Chapter_4


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2009 RefreshのCMU日本同窓会とMaterials Science同窓会


同窓会再活性化の道を開いた人


2009年にスクール横断の本格的年次総会に向けた、世話人の活動については後に述べるが、この活動の原動力になり、人脈を生かして積極的なリアクションとイニシアチブを取り続けたのは石原副会長であった。
 石原副会長のこのような活動がなければ、途絶えていたスクール横断の本格的年次総会・同窓会の開催は実施不可能であった。このことを契機にして、CMUAJの再活性化の道が開かれたのである。この活動は、人脈の活かし方や今後の世話人の取り組み方など参考になることが多いので、以下に時系列的に述べることにする。

(1)1999年の総会で、逝去された松田武彦会長のあとを受けて、会長に片方善治氏が就任し、副会長には三上吉彦氏、三谷史生氏、石原滋氏の3氏が選任された。これまでも、三谷氏が事務的事項をすべて担当していたので、今後もこの担当を続けることになった。しかし、三谷副会長、三上副会長とも2005年の歓迎レセプション以降、積極的な同窓会活動からは遠ざかることとなり、連絡も滞りがちになった。

(2)2009年8月3日、石原副会長はクラレの和久井社長を招いて会食をともにしたが、その際、同じ岩手県出身の片方会長の話になり、後日3人で会食することとなった。同日、このことを会長に電話で伝えた際、CMUAJが如何になっているか聞いたところ、三谷副会長はソニー生保の役員退任後、また三上副会長は日本IBMを退職後、音信不通であると知らされた。このような状態、そして何のアクションもない同窓会対して石原副会長は、大いに責任を感じ、早速行動を開始した。

(3)8月6日、石原副会長は会長を訪問して打ち合わせをし、世話人会を催すこととし、同日、鈴木信里氏(Tepper)、光本亘佑氏(Heinz)、森田里香氏(Tepper)にその旨を連絡した。3氏と石田副会長は、メールや会食を通じてコミュニケーションを取り合っていたが、森田氏は転職後すぐに連絡がとれたわけではなく、共通の知人を介してようやく連絡をとることができたなどのご苦労があった。
 光本氏には世話人会の趣旨を説得していたこともあって、Heinzの同僚である林昇平氏を帯同する申し出があり、石田敬義氏(Tepper)も参加することとなった。

(4)世話人会の場所は、最初の3回は石原副会長が関係している「世界貿易センタークラブ」をアレンジ、4回目は総会予定場所で行い、以下のような合計4回の世話人会を催して、12月の初めの総会開催に至った。鈴木氏は住友金属物流の社長として東京/大阪を頻繁に移動する業務のため調整がつかず、第一回のみの出席に留まった。
 会長からは同窓会発足前後に活躍された富田勝氏(慶応義塾大学先端生命科学研究所長)に世話人をお願いし、第一回世話人会に出席いただいたが、その後はご多忙のため欠席となった。また、三谷副会長および三上副会長に連絡したが、両者とも積極的に参加いただくには至らなかった。
 このようなことで片方会長、石原副会長、森田、光本、石田、林(第3回、第4回欠席)の世話人会となり、ほとんどの準備は森田、光本、石田、林の4氏によって行われた。

(5)2009年総会(12月4日)の実務も、上述の4氏によって行われた。しかし、これを可能ならしめるために、関係の施設を会食の場に提供し、人脈を駆使して道筋をつけたのは石原副会長に負うところが大きかった。

(6)2010年に入って、前年度の総会の反省会とキックオフを兼ねて、4月2日(金)「うすけぼー」を会場に第一回の世話人会を催した。前年活動した光本氏は東大大学院入学のため、また石田氏は国際的な資格受験準備のため、それぞれ世話人を辞退した。石原副会長は、新たな世話人として安茂氏と藤城稔久氏を紹介した。両氏は前年の総会後に石原副会長の会食に招かれ、その時十分な意思疎通をはかった上で、世話人会への要請に応じたのである。出席者はこの2名と会長、石原副会長、森田氏の5名であった。

(7)第2回世話人会は、6月4日(金)「Old Man's UN」において開かれた。野崎眞次氏(電気通信大学教授)、田中隆氏(財団法人日本適合性認定協会)、安部健(東京ガス・エンジニアリング㈱)の3氏が新規参加の世話人として出席した。これにより出席者は片方、石原、藤城、野崎、田中、安部、森田、林の8名となった。この会では、もっぱら会長提案の2011年の25周年記念事業の話に終始し、総会の話には触れられなかった。

(8)第3回世話人会(7月16日(金)於イワエン)では、総会の開催日、会費、会場など、総会主体の論議を行った。開催日は10月23日(土)に決定し、利用可能な会場選びは、世話人の有志が交渉に当たることになった。出席者は片方、石原、森田、林、安、藤城、野崎、田中、安部の9名であった。

