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水のように優しく、華のように激しく ◆CFbjQX2oDg



まだ満月が空を支配しているころ、ローブを纏った少年が悠々自適に歩いていました。
少年は神に代わり全てを支配するために、失った妹を取り戻すために歩みを止めません。
だけど、少年が歩むと決めた道は一方通行です。
ゴールを間違ったからと行って戻ることは出来ません。一度進んだ道を簡単に変えることは出来ません。
なので少年は道を間違えないように、しっかりと下調べをし、より確実にゴールに辿り着ける道を探すことにしました。

少年は何かに導かれるようにある地点へ辿り着きました。
そこで少年が見つけたものを見て微笑みを浮かべます。

「ほぅ…これはおもしろそうだ」

少年は色々な道を模索しています。
今思いついた行為もその一つ。
何かが壊れる音がした後、少年はまた歩みだします。



◇ ◆ ◇




朝日が水面に反射して、キラキラと輝いている。
河には流れを出すために段差が設けられていて、水しぶきかが朝の清々しい空気を演出している。
このような場所で散歩でもしたら、気持ちよさから通行人同士笑顔で挨拶が交わされることだろう。
この場で三名の人物が顔を合わせた。
和服の老人、蒼を基調とした服を着る少女、そしてピンクを基調とした服を着る少女。
だが、この気持ちの良い朝に出会った三人が浮かべる表情は笑顔だけではない。

「貴方達は何なの? 何がしたいの? 教えてくれる?」

突然現れたピンクの少女は疑問をぶつけてくる。
傷だらけながら笑顔。
アンバランスな少女に対して九一郎は保護欲よりも恐怖心を駆り立てられそうになった。
性的に襲われたかもしれない少女を前に怖気づく必要などあるのか。
少女が怯えているだけなのではないのか。
少女を癒してあげなければ、共に脱出を目指そう、力になってやる。
だが、
差し伸べようとした手は
踏み出そうとした足は
石化したように動かない。
少女の笑顔に歪みが九一郎の体を釘付けにしていた。

「その血は……」

ギリィッ
依然ピンクの少女との距離は遠い。
なのに大きな歯軋りが聞こえてくるようだ。

「そう……貴方達は誰かを殺したのね? 悪い人なのね?」

もはや少女の顔は笑ってなどいない。
親の敵でも見るかのように顔を歪めている。
シルバーバトルで恐怖に耐え切れず狂った老人を何人も見てきた。
哀れに思える狂い方をするものもいた。
だが、少女の表情はそのどれにも当てはまらなかった。
瞳に宿す感情は恐怖でなく狂気。
背筋に冷たい汗が流れる。

「ご隠居。下がってて。あのこは人間じゃないよ」

「ろうぜんめいでんってやつか?」

「ううん、違う。ただ心の感じが人間とは違うんだ。そして、あのこの心の樹は多分、周りの草に覆われている」

「心の樹? 一体何の喩えだ?」

「喩えじゃないんだ。僕は夢の庭師だからわかる。あのこの心の樹は苦しんでいる」

蒼星石はワシみたいに怯えずに真っ直ぐに少女を見据えている。
それに引き換えワシは……

「なら、一緒に説得し――」

九一郎の言葉は最後まで紡がれることは無かった。
人間じゃない、と言われたところで見た目は傷ついた孫ぐらいの少女。
まさか成人男性以上のスピードで背後に移動して襲いくると初見で誰が予想できようか。
目を離したのは蒼星石と言葉を交わす一瞬だけ。
その隙に少女は背後に回り、飛び掛ってきた。
九一郎の後頭部を狙った少女のその腕は蒼星石の鋏によって受け止められる。

「ハァッ!」

小さな体躯を器用に使い鋏を振りぬく。
弾かれたように距離を開ける二人。

「ここは僕に任せて。薔薇乙女の、庭師の誇りに懸けてあのこを止めてみせる!」




(あのこを出来るだけ傷つけたくない……意識さえ奪えば夢の世界にいけるはず……)

