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ワールドエンブリオ


「君は疑問に思ったはずだ、レオとミツルの魂魄は何処へ消えた、と」

そこは黄金の月に彩られた理想郷の果て。
地面には黄金の花が咲き乱れ、空は青く澄み切っている。
それは誰もが羨む理想郷。
かつての魔狂姫が、恋焦がれた夢の場所。

「この世界で死んだほとんどの魂魄は僕が握っている。これが、答えさ」

返答を返す余裕は、当然存在しない。
なぜ、天野雪輝が此処にいる?
確かに、世界の外側へと押しやった彼が、自分の目の前に立っている。

「なぜ……お前が……」
「なぜ? 君が教えてくれたんじゃないか。走れって。だから、僕はここまで走ってきた。
 諦めない為に。君達が時空王の力を更なる高みへと押し上げてね。まさか、あんな一つのことしかできないヤツが最後の敵だと思った?
 あははっ、それはさすがにバカにしすぎだよ。あんな程度のものが物語の最後を飾るなんて……あっちゃいけない」

雪輝の視線の先には、意識を失っている柿崎めぐが転がっていた。
表情を苦痛で歪め、全身から滝のような汗を流しのたうち回っている。
四宝剣の力により、不可逆の運命を遡らせた最後の敵だったもの。

「クリアと天膳さんは……七原さんが言ってた『封神計画』だっけ? うん、この人達はもういらないからさ。
 それに習ってさ、封じたんだけれど、柿崎めぐだけはさ……どうにもムカツイてねぇ。
 覚めない眠りの中で、地獄の責め苦を味わっているんじゃないかなぁ!」
「お前……!」
「汚いと言っておきながら、自分が一番汚いと認められない売女だ。許せる訳がない……! 
 ただ、嘆き悲しんでいるだけでッ! 自分から動こうともしないっ! ふざけるなっ! 
 そんな奴に否定なんて、されてたまるかっ! あ、ははっ! あはははっ!
 実はさぁ、この闘争の参加者が味わってきた苦しみを全部彼女に注ぎ込んだんだ。
 その苦しみの果てに、彼女は血に濡れた手が汚いって言えるのかな? ねぇ、桐山くん!」

雪輝は両手を広げ、唇を釣り上げる。
それはどこまでも狂気に満ち、止まることのできない天野雪輝だった成れの果て。
たった一人の少女と星を観に行く為に、他の全てを捨てた狂神。
その強烈な意志による気迫に、桐山は思わず後ずさる。

「ああ、この殺し合いを始めた理由? そんなの決まってるじゃないか。君の、四宝剣の覚醒が目的さ。
 うん、君は君の意志で剣の名前を知り、本当の力を引き出してくれた。感謝するよ、桐山くん。
 その力が僕の持つ因果律を操る力と合わされば――由乃は蘇る。
 過去の由乃でも未来の由乃でもない、僕と共に歩んできた由乃が……蘇る」

雪輝はパチリと指を鳴らし、目の前の空間を歪め、何かを取り出した。
それは、輝く金属の小箱。
それは、見るもの全てを魅了するであろう魔性の光沢。

「さぁ、始めようか。最後の闘争を。それに相応しい駒を用意したんだ」

雪輝は、小箱から取り出した黒の多面体をぎゅっと握りしめ。
青い空を黒へと染め上げる。

「トラペゾヘドロンよ、封じられた魂魄の再生を」

トラペゾヘドロンから溢れんばかりの輝きが漏れだし、世界を覆っていく。
そして、光が止み、元の理想郷の世界に戻る時。
そこにいたのは――もう二度と会えないであろう大切な仲間達。

「レオナルド……ミツル……!」

瞳に光を灯さず、されど肉体的には全くの変化はなく。
二人の戦士が雪輝を護るかのように立ちはだかっている。
加えて、もう一人。
その銀色の少女は、桐山の始まり。
きっかけを創りだした高貴なる少女。

「水銀燈――――っ!」
「桐山くんに相応しい相手だろ? これで生贄は最後だ。君の力を取り込んで、今度こそ由乃を救う
 四宝剣の力、奪うよ!!!! 抵抗するなら幾らでも! 全力で潰すからさぁ!
 君は正真正銘のたった一人ッ! 一気に、終わらせるよ!!」

雪輝の合図と共に、三者三様の動きを見せながら、桐山に飛び込んできた。
レオが刃を振るう。ミツルが魔法を紡ぐ。水銀燈が黒の羽をたなびかせる。
桐山は覚悟を決めて、四宝剣を強く握りしめ――――。






「一人じゃねぇぜ、ユッキーーー!」






それは、置いてきたはずの今までの絆。
二度と、共に歩むことはないはずだった護神像。
桐山が、四宝剣を得る為に残した力の全てを引っさげて。
ワイルドセブンが再び、戦場を掻き乱す。

「またまた復活っ、ワイルドセブン! 只今見参ッ!
 ヒーローってのは遅れて到着が基本なんだよな。まっ、その方が」
「クールでロックだから、だろ?」
「いいねぇ、分かってる! わかってるじゃないか!」
「……そういえば、君は回収できなかった例外だったね。
 君は桐山くんと一番近かったからね。護神像的にも、君だけは深く刻まれているのも理由に入る」
「まーね、なんせダチだし? 俺達が最後の砦って感じ? うーん、これは責任重大だぜ、桐山」

ニヤニヤと笑いながら、ワイルドセブンは桐山が身に着けていた装甲を纏い、ビシィッとポーズを決める。
それはまるで、往年の変身ヒーローを彷彿とさせる無駄にカッコイイポーズ。

「さてと、それじゃあ止めるぜ? ユッキー? あの時の答えを本当にする為に」
「……まだそんなことを」
「まだも何も。俺がそう望んでいるんだ、お前に否定させねーって」
「諦めろ、天野。こいつは意地でも変わらん。かくいう俺も必死に抵抗していたんだが……」
「でしょうね……まあ、いい。君達で最後だ。僕の“願い”の為にも!」



「どっちの“願い”が強いかはっきりさせようじゃないか!」




【薬師寺天膳 魂魄封神】
【クリア・ノート 魂魄封神】



【理想郷/――――/――――】

【桐山和雄@バトル・ロワイアル】
[状態]:――――不明

【天野雪輝@ロワイアル×ロワイアル】
[状態]:――――不明

【傀儡の英雄達@ロワイアル×ロワイアル】
[状態]:傀儡に意志など存在しない、必要なのは強さだけでいい


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