青春18きっぷとは?


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青春18きっぷ(通称;18きっぷ、18)とは、JRの旅客鉄道会社線の普通列車・快速列車が一日乗り放題となる、春・夏・冬期間限定の特別企画乗車券です。名前に『青春18』と年齢に関連する言葉がありますが、年齢制限は無く全年齢で使用可能です。

◆値段
1枚(5回分)で11850円 (1回あたり2370円)で、子供用の青春18きっぷはありません。基本的に1回につきおよそ141キロ以上でお得になり、往復はおよそ70キロ以上で元が取れます。なお、2014年4月からの消費税増税(5%→8%)で平成26年夏季からこの値段に値上げとなりました。

因みに、2014年春季(消費税増税前)までの価格は1枚(5回分)で11500円(1回あたり2300円)でした。

余談ですが、以前は2007年にJR各社が発足20周年を迎えたのを記念し、2007年春季に『JR発足20周年・青春18きっぷ』(上の写真)として1枚8000円(18きっぷ発売開始当時の価格と同じ、1回あたり1600円)で発売されていました。

◆発売期間と利用期間
利用期間は学生が概ね長期休暇(春休み・夏休み・冬休み)に入る期間で、その約10日前から発売されます。有効期間は発売期間終了から10日までです。なお、払い戻しは利用期間内で未使用の場合のみ取扱箇所で行えます。
基本的な発売期間・利用期間は以下の通りです。
発売期間 利用期間
春季 2月20日 ~ 3月31日(約1か月10日間) 3月1日 ~ 4月10日(約1か月10日間)
夏季 7月1日 ~ 8月31日(約2ヶ月間) 7月20日 ~ 9月10日(約1か月20日間)
冬季 12月1日 ~ 12月31日(約1か月間) 12月10日 ~ 翌年1月10日(約1か月間)
2009年冬季以前は、発売期間は12月1日から翌年1月10日まで、利用期間は12月10日から翌年1月20日まででした。

◆発売箇所
基本的にJRの駅にあるみどりの窓口や旅行会社のマルス端末で発行されており、JR東日本の指定席券売機、JR西日本のみどりの券売機(一部の設置駅を除く)、みどりの券売機プラスでも発券可能です。また、JR西日本・JR四国圏内のみどりの窓口のないごく一部の有人駅でも枚数限定で取り扱っています。(赤い青春18きっぷとは?のページ参照)

◆青春18きっぷで利用可能(不可能)な列車・区間
●青春18きっぷのみで利用可能な列車・区間
  • 普通列車(快速、新快速、特別快速等を含む)の普通車自由席
  • 宮島航路(宮島口~宮島間)
  • 気仙沼線(柳津~気仙沼間)・大船渡線(気仙沼~盛間)を走行するBRT(バス高速輸送システム)
  • 普通列車扱いで運行されるJR側が手配した列車代行バス・タクシー
  • 特例を設けている一部の第三セクター線(※一部の第三セクター線内での一部区間で利用できる特例の項目を参照)
●青春18きっぷ+αで利用可能な列車・区間
青春18きっぷの効力は有効で、別途特定の列車・区間に乗る為の有効な券があれば利用可能です。
  • 普通列車の普通車指定席(座席指定券が必要)
  • ホームライナーなどのライナー系列車(乗車整理券、ライナー券が必要)
  • 普通列車のグリーン車自由席(自由席グリーン券が必要)
  • 北海道新幹線(奥津軽いまべつ~木古内間)、道南いさりび鉄道線(木古内~五稜郭間)(北海道新幹線オプション券が必要、※青春18きっぷ北海道新幹線オプション券の項目を参照)
●利用不可能な列車・区間
青春18きっぷの効力は無効で、利用には別途乗車券が必要です。
  • 特急列車(一部の特例区間を除く)、急行列車
  • 新幹線全線(青春18きっぷと北海道新幹線オプション券で利用できる奥津軽いまべつ~木古内間は除く)
  • 博多南線(博多~博多南間)や上越線(越後湯沢~ガーラ湯沢間、主に冬季のみ営業)を走る列車
  • 旅客鉄道会社線(JR線)以外の会社線(私鉄・公営鉄道・第三セクター等の路線)を走る列車
    快速みえ号で伊勢鉄道線内(河原田~津間)を通過利用する場合でも別途運賃510円が必要
  • 普通・快速列車のグリーン車指定席
  • JRバス路線(但しJRの代行バス輸送は除く)
  • 山田線(宮古~釜石間)における振替輸送のバス(JRの普通回数券・定期券のみ乗車可能な為)
  • 常磐線(富岡、夜ノ森、大野、双葉、浪江、桃内の6駅)は 福島原発事故 の為に駅付近への立ち入りが禁止されている為に一切利用不可。なお、小高~竜田間はJR代行バス(途中停車なし)で行き来が可能

