無題:10スレ目926


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926 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage] 2011/06/12(日) 02:34:45.62 ID:HuALm+CG0
俺が社会人になって2度目の春を迎えた。ここんとこ最近は仕事が立て込んでてろくに実家に帰省できていなかったので3日ほど有給をとって帰省している。
職場が実家から極端に遠いというわけではないがいまは1人暮らしをしているので帰ることもないと思い帰っていなかった。
ただ桐乃はちょこちょこ俺の部屋に遊びにきている。ちなみに大学でも陸上を続けているらしいがモデルはやめてしまった。
理由は陸上に専念したいだからだそうだ。さすがに大学は陸上とモデルを両立してやっていけるほど甘くはないようだ。

「ただいまー」
「あ、お帰り兄貴」

俺が帰るとタイミングよく桐乃が2階から降りてきた。

「あ・・・今日はさ、兄貴が帰ってくるってことでみんなに連絡したらさみんな兄貴に
 会いたいっていってさ、いまリビングにいるよ」

桐乃は成長したのか中学生のときのようにツンツンしなくなった。若干さびしいきがしなくもないが・・・
おれはマゾではないことだけ言っておく。

「そうか、久しぶりだな」

そう思いながらリビングに入ると黒猫に沙織にあやせ・・・それと2人の美少女がいた。

「黒猫、あやせ、沙織、久しぶりだな。ところでそっちの女の子は?」
「相変わらずそうね、先輩」
「お久しぶりです。お兄さん」
「お久しぶりですわ。京介さん」

驚いた沙織はよくみるとお嬢様状態だった。沙織も成長したんだな。すくなくとも素顔を出せるくらいには。


927 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage] 2011/06/12(日) 02:36:07.71 ID:HuALm+CG0
「高坂君はわたしのこと忘れちゃったんだ」
「おにいちゃん・・・酷いです」

ま・・・まさか・・・

「日向ちゃんに珠希ちゃん!?」
「いまさら遅いよ!!ふーんだ」
「え、ええと・・・ふーんだ」

驚いた、あのちっこかった2人がこんな美少女になっているとは・・・日向ちゃんの真似をしている珠希ちゃんはまだまだ幼いが・・・その幼さが庇護欲を駆り立てられる。・・・俺は変態では決してない。

「そう怒るなよ。2人があんまり綺麗になってたからびっくりしたんだ。」
「えへへ・・・」

日向ちゃんは照れているのか真っ赤になって口をパクパクしているが珠希ちゃんは昔のようにあどけない笑みを浮かべている。

「さすがはセクハラ先輩、帰ってきて早々に私の妹たちを口説くなんて・・・よほど死にたいのかしら」
「そうですよお兄さん・・・こんな年下の女の子に手をだそうとするなんてぶち殺されたいんですか!?」
「うふふ、さすがは京介さんですは。お手がはやいですわね」

こいつらもあいかわらずだが・・・黒猫、あやせ、沙織も綺麗になった。ちなみに黒猫と俺の関係だが俺たちはあの騒動のあと再び友達の関係までなった。

「ほら、今日は兄貴が帰ってきた祝いにアニメ鑑賞会でしょ。みんなそんな変態はほっといてテレビみる。テレビ」

久しぶりに桐乃の毒をくらった。てか俺の祝いなのに俺はほっとくのかよ。それにさっきからこっちの会話にはいってこずにテレビのとこでごそごそしてたんだな。
そして始まったのは星屑ウィッチメルル・・やっぱこれかーーーーー!!
しかしあやせも黒猫もそんな拒否反応をだしていない。もとからの取り決めだったってことなら黒猫はなっとくできる。
そういやあやせとメールするとたまにアニメの話題がでたな・・・桐乃にだいぶ毒されてきたな。
日向ちゃんもいがいにアニメにはまってるのかテレビに集中している。血はあらそえないな。
あれ?珠希ちゃんは?と思っていると肩をちょんちょんと叩かれた。


928 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage] 2011/06/12(日) 02:36:35.74 ID:HuALm+CG0

「あの、おにいちゃん・・・ちょっといですか?」
「ああ、いいけど」

そういうと珠希ちゃんとコソコソとリビングから出ていった。

「実はおにいちゃんにお話があるんです」
「なにかな?珠希ちゃん」

俺が聞くと珠希ちゃんはもじもじと恥ずかしそうにしながらもなにかをいいだそうとしている。
すこししてようやく決心がついたのか俺を真剣な目でみてきた。

「わたしはおにいちゃんのことが好きなんです。桐乃さんよりもねぇさまよりもお姉ちゃんよりも
 おにいちゃんのことが好きなんです」

珠希ちゃんは深呼吸してその言葉を言った。

「わたしと付き合ってください。おにいちゃん!!」

さいごまでおにいちゃんというのは珠希ちゃんらしいなと思いながらもびっくりしていた。
黒猫の家には何度かいったりしていてそれなりに珠希ちゃんとも話していたがまさか告白してくるくらい
俺に好意をもっていてくれたとは・・・でも

「珠希ちゃん、それはできない」
「・・・っ」

珠希ちゃんは俯き震えている。

「珠希ちゃんはまだ中学生だ。きっとこれからもっと良い人と出会うだろうし今のは『おにいちゃん』として
 好きなのを恋と勘違いしてるだけだと思うんだ」
「そ、そんなことないです」
「そうじゃなくても駄目だ。俺は珠希ちゃんを友達の妹としてしか見れない」

珠希ちゃんをいや・・・人をふるのがこんなにも心が痛いものなんてな。

「で・・・でも・・・私はッおにいちゃんが好きなんです!!」

珠希ちゃんの真剣な思いは痛いほど伝わってくる。

「じゃあ珠希ちゃん・・・これが恋だって証明してくれる?」
「はい!!・・・なんでもします」

「じゃあね、珠希ちゃんが中学卒業したらもう一度俺に告白して欲しいんだ。そのときまでその
 恋が続いたら俺は珠希ちゃんに返事をだすよ。それまで俺も彼女を作らないで待っとく」
「・・・わかりました。わたしはおにいちゃんをきっと振り向かせてみます」

決意にもえている目で俺にそう宣言してくる珠希ちゃん・・・黒猫とはまた違ったその可愛くも美しい顔に思わず一瞬見とれたが、すぐに気を持ち直しアニメ鑑賞会に2人そろって戻った。






数年後に俺はあのあどけなかった少女に告白されて俺に人生で2人目の彼女ができた。

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