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鎌鼬の夜 ◆EASY8BNCiM



「ぬぅ……殺し合いとは」

名簿に視線を落としながら、筑摩小四郎は一人、呟いた。
緑が生い茂るこの空間に、今の所気配は感じられない。

「天膳様に姫様まで……」

名簿には『薬師寺天膳』と『朧』の名が、確かに刻まれている。
両名共に、伊賀鍔隠れの忍であり、彼が絶対の忠誠を誓う者達だ。
小四郎は顔をしかめる。
何故、お二人が『ばとる・ろわいある』などと言う馬鹿げた争いに巻き込まれなくてはならないのか。
天膳様も、姫様も伊賀鍔隠れを支える忍。
伊賀と甲賀、両一族の命運を分ける忍法勝負に勝ち残る為には、無くてはならない存在なのだ。
――こんな場所で、殺されていい訳がない。

(お守りせねば……)

主君の死。それ即ち、従者の死。
一刻も早く二人を見つけ出し、被害が及ばないように護衛しなくてはならない。
全ては伊賀の為。そして——自らの忠義の証明の為。

(そういえば、『支給品』なる物を見ていなかったな)

一旦地べたに座り、名簿を一旦傍らに置く。
そして、『でいぱっく』に手を伸ばすと、何か武器は無いかと中身を漁り始めた。
布製の袋に手を突っ込み、それらしき物を探す。

「むッ、これは」

最初に『でいぱっく』から取り出されたのは、彼には馴染み深い武器であった。
『鎌』。
湾曲した刃を持ったそれは、紛れもなく鎌であった。
本来小四郎が所持していた物とは大分違いがあれど、扱いなれている種類の武器が入っている事に、
小四郎は一瞬――本当に一瞬だけ――主催者の影のような男に感謝した。

(きゃつの話によれば、『支給品』はまだ入っているらしいな)

影男の話では、『支給品』は二つか三つ入っているらしい。
という事は、まだ最低でも一つは、この袋の中に『支給品』が入っているという事だ。
それも使い勝手の良いものだと助かる――そう思いながら、
小四郎は『支給品』を取り出そうと『でいぱっく』に手を伸ばし――。

「…………ッ!」

『でいぱっく』に伸びていた右手を引っ込め、代わりにその手で鎌を握る。
弾かれた様に立ち上がり、周囲を見回す。
――『何か』を、感じた。
できれば、今は感じたくないものを感じてしまった。
間違いない。これは――――人間の気配!

「――――何奴」

気配のする方向に身体を向け、それの持ち主に問いかけた。
鎌を握る力が、自然と強くなる。

「失礼。驚かせてしまったようですね」

丁重な口調で、目の前の存在は言った。
声質からして、男性であるのは間違いないだろう。

「あなたと殺し合うつもりはありません。どうかその鎌をこちらに向けないでもらいたい」
「ぬかせ。姿を見せぬ輩の戯言を聞く耳は持ってはおらぬぞ」
「……分かりました。少し待っていて下さい」

少ししてから、男は影の中から姿を現した。

「姿は見せましたよ。そろそろ警戒を解いてくれませんか?」
「ムッ……」

見た所、男は妙な格好こそしているものの、武器らしき物は持ってはいない。
どうやら、本当に戦うつもりは無さそうだ。
鎌を握る力が、若干だが緩んだ。

「その口ぶり、お主も『ばとる・ろわいある』とやらに乗ってはおらぬようだな」
「当然ですとも。主催者の言いなりになるつもりは、毛頭ありません」

つまりこの男も、自分と同じで『殺し合いには乗らない』という方針をとっているらしい。
無駄な戦闘を行なう必要は無くなったという事だ。

「『お主も』と言う事は、あなたも殺し合いには乗っていない様ですね」
「まあな。おれにはやらねばならぬ事があるのだ。殺し合いなどやっている暇など無い」
「それを聞いて安心しました。……どうでしょう?
 しばらく私と行動を共にするつもりはありませんか?」
「何?」

いきなり何を言っているのだ。この男は。
彼の言っている事は、見ず知らずの者に背中を見せるという事と同義だ。
それがどれほど危険な事かを、小四郎は良く知っている。

「断る。時は一刻を争うのだ」

男と馴れ合っている暇など無かった。
こうしている間にも、天膳様は『死んでいる』かもしれないのである。
会話の時間すら、彼には惜しい。

「『やらねばならぬ事』の為、ですか」
「そうだ。安心しろ。他人に害を与えるつもりは無い。人を探すだけだ」
「……では、その人探し、私に手伝わせてはくれませんか?
 見つけ次第、必ず保護すると約束しましょう」

予想外の反応に、小四郎はきょとんとした顔を見せた。
それを手伝ったとして、何の得があるのだろうか。
この男の行動、全く理解し難い。
だが、善意で言っているのを無理やり拒否するのも少々気が引ける。
かと言って、外見や性格まで話している程の時間も無い。

――仕方あるまい。相手には失礼かもしれないが、名前だけ教える事にしよう。


「――『朧』と、『薬師寺天膳』だ」
「ふむ、変わったお名前ですね。外見はどのような――」

香川は、小四郎にそう聞こうとしたが――いつの間にか、男は『消えていた』。
驚いて辺りを見回すが、もう何処にもその男はいない。
瞬きをしている間に、去ってしまったのだろうか。
それにしては速過ぎる。人間の出す速度とは到底思えない。


まるで疾風。まるで――――鎌鼬。



【A-3/森林/深夜】

【筑摩小四郎@バジリスク~甲賀忍法帖~】
[状態]:健康
[装備]:鎌@バトルロワイアル
[道具]:基本支給品、不明支給品1~2
[思考・状況]
基本行動方針:天膳様と姫様(朧)を守る。その為にも一刻も早く合流したいが……。
1:無駄な戦闘は避ける。
2:他者と行動するつもりは無い。
※香川英行の名前を知りません


【香川英行@仮面ライダー龍騎】
[状態]:健康
[装備]:オルタナティブ・ゼロのカードデッキ@仮面ライダー龍騎
[道具]:基本支給品、不明支給品0~1
[思考・状況]
基本行動方針:殺し合いには絶対に乗らない。
0:あの男は……。
1:『朧』と『薬師寺天膳』を探して保護する。
※筑摩小四郎の名を知りません
※『朧』と『薬師寺天膳』の外見を知りません

修羅の雷 投下順 WE ARE ONE
修羅の雷 時系列順 WE ARE ONE

GAME START 筑摩小四郎 Not Enhanced Empowered and Tactic
GAME START 香川英行 嫌味な”闇”







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