904 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/25(金) 09:03:22.08 ID:99+CyQDBo [1/2]
メガネ「こっちジロジロ見ないでください!視線だけで妊娠させる気ですか?この変態っ!ぶち殺しますよ!!」
麻奈美「きょうちゃーん…(泣)」
京介「」
俺は、途方に暮れて泣きじゃくる麻奈美からメガネを借り受け、専門家の判断を仰ぐことにした。
あやせ「お姉さんのメガネがしゃべった?頭大丈夫ですか。本気で」
京介「…まぁ、これを見てくれ」
メガネ「また新しい女の方ですか?この節操なし。さっさともげて死んじゃえばいいんです!!」
あやせ「」
京介「麻奈美がショックでダウンしちまってな。その…お前なら何とかしてくれるんじゃないかと思ったんだが」
あやせ「私、別にメガネつけてる訳じゃないですよ?」
京介「(お前と性格そっくりだからなんて、口が裂けても言えねえよなぁ)」
あやせ「何かあったら、それは、お兄さんから頼りにされるのはやぶさかじゃないですけど…」ゴニョゴニョ
「…お兄さん、試しにそのメガネ、かけてもらえませんか?」
メガネをかけた瞬間、メガネの様子が一変した。
907 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/25(金) 19:14:09.90 ID:99+CyQDBo [2/2]
メガネ「やぁ…///お姉さん、見ないでくださぃ//恥ずかしい…です」
メガネ「んぅ//」
メガネ「触らないでくださぃ…京介さんのえっち」テレテレ
その後、何があったのかは覚えていない。
手錠メリケンで殴られた気もするが、俺のあやせたんがそんなことをする訳がないじゃないか
……
脇腹に蹴りを入れて俺を叩き起こしてくれたあやせは、
「お兄さんの性犯罪を助長するこの眼鏡は、永久に、お兄さんから隔離します!!」などとのたまってくれた。
京介「おい!それ預かり物だって!!」
あやせ「知りません!さようなら!」
あのキ○ガイ女め。麻奈美になんて弁解すりゃいいんだよ…
翌日。俺が麻奈美に怒られることはなかった。あのメガネをあやせが貰い受ける代わりに、あやせが新品のメガネをセレクトして麻奈美にプレゼントするという。話がついていたようだ
帰り道。
あやせ「お兄さん。その…似合いますか?」
京介「」
あれには驚いたね。
メガネ「お兄さん…こんにちは♪」
おわり
909 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/25(金) 21:03:19.44 ID:99+CyQDBo [3/3]
おまけ
家に帰ると、玄関にて。我らが妹様が仁王立ちで待ち構えていた。青筋立てて。
「消えろレイ○魔!!」
おいおい、母さんがいたり玄関が空いてたりしたら、俺は本当にこの家からおさらばしなきゃならん所だっただろうが!
待てよ。
桐乃目線からすれば、親友に自分のエロ本の趣味を押し付ける兄って事か。
本当にクズ兄貴ですね。いくらなんでも、こりゃひでえ。
桐乃「あんた、もしかして眼鏡相手じゃなきゃ使い物にならないトカ?」
京介「お前にシモの世話をされるほど落ちぶれちゃいねえよ」
京介「って、痛え!」
桐乃「キモッ!誰も心配なんかしてないっつーの!ひっぱたくよ!?」
京介「思いっきり平手かましてから言うセリフじゃねえだろ…あー、ジンジンする」
桐乃「誰のせいだってーの。覚えてなさいよ」
…
夜。
突然の頬の痛みに目を覚ますと、いつぞやみたいに桐乃が馬乗りになっていた。
メガネを着けて。
桐乃「その…人生相談があるの」
あんた、ホントに…眼鏡かけてなきゃ、ダメなの?
今度こそおしまい
最終更新:2011年02月25日 21:47