(9)第4回(8月27日(金))および第5回(9月21日(金))は、会場に決定した「パパミラノ」において開催された。第4回では田中氏を通じてマテリアルズ・サイエンスのグループの参加をお願いし、またこのグループのリーダーとなっている月橋文孝氏(東京大学大学院教授)に総会において副会長に就任していただくことの内諾をいただきたいことについてもお願いした。第5会では、月橋氏と新規の世話人として染谷雄史氏(東京ガス㈱)が参加した。出席者は片方、石原、森田、藤城、野崎、田中、安部、月橋、染谷の9名であった。

(10)同窓会本部のAamir Anwar氏が来日されたのを機に、以下の特別の世話人会(10月13日(水)於東京ガス・エンジニアリング)が開催された。出席者は石原副会長、森田、藤城、染谷、安部の各氏と東京ガス・エンジニアリングの横田氏(ロンドン大学卒)であった。下記にAnwar氏が行ったプレゼンテーションの概要を示す。同窓会活動について示唆に富んだ内容であった。

最近の目覚しいCMUの活躍

これまでのノーベル賞受賞者の中でCMU関係者:18人
タイムズ・ハイヤー・エデュケーションによる2010世界大学ランキングでCMUは20位
比較的規模の小さい新興大学としては快挙。ちなみに東大は26位。(だからどうということはないですが。)

  • ランキングの算定の中に卒業生の何パーセントが寄付をしているかという項目がある。(金額ではなく人数割合であるとことに注意!)
  • 金額によらず継続的に寄付をすることが大学の評判をあげる。大学の評価を上げることが自らのキャリア価値を上げることにも繋がる。

大学が卒業生に期待すること

① 大学の応援者となる。車のリアウインドにCMU ALUMNIシールを貼るだけでもいい。
② イベントに参加する。同窓会のイベントをはじめ大学関連のイベントに参加する。
③ イベントなどのボランティアとしての貢献
④ 寄付

Loyal Scot Program

上記活動推進の一環として
① 大学にコンタクト情報を連絡
② イベントに参加
③ 寄付
④ 大学を応援する意思
を満たす卒業生をLoyal Scotとして認証している。バッチなどのグッズがもらえる。
http://www.cmu.edu/loyalscot/index.html

日本支部に対しての助言
  • 継続的に年に3回程度のイベントを実施するのがぞ望ましい。
  • イベントはハッピーアワー(今やってる同窓会程度)と教育的・学術的なイベントを取り混ぜる。
  • スカイプを使ったバーチャルパネルディスカッション(大学関係者や各国同窓会とのコラボ企画)や大学から教授を招聘してのイベントも可能(大学が金銭負担をすることも可)。他国の同窓会との企画アレンジにCMUが積極的に助言・応援をしてくれる。
  • 企業がCMUの学生をインターンとして受け入れることもウエルカム
  • CMUを目指す高校生などに対して卒業生が助言をする活動をしているところもある。


 (1)Association のAからAlumniのAへ
    (CMUAJ:カーネギーメロン日本同窓会)
 CMUAJのAが協会(Association)を意味することについては前に述べた。まだCMUの出身者が少ない当時、CMUの関係者を巻き込んで同窓会を発展させようとしたことから協会という組織をふまえた会則が作成された。しかし、出身者が多くなった今、同窓会(Alumni)を意味するAを基本に日本同窓会の根本的な見直しをしなければならないと考えていたとき、石原副会長から貴重な連絡があった。
 2005年Heinz出身の光本亘佑氏が、School横断の本格的年次総会にむけた企画に意欲を示していると、またTepper出身の森田理香氏の強力な支援がえられるという連絡である。
 詳しいことは省略するがこのような動きとともに光本氏の後輩である石田敬義氏と林昇平氏の両氏も、年次総会に向けた世話人を引き受けてくれるということになり、準備会を開催した。その結果、光本亘佑氏がCMU日本同窓会の年次総会に向けた企画を作成してくれることになった。このことは、これまでのCMUAJの会則にとらわれることなく、いわば新しいCMU日本同窓会に向けた取り組みになるということである。会則の原案はいずれ筆者が作り会員の皆さんの同意を得ることにして、まずはその企画をもとに、本年中に年次総会の実現を図ることである。このような考えで以下に示すような企画を世話人会が諒承した。