先に仕掛けたのは蒼い少女――蒼星石。
小柄な身体と同じくらいの大きさの鋏を振りかぶり、ティオに跳びかかる。

「セウシル!」

「そんなもので防げると思っているのかい?」

ピンクの少女――ティオの周囲にドーム状のバリアーが展開される。
だが、それに動じることもなく蒼星石は空中で庭師の鋏の口を大きく開く。
セウシルは音を立てて斬り崩された。
ティオの真後ろに着地した蒼星石は振り返りながら閉じた鋏を横薙ぎに振るう。
狙いはあくまでもティオの命では無く意識を奪うこと。
刃先で傷つけないよう側面でティオを襲う。

だが、ティオも幾度の戦闘を越えてきた一人。
後ろを振り返ることなく前方に転がるように跳びこれを回避する。
四つん這いの姿勢で蒼星石と対峙する。
空振りして態勢を崩した相手に今度はティオが跳びかかる。

(速いッ……!)

こちらも少女とは思えないスピードで連続して腕を伸ばしてくる。
打撃……ではない。投げを狙っているのだろうか。
迫ってくる腕を鋏で切れば容易くこの猛攻から逃れられるだろう。
だが、それは蒼星石の本意ではない。
そのため鋏を開かずに迫り来る腕を
ときに弾き、ときに身を屈め、ときに跳んで避けながら凌いでいる。

(このままでは埒が明かない)

足元の砂を蹴り上げティオの視界を塞ぎ再び距離をとる。
本来、蒼星石は薔薇乙女人形の中でも随一の接近戦の達人である。
だが、ティオを出来るだけ傷つけないよう鋏の刃の部分を使わずティオを相手に出来るほど両者の間に差は存在しない。
なので距離を開けざるを得ない。
必然的に決定打を与えることが非情に難しくなる。

「君はさっき僕たちに質問したね。僕から逆に聞かせてもらいたいのだけど、この行為は本当に君が決めたことなのかい?」

確証は無い。
ただ、心の庭師として数多くの人間とその心を見てきたから何となくわかる。
自らの意思で狂気に呑まれる者がいた。
自らの倫理観を他者に押し付ける者がいた。
元マスターである結菱一葉は
自らの妄執に焦がれ、自らの心の樹を省みずに自縛していた。

今の彼女の纏う雰囲気は元マスターに似ている。
だからこそ、彼女の心の樹も綺麗な一本は残ったままだと僕は思うんだ。

「うるさいっ! サイス!」

ティオの両腕からエネルギーの刃が繰り出される。
蒼星石が鋏で撃ち落す。

「サイス! サイス! サイス!」

落とされようが関係無いと言わんばかりの連打。
元々の威力も無い呪文なため蒼星石は数が増えたところで真正面から叩き落していく。

「自分の本当の気持ちと向き合うんだ! 君が本当にしたいことは何なのか考えるんだ!」

ティオの狂ったような猛攻を弾き落とし続ける。
有効打は互いに無し。
だが、戦況に変化はあった。弾き落としたサイスにより砂煙がもくもくと上がり互いの姿がよく見えなくなった。
ティオ自身、盲目的に攻撃していたため、そこに気が回っていなかった故だ。

「チイッ! どこいった! サイスッ! サイスッ!」

さらに闇雲にサイスを撃つティオ。
さらに舞い上がる砂煙。
ティオの背後が切り裂かれ、蒼き少女が柔らかい微笑みを浮かべ現れた。

「大丈夫だよ。今度こそ僕が正しい道を示してあげるから」

結菱一葉のときは自分も弱い心に負けてしまった。
翠星石を、姉妹たちを傷つける最悪の道を選んでしまった。
その結果ローザミスティカを失ったことに不満はない。
だけど、後悔はあった。
自分がマスターに出来ることはあったんじゃないか。
誰も悲しまない傷つかない結末を選べたんじゃないのか。
だから、今度こそ間違えない。

