無題:2スレ目46

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/26(金) 12:30:17.37 ID:n2Qn92XeO [2/8]
桐乃「ねー、なんか茶菓子ないのー?」

京介「んなこと知るか」


桐乃「チッ、じゃあ自分で探すからいい。」

そうしてくれ。
なんでもかんでも俺に頼んなっつの。
お前らもそう思うだろ?

黒猫&沙織「…」

ゲームに集中して聞いてねぇ…
一応状況を説明しとくと我が家にいつものメンバーで集まってるわけだ。
そんでシスカリを始めたわけなんだが黒猫が一強過ぎて桐乃が拗ねて菓子を貪り始めたといった感じ。

桐乃「あったー!!なんか高くておいしそうなチョコ!」



47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/26(金) 12:38:35.14 ID:n2Qn92XeO [3/8]
桐乃「ほらなんかおいしそうだから二人も食べていいよ。
ただしあんたはダメだから。」

さっきまで拗ねてたんじゃねーのかよ。
そして怒りの矛先が俺に変わると。

黒猫「なかなかおいしそうね。」

沙織「こんな高そうなもの食べて大丈夫でござるか、きりりん氏?」

桐乃「大丈夫大丈夫、いざとなったらこいつのせいにするから。」

こうしてまた一つ冤罪事件が起こるわけだな。

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/26(金) 12:48:45.87 ID:n2Qn92XeO [4/8]
桐乃「じゃ、早速いただきまーす。」

黒猫「では私も一ついただこうかしら。」

沙織「では拙者もお一つ…」

パクッ

桐乃「ん、なんか変な味…、おいしいケド。」

沙織「この独特な味がなんとも…」

黒猫「…、やはり人間界の食べものは口に合わないわ。」

ん?なんか変な匂いが…

桐乃「庶民にはこの高級品の味わからないみたいね。」

パクッ

沙織「まあまあ、人それぞれ好き嫌いはありましょう。」



49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/26(金) 12:57:04.11 ID:n2Qn92XeO [5/8]
桐乃「すっごくおいしいのに…」

沙織「拙者も好きでござるなー、この味。」

パクッ

黒猫「私はもう遠慮しとくわ。」

桐乃「むー、何よ私のチョコが食べれないワケ?」

なんだこの酔っ払いみたいなテンション…

黒猫「そういうわけではないのだけれど…
何かそのチョコから邪気のようなものを感じるのよ。」

桐乃「でましたー、必殺邪気眼。
沙織、その不届きものを抑えなさい。」

沙織「了解でござる!!」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/26(金) 13:07:02.38 ID:n2Qn92XeO [6/8]
黒猫「ちょ、ちょっと何をするの?
落ち着きなさい、沙織。」

沙織「拙者はいつも落ち着いてるでござるよ。」

ガシッ

黒猫「は、離しなさい、無礼者!!」

ジタバタ

よし、沙織グッジョブだb
黒猫が暴れる度に黒き衣に包まれた純白の良心がちらりと…
いや、なんでもない。
にしてもなんだこのテンション。
ほんとに酔っ払ってんじゃねえか?

桐乃「ほら黒猫ちゃん、あーん。」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/26(金) 13:15:12.38 ID:n2Qn92XeO [7/8]
パクッ

黒猫「また人間界の汚染された食べものを…」

うーん、みんな顔が赤いんだよなー。
何故だ…

京介「なぁ桐乃、そのチョコなんて種類かわかるか?」

桐乃「しらなーい、おいしいからなんでもいいんじゃん。」

沙織「細かい事はいいのでござるー。」

空箱はゴミ箱か…

がさごさ

…、やっぱりウイスキーボンボンかよ。

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/27(土) 00:05:47.34 ID:4mFdo8x8O [2/2]
黒猫「それより先輩、さっき私のパンツ見たでしょ。」

