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さわ子「梓ちゃん、ちょっと付き合ってくれる?」

梓「つ、付き合うだなんて……私達生徒と教師だし……だいたい女同士じゃ///」

さわ子「違うわよ色ボケ猫、これから行く場所についてきてほしいの」

梓「で、デーt」

さわ子「違うって」



梓「分かってますよ、でも私が行かなきゃダメな用事ですか?」

さわ子「違うけど、何か用事あるの?」

梓「いえ、別に今日はヒマですけど、気になっただけです」

さわ子「うーん、どこに行くかは敢えて教えないけど、梓ちゃんが来たら喜ぶわよー」

梓「?」

さわ子「まぁまぁ、とにかく用事ないならついてきてよ」

梓「は、はい」



さわ子「梓ちゃん」

梓(どうしよう、二人っきりの車内とか話すことが無い)

さわ子「喉渇いてない?コンビニ寄るけど」

梓(沈黙が辛い)

さわ子「梓ちゃん?」

梓(無視無視)

さわ子「今無視無視って思ったでしょ!?」

梓「読心術!?独身だけに!」

さわ子「殺すわよ?」



梓「着いた―、ってここどこですか?」

さわ子「ここはコトブキリゾート、素晴らしいカジノ場で有名な場所よ」

梓「日本でカジノって大丈夫なんですか?」

さわ子「さぁね、それは本人に聞いて頂戴」

紬「さわ子先生、お久しぶりです」

さわ子「ええ、今日は梓ちゃんも連れてきたの」

梓「ムギ先輩!?」

紬「あら、梓ちゃん、ゆっくりしていってね♪」



梓「ムギ先輩、日本でカジノって大丈夫なんですか?」

紬「ここは名義上カジノだけど、換金できないから雰囲気を楽しむだけの場所なの」

紬「だから全く違法じゃないわ」

梓「そうだったんですか」

紬「そうだ、梓ちゃんもやって行ったら?チップはあげるわよ?」

梓「私とか行っても大丈夫なんですか?」

紬「当カジノは誰でもウェルカム、どうぞお気になさらずご自由にお楽しみください」

梓「なんか信用できなくなってきた」



さわ子「じゃあ私達は大人の話があるから」

紬「またねー」

梓「呼んでおいて放置ですか……」

梓「全く……練習とカジノだったら練習のほうがおもしろいよねー、むったん」テクテク

男「カジノ行く前に勝利の女神みちゃったよー」

女「うふふ、今日はツいてるかもね」

梓「爆発しろ!……でも勝利の女神って気になるなぁ」



梓「チップ貰ったけどカジノってよくわかんなくてつまんない、ねぇむったん」

梓「はぁー、なんか刺激的なものはないかなー」

「わーわー」

「勝利の女神が来たってさ!」

梓「勝利の女神……面白そう!」



「わーわー」

梓「見えな~い!」

「向こうに行くぞー」

梓「わわわ……」

梓「いないし痛いし……いったい何なのよ勝利の女神って」

?「澪のことだぜ」

梓「!?」



律「あいつも人気になったよなー、幼馴染としては微妙な気分だよ」

梓「誰?」

律「お前は元部長の天才ドラマーの顔を一年で忘れたのか!?」

梓「いえ、カチューシャしてないんで」

律「なにそのカチューシャが本体みたいな」

梓「そうじゃないですか」

律「失礼な子ねー!」ブー



梓「勝利の女神って澪先輩のことだったんですか」

律「ああ、向こうのカジノエリアに行ったみたいだから会って来な」

梓「ありがとうございます!」ペコリ

律「……良い子になったじゃねーか」

梓「早くいかなきゃまた見失っちゃうかも」タタター

?「見つけた……」



梓「ここかな?」

「おー澪ちゃん」

澪「どうも……」

「やった!フルハウス!」

梓「見つけた!澪先輩!」

澪「え?梓!?」

梓「はい!」

?「間違いない……」



紬「もう話は終わったわ、梓ちゃん」

さわ子「じゃあ梓ちゃん、せっかくだから泊まっていかない?」

梓「いいですけど、先生との相部屋だけは嫌です」

さわ子「失礼しちゃう!」プリプリ

梓「……その怒り方は厳しいです」

紬「大丈夫、梓ちゃんには係りの者を用意しているわ」



紬「入って、澪ちゃん」

澪「な、なんでこんな衣装なんだよ……」

さわ子「高露出度メイドとは……いい趣味してるじゃない!」

紬「うふふ♪」

梓「澪先輩!また会えた!」

澪「梓!」

紬「なぁんだ、もう会ってたんだ」ショボン

さわ子「係りの者って、澪ちゃん?」

紬「ええ」



さわ子「澪ちゃんも今や勝利の女神として有名だものね」

梓「知っているのか雷電!?」

