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キンコンカンコ~ン

「杉ちゃん帰ろう」
「あ、ゴメン私ちょっと用事あるから二人で帰ってて」
「うーん、わかった。じゃあ、また明日ね」
「うん、バイバイ」

今日の朝の出来事だった。
学校の下駄箱を開けてみるとそこには
ラブレター?みたいなものが無造作に靴の上に置かれていた。
今時ラブレターって・・・・・

書かれてた内容はこれ。

今日の4時に屋上で待ってます。
来てください。

あまりにも簡潔に書かれていたので少し面食らってしまった。

とまあこんなことがあったわけ。
吉岡達に言ったら何かとてつもなく面倒なことになりそうだったので
この事は誰にも話していない。
みつばにも・・・・・って何であいつが出てくるのよ!!

そろそろ約束の時間だったので私は教室を後にした。

夏というだけあってこの時間でもまだ全然明るい。
少年野球部が必死にノック練習をしていた。
にしても今日もとても暑いわねえ、などと考えてるとあっという間に
屋上まで来てしまった。

私は意を決してドアのぶに手を掛けた。

ガチャッ

そこにいた人物に私はまたしても面食らってしまった。

「もう、約束の時間より3分も遅いじゃない!!」
「え・・・・みつば?・・・・え・・・・」
「どうしたのよ?」
「え、いや、そのー・・・あれ?」

私の頭の中は今物凄く混乱している。
せいぜい千葉辺りのイタズラだと踏んでいたんだけど・・・
まさか女子がいるなんて・・・・しかも・・・・・みつばが?

「そ、それで呼び出しといて何か用?」
「え、うん・・・その・・・///」

しばらくの沈黙が続いた。
私はまだ自分の心を落ち着けるのに必死だった。

屋上を吹き抜ける風が髪をなでて心地いい。
そして沈黙が破られた。

「杉崎が好き!!大好き!!」ガバッ
「え、ちょ、みつば?///」

そう言い終えるとみつばが抱きついてきた。

「好きなの、アンタのことが・・・」
「みつば・・・・」

私は彼女のことをどう思ってるんだろう?
知人?いや違う
友人?いやそれも違う

じゃあ一体彼女は私にとってどんな存在なんだろう?

ちょっとアンタ何泣いてるの?」
「べ、別に泣いてないわよお、ヒックふぇえ」
「・・・・みつば・・・」

しばらく考え込んでいるとみつばが泣いてしまった。

それにしてもさっきから変な現象が私に起きていた。
彼女に好きと言われてから心臓の鼓動がやたら早い。
もしかして私もみつばのことが・・・・・

そっか何で気付かなかったんだろう

「みつば、顔を上げて」
「な、何よ」

私はみつばが

チュッ

「プハッ、す、杉崎?」
「私もみつばのこと好き、大好きよ」ギュッ

私は彼女のことをさらに力強く抱きしめた。

「な、ならもっと早く言いなさいよお、馬鹿あ」
「ゴメンね、アンタの気持ちに気付けなくて、だから泣かないで」
「だってえ、ふぇええん」

みつばを落ち着かせて私たちは学校を出た。
もちろん手を繋いで


「み、みく」
「何?」
「う、浮気したら許さないからね!」
「もう、するわけないでしょう、フフッ」

これからよろしくね、私の愛しい恋人さん♪