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時打ち、とまらないミニッツリピーター



「こんにちは君たち」

気やすさがこもった挨拶とともに
マルコと小四郎に青年は話しかけてきた。

「僕はしがない旅人ブック。
 君たちは今までこの周辺にいたのかい?」

「……そうだがそれが?」

不信感を隠しもせずマルコは眉を顰めて
ブックと名乗った青年に問いかけた。

「ずいぶんと無用心じゃねえか。
 会ったこともない奴に丸腰で声をかけるなんてよ?」

ブックは意外そうに眉を上げ、
面白がっているのか声を弾ませ
マルコの背で眠っている少女を指さした。

「彼女、大丈夫かい?
 この先に橋があってね。
 その下なら雪もないし人目に隠れられるよ」


――――――。


意識が覚醒した時に見える暗闇。
そこから眼瞼を開けるのが金糸雀は不安に心を冷やした。
周りにまた誰もいなかったのならと。

「それで君達はその蛇男と闘ったあとで
 金糸雀という人形を見つけたんだね?」

「それで合っている」

聞いたことのない柔らかな声と
聞き覚えのある硬質な声が
言葉を交わしているのが聞こえ。

金糸雀は静かに眼を開いた。

「その蛇男はどうなっていたの?」

「小四郎が見に行ったが死んじまっていたな」

「…………へえ」

意味有りげに微笑むとブックは
探るような目付きでマルコを観察した。

橋の下の広場にいるせいで大きな影がかかっており。
たださえ日の当たらない曇り空の下、
マルコの表情は金糸雀からだとよくわからない。

「……ここに来てからこんな少女と出会ったんだ」

金糸雀が目覚めていたことに気づいていないのか
ブックは人差し指を立てて独白のように語り出した。

「彼女は決定的に人を信じることができなくなっていた。
 歳幼い少女の身に刻まれたのは激しい目を覆う暴行の跡」

口を挟まずに聞いているマルコは次第に拳を強く握り始めていた。
爪が掌の皮を破る音が聞こえそうなほどに。

「愛とは素晴らしいものだと思わないかい?
 繋がる者たちに確かな実感、生の可能性が広がっていく。
 日々を過ごすのにも世界そのものの色が変わるんだ。
 誰もが追い求めてやまないのは当然なのだろうね」

「…………そう…………だ、な」

マルコの声に何かが混じっていたことに
ブックは気づいているのかいないのか。

 「だが強制的な結びつきを求めようとする行為。
  いいや、これは結びつきを求めているのではないね。
  彼女はまだ10にもならない少女だ。
  解消、発散と呼ぶのが相応しい」

地面に座り俯いているマルコの口元が引き結び
奥歯を噛み締めているのか顎が一度大きく震えた。

「……そして少女は男を殺し、
 血と暴力に晒された身を引きずって……泣いていたよ」

嘆き長い睫毛を伏せたブックは憂いに沈み。
ここにはいない少女への同情を隠そうとしない。

「……その子はどう――」

「ところでマルコ。
 気になっていたんだけれど訊いてもいいかい?」

重々しく、苦々しく口を開いたマルコを遮って
世間話をするように、雪が降り止まないねと切りだすように。

「蛇男をその少女にけしかけたんだよねえ?」

「………………え?」

金糸雀は呆然と思わず声を出して、
マルコが反射的に金糸雀の方を振り向いた。
火を肌に炙られたのかと錯覚するほど早く。ここはこんなにも寒いのに。

「だってそうだろう。
 蛇男に傷を負わせてその場から離れたとして。
 その男が君達を追わずに北西に向かったのは
 どう考えてもおかしいよ」

ブックは肩を竦め責めるような視線でマルコを睨む。
批難しているのはマルコに対してのはずなのに。
まるで金糸雀が責められているかの如く、
胸の奥がじくじくと痛みだし。

