( ^ω^)ブーン達はジェット世代のようです その1


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ブーン達は自分達がまだもっと未熟な時期――小学校の時から、自分達はジェット世代だとしっかり認識していた。
気に入らないモノは破壊すべきだと思っていたし、その反面で各人は好きなものには異常なまでに執着した。

ジョルジュ長岡はポルノ写真を蒐集することに情熱を燃やした。
ドクオは盗撮が趣味だった。流石兄弟は楽器いじりばかりしていた。
そして、内藤ホライズンは強くなりたかった。

「ツンはね。あのね。強い人が好きなの」

幼き頃の記憶ほど強く刷り込まれるものはない。
内藤ホライズンは強さを求める理由を、幼稚園の時に好きだった娘が"そう言った"からだとは記憶していない。
が、その記憶の断片は彼の脳裏にびっしりと刻印され、最早消すこともままならないものとなっていた。

いつの頃からか、彼らは集い始めた。
ジェット機のように、ただ、目標まで一直線に、走るために。

――チーム名を決めないか?

ある日、ドクオはそう言った。

流石兄者が「ジェット ジェネレーション」と答えた。

特に意味はない。
なんとなく豪そうだ、と、いうことだ。

それでも彼らクソガキ連中は、薄々ながらジェット思想というものを理解していた。

「わかった。俺達は今日からジェット ジェネレーションだ」
拳を突き上げて、叫んだ。


                         「「「「「ジェット ジェネレーション!!」」」」」


( ^ω^)ガチャリ「おいすー」


('A`)「うっす」カチャカチャ

( ^ω^)「何やってんだお? って聞くまでもねーかお」

('A`)「まーな。後でお前の分もコピってやるよ」

( ^ω^)「まさかとは思うが……」

('A`)「あーはいはい。ツンデレさんはやってねぇよ。お前にボコられたらかなわねぇ」

( ^ω^)「それは良かったお。で、おなごの方は?」

('A`)「ぐひひ。こっちですぜ、親分」スゥ

('A`)(^ω^)「どれどれ……」
   □


( ^ω^)

(  ω )

(*^ω^)フヒヒ!

VIP市は県庁所在地とは程遠い、開発とは無縁の市だ。
そういう場所にはえてして廃屋のようなものがある。
ジェット ジェネレーションがアジトと呼ぶ建物もその中のひとつだ。

時代の流れから取り残されたボーリング場。

内部にはクソガキ共の趣味の品――トレーニング用品、ポルノ雑誌、ギター、ベース、乾電池式のアンプがある。
彼らは放課後ここに集まっては、思い思いの活動をしたり、悪だくみをしたりする。
ドクオもまた、趣味である盗撮で手に入れた写真の加工、編集をここで行っている。

内藤ホライズンはドクオのノートPCを覗きこんだ。
画面にはあられもない姿の同級の女子達の姿があった。

(*^ω^)b

(*'A`)「フヒヒヒヒヒヒ」

(*'A`)「こっちなんかどうよ?」カチカチ

(*^ω^)「お?」

(*'A`)「素直ヒートさんの健康的な肉体美! カッショクサイコー!」カチリ!

(*^ω^)

(  ω )

d(*^ω^*)bフヒヒヒヒ!

     ___
   /|    |
   ||. |    |
   ||o|    |
   ||. |.   |                                  フヒヒ
   ||/彡 ̄ ガチャ                        (*^ω^)('A`*)
             三( ゚∀゚)「おーすっ!」             □


――やっぱ、日焼け肌こそイデアと思いませんか? ブーン先生?

――その答えはイエスですなぁ。小麦色の肌が織りなすエロス! たまらんお!


( ゚∀゚)ノシ「おーい。ブーン、ドクオー」

――ちょっとPCを借りていいかお?

――どこ行く気だよ?

――ちょっとお花を摘みに。

――イカ臭くなるじゃねぇかよ。いやぁそれにしても……。


(;゚∀゚)

     フヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!
(*^ω^)('A`*)     『いいもんですなぁ!!』
     □     

(    )
    ミ  『よっこせっと』
(;^ω^)( ゚∀゚)('A`;)
      □

――で、今回の作品は?

