※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

大帝の光臨



「ぬおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ! なんだこの大気は!」

本来ならブルータイプと呼ばれる放射能により変容した存在の住まう洞窟から走って出てきたムー大帝は、
核兵器の爆心地に漂う放射能により苦しんでいた。
普段の彼ならば、この程度の放射能など何の効果も無いのだが、
彼に科せられた制限はとても重く、このような醜態を晒すはめになっていた。
とはいえ周辺の放射能を腕の一振りで吹き飛ばす事くらいは余裕で出来るはずなのだが、
それに気付いた時はもう爆心地を離れた後だった。

「それにしても、殺し合い……だと?」

とりあえずの危機を脱し、一息ついた大帝は先程の出来事を思い出す。
正義感のあるムー大帝にとっては、殺し合いなんて到底許せるような事では無いだろう。
現にムー大帝は怒りのあまり、肩を震わせて―――

「ふははははっ、最初は無理矢理目覚めさせられて不愉快だったが、面白い企画よ!」

何故か、大笑いして乗り気になっていた。
開催式の白ハニー達のバラエティのようなノリにすっかり影響されてしまったのだ。
そうである、この老人は戦隊ヒーローごっこの悪役を乗り乗りでする程度にはノリがいいのであった。

「だが、開始直後このような場所に転送するなど、む~の神も意地が悪い」

おまけに白ハニーが最初に映したモニターにむ~の神ことむ~みん氏が映っていた事から、
む~の神公認のゲームと勘違い(いや、勘違いでもないのか?)していた。
む~の大帝であるムー大帝は、当然む~の神を敬っている。ならばその反応も当然の事だろう。
最早こうなってしまえばこの老人を止められるものはいない。
この殺し合いは十中八九ムー大帝の優勝で終わるであろう。オオアナから始まったのに本命とはこれ如何に。

「まあよい、とりあえずワシに支給されたものでも調べてみるか」
まるで宝箱を開けるかのようにウキウキしてデイパックを開封する。
すると出てきたのは究極の珍味、毒入りまんが肉、毒入り力のポテチの二つであった。
これらはカビ大福には及ばないもののムー大帝の好物であった。
他に特別なものが無い事から、これが支給品と判断したムー大帝は早速それらを平らげる。
無論それらがレベルを下げてしまう物なのは知っていたが、ムー大帝はその程度の毒は効かないのだ。
むしろその毒がピリピリした刺激があって美味しいのだ。本来なら。
だがムー大帝が制限と放射能に弱っていた事に加え、
青の洞窟を抜けてきたせいか毒入り+放射能入りになっていた為にレベルが大幅に下がってしまった。

「む…………下がってしまったか。まあこの程度なら丁度良いハンデと言ったところだろう。
 思えばワシが本気を出してしまったら、如何に寝起きや制限で本調子で無いとは言え簡単に優勝してしまうからな。
 あの開始地点もこの支給品も、む~の神がワシに手加減をするようにそうさせたと考えれば納得のいく事よ。
 ならばワシもその意思を尊重して本気で手加減をせねばならんな」

本当にそうなのかどうかはまさしく神のみぞ知る所だが、ムー大帝はそう結論をつけた。

「む~の神よ。この祭を盛り上げる役目、このワシに任せるが良い。ふはははははははっ!」

当初はこんな参加者中屈指の実力を持つチート爺なんて参加させてどうするのだろうかと思っていたが、
この様子だと、意外と空気を読んで適当な所で死んでくれるのかもしれない。


【オオアナ/1日目・朝】
【ムー大帝@大番長】
[状態]:不調
[装備]:なし
[道具]:基本支給品
[思考]基本:あっさり優勝しないように本気で手加減する。
1:この祭を盛り上げる。
[備考]
※強めの制限がかかっています。
※寝起きで本調子ではありません。
※放射能の影響で不調です。
※毒入り+放射能入りドーピングアイテム二点セットによりレベルが大幅に下がっています。

【毒入りまんが肉@RanceVI -ゼス崩壊-】
HPの基礎値が上がるがレベルが2下がってしまうドーピングアイテム。
レベルが下がる為に弱体化するが、元のレベルになった時は前より強くなっている。

【毒入り力のポテチ@RanceVI -ゼス崩壊-】
攻撃力の基礎値が上がるがレベルが2下がってしまうドーピングアイテム。
レベルが下がる為に弱体化するが、元のレベルになった時は前より強くなっている。




| 新しいページ | 編集 | 差分 | 編集履歴 | ページ名変更 | アップロード | 検索 | ページ一覧 | タグ | RSS | ご利用ガイド | 管理者に問合せ |
@wiki - 無料レンタルウィキサービス | プライバシーポリシー