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――――12歳の少女に猥褻な行為を強要したとして、教諭が逮捕されました――――


「可哀想ですね…」
「えっと、何が?」
「強要なんて…」

ここは矢部の部屋。ニュースをつけていると、教師が捕まるというニュースが流されていた。
それについての丸井ひとはのコメントである。

「そうだね、それに少女だもんね…。襲っちゃ…ダメ…だよね…」
「先生はもう手遅れですけどね」
「んぐっ!?そ、そりゃ」
「何ですか?」
「ぼ、僕は…」
「私はもう膜ないですよ?」
「それはひとはちゃんが僕が寝ている間に挿しこんで破ったからでしょ!?」
「その理由が世間に通るとでも?」
「…通るわけがないね…」

「まぁその後のことは全部合意の上なんですからいいじゃないですか」
「合意っていうか、全部ひとはちゃんが誘ったんじゃ…」
「む。その言いようだと私にまるで魅力が無いみたいじゃないですか」
「いや、そんなことは」
「それに今日だって結局、先生のほうからきてくれてないですよね?」
「あんなニュース流しながらとか拷問なのそれは!?」
「そうやって直ぐ逃げるじゃないですか、いつも。私だって求められたいのに…」
「うぐ…」
「そもそも、今更私が通報するとでも?」

既に何度も重ねた体だ。通報するならとっくにしているだろう。矢部はそんなことは欠片も思っていなかった。

「それは思って無いけど」
「ならいいじゃないですか。先生はロリコンだったわけじゃなく、たまたま私が好きになったってことで」
「そりゃそうなんだけどさ」
「……じれったいですね」

そう言って自らの下着を脱ぎ去り、矢部のふとももに座るひとは。勿論向かい合っている。
触れそうな距離の目と目。唇と唇。
しかしひとはは口付けするわけでなく。

「あのですね」

ひとはは矢部の首筋に噛みつく。
自らの主張を残そうと。けれど二人の痕にならぬように、口付ける。
甘く、優しく。そのまま矢部の耳元まで吸い上げる。軽く、滑らかに。
そして、囁く。

「私は先生にこうしてもらいたいんです」

矢部の背筋に走るひとはの吐息。

「うくっ」
「ほんとに弱いですね」

言いつつ、矢部の唇に指を当てる。そのまま裏返し、爪の甲で触れながら、あごに向けて指を這わせる。
その静かさがまた、矢部の頭を捕まえる。

「はい、どうぞ」

軽く開いた口に、少し強引に入れられる細い指。
そして矢部が与える。
ひとはを舌で転がし、強く挟み、その指の股に自らを滑らせる。
対してひとははもう片方の手で矢部をまさぐる。
軽く弱く、矢部に与えられる刺激に応える時に強く。
やがて自身を主張し始める矢部に、ひとははそれを許さない。

「下着、きつそうですね」

ひとはが乗ることにより、変形を許さない下着。
それに押さえつけられる矢部。
起き上がりきれないことに反抗しているそれを、ひとははさらに後押しする。
口から引き抜いた指をひとは自身で舐めとり、矢部と舌を重ねる。
口内で暴れるそれに応じて、ひとはの手に悲鳴が伝わる。
膨らむばかりで自由になれない鳥の如く。そしてその鳥が行き着く先と同じように、美味しく、なる。

「ひ、ひとはちゃ、き、キツ…」
「ふふ、出して欲しいんですね」
「ん、うん」
「だめ、です」
「え…んぐっ」

押し付けられるひとはの柔らかな唇。それだけでも十分に昂奮するのに、今はひとはが跨り、自分を弄ぶ。
威厳も何もなく、ただ、ひとはにされるがまま。自分よりもはるかに年下の娘に。
堪えられず、ひとはの衣に手をかける。
ひとははそれに逆らわない。矢部がいくら昂ぶっても構わない。
ただ、自由は与えない。その抑圧が、さらにひとはを求めさせるだろうから。
ひとはの手から、足から、自らの下着から解放を求める矢部の下半身。
その欲求は叶わず、叫びたくなるほどの衝動を抱える。
矛先を変え、ひとはを求めることに転化させることでしか満たされない。
まだ薄い、ひとはの胸にかぶりつく矢部。

――これでいい、二人の間に遠慮など要りはしない。

ただひとはは、求めらたい。他に何も考えることなく。ただ自らの女を貪ってくれればいいのだ。

ひとはの体が天上を見上げる。
それに逆らう暇すら無い。逆らうつもりも、既に無い。
無論、体躯でなど初めから敵うはずもないが、それでもひとはが優位だったは、矢部の遠慮だ。
ひとはが転がされたという事実がある以上、拒む理由など最早ありはしないのだ。

「挿れるよ」

矢部はそれだけを告げる。確認でなく、了承を求めるでもなく、自らのしたいことを言葉にしたに過ぎない。
だが、ひとはにとってはそれで良かった。それこそが今して欲しいことだった。

ひとはを貫く矢部。

それだけで達してしまいそうなほどの行為に、ひとはの歓喜が擦れる。

「――っは」

今の矢部は止まることを知らない。
普段はお互いを感じ合うための交わりは、激しさだけを追求する。
その欲望は矢部に話すという行為を許さない。ただ体でひとはを求めていることを語るのみだ。
それに応えるひとはは、唇を鳴らし、それが矢部にひとはの泉を泳がせる。

「っくぁっ、あっ、はっ」

二つの泉から溢れる滴りに、それでも足りないと矢部はひとはに口付け、ただひとはを飲み干そうと欲する。
そのほとばしりに、ひとはの両手がシーツを波立たせる。

「っいく――!」

軽く跳ねるひとはの肢体。その程度で許すほど、今の矢部は満たされていない。
絶頂を迎えたひとはに、まだ足りないと襲い掛かる快楽の波。

「あ、あ、あっ、ん、ん!!」

更に絶頂を迎え、それでも波は消えなどしない。寄せては返すそれに、ひとはの両手は開かない。
ただただ、ひとはの作る波を深く、大きくするだけだ。
既に何度目かも分からない、意識までもを消し飛ばそうとする欲求に、ひとはもまだ足りないとあがく。
押し流されそうになる自身を留めるかのように、矢部の肩に口をつけ、そのまま噛みしめる。

「んむっ――はっ、っん!」

どれだけ締めても漏れ続けるひとはの雫。
矢部自身の行為に返ってくるその音色に、ますます喘ぎを求める。

「せ、せんせっ、うくっ、あっ、いっちゃ、いっちゃ、あ、あああいくっ」

再び波打つひとはの体。意識せずとも搾り取ろうとするその口に。

「くっ、あ、出すよ、ひとはちゃん!」

矢部は自身を解放した。




――――――――――――――――

ひとはは眼を開ける。非常に慌てている矢部が目に入る。

―――。

思考が、できない。

「ひひひ、ひとはちゃん、だいじょうぶ!?」
「な、にが、ですか」
「だだだだだって、ひとはちゃん目を閉じて動かなくなるしさ!」

――あ、あぁ…。

気絶をしたのだ。そんなことは一度だってなかった。自ら誘い、交わってきた。
それでもその体格に遠慮を消せなかった矢部。感じあうだけで、求め合うほどの要求がなかった。
だからこそ、自身の果てたその結果にひたすら満たされるひとは。

「わたし、まんぞくです…」
「何か死に際みたいだからやめてー!!」

矢部に事実を告げないまま、ひとはは眠りに落ちたのだった。