最初で、そして最後の蒼星石の一振りがティオの無防備な後頭部に直撃する。
暴行によるダメージの蓄積。
過度な運動。
呪文の連続使用。
そして精神の揺らぎ。

ドサリと音を立ててその場に倒れるティオ。
立ち上がる気配は無い。
勝敗は決した。
蒼い少女が桃色の少女を制した。

「大丈夫か、蒼星石。まったく無茶をしおって」

「僕は大丈夫だよ。ご隠居、心配ついでにもう少し待っててくれないかな」

「心の樹……ってやつか?」

「うん。nのフィールドとは違う夢の世界なら、この会場でも入れるかもしれない。
 それが僕の仕事だし、何より彼女のために僕がしたいんだ」

蒼星石の新たな表情を見た九一郎は不謹慎ながら喜びを感じる。
自分よりも永い時間を過ごしてきたという蒼星石。
だが、自分から見たらまだまだ子供、いや、孫同然だ。
少女のころは感情は隠さずにどんどん出すといいと九一郎は思った。
何となく蒼星石の頭を撫でてやりたい気持ちになり、伸ばした手は再び止まることになる。

「グギャオオオオォォォォォォォォ!!」

「「!?」」

突然の乱入者。
黄土色の甲殻。
緑色した眼がふたつ。
首が無く、頭と胴体が一緒になったような体躯。
天を仰ぐ両腕に付随した大鋏。

一目で人間でないとわかる怪物だ。

「あの化け物も参加者なのか!? 」

「ご隠居、あいつには首輪が無い。正体はわからないけど、僕が食い止めているうちにその女の子を連れて逃げて!」

鋏と鋏がぶつかり合い、火花が飛び散る。
先ほどのように手加減なんか必要ない。
だが、両者の体格の差は推進力の差となって顕著に現れる。
黄土色の蟹――ボルキャンサーが万歳のように鍔迫り合いしていた鋏同士をあげて蒼星石を吹き飛ばす。

「何て力だ……!」

蒼星石の体が大きな放物線を描く。
派手に飛ばされたがダメージは対してない。
空中で鋏を落とさないように強く握りなおし、バク宙の要領で体勢を整えボルキャンサーがいた地点を睨む。

「……ッ! いない!?」

ボルキャンサーは蒼星石を吹き飛ばすと同時に彼女の真下を並走していた。
せっかく体勢を整えたのに、敵を見失ったことから再び隙が出来る。
そこに真下からの頭突きが繰り出される。

「蒼星石!」

敵の攻撃が直撃し、受身も取れないまま地面を転がる蒼星石。
手から離れた庭師の鋏がクルクルと回転しながら地面にささり、蒼星石のシルクハットも頭から外れ、ふわふわと地面に落下する。

「止まれ! 化け物!」

パァァァン! パァァァン! 

懐から取り出したワルサーでボルキャンサーを撃つ。
だが、蟹型のモンスターの甲殻は硬い。
大口径の銃ならともかく、ワルサーでは傷をつけることすら出来ず小さな火花を上げることが精一杯だった。
当然、ボルキャンサーの歩みを止めるには足りない。
まるで蒼星石の何かを追い求めているかのように執拗に蒼星石だけを狙っている。

「くそっ! 襲うならワシから襲え!」

カチッ カチッ
装填されている銃弾を撃ちつくし、渇いた音だけが響く。
九一郎は力なく跪く。
シルバーバトルは増えすぎた老人たちを減らすための殺し合い。
参加する老人たちの感情はどうあれ、それは若者が未来を生きるための法律だ。
決して未来ある若い命を命を失わせるために殺しあっているのではない。
自分には蒼星石や背負っている少女のような身体能力は無い。
孫ほどの少女が怪物に殺されそうになっているのに何も出来ないで。

「あの少女は仲間ですか? 俺が誰も殺させない」

Pi
一陣の風が吹く。
九一郎の肩に手を置きながら見たことも無い青年が話しかけている。
肩から手を外すと、突然現れた青年は何かを化け物に向かって投げた。

BTOOOOOOOOOOOOM!

