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澪「何時までも一緒にいような」3

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moemoequn

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澪「」カチーン

律「みーおー?」

澪「」カチチーン

律「みおしゃーん?」

澪「カチチチーン

律「おーい、戻ってこーい!」



オーイ オーイ シッカリシローイ

澪(ん… 何だ?そもそも私何してたんだっけ?」

ハヤクモドッテコーイ!

澪「はっ!」

律「あっ やっとか」

澪「え… あれ?律?」キョトン

律「オイオイ… 今私が言った事覚えてるかー?」

澪「え…?」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

律「~オツキアイスルコトニナリマシテ!!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

澪「あっ!!」



律「いや~ 言うの恥ずかしかったんだぜー!」テレテレ

澪「そ… そうか… ふ、ふーん それはよかったな」

律「あー!ゲロったらスッキリした!やっぱり隠し事は体に良くないな、うん」ノビノビーッ

澪「り、律にかっ、彼氏か!そいつはめでたいなぁっぁ」

澪(声が裏返っ!)

律「ん!何だよ澪ー まだ隠し事してたの怒ってるのか?」

澪「はあ?全然怒ってなんかねーよっ!!」ガスッ

律「いってー!やっぱ怒ってんじゃんかよお!」ナデナデ

澪「ただびっくりしただけだよ!最近おかしかったのはそのせいだったのか?」

律「まあなー」テレテレ

澪(イラッ)



澪「そんな私事で周りをかき乱すなよっ!!」

律「ほーら怒ってる!だからごめんって!」

澪「今日だって昨日だって練習捗らなかったじゃないか!!」

律「ええー それ私のせいかー?」

澪「そうだろっ!」ガツンッ

律「いってえええ!」ヒリヒリ

律(いつもにまして機嫌悪いなー おーいて)ナデナデ



澪「それでっ ムギがおかしかったのもそのせいなのか?」

律「んあー?ムギ?うん、そう」

澪「ムギはどう絡んでるんだ?」

律「いやー、街中で一緒に歩いてる所を見つかっちまったんだよー」エヘエヘ

澪「ヘラヘラするなっ!!」ガスッ

律「あだぁっ!今日澪殴りすぎっ!」サスリサスリ



澪「まあいいっ!で、相手はその… 誰なんだ?」

律「んとねー 去年の年末さ、ライブハウスで演奏したじゃん?」

澪「あー もう3ヶ月も経つのか」

律「そん時にマキちゃんから紹介されてさー」

澪「マキから…?」ポワーンポワーン

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

?「オラオラオラオラ!イェ──────イ!!」ギャギャギャーン

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

澪「マキには悪いけど音楽繋がりの男性って言ったらチャラそうな気が…」ガクガク

律「おいおい変な想像すんなよー!私がチャラい男と付き合うわけがないだろー」ブーブー

律「誠実で、いいヤツだよ!」ビシッ

澪「そっ そうなのか なら律を任せられるな!」ウンウン

律「任せるって… 澪は私の保護者かよー」



律「とーにーかーくっ!」

律「これで隠し事ナッシング!ホント悪かったよ」

澪「わかればいいんだよ、わかればっ」

澪「ただ、もう隠し事なんてするなよ?私たち幼馴染だろ?」

律「ううっ!みっおしゃーん!」ダキッ

澪「お前は唯かっ!」ガスッ

律「いてー!」



テクテクテクテク

澪「それにしても律に彼氏か~」

律「なんだよぅ よせやい!照れるじゃんかよ」エヘヘヘヘ

澪「なんか見ててイラッとする」ジッ

律「今日の澪機嫌悪すぎだぞー 殴りすぎー」ブブー

澪「なんだよ…」

律「この美しいお顔に傷がついたらどうするおつもりかしら?」テヘ

澪「ちょーしに乗るなっ!」ブン



律「!!」ビクーッ

澪(あ… そうだ、律はもう…)スッ

律「いたー! …く…ない?」キョトン

律「どったの?澪?」

澪「…」テクテク

律「いつもみたいに、こう、ガツーン!ってやらないの?」

澪「馬鹿やってないでさっさと帰るぞ」テクテク

律「ちょ、待てよー」タタッ

澪「…」スタスタ

律「…」テケテケ

律「なんだよぅ まだ隠し事してたの怒ってんのかー?」

澪「別に… 怒ってなんかいない」スタスタスタスタ



澪「…」スタコラサッサ

律「歩くのはえーぞー」スタスタ

テクテクテクテク

澪「じゃあな」ガチャ

律「うん、また明日なー」

ガッチャン

律「…」ハアッ

律「何だかんだでやっぱ怒ってるんじゃねーか」

律「もっとはやく打ち明けとくべきだったかなー」

律「まあ今更言っても仕方ない、私も帰るかー」スタスタ



澪「ただいま」

澪ママ「おかえりなさい 今日は早いのね」

澪「練習早めに切り上げたんだ」

澪ママ「そうなの 夕飯までまだ時間あるから」

澪「うん、勉強でもしてる」

タッタッタッタッタッタッタ ガッチャン



律「たーだいまー!」

律ママ「こら、ちょっとあんた!朝どーゆーことよ!?」

律「んー何がー?」クツヌギヌギ

律ママ「何がじゃないでしょーがっ!」ベシッ

律「あてっ ん~… やっぱ物足りんなあ…」ウムウ

律ママ「何が?」

律「いや、こっちの話」

律ママ「そんな事よりあんた、朝澪ちゃん迎えに来てくれたのよ?朝練の事言ってなかったの?」

律「あっ…!ちょ、ちょっと言い忘れててさ」テヘッ

律ママ「テヘッ、じゃないでしょうが!」



ゴロゴロ

澪(律に彼氏かー… 今まで考えたこともなかったな)

澪(そりゃ確かに律は明るくて元気だし男子にモテそうだけど…)

澪(今までも、そしてこれからもずっと一緒にいるものだとばかり思ってた)

澪(でもな、いい加減律も1人立ちしないとな、アハハ)

フウ…



澪(なんてな)

澪(未だに1人立ちできてないのは私の方さ)

澪(私は心のどこかで、律に依存してる 助けてくれると思ってる)

澪(今回の話だって祝福したいと思う反面、律が私の前からいなくなっちゃうんじゃないかっておびえてる)

澪(嫌な女だな、私って 親友を心から祝ってあげられないなんて)

澪(ああ、頭がごちゃごちゃしてくる!)

澪(私はっ 私は… んん…)zzz zzz

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