテストの点が下がってパパに怒られたんじゃないの?」
「な、なんで知ってるのよ!」
「あら?本当だったんだ」
「こ、この…!杉崎のクセにっ!」
みつばの指が私のぴょんぴょんを引っ張る。
私はお返しにみつばのおなかを突っついてやった。

あぁ…いつまでもこうしてイチャイチャしていたい!
イチャイチャしながらみつばの恥ずかしい画像を撮って、その画像で自分を慰めたい!
なぜなら、私はみつばが好――

「ちがーーーーう!」
「わっ、何よ急に…びっくりするじゃないの!」
「はぁっ、はぁっ……」
「…ちょっと、大丈夫?」
「……帰る」
「はぁ?」
「もう帰るって言ったの!じゃあね、バイバイ!」
「???」

あぁ、みつばが呆れた顔でこっちを見てる。
変な奴だと思ってるかな。
嫌われたりしてないかな…?
明日、ちゃんと謝った方が…
「って、なんで私が謝るのよ!?みつばが私の心に入り込むから…入り込むから……悪いのよ」


その日の夜、私は下着姿で床に座ってケータイのみつば画像を見ながら自分を慰めていた。
いつもなら一度した日はもうしないけど、今日はあの後ずっと身体が変な感じで、
宿題にも手がつかなかったから、仕方なく続きをすることにした。
「…ぁ……んっ…みつば……」

嫌いなはずのみつばの名を呼びながら、左手で下着越しに大事な所をさする。
右手はケータイを操作して、みつばの画像を次々に表示させる。
左手は次第に下着の中へと潜り込み、さらにその奥へと……。

「あぁ…ん、んっ…あぁっ……あぁんんっ!」

はぁ、はぁ、はぁ…ふぅぅ~~。
……。
…………。
………………おかしいわ。
身体がまだ疼いているじゃない!
いつもなら、したあとにすぐまたしたくなるなんてことはないのに…。
どうしよう…私の身体、おかしくなっちゃったのかしら?
不安になりながら何気なくケータイに目をやると、画像の中のみつばと目が合った。

――!!
とたんに胸が高鳴り、苦しくなる。
そして手が勝手に下半身へと伸びて…
「ぁ…ん……」
ダメよ、今日はもうしたじゃない。
「はぅ…あっ……んん…」
ダメ…ダメだってば……

「ダメなのに…手が止まらない…」
どうして?みつばが好きだから?
…そ、そうよ。私は、私は…
「みつば…みつばぁ…………す、好き……」

ケータイの中のみつばに向かって告白した後、私はゆっくりと床に横たわり意識を手放した。

後日。

ピロリロリーン
「あぁっ、またパンツを盗撮してる!いい加減にしなさいよこの盗撮魔!」
みつばが私のぴょんぴょんを引っ張る。
私はお返しにおなかを引っ張ってやった。
あぁ、いいわ…この感触。みつばの甘い香り。素敵!

「慰謝料として高級スイーツを要求するわ!放課後あんたの家に行くから用意しておくように!」
「しょうがないわねぇ、ホント雌豚なんだから」
「なんですって!私のパンツを盗撮しておいて!…こうなったら、写真一枚につきスイーツ一個!
 雌豚の食欲を見せてやろうじゃないの!」
みつば…ホントに豚であることを恥じないのね…でもそんなみつばも素敵。
それに、今の話だとスイーツあげればパンツ撮ってもいいってことに…なるわよね?

「それでいいなら今度から堂々とパンツ画像を撮ろうかしら。スイーツならいくらでもあるし」
「――!!」
あ、あら?
何故か急に周りが引いたような…

「杉崎…それはちょっとどうかと思う…」
「杉ちゃん…やっぱりみっちゃんのことが好きだったんだね><」
え?な、なんでそんな目で見るのよ。
って言うか吉岡、恥ずかしいからそういうことはっきり言うんじゃないわよ!
そう言えば…よく考えてみると、とんでもないことを口走ったような…?
…はっ!みつばが冷ややかな目で私を見ている……。

「……堂々と…どうするって?」
「その、写真を…撮るのよ……」
「何の写真よ?」
「み、みつばのパンツ…」
「写真を撮ったら何をくれるんだっけ」
「その、スイーツをあげるって……」
「つまり?」
「スイーツをあげるからパンツを撮らせて下さい!」
「この変態が!」


おしまい