「CMU日本同窓会の年次総会の企画について」

 2009/10/1 CMU日本同窓会/第2回準備会
  • 年次総会とは
 CMUの全学部のプログラムにかかわった同窓生(学生、研究員、教員など)を対象に、年に一度行う総会のこと。
  • 日本同窓会の目的
 学生生活では関わりを持たなかった新たなCMUの同窓と出会い、知的・人的ネットワークを強めていく場を提供する。
  • 卒業年度、学部毎に集まる場にはない、縦と横のつながりを強めていくことで、CMUの特徴でもある学際性をさらに深めていく。
  • 各分野の第一線で活躍する同窓会の話を聞く刺激的な場を提供する。
  • 以上のような活動をサポートしていく中でCMU、および同窓生の社会的知名度を向上させる。
  • 運営体制
   会長 片方善治
   副会長 石原滋
  • 事務局
   森田理香(Tepper Class of 2003)
   光本亘佑(Heinz Class of 2005)
   林昇平(Heinz Class of 2006)
   石田敬義(Tepper Class of 2009)
 この企画にもとづいて、2009年度の年次総会の計画がまとめられた。会場の関係、準備の都合で、下記の内容で、日本同窓会創設23周年に当たる年次総会が実施された。
日時 2009年12月4日
場所 新丸の内ビル9階 Lounge
   (東京都千代田区丸の内1-5-1)
会議 8000円(これまで銀行口座がなかったが、次に示す講座が設けられた。会費の振込みはこの口座にお願いした。 みずほ銀行成城支店(店番号:445、普通:1123020 カーネギー・メロン大学同窓会)
担当 事務局 林昇平 森田理香
   Email: cmu_reunion2009(アット)yahoo.co.jp
案内 電子メール、一部手紙、はがき返事、電子メール返事
ご案内とEnglish versionを次に示す。参加者は○○名。会場の関係で行事としては特別なものはなく、主として歓談、懇親で盛り上がったが、知的・人的ネットワークを強めていく場となり、意義の深い集いとなった。
 特に、これまでコミュニケーションがあまりなかったMaterials Scienceの田中隆氏が次回の年次総会に向けて、会員を紹介してくれるとのお話には、心強いものを感じた。1999年以来、Materilas Scienceの同窓会は、毎年続けて開催されているが、2010年からこの方々がCMUAJに合流してくれるなら、新しいCMUAJの発展と充実が期待できるからである。
 (2)Materials Science 第11回同窓会
日時 2009年(平成21年)3月27日(金)午後6時半~9時
場所 称保希(渋谷区渋谷2-17-5)
費用 9000円
担当 松浦宏行 月橋文孝
行事 昔の写真紹介
案内 電子メール、一部手紙、はがき返事、電子メール返事
参加者 13名(内2名招待)

2010 パイオニアスピリットのCMUを語り合ったCMUAJの学際性

 (1)意欲的な準備会の活動
 準備会は数回にわたって開催された。参加された方々は副会長の石原滋氏、幹事の中核である安部健氏、田中隆氏、西氏、野崎真次氏、林昇平氏、藤城稔久氏、森田里香氏、安茂氏で、筆者が司会進行する検討事項に、意欲的に取り組み、その結果生じてくる活動に対しても積極的に貢献を展開された。以下、その内容を記す。
 ①会則の検討:筆者が作成した会則(案)の検討を行い、年次総会で発表する前にネットで全文を会員に向けて発信してくれた。なお、最終決定した会則は後に示す。
 ②役員・監事・幹事の選任:筆者が提案した下記の役員・監事・幹事の選任を行った。
 会長 片方善治
 副会長 石原滋(再任)、月橋文孝(東京大学教授)、渡辺尚生(東京ガス常務)
 監事 森田理香
 幹事 安部健、石田敬義、田中隆、染谷雄史、轟秀和、西、野崎真次、林昇平、藤城稔久、光本亘佑、松浦宏行、安茂(アイウエオ順)
③2011年の創立25周年の催事・総会:
  • CMUのイメージアップを目指す催事は春に実施。内容については今後検討
  • 年次総会は秋に実施。運営体制事務局は2009年と同じ。
④「CMUAJ25年の歩み」:筆者が執筆する。執筆に参考となる資料のある方は、筆者に提供する。必要に応じてネットを活用する。
⑤2010年の年次総会・同窓会
日時 2010年10月23日 13:00~14:00
場所 パッパミラノ(東京都千代田区丸の内東京海上日動ビル店)
人数 60名程度
会費 7000円
案内送付の手配、名簿:森田理香
往復ハガキの手配と出席者把握、会計:林昇平
記念写真:安部健
周囲への同窓会サウンディング:各自
(2)創立24周年CMU同窓会
 テーマ:パイオニアスピリットのCMUを語り合おう
 今回の同窓会で特徴的だったことを次に示す。
①司会を務めた幹事の安部健氏は、単に進行の役を果たしただけでなく、CMU全学部のプログラムにかかわった同窓会であることをふまえて、知的・人的ネットワークを強める場づくりに徹していたことがある。その代表的な例は、後に示すようなCMUの恩師からのメッセージを頂いて、そのアナウンスをしたことである。
②筆者は会長としての開催挨拶の中で、前に示しておいた創立25周年記念行事として、来年は世界におけるCMUの存在価値を、日本の方々に示す学際的な催事を企画していることを述べた。これに対して心強い協力の申し込みがあった。アソシエーションのAからアルムナイのAへリフレッシュしたCMUAJの前途を開く集いとなったと感じさせられた。
③新しい役員・監事・幹事のチームワークのよさが、会場でみられた。また、今年からCMUAJに合流したMaterials Science同窓会の方々の出会い・ふれあい。
今年からテーマを決めた集いにしようということになり、今年は「パイオニア・スピリットのCMUを語り合おう」としたが、CMUが誇る学際性の電灯が、このテーマに見事にマッチして、ほほえましい状況が展開していた。