京介「ええ!?な、なんのことかな…」

何故、こっちに寄ってくるんだ!!
そしてその姿がなんだが色っぽい…

黒猫「ねぇ先輩、どこ見ているの?」

京介「ど、どこって…」

黒猫「もうあんな姿を見られてはお嫁にいけないわ。
責任…取ってくださるのよね?」

京介「///」

ヤベー、なんか無駄にエロい。
こないだの白猫たんはマジ天使可愛いかったが、この黒猫マジビッチ可愛い。

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/27(土) 00:17:47.59 ID:qwdhUU2vO [1/7]
桐乃「あー、何してんのよ、この泥棒猫!!」

昼ドラか。

黒猫「別にいいじゃない、先輩はあなたのものじゃないわ。」

桐乃「う、こいつは私の所有物なの!!」

黒猫「そんな証拠がどこにあって?」

桐乃「証拠なら…、今見せてあげる!!」

お、昼ドラみたいでおもしれ。
ただし俺を巻き込んでくれるな。

グイッ

京介「いて。」

んだよ、桐乃そんな強くひっぱんなよ。
いてーから。

桐乃「口閉じて」

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/27(土) 00:32:15.75 ID:qwdhUU2vO [2/7]
ちゅっ

え、ちょ、何?
どうしてこうなった!!
どうしてこうなった!!

桐乃「ど、どう?これが動かぬ証拠よ!!」

黒猫「随分と安い証拠があったものね。」

黒猫「先輩、浄化してあげるわ。」

ちょっと待て、心の準備が…

ちゅー

黒猫「どう、これであなたの証拠とやらは意味をなさないわよ。」

もう俺を巻き込まないでください…

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/27(土) 11:00:33.65 ID:qwdhUU2vO [3/7]
>>117の続き

沙織「さっきからイチャイチャイチャイチャ…」

京介「さ、沙織さん?」

沙織「京介氏はきりりん氏と黒猫氏とはすぐイチャイチャイチャイチャ。
私も京介さんとイチャイチャしたいです!!」

ふぇ?
どういうこと?
しかもいつの間にか眼鏡とってるし。

京介「落ち着け沙織。」

沙織「私はいつも落ち着いてます!!
京介さんは私のようなでかい女は嫌いなのですか?」

ウルウル

沙織泣くな。
泣かれたら今度こそなんと罵られるかわからん。

京介「嫌いなわけないだろ!
むしろ大好きだ…///」



133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/27(土) 11:10:36.67 ID:qwdhUU2vO [4/7]
沙織「ほんとうですか?
ありがとうございます///」
桐乃「…結局あんたさぁ、誰が一番好きなワケ?」
京介「な、何をおっしゃるかな桐乃さん… 」

黒猫「私も気になるわ。」

沙織「私も気になります。」

京介「お前らは酔ってるんだ。
だから落ち着くんだ、な。」


三人「「「酔ってなんかない!!!」」」

京介「はい…すみません…」

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/27(土) 13:16:18.45 ID:qwdhUU2vO [6/7]
桐乃「で、結局誰が一番なワケ!!」

どうするんだ俺!!
今までやったゲームでもこんな選択肢なかったぜ、おい。
いや、ハーレムルートにこんなのがあったかも知れん…
ならば!!

京介「みんな同じように大好きだ。
全員かけがえの無い存在で大切で大好きなんだ。それにこの関係を壊したくないんだ。
だからだれが一番とか決められない…
優柔不断でごめん。」

これが俺なりの最善の選択肢。
三人は沈黙なわけなんだが…

142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/27(土) 13:49:55.53 ID:qwdhUU2vO [7/7]
桐乃「それが答えってわけね。」

ゴクリ

この選択肢は正解だったのか
もしくは否か…

沙織「なら私はその答えを受けいれますわ。」

黒猫「そうね、私も生憎この関係が嫌いではないから。」

桐乃「…、なら今はそれでいい。」

どうやら選択肢は正解らしい。
これで死なずにすんだな、うん。
よかったよかった。

京介「みんなありがとな」

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最終更新:2010年12月04日 13:24
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