◆特急列車に乗車できる特例
石勝線の 新夕張~新得間 は普通列車が運行されていない為、特例として特急列車(スーパーおおぞら・スーパーとかち等)の普通車自由席のみ乗車可能です。
また、以下の区間には普通列車もありますが、特例として特急列車の普通車自由席のみ乗車可能です。
  • 奥羽本線:青森~新青森間(つがる等)
  • 日豊本線、日南線、宮崎空港線:宮崎~宮崎空港間(にちりん・にちりんシーガイア・ひゅうが等)
なお、宮崎~宮崎空港間を跨いで乗車する場合は運賃・特急料金は特例区間外のみで計算します。(例えば宮崎空港から特例区間を超えて延岡までを青春18きっぷで特急に乗車した場合、宮崎~延岡間の必要な特急券及び乗車券で乗車可能)

但し、以下の場合は乗車全区間の乗車券+特急券が必要となります。
  • 特例区間を一駅でも超えて乗車する場合
  • 特例区間の境界駅で特急列車から一旦下車して再度同じ特急列車に乗車し、特例区間を越えた場合
  • 乗車列車が特例区間の境界駅を通過するため下車することができない場合
  • 特例区間内であっても普通車自由席以外の座席を利用する場合

◆一部の第三セクター線内での一部区間で利用できる特例
第三セクターの青い森鉄道線内の青森~野辺地~八戸間、IRいしかわ鉄道線内の金沢~津幡間、あいの風とやま鉄道線内の高岡~富山間に限り、通過利用する場合のみ普通(快速)列車の普通車自由席が青春18きっぷのみで利用できる特例があります。
●青い森鉄道線内での特例
野辺地駅以外の当該区間の青い森鉄道線内の駅で下車した場合は別に青い森鉄道線内の運賃が必要です。また、青い森鉄道線の各駅(青森、八戸、野辺地は除く)から青春18きっぷでは乗車できません。
○特例が適用される例
  • 青森駅から快速「しもきた」に乗って途中下車せずに大湊駅で降りた場合。
  • 青森駅から乗って野辺地駅に途中下車して、同駅から乗って八戸駅で降りた場合。
  • 青森駅から乗って八戸駅まで途中下車せずに八戸線の列車に乗った場合。
×特例が適用されない例
  • 青森駅から乗って浅虫温泉駅で途中下車して、同駅から乗って野辺地駅で降りた場合、本きっぷの効力は無効となるので青森~浅虫温泉間と浅虫温泉~野辺地間の普通運賃が必要。
  • 青森駅から乗って途中下車せずに三戸駅で降りた場合、本きっぷの効力は無効となるので青森~三戸間(乗車した全区間)の普通運賃が必要。
●IRいしかわ鉄道線内での特例
金沢駅と津幡駅以外のIRいしかわ鉄道線内の駅で下車した場合は別にIRいしかわ鉄道線内の運賃が必要です。また、IRいしかわ鉄道線の各駅(金沢、津幡は除く)から青春18きっぷでは乗車できません。
○特例が適用される例
  • 津幡駅から乗って途中下車せずに金沢駅で降りた場合。
  • 金沢駅から七尾線直通の列車に乗って途中下車せずに七尾駅で降りた場合。
×特例が適用されない例
  • 金沢駅から乗って東金沢駅で途中下車して、同駅から乗って七尾線内の各駅で降りた場合、本きっぷの効力は無効となるので金沢~東金沢間と東金沢~津幡間の普通運賃が必要。
  • 金沢駅から乗って途中下車せずに石動駅で降りた場合、本きっぷの効力は無効となるので金沢~石動間(乗車した全区間)の普通運賃が必要。
●あいの風とやま鉄道線内での特例
高岡駅と富山駅以外のあいの風とやま鉄道線内の駅で下車した場合は別にあいの風とやま鉄道線内の運賃が必要です。また、あいの風とやま鉄道線内の各駅(高岡、富山は除く)から青春18きっぷでは乗車できません。
○特例が適用される例
  • 富山駅から乗って途中下車せずに高岡駅で降りた場合。
  • 氷見線の各駅から高岡駅を通って途中下車せずに富山駅で降りた場合。
  • 城端駅からあいの風とやま鉄道線直通列車に乗って途中下車せずに富山駅で降りた場合。
×特例が適用されない例
  • 富山駅から乗って小杉駅で途中下車して、同駅から乗って高岡駅で降りた場合、本きっぷの効力は無効となるので富山~小杉間と小杉~高岡間の普通運賃が必要。
  • 富山駅から乗って途中下車せずに石動駅で降りた場合、本きっぷの効力は無効となるので富山~石動間(乗車した全区間)の普通運賃が必要。