青年の投げた何かがボルキャンサーの足元で爆発を起こした。
爆風に髪を揺らしながらこちらへと振り返る。
九一郎は状況の理解に脳が追いつかない。
何を警戒し、何を信用すればいいのだろうか。

「桜見タワー」

「え?」

「桜見タワーってところで合流しましょう。あの子は俺が連れて逃げるから爺さんは背負ってる子と先に行ってください」

「ワシだって――」

「俺は誰も死なせたくないんです。頼む、俺に任せてください」

背負っているピンクの少女とはまた違った悲痛な目をしているが
青年の目は嘘をついているような印象はない。
ワシが一緒にいたら逃げられない。だから先に逃がそうとしているのだろう。
何故この青年が話したことのない老いぼれたちを助けてくれるのか。
一体何を根拠にあの化け物相手に戦う気なのかは皆目見当も付かない。

「蒼星石を頼むぞ」

「はい。あとこれを持っておいてください。握って力を込めると大体の居場所がわかります。
 だけど、他の連中にもバレる可能性があるから多様はしないでください」

そういって楕円形のガラスを手渡されるので懐にしまう。

「ワシは宇谷九一郎じゃ。死ぬなよ」

「坂本竜太です。蒼星石を連れて必ず追いかけます」

二、三度後ろを振り返ったあと、九一郎は森の中へと消えていった。
坂本は化け物が襲い掛かってくる前に老人たちが離脱出来たことに安堵する。

吹き飛ばされたボルキャンサーが坂本を排除する敵と定め雄叫びをあげる。
銃弾程度では見向きもしなかったが、先ほどの爆撃に対して怒りを覚えているようだ。

倒れている蒼星石。その10Mほど離れた位置にボルキャンサー。さらに10Mほど離れた位置にいるのが坂本だ。
三者は一直線に並んでいる。

(チクショウ。BIM1発直撃しても倒れないとか本物の化け物かよ。
 持っているBIMはタイマー型5個。化け物を別に必ず倒す必要は無い。
 これを駆使して女の子を救い、離脱できればいいんだ。BTOOOM!世界ランカーの俺なら出来るはずだ!)



◇  ◆  ◇



坂本竜太が宇谷九一郎たちに合流する前まで時間は遡る。
忍者を名乗る長髪の男と一方的に別れ一人で歩いている。
雪原を抜け、橋を渡り、ふらふらとC-2エリアまで辿り着いた。
森の中の広い部分に小さな花畑を見つけ、疲弊しきった心を癒すために腰を下ろしている。

「あの島でもここでも人が簡単に殺されていく……」

日常生活から切り離されて約一週間。
テレビや漫画、ゲームとも違う。現実で人間同士が殺しあっている。
その事実が、目の前で人が日常ではありえない死に様が脳裏に蘇る。

人間の顔面が、手が、足が、腸が、脳が、
潰れ、溢れ、紛れ、拉げ、歪み、
坂本の視覚を、聴覚を、触覚を、味覚を、刺激してくる。

自分を襲ってきた大男もや蛇のような仮面の男も、助けてくれた長髪の男も
人を殺すことに戸惑いや躊躇なんて無かった。
まるでゲームのように、BTOOOM!の世界のように。

平さんはどこにいるんだろう。
二人で助けた金髪の女の子もここにいるのかな……そーいや、あの娘の名前も知らないや。
名簿にあったヒミコって名前が俺のBTOOOM!内での最愛の人で、あの女の子だというのを都合が良すぎるよな。
あの金髪の娘じゃなくても、このヒミコが俺の知っているヒミコなら会ってみたい。

「会いたい……殺すだとか殺されるとかを考えなくていい相手に……」

雪原を抜けてしばらくレーダーを使っていなかったことに気づく。
さっき会った連中の左手にはレーダーはついていなかった。
動いているのに反応も無かった。
あのリアルBTOOOM!島からの連中だけしかレーダーは無い可能性が高い。
反応があれば、1/2の確率でで平さんのはず。

ピコーン

「近い!」

「今のはお前か?」

探す、隠れるなどの選択肢を選ぶ間もなくそれは現れた。
平清でも吉良康介でもない少年。
年齢は吉良ほどだろうか。何かのコスプレをしている。
レーダーに反応があったということは、あの島にいたのだろうか。
だが、少年の左手にレーダーの役割を果たすガラスは埋め込まれていない。

