小ネタ 無題30

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mioazu

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25話より

~生徒会室にて~

梓「はっ‥こ、これって‥一昨年の学園祭のDVD!?」

律「そう、一昨年のライブといえば‥」
紬「澪ちゃんを一躍スターダムに押し上げたあの‥」

律・紬「伝説の~!!」キラキラ

澪「思い出させるなッ!!」

梓「ぐふっ‥!」ガクッ

澪「お、おい‥梓?」

ついつい思い出しちゃった‥
いや、忘れもしない‥あの伝説の学園祭‥
澪先輩が最後にスッ転んで私達を導いたあの縞々の楽園に‥
ただ私はあの光景を生で見ることが出来なかったそれだけが今でも悔やまれるっ‥


澪「お、おおおオイ梓しっかしりろっ!」

梓「あ‥あれ? み、澪センパ‥イ?」

澪「急に倒れかけたからびっくりしたじゃないか! ‥だ、だだだ大丈夫か!?」

梓(私が倒れた時一番早くに駆けつけてくれたんだ‥澪先輩優しい‥//)

梓「す‥すいません、つい思い出しちゃって‥」

澪「お、思い出したって何を‥?」

梓「‥いえ、ただの思い出し倒れです も、もう大丈夫です!」

澪「い、いやいや、たぶん全然大丈夫じゃないだろ‥!」

梓「ご心配には及びません、ほら私もうちゃんと立てますし」

澪「あ、梓、コレ‥鏡‥」スッ

梓「? どうしたんですか鏡なんt‥‥あっ、鼻血‥」




唯「あ、あずにゃん大丈夫!?」
紬「早く保健室に行った方がいいわ!」
和「そうね‥澪、梓ちゃんを保健室まで連れて行ってあげてくれない?」

澪「わ‥私が‥?」

梓「‥み、皆さん心配しすぎですよ。鼻血なんてすぐ止まりますし!」

律「とかいって何か問題あったら困るだろ、ちゃんと行って来い部長命令だ!」

梓「で‥でも‥」

律(勧誘ビデオの作業は私達で出来るとこまで進めとくから澪、梓を頼む)
澪(う、うんわかったよ)

澪「梓、私も付いて行くし一緒に行こ?」

梓「澪先輩‥皆さん‥は、はいわかりました それでは行ってきます」


澪「梓、急にまた倒れたら危ないし手繋いでいくぞ」

梓「は‥はい‥//」
梓(ま‥まさか澪先輩と合法的に手が繋げるなんて‥//)

梓(大きくて柔らかいな‥‥だ、駄目駄目! また変なこと考えたら鼻血が‥!)

澪「あ、梓、大丈夫か?」

梓「ふぅ‥‥大丈夫です! 何とか持ちこたえました!」キリッ

澪「へ? もししんどいなら肩貸すぞ、ほら?」

梓「い、いえ平気です、澪先輩にそこまで接近しちゃったら身が持ちません!」

澪「?? ま、まぁ大丈夫ならいいけど‥」




ー保健室ー

澪「とりあえず心配は無いらしいけど一応ベッドで横になっとこうな」

梓「は‥はい」

澪(それにしても興奮による一次的な血流増加の可能性って‥梓に一体何が‥?)

梓「あ、あの‥澪先輩?」

澪「ん?なんだ?」

梓「先輩や他の先輩方にまで迷惑かけてしまい‥本当に申し訳ありませんでした」

澪「そんなこと気にしなくてもいいよ 梓は私達の大切な後輩なんだから」

梓「で、でも‥」

澪「ほーら、そんなこと気にしなくていいから今はゆっくり休め な?」

梓「は、はい‥」

澪「‥‥‥。」
梓「‥‥‥//」
澪「‥‥‥。」

梓「あ、あの‥澪先輩?//」

澪「ん? どうした」

梓「ずっと見つめられてるとその、緊張するんですけど‥//」

澪「あ、あぁゴメンゴメン 私がいたら梓もゆっくり出来ないよな」

梓「へ? べ別にそういう訳じゃあ‥」
梓(むしろずっと一緒にいたい‥! でもあの状況だとまた興奮して鼻血が‥)




澪「じゃあ、私はそろそろ部室に戻るよ。じゃあなあず‥

ガシッ

梓「い、行かないでくださいっ!」

澪「ってあ、梓? どうしたんだ急に」

梓「あ、あの‥一人だと少し寂しいんでもう少し一緒にいて欲しい‥なんて‥思って‥でも‥」

梓(な‥なに言ってるの私!? こんな恥ずかしいこと‥それに澪先輩に迷惑かけちゃ‥)

ナデナデ

梓「ふえっ?」

澪「ふふっ‥いいよ、私でよければ 梓が落ち着くまでそばにいる」

梓「い、いいんですか?」

澪「当然だろ。だって梓は私の可愛い後輩なんだし」

梓「かっ可愛い!?//」

梓(いま澪先輩が私のこと‥可愛いって‥私の可愛い梓だって‥わ、私のものだって‥///)

梓「ふほおおおおおおおおおっ! BAN☆ZA―――I!」ブーッ!

澪「うぉっ!? あ、梓また鼻血が!」

梓「澪先輩!」

澪「な、何!?」フキフキ

梓「私、今とても幸せです!」ブーッ

澪「は、鼻血噴出しながら言う台詞じゃないぞ梓! 落ち着けー!!」

おわれ
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