――フヒヒヒヒ。俺の作品の中でも最高傑作と言っても過言じゃないぜ。

――どれどれ。


(*^ω^)(゚∀゚)('A`*)
     □

      フヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!
(*^ω^)(*゚∀゚*)('A`*)
     □

(*゚∀゚)「やっべ。すっげぇ可愛い、この娘なんて名前?」

(*'A`)「素直ヒート」

(*^ω^)「陸上で鍛え上げられた脚がたまらんおね!」

(*゚∀゚)「このデカ過ぎないおっぱいは素晴らしい! 美乳すぎる!」

(*'A`)「でも何より……」

――日焼け肌が最強だー!

( ´_ゝ`)ガチャ「おいーす」

(´<_` )ガチャ「ういーす」

(^ω^ )ミ クルッ


――二人もこれ見るお!

――ん、ドクオの新作か。

――今回のシチュは?

――陸上部の部室だお!

――ブスが写りこんでるってのは?

――ないね。完璧な仕事だよ、これは。ま、見てくれ。

――ふむ。


「「「「「フヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!」」」」」

(*゚∀゚)「なぁなぁ、ヒートちゃんは彼氏いんの?」

( ^ω^)「ドクオ?」


('A`)「いない。彼女はこれまでも何人かの男に告白されたが、受け入れたのは1年次の5月の時のみ(キリッ
   だが、ソイツとも翌月には破局。それ以降は彼氏という存在はいない(キリリ
   俺の予測では最初の男で、自身は恋愛に興味がないことに気付き、高校時代は部活動に専念しようと思ったと見られる(メガネクイッ」


(;^ω^)(どうしてコイツはこんなにも校内の女子に詳しいんだお。女友達ゼロのくせに)

(*゚∀゚)=3ムハー「じゃあ俺が彼氏になっちゃおう!」


(゚A゚)「あ?」イマナンツッタコノセイシノウ

(*゚∀゚)「だって彼氏いないんだろっ。俺がこの娘をモノにしても……」

(゚A゚)「お前彼女5人いるじゃねーか!!」

( ゚∀゚)「違うね。今はフリーだ」

(;'A`)「え、お前が? 女とあれば誰でも喰うお前が?」

( ゚∀゚)「浮気がバレた」

( ゚∀゚)「なるたけバレないようにやってたんだけどなぁ……」

( ゚∀゚)「だから今はフリー」

――やってらんねぇよなぁ。学校の女共はみんなして俺のこと避けるし。

――だから他校の女の子を引っかけようと、な。

――あれ?

(*^ω^)人('A`*)イエーイ!

∩(^ω^*∩) (∩*'A`)∩バンザーイ!

(*^ω^)っ凵☆凵c('A`*)ルネッサーンス!

(*'A`)「ざっまああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

(*^ω^)「女が多いからって理由で商業高校に行くからだお! 不純な動機に天罰が下ったんだお!」


「おうおう、これからは俺達と一緒だなぁ」オイオイ
(*'A`)ノ┌┛))゚∀゚;)ウッゼエ


('A`)「改めてこう呼ぼう……」

(゚A゚)クワッ「非モテ仲間ジョルジュ長岡同士!」


(*^ω^)「仲間~♪」
    (゚∀゚;)

(    )ミヒュッ
    (゚∀゚;)ω^)「仲間~♪」


      「耳元でささやくな」ウザイ
(゚∀゚;)=つ))^ω^)グイ

(;゚∀゚)「はぁ……べつにいいじゃねぇか。ヒートちゃんが誰と付き合おうがよ」

(゚A゚)「ならん!」


(゚A゚)「俺のアート活動の中でも彼女は屈指の逸材!」

(゚A゚)「俺は彼女の裸体に美のイデアを見出した!」

(゚A゚)「俺が彼女の美しい裸を写真に収めることで、それはいずれイデア界への鍵となる!」

(゚A゚)「それをだ! 貴様のような獣欲淫欲肉欲の権化! サタンの使いが汚しては――」

――ずぇったいにっ! ならんっ!

(゚A゚)「ヒートは貴様のような男にはやらん!」

(;゚∀゚)「いやー、そこを頼んますよ。お義父さん。ぼかぁもう1人身に耐えられないんでさぁ……」

   ホレ
('A`)つ□(゚∀゚?)

――ヒートの生写真だ。

――制服姿もいいですねぇ。って、そうじゃなくて。

――オナニーをしなさい。

――は?

('∀`)「オナニーなさい。さすれば貴方にもイデア界が認識できるでしょう。
   写真というものは物体を間接的に見ることによってイデア界への、云々かんぬん」

(;゚∀゚)「やー、そういやオナニーはもう数年してな……」

――1、2、3、4!