「ふん……シウバのような能力かと思えば、貴様からは魔力を一切感じないな。大方、このガラスにだけ反応するってところか」

「おい、お前。そのガラス、どこで手に入れた?」

「気になるのならくれてやるよ」

金髪の少年は興味無さそうに坂本を見ると、ガラス片を投げつける。

「一応聞くがお前は影の男について何か知っているか?」

「いや、何も。というかお前じゃない。坂本竜太だ。お前は誰だ?」

「シグドラ左蛇頭尾のミツルだ。この先に闘技場があるだろう。その近くのガキ死体から拾った。興味があるなら勝手に行け」

そう言うと金髪の少年は振り返りもせずに立ち去っていった。
追いかける気は不思議とまったくおきなかった。
言うことを信じるなら吉良は死んだのだろう。
道端の石を見るかのような少年の目を前に、何も言い返せなかった自分に腹が立った。

『考え方を“切り替えなきゃ”いいんだよ。現実をゲームのように考えて生きるのさ』

吉良の言葉が蘇る。
ゲームなら、BTOOOM!なら相手を殺して楽しむものだ。
それが楽しくて、相手を蹂躙して賞賛されることが楽しくて
オレもハマっていた。それが快感だった。

だけど、やっぱりゲームと現実は違うんだ。
人が死ぬというのは、重い。
オレはこのバトルロワイアルに参加したくない。
オレは誰の命も奪いたくない。
このクソったれな世界から脱出してやる! 



◇  ◆  ◇



「ああ~ティオちゃん倒されちゃったね」

一部始終をずっと観察している男がいた。
シグドラ第五足、魔物使いのブックだ。

「見たこともない魔物も出てきたし、楽しみはまだまだ続きそうだね、ジュリー」

「さあて、連れて行かれたティオちゃんを追うかな~、でも蟹型の魔物もおもしろそうだな~」

心の底から楽しそうな微笑を浮かべている。肩に乗る小動物も小さな鳴き声でそれに答える。

「ねぇ、キミはどっちが良いと思う? ミツルくん」

何も無い空間から小さな舌打ちと共に黒いローブを纏った金髪の少年が姿を現す。
消影(バニッシュ)を用いてブックの背後に佇んでいたのだった。

「消影は匂いまでは消せないからな。さすがに魔物使い様は鼻が利くな」

「ふふっ。シグドラの新隊員さんは口の利き方ってものを知らないみたいだね」

互いに武器を構える。
空気が一瞬で張り詰めて、木々が殺気を感じ取ったかの如くざわめく。
沈黙。睨みあい。
ジュリーの唸り声だけが響いている。

だが、すぐにミツルは何かに納得したように武器を下ろした。

「どういうつもり? まさか、ネオやスロープを倒した君が今更シグドラ同士では争えないとでもいう気かい?」

「俺は今お前と戦うつもりは無いよ。そんなことするメリットが無いじゃないか」

ブックはミツルが何を言いたいのかを察すると自らも構えを解く。

「それもそうだね。幻界かどうかもわからない場所で玉を焦って5つ集める必要はないか」

「せいぜい頑張れよ、あいつと魔物は俺からの選別だ」

そういい残し、再びミツルの姿は周囲に溶け込むように消えていった。
残されたブックは鼻歌を歌いながらどちらがより楽しめるかを選択する。


【D-1/橋の上/一日目/早朝】

【蒼星石@ローゼンメイデン】
[状態]:疲労(中)、気絶
[装備]:庭師の鋏@ローゼンメイデン 、神業級の職人の本@ローゼンメイデン、
     葬いのボサ・ノバ@銀齢の果て
[道具]:基本支給品
[思考・状況]
基本行動方針:元の世界に戻る。
1:……(気絶中)
2:少女(ティオ)の夢の世界に入りたい
3:九一郎と行動を共にする。
3:ドールズと合流する。
4:雛苺を警戒。
5:水銀燈にローゼミスティカを返すよう言われたら……?

