ぬぎぬぎ
「ほらしんちゃんも服脱いで。拭いたげるよ」
「お、おまっ……」
「どしたの?」
「お、男の前で、裸になったりとか、やめろよ…」
「学校ではやらないよ?」
「当たり前だ!俺が言いたいのはそういうことじゃなくて…」
「あれー、バスタオル一枚しかないや」
「聞けよ!」
「仕方ないからこれに二人でくるまっちゃおう!」
ばさっ
「うわ!?」
ごろんごろん



「あったかくなったね」
「お…おう」
「しんちゃん。小生、ちゃんと知ってるっすよ」
「何を?」
「しんちゃんとパパは違うって事」
「当たり前だろ…だから、俺の前だからといって気安く…」
「それから、他の男の子としんちゃんは違うって事も」
「えっ?」
ぎゅむっ
「しんちゃん、すき」
「ふたば…」
「しんちゃんは…いや?」
「……いやじゃ…ない」
「じゃあもう少し、こうやってよう…」
「うん…」

「すき」

「…すき」



30分後、熟睡している二人がひとはに見つかりましたとさ。
                        おしまい

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最終更新:2011年02月25日 23:43