Dare;2011.02.20 13:00~
Text;ハーパー生化学
P477,"Several Groups of Enzymes Catalyze the Digestion of Proteins"~
P479,"Kwashiorkor Affects Undernourished Children"
Skypeを用いてのトライアル第2回。
それぞれの環境にもよるようですが、4人が限度のようです。。。
個人的には、この輪読会、“脱線”が魅力と考えています。
教科書だからこそ、基本的なことをメインに書いているからこそ、
そこから発展した話題で盛り上がるのが楽しいんじゃないかと。
そういう意味では、時間に対してテキストの量が多すぎたかなと思います。
さてさて、そんな輪読会に対する私見はおいておいて、自分が担当した部分について、ちょっとつぶやいてみようと思います。
と、言ってもテキスト自体の内容はほぼ触れません。
というか、脱線しまくりです。
○BMIの標準値=22
死亡率や罹患率が有意に低いなど、最も健康的に生活ができると統計的に認定されているんだそうです。
痩せすぎも、太りすぎも良くないということ。
今回扱ったのは生化学のテキストゆえ、かもしれませんが、メインで触れられたのは「痩せている場合」の話。
ここで“脱線”すべきは「太っている場合」の話でしょう!!
と、いうわけで“脱線”タイム。痩せても、太っても、死亡率は高くなる、という記述について。
テキストでは「痩せ」の方向に進みましたが、あえてここでは「肥満」の方向に進んでみましょう。
○メタボリックシンドローム
ご存知の方が多いと思いますが、“メタボ”って、話題になったことありますよね。
厚労省は“メタボ健診(←俗称。=
特定健診(厚労省HPより))”なぞ始めておりますが、その成果やいかに?? …その話は長くなるのでいつかまたお話ができたらと思います。
メタボ=メタボリックシンドローム
=内臓脂肪症候群、和訳するとこうなります。
はて?内臓脂肪って、ただの脂肪とどう違うんだ?その答えは⇒
こちら
男性と女性の太り方を比べると理解しやすいです。
内臓脂肪って、悪いコなんです。いわゆる生活習慣病というのは、この内臓脂肪が悪さをして引き起こされるといっても過言ではないかな、と。
その根拠として私が支持するのが、
伊藤裕先生のメタボリックドミノの概念です。
このドミノにおける肥満=内臓脂肪の蓄積です。
内臓脂肪の蓄積がインスリン抵抗性を惹起するなどの生活習慣病へ繋がる悪影響をもたらします。
内臓脂肪がなぜ悪いか、それをミクロの世界で解説してくれているのが
こちら(星薬科大学オープンリサーチ)。
レプチン・遊離脂肪酸・TNFαの分泌促進、アディポネクチンの低下…どれも、生活習慣病を悪化させる要因です。
内臓脂肪の蓄積が、糖尿病はもちろん、高血圧、脂質異常症の原因にもなるのです。
そんな内臓脂肪、皮下脂肪に比べると「消費しやすい」細胞です。
特効薬は、
運動。
運動は肥大した脂肪細胞を減少させ、生活習慣病のもととなる原因を排除していきます。
生活習慣病では食事療法と並んで運動療法が重視されますが、これがその根拠なのです。
つぶやきと言いながらだいぶ長くなりましたf^^;
こんな、テキストと関係ない話ももりだくさんなのが、私の理想です。
ちなみにホントは、呼吸商の話も広げたい!ダイエットのための知識としても効果的★(笑)
- ご参加いただいた皆様、
録音を聞いてくださった皆様、
よくわかんないけどこのページを見て思ったことがある皆様、
もうちょっと上に書いたようなことで議論したい皆様(推奨w)、
ぜひご意見をお寄せください。 -- (遠縁) 2011-02-25 00:07:00
最終更新:2011年03月06日 11:14