[備考]
※参戦時期は原作4巻終了時
※雛苺が雪華綺晶である可能性を考えています
※シルバー・バトルの概略のみ知りました
※雪華綺晶のコスチューム@ローゼンメイデンと柱時計@ローゼンメイデンは
 水上コロシアムにおいてきました。
※水上コロシアムの凡その構造は把握しました。

【坂本竜太@BTOOOM!】
[状態]:後頭部に痛み、現実感の喪失?
[装備]:BIM(タイマー式)@BTOOOM!(5/8)、デリンジャー(2/2)@現実、レーダー@BTOOOM!
[道具]:基本支給品、予備弾薬12発、
[思考・状況]
基本行動方針:バトルロワイアルからの脱出
1:目の前の化け物をどうにかして少女(蒼星石を救う)
2:桜美タワーに行く
2:出来るなら平さんと合流したい

[参戦時期]ヒミコの名前を認識する前から参戦。
 ヒミコと合流しているかどうかは後の書き手にお任せします

【ブック@ブレイブ・ストーリー~新説~】
[状態]:ダメージ小 、心の力消費小
[装備]:契約の玉@ブレスト、ジュリー(銀嶺)@ブレスト 、 双眼鏡@現実
[道具]:基本支給品、青酸カリ@バトルロワイアル、魔本(ティオ)@金色のガッシュ!!、
[思考・状況]
基本行動方針:
1:どっちに行こうかな。ティオちゃんか蟹の魔物か。
2:ティオに狂戦士の術をかけて、人間を殺す。
3:ガッシュ達魔物の子に興味

[備考]
※参戦時期はワタル戦前のどこか、ミツルやワタルを知っているかについては後の書き手にお任せします。
※魔物の子の王を決める戦いの概略のみ知りました。
※魔本を読めることを知りました。

[共通備考]
シザースのデッキは破壊されました。
ボルキャンサーが解放されました。

【C-2/一日目/早朝】

【ミツル@ブレイブ・ストーリー~新説~】
[状態]:健康
[装備]:ミツルの杖@ブレイブ・ストーリー~新説~
[道具]:基本支給品、不明支給品×1、BIM(爆縮型)@BTOOOM (7/8)
[思考・状況]
基本行動方針:妹を生き返らせる。手段は選ばない
1:情報を求める。あの影の関係者が望ましい
2:チャン以外の旅人と同盟を結ぶ(カントリーマンとも?)(できればワタルがいい)
3:チャンとは可能なかぎり戦いを避ける

[備考]
参戦時期:ゾフィが虚になった後。
魔法を使うと体力消耗。

【E-2/一日目/早朝】

【宇谷九一郎@銀齢の果て】
[状態]:健康
[装備]:ワルサーP38(0/8)@現実
[道具]:基本支給品、ワルサー予備弾×16、動物園の鍵@銀齢の果て、レーダー@BTOOOM!

     サバイブ(烈火)@仮面ライダー龍騎
[思考・状況]
基本行動方針:影の男へ反逆する。 
1:桜見タワーに行き、坂本と蒼星石を待つ。
2: 少女(ティオ)と話がしたいが……。
3: 猿谷と合流する。

[備考]
※アリスゲームの概略のみ知りました。
※水上コロシアムの凡その構造は把握しました。


【ティオ@金色のガッシュ!!】
[状態]:ダメージ(大)、疲労(中)、男への生理的嫌悪感? 、気絶
[装備]:
[道具]:基本支給品、ヨキの弓矢(9/10)@waqwaq
[思考・状況]
基本行動方針:???
1:……(気絶中)
2:ブックと行動する。
3:ガッシュ達は信用したい……けど
4:人間の…男は……

[備考]
宇谷九一郎に背負われています。


対主催 投下順 I want to smile for you
対主催 時系列順 I want to smile for you

ロリータ・リロード(少女装填) 蒼星石 ニートの異常な恐怖~また俺は如何にして働きたくねえと思うようになったか~
宇谷九一郎
ティオ
ブック
Not Enhanced Empowered and Tactic 坂本竜太
さあ歌え。妹讃歌だ。 ミツル Holocaust(上)







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