ギュララララララ! ジャッカジャ━━(; ω )━━(; ∀ )━━( A ;)━━ン! ジャカジャカジャーン!

(∩゚ω゚)パクパク

(∩゚A゚)(聞こえねーよ)

(∩゚∀゚)パクパク

(∩゚A゚)(聞こえねーって)

――だって。

――あいつらがうるさいんだもの。


ベーンベベベベベベベベベーン!ベベーン! ジャカジャーン!ジャカジャカジャカジャジャーン!      
ベベベベン!( <_  )ベンベンベン! ジャジャジャジャ(#´_ゝ`)ジャジャジャ!
ベンベベベベベベッベベン!ベンベン!   ジャーン!ジャカジャーン!ジャカジャーン!

(#゚_ゝ゚)「Go! light!! Go! light!! Go! light!! サンダーロックッ!!!!!!!」

( <_  )「轟雷!!!!!!!!」

(#゚_ゝ゚)「ノーテンキな頭にッ!!!!!!! 刺さったぁあああああああああああああ!!!!!!」

( <_  )「轟雷!!!!!!!」

(#゚_ゝ゚)テンションブっ放せ!!!!!!! 瞬間で光速までッ!!!!!!!!」

( <_  )「轟雷!!!!!!!」

――電気こそがオレのエネルギー!!!!! 邪魔するやつは許さないッ!!!!!!!!
――Go! light!! Go! light!! Go! light!!
――排気ガスも食べちゃうぜ!!!!!!! 身分証明書は捨ててきたッ!!!!!!!
――Go! light!! Go! light!! Go! light!!
――そうだオレはサンダーロックッ!!!!!!!!!!
――サンダァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
――Go!!!!!! light!!!!!

キ―( ゚ω゚)―ン「終わったかお……」

キ―(゚A゚)―ン「あぁ、なんとかな……」


――うむ、流石だな。俺達。

――あぁ、じゃあ次は昨日つくったやつをやるか。

――よし。

三( ゚ω゚)つ「らめえええええええええええええ!!」

( ´_ゝ`)「ん?」

( ゚ω゚)「フルテン(※)はすんなって言ったお!」

( ´_ゝ`)「そろそろお前らも慣れた頃かなぁって思って……なぁ?」

(´<_` )「うむ」

( ゚ω゚)「お前らのハウリングだらけの演奏なんて絶対に慣れっこないお!」

( ゚ω゚)「僕らの耳を破壊したいのかお!」

(※)アンプのコントロールツマミを全て最大値(10)にセッティングした状態を指す。
   ('(゚∀゚*∩<要はすっごい音量が出るよ!

( ゚ω゚)「つーかアンプ使うな! どういう風に弾いたらそこまで歪んだ音になるんだお!!」

( ´_ゝ`)「へ? フツー」

(´<_` )「フツーだよな、俺ら」

( ゚ω゚)「――はっきり言ってやるお。お前らは」


――ドヘタクソだお!!

――んだと豚テメェ!

――ピッツァにロックの何がわかりやがる!

――あー、今デブって言ったー。二回言ったー。絶対許さないおー。

('A`)「始まりましたなぁ」

( ゚∀゚)「そうですなぁ」

('A`)「最近は平和だし――」

( ゚∀゚)「ブーンも暴れる場所がなくて欲求不満ってか」

( ゚∀゚)「女でも抱けばいいのにな」

('A`)「無理無理。アイツには心に決めた人がいるから」

( ゚∀゚)「ツンデレさんだっけ?」

('A`)「そそ。幼稚園の時から一緒で、高校までストーカーし続けてる」

( ゚∀゚)「お前らのトコは頭良かったよな?」

('A`)「まぁ、俺はお前らと違ってオツムの出来が良かったけど、ブーンは大変だったみたいだな」

( ゚∀゚)「愛の力って偉大だな……」

('A`)(゚∀゚ )「つーわけでヒートちゃん紹介して」

('A`)「それはやだ」

( ゚∀゚)「チッ」

( ゚∀゚)「あ、お前もしかして……」

('A`)「んだよ」

( ゚∀゚)「ヒートちゃんのこと好きなの?」

(゚A゚)エ!?

――喰らいやがれ! アンプボンバー!

――デュクシ! デュクシ!

――ざけんなお! 武器使うなお!

――わ、流石デブ。皮下脂肪で衝撃を吸収しているのか!?

