無題:11スレ目174

黒猫「クスクス…」

桐乃「ん~? あんた何読んでんの?」

黒猫「あら、興味があるのかしら?貴女もなかなか見る目があるわね。これは囮物語よ」

桐乃「何それ?変なタイトル。面白いの?」

黒猫「ええ、最高よ。やはり西尾維新は天才よ、独特の台詞回し、奇抜な文章、センスのある言葉遊び。どれを取っても最高! 彼は神よ! 今世紀最高の作家と言っても過言ではないわ!」

桐乃「そ、そうなんだ(なんかテンション高くてキモいな)そんなに面白いならあたしにも貸してよ」

黒猫「貸すのは構わないけれど、コレは未だ読み途中だから、前の作品を幾つか貸すわ。あと週間少年○ャンプにも原作者として漫画を連載しているから、そちらも貸すわ」

桐乃「さんきゅー(多いな…重いし…布教?)早速帰って読むわ」



数日後

桐乃「クソ猫ーー!」

黒猫「あら、どうしたのかしら? 西尾作品のあまりの面白さに私に感謝しに来たのかしら?」

桐乃「ふざけんな! キモい厨ニ小説読ませやがって! 休日ずっとエロゲも我慢して読んだのに! りんこりんとの時間を返せー!」

黒猫「文句言いながらも貸した本を全部読んでる辺りが貴女らしいわね」

桐乃「うっさい! キモい言い回しばかりで意味わかんないし! 名前がいちいち難解過ぎて読めないのよ! 名前でる度に登場人物紹介行くの面倒なのよ! しかも極めつけは何よあの厨ニ病全開の二つ名! 死線の蒼(デッドブルー)(笑)、害悪細菌(グリーングリーングリーン)(笑)、永久立方(キュービックループ)(笑)。流石は厨ニ猫ね、読んでる本も厨ニ御用達って訳だ」

黒猫「あ、貴女……言ってはならないことを……」フルフル

桐乃「物語シリーズもメタばっかりだし、巻が進むごとにキャラの性格が変わるし、相変わらず台詞が回りくどい上に分かりにくいし」

黒猫「貴女って女は……」ブルブル

桐乃「でも、火憐ちゃんと月火ちゃんは可愛かったな~」ニヤニヤ

黒猫「へ?」キョトン

桐乃「いいな~アタシも毎朝妹に起こされたいな~」

黒猫「結局妹なのね……」ハァ



黒猫「因みに黒神めだかも『妹』ではあるわよ?」

桐乃「いや、設定では年上だし、中学時代やロリ時代でもなんか妹って感じしなくて……」



終り

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最終更新:2011年08月14日 17:35
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