さわ子「ええ、彼女がいるだけでカジノ全体の雰囲気が良くなるだけじゃなくて客に幸運が舞い降りるって噂よ」

梓「へぇー、澪先輩っぽくない能力ですね!」

澪「ぐさー……自覚は無いんだけどそうらしいよ」

さわ子「とにかく澪ちゃん、梓ちゃんを頼んだわね」

澪「はい!」



梓「澪先輩ホテルに住んでるんですね」

澪「うん、今はムギに住まわせてもらってるんだ」

?「……」

澪「何か……ご用でしょうか?」

?「君に用は無い、用があるのは……」

?「お前だ―!」

梓「怪談か」



黒服「おりゃー!」

澪「させない!」バシッ

?「ムスタングを奪え!」

黒服「うおー!」

澪「この!」ガスッ

─なんか派手な戦闘シーン─



澪「ツバメ返し!」ボゴッ

?「いったた~……」ポロリ

梓「唯先輩?」

唯「!?ちっ、ちがうよ!一旦退け―!」

黒服「はっ!」

梓「なんなんでしょうねあの人たち……」

澪「……さぁ?」



梓「身長160cm、上から91,59,87!」

澪「お待たせ、梓♪」

梓「ふひひ……」

澪「なんで唯がムスタングを狙うのか、梓に心当たりは?」

梓「全然、秘密があるんなら去年のうちに狙われてたはずですし……ん?」

澪『はぶあらっきーでい!』キラリン

梓「……ぷっ」

澪「む、ムギの命令で無理やりやらされたんだ!」



律「何だよー!この台壊れてんじゃねーのか!」バンッ

ぼわーん

律「って、怒ってもしゃーねーよな」

律「……そうか、澪が来たんだな」

梓「なんかデタラメな能力ですね……」

澪「?」



?「昨日は失礼した」

澪「すみません、ディーラーのエリアは立ち入り禁止ですよ……って唯!」

唯「あずにゃんを見たらつい気がはやってしまってね」

黒服「……」

梓「え……?」

唯「私だってことを荒立てたくはない、そこで折角のカジノだしゲームで勝負しよう」

澪「……わかった、私が一肌脱ごう」



澪「私が勝ったらムスタングを狙う理由を教えてこの島から出ていけよ」

唯「おや?二つ求めるの?じゃあ澪ちゃんももう一つ大切なものをかけてよね」

梓「負けたら澪先輩、裸になってくれるんですよね?」

澪「……え?」

梓「だって澪先輩一肌脱ぐって言ったじゃないですか」

ざわ……ざわ……

紬「その勝負受けた!、斉藤、撮影の準備よ!」



唯「ゲームは黒ひげ危機一髪!先に黒ひげを飛ばしたほうが負けだ!」

律「カジノじゃないんかい!」

澪「どきどき……」

紬「大丈夫よ澪ちゃん、澪ちゃんが勝っても負けても私は大歓迎だから!」

澪「まずは私から……」

唯(くくく、実はこの黒ひげは決まった場所でしか飛ばなくなってるんだ!それを覚えていれば私の勝利は確定だね!)

澪「ここだ!」グサッ



唯「痛っ!?」

澪「ルールを変えさせてもらったぜ!」バァーン☆

唯「何!?」

澪「ここからは闇のゲームだ、この樽へのダメージは直接相手プレイヤーへの痛みに代わる」

唯「……!?」

澪「この樽から黒ひげが出た時、相手に致命的なダメージを与えることができる」

唯「……」

澪「そして先に気絶したほうが負けだ」



唯(なるほど、余計に有利なルールになったじゃん……)

唯「ここだ!」

唯(これであいつは失神だ!)

かきーん!

唯「な!剣が外れて跳ね返って……」

さくっ

澪「……っ」

唯「別のところに刺さった!?」



澪「自分から当たりを教えてくれるとは良い人だな」

唯「や、やめて……」

澪「さくっ」

唯「ぎゃあああああああああ!」



「……せんぱい……ぃ先輩……」

梓「唯先輩!」

唯「!?」

澪「やっと起きたな」

唯「わ、私……」

梓「黒ひげ危機一髪で気絶するから心配したんですよ」

唯「どうして……私はあずにゃんを……」

澪「その前にお前が私達に教えなきゃいけないんじゃないか?」

唯「実は……」



唯「あずにゃんがいなくて寂しくて……でもあずにゃんを誘拐するのは可哀想だからせめてムスタングだけでもと……」

梓「唯先輩……やっぱり唯先輩はアホですね」

唯「ええー!」ガーン

梓「寂しかったら、いつでも呼んでください、絶対行きますから!」

唯「あずにゃん……」ジーン



澪「無事解決したみたいだし、私は帰るよ」

梓「ああ、待ってください!澪先輩とももっといちゃいちゃしたいです!」ガシッ

澪「うわ!」バターン

──ほかほかごはん──

紬「斉藤!早く撮るのよ!」

澪「もうお嫁にいけなあああああい!」


おわり