◆青春18きっぷ北海道新幹線オプション券
平成28年3月26日の北海道新幹線開業で津軽海峡線(蟹田~木古内間)の青春18きっぷの特例廃止と、江差線の木古内~五稜郭間が第3セクター「道南いさりび鉄道」に経営移管されるのに伴い、青春18きっぷの利用可能区間が変更になりました。そこで青春18きっぷ有効期間中は特例廃止区間&三セク転換区間に乗れる救済的な切符「 青春18きっぷ北海道新幹線オプション券 」が発売しています。
●値段
2300円で大人・子供ともに同額です。
●発売期間と利用期間
青春18きっぷと同一期間で販売し、利用期間も18きっぷと同一期間で利用できます。
●発売箇所
全国のJRの主な駅のみどりの窓口、JRの旅行センター及び主な旅行会社で発売します。また、JR東日本の指定席券売機、JR西日本のみどりの券売機、みどりの券売機プラスでも発券可能です。なお、常備券型はありません。
●利用規則
  • 本件を利用の際、有効な青春18きっぷが必要で、本券利用時に改札にて青春18きっぷも同時に提示が必要です。有効期間は乗車日当日限りです。
  • 北海道新幹線 (はやぶさ号・はやて号)の 奥津軽いまべつ~木古内 間の普通車の空いている席、及び 道南いさりび鉄道線 (木古内~五稜郭間)の普通列車が1枚につき片道1回のみ利用できます。なお、北海道新幹線奥津軽いまべつ駅と在来線の接続駅は津軽線 津軽二股駅 となります。
  • 北海道新幹線奥津軽いまべつ~木古内間以外の区間にまたがって乗車する場合は新幹線乗車全区間の運賃及び料金が別に必要です。
  • 道南いさりび鉄道線内の途中駅(木古内駅と五稜郭駅を除く)に下車した場合は道南いさりび鉄道線乗車全区間の運賃が必要です。また北海道新幹線区間において、普通車指定席、グリーン車指定席、グランクラスを利用になる場合は乗車区間の特急料金、グリーン料金等と運賃も必要です。

◆青春18きっぷで振り替え輸送を受けることが出来るか?
青春18きっぷは本来乗る路線が事故や災害などで運転を見合わせたりした場合、JRが出したバスやタクシーでの代行輸送には利用できますが、JR以外の他社の鉄道会社線による振り替え輸送は残念ながら利用できません。振り替え輸送は普通乗車券や回数券、定期券など行き先が書かれている切符が対象です。なので行き先の証明が出来ない企画乗車券の青春18きっぷには基本的に他社の鉄道会社線による振り替え輸送は認められていません。
また、新幹線や特急等による振り替え輸送の利用でも普通乗車券が必要になります(なお、振り替え代走対象区間内のみ特急券は不要)。

◆効力
1枚の乗車券で利用可能期間中5回(人)まで利用できます。1回(人)分は乗車日当日限り有効で、乗車時に有人駅では改札口にて駅員から、無人駅(駅員不在の有人駅)では乗車する列車の車掌(ワンマン運転の場合は駅停車中に運転士)から乗車船日の記入を受けることで有効となります。乗車船日内であれば何度でも乗り降り自由です。
日付をまたいで運転する列車については、0時を過ぎて最初に停車する駅まで有効(0時を跨いで停車している列車はその停車駅まで有効)であり、東京及び大阪近郊の電車特定区間(大都市近郊区間ではない)では終電まで有効です。
  • 例1:東京22:52発→熱海(0:42着)行きは日付が変わって最初に停車する途中の大磯(0:00着)まで利用可能。
  • 例2:東京0:00発→高尾(1:08着)行きは全て電車特定区間内にあるので、終点まで利用可能。
  • 例3:東京23:54発→小田原(1:21着)行きは途中の電車特定区間の境界駅である大船(0:41着)まで利用可能。
なお、切符データの複雑化や不正防止のため等で自動改札機には通せません。

◆青春18きっぷのバラを手に入る方法
青春18きっぷは通常5回分(新品)しか売っていませんが、以下の方法で1回分~4回分のバラ(中古)が購入できます。
  • 金券ショップに行き、バラ売りの18きっぷを購入する。但し、残り回数によっては売り切れの場合がある。
  • オークションサイトでバラの18きっぷを落札(購入)する。但し、取引相手は個人がほとんどで「支払ったのに18きっぷが送られてこない」等といったトラブルが稀に起きることもある。

◆残り回数が余って不要になった青春18きっぷを処分する方法
1回でも使用済みの18きっぷはもちろん払い戻し不可ですが、以下の方法で残り分を処分させます。
  • 金券ショップに行き、残り分を買い取ってもらう。
  • オークションサイトで出品する。但し、稀に落札者とのトラブルが発生することもある。
  • 家族や友人・知り合いに買い取って貰うか無償で譲る。
  • ちょっとしたお出かけや通勤・通学などの短距離の乗車(JR在来線に限る)でも1回分消化させる。勿体無いと思うが使わないよりはマシ。
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