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英語化・日本語化パッチ作成の手順




前提として

元がウクライナ製のS.T.A.L.K.E.R.。
日本語・英語圏よりも、ロシア語圏のMODDER人口が多いような気がします。
量も質も素晴らしいものがチラホラ見られるロシア語MOD、読めないからといって手をつけないのは勿体無いリソースです。

だいたいのMODは口開けて待っていれば英語化パッチが上がってくるものの、
翻訳が足りなかったり、そもそも翻訳されなかったりします。
ここで、ある程度自力ででっち上げるだけの技術を覚えておきましょう。

本項は、基本的にロシア語MODの英語化を行う手順、として作成しています。
あくまで経験則ベースでの記述ですので、日本語化も同様の手順で問題ないと思われます。
別途日本語化を行ううえで必要そうなポイントがあったら追記します。

翻訳に当たって、チェックの必要な箇所

SoC
gamedata\config\text\rus\
gamedata\config\gameplay\
gamedata\config\misc\
gamedata\config\ui\
gamedata\config\weapons\
gamedata\scripts\

コレが全部、と言うわけではありません。
最終的には、ltxファイルとxmlファイル、およびscriptファイルを全部チェックすればだいたいOKです。

※モノによっては、テクスチャに直で書いてあったりします。
完璧を目指すなら、そちらの書き換えも必要かもしれません。

CS/CoP
基本的にチェックの必要な箇所は同じ。

ツールとか必要?

まずは、何をおいてもエンコードに強いテキストエディタ。
個人的な好みとして、"秀丸"を挙げておきます。
シェアウェアですが、起動時のメッセージが邪魔なくらいで、機能としてはフルに使えます。

次に翻訳の手段。
機械翻訳ベースでいいなら、全編google翻訳に頼っても問題はありません。
また、translate.ruもロシア語の解釈精度はいいような気がします。
学習データの蓄積で強みのあるgoogle翻訳と併用すれば、そこそこ可読性のある文章が作れます。
http://translate.google.co.jp/
http://www.translate.ru/

あとは補助的なツールをいくつか。
StalkerDialogHelperのようなツールがあれば、ほぼ自動でテキスト部分の抽出と翻訳が行えます。

基本的な作業の流れ

1.作業用に場所を用意し、前準備を済ませる
まずは、作業用のファイルを置くフォルダを用意し、
gamedataフォルダを中に作っておきましょう。
以下、MODと同じフォルダ構成でファイルを用意しておくとあとの更新が楽です。
また、MODの元データも、ロールバック用に残しておいたほうがいいでしょう。

2.翻訳が必要な箇所を特定する
ここは大体手作業になります。
上に挙げたフォルダを順に捜索し、
  • xmlのテキスト部分
  • アイテム系ltxファイルのinv_nameおよびinv_name_short、description
  • scriptファイルの""で囲まれた文章
あたりを中心に確認します。特にscript関連は切り分けが難しいので、あまり神経質にならない程度にしましょう。
場所によってはただのコメントアウトに書かれた文章だったりしますので、そういったところは省くべきです。

特定したファイルは、作業場所に同じフォルダを作成してコピーしておきます。

3.翻訳を行う
翻訳の手法・目指す完成度は人それぞれだと思いますので、
ここでは一番単純なgoogleでの機械翻訳を行う方法を書いておきます。
a.特定したキリル文字部分をコピーする
b.google翻訳にペーストし、翻訳された文章を書き戻す
c.翻訳された文章が納得できるものではない場合、
  • (google翻訳の場合)単語をクリックして別の用例を調べる
  • 別の翻訳エンジンにも通してみる
  • 単語を途中で分割してみる
→単語2語以上を繋げた造語の場合はかなり有効です
  • .(ピリオド)や,(カンマ)の後にスペースを入れる、または改行してみる
→文と文の間が詰まっていると、翻訳が失敗することも多々あります
  • XX-XX-XXなど、記号などで区切られた単語はつなげてみる
→基本的ですが結構見落とします。
d.単語の解釈が気に入らない場合は
  • 他の用例をチェックしてみる
→Stalkerで使われる語が出てくることもあります
  • 語尾を削ってみる
→ロシア語の語尾変化に翻訳エンジンが対応できてないこともあります
  • 他の情報から類推してみる
→Dump(捨て場・ゴミ)という名前のマップ名⇒Garbageなど

基本的にはaおよびbのみでOKです。

4.動作確認
翻訳が終わったら、ファイルを上書きして動作確認をします。
翻訳精度よりも、翻訳作業でファイルの書式を崩していないか、を確認するのがメインになります。