( ゚∀゚)フフーン

(゚A゚)「馬鹿家よ。俺は傷害をアーとに欠けるって胃ってるじゃないか」

( ゚∀゚)「そういうことなら仕方ねーな」

(゚A゚)「被写体に欲情する何手事は逢ってならないから、駄目だからね」

( ゚∀゚)「彼女が綺麗だから、盗撮しまくってたら、惚れちゃったと」

( A )「……」

('A`)「はぁ……」

('A`)「今までこんなことなかったんだよ……。俺は諦めた人間として、恋愛に割く時間をアートに充てて大成しようと思ってたのに」

( ゚∀゚)「もうやめとけよ。盗撮なんて」

('A`)「それは駄目だ(キリッ 被写体が撮影者に気付いていたら美は損なわれる」

(;゚∀゚)「ヒートちゃんだけはやめとこうってことだ」

( ゚∀゚)「姿だけ手に入れてもそれは虚しい。やっぱ心を手に入れないとな」

('A`)「つっても俺、ブサイクだし」

( ゚∀゚)「馬鹿が。俺らがつるんでる理由は?」

('A`)「……」

Σ(゚A゚)「おまえぇ!」

――やっべ! 流石デブだ!

――1発1発が重いぞ! 超ヘビーだ! なんて身体にズシリとくるんだ!

――もう怒ったおーん!

( ゚∀゚)「おーい、お前らー」

(゚A゚)「やめろおおおおおおおおおおおおおおおお!!」


( ゚∀゚)「ジェット ジェネレーション始動だ!!」


(^ω^メ)彡クルッ「お?」

(#)_ゝ(#)「……」

(´<_` )「何だ何だ?」


( ゚∀゚)「俺達の目的はなんだ?」

( ^ω^)「楽しむことだお」

(´<_` )「"ジェット機の速度で止まらない。天気予報はアテにしない、直感に命をかけろ" これがスローガンだ」

( ゚∀゚)「その通り! 快楽というプリミティブな目的で俺達は厨房の時からつるんできた! さて、俺達の今までの実績は?」

( ^ω^)「一番面白かったのはクスリの売人やってたチームをぶっ潰したことだったおね」

(´<_` )「そうそう。ジョルジュが女をたらしこんで情報を集めて、ドクオがそれを裏付けて、ブーンがアタマを潰して、俺と兄者が騒ぎまくって警察を呼んだんだよな」

(´<_` )「それもよかったが。俺はあっちのが面白かった。"鬼面ライダー"」

( ^ω^)「あれも凄かったおねー。夜な夜な鬼の仮面をつけて走り回る神出鬼没のライダーを捕まえようと思って、
      ドクオが街中の至る所にカメラ仕掛けて行動パターンを割り出したり……」

( ^ω^)「あ、そうそう! 怪談系といえば"夜明けのメリーさん"のオチが最高に笑えたおね!」

(´<_` )「そうなんだよなー、俺はあれ思い出すと吹き出しそうに……」

( <_  )「プッ、ククククク……」

( ゚∀゚)「とにかくだ。俺達にできないことなんてない」

( ゚∀゚)「俺の話術。ドクオの情報収集能力。ブーンの腕力。流石兄弟の……」

(´<_` )「……」

(;゚∀゚)「エンタメ性! そう! エンタメ性がある! 力を合わせれば無敵だ!」

(゚A゚)(ジョルジュの野郎……俺をダシに楽しもうってか……)


( ゚∀゚)bビッ「つーわけで、ドクオ君の恋を叶えようと思います」

(*^ω^)bビッ「おっおー! それは素敵だお!」

ビッd(´<_` )「ううむ。たまにはそういう平和的なものも悪くないな」


('A`)「お前らなぁ……」

('A`)「言っとくがオレは 真 剣 (マ ジ) だからな」

('A`)「失敗しましたー! テヘ///」

(#'A`)bビッ「そんなんじゃすまねぇんだからな!」

――何だかんだお前も賛成じゃねぇかよー!

――うっせ! バーカ! 俺はお前らを利用してやるんだよ!

――おっおー! 頑張るおー!

――お前はいいのかよ? あ?

――おお!?

――俺が終わったら次はテメェの番だ! ブーン!

――ははは。それはいいな。ブーンはヘタレだからな。

――おおーん! そんなことないお!

――ところで作戦だが、俺達の作ったロックをドクオにやらせて彼女のハートを掴むのはどうだ?

――ガレージなんてJKに流行ってねぇんだよ! アホ!


(#)_ゝ(#)……

(#)_ゝ(#)bビッ

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