「なあ、答えてくれよマルコ。
 君だろう? 君が金糸雀を苦しめたんだろう?
 なのにどうして金糸雀を助けたんだい?
 ねえ、ねえったら。マルコ?」

ブックはマルコに対しての怒りを隠さない。
少女を苦しめた男をマルコに見ているのか。
思いあまってかマルコの両肩に手を置き揺さぶりつつ
ブックはマルコを責めるのをやめない。

「…………ああそうか。
 君は金糸雀をまだ利用しようとするつもりだったんだね。
 なんてひどいんだろうねえ」

一息に話し終えるとブックは
口を閉ざし、首を傾げてマルコの反応をじっと待っていた。
その瞳は悲しみに彩られ
唇は憤りに震えているのが金糸雀にもわかった。

「…………本当なの……マルコ……?」

放心状態となった金糸雀の声。
嫌なほどにかすれ、磨り減り、錆びついた声が。
雪の積もる音に沈みそうなほどに小さな音で。

「…………ああ。そうだ」

俯いていたマルコは顔を上げて
金糸雀を真っ直ぐに見つめ、うなずいた。

次の瞬間、響いたのは肉を打つけたたましい音。

「このヤロー!!」

肩を大きく震わせて、マルコを殴り飛ばし。
金糸雀は呆気なく倒れたマルコに馬乗りし
胸ぐらを掴みあげて、腕を振りかざす。

直前で両手を上げて離れたブックが嘲笑していたように見えたのは気のせいか。

「このヤロー! よくも! なんで!
 なんでそこまでしてっ!!」

感情の爆発に少しも抗わず、
身を委ねた少女人形はひたすらにマルコを殴り飛ばす。

マルコの顔と重なる平清の最期を振り払うために必死で
小さな拳が真っ赤な血に濡れてもかまわずに力いっぱい殴りつける。

「なん……でっ……! 
 そのせいで平は……平はっ……!
 マルコのせいで……っ!!」

涙が何滴にもなって顎へとしたたり、落ちる。落ちる。

涙で濁りきった声を張り上げて
ありったけに金糸雀は叫ぶ。

「…………馬鹿っ!!」

けれどもその怒りはやがて静かに引いていき。
涙で顔中を濡らした金糸雀は鼻をすすりつつ、
マルコから手を離した。

「いいのかい金糸雀?
 彼が君を悲しませたんだ。
 彼が……戦場マルコこそが君を害する男だよ」

諭す言葉を聞いて、金糸雀は首を静かに振った。

「平が死んでわかったの……
 私は…………ほんの少し一緒にいただけだとしても。
 誰かを傷つけることなんてできないって」

瞼の裏で水銀燈の姿が浮かんだ。
いつも苛烈に振る舞い闘っていたたったひとりの姉の姿。

「カナは……究極の少女(アリス)になれない」

最後の一滴が雪の無い大地に落ちた。
マルコの上から離れた金糸雀は振り絞るように呟いた。

「ひとりは……いやだから……」

「金糸雀……」

呆然と体を起こして見上げたマルコに
金糸雀は努めて笑顔を形作った。

「だから……仲直りしましょ……かしら。マルコ。
 カナも元々は誰かを陥れるつもりだったんだし……ね?」

顔を拭った手を服の端で拭き。
マルコへと手を差し出して金糸雀は、必死に微笑んで。

「とんだ茶番だね」

苛立ちを含んだ音、声。
それは今の空気にどこか異物として響いた。

それと同時に遠吠えが橋を揺らし、
どんどんと近づいてくるその声はまたたく間に橋の上へと来た。

「戦場よ、化生がやってきたぞ」

橋の上から降りてきた黒装束の、
テレビで見た忍者の格好をした男が気怠げに報告した。

「報告すんのがおせえんだよこのノロマ!」

苛立ちに舌打ちしたマルコが素早く起き上がると
傍らに浮かんでいた護神像と合体を果たした。

そして橋が砕け。
上から桃色の体毛を生やした大猿が降ってきた。
地面にめり込む両足が怪物の質量と膂力を物語る。

「GRRRRRR…………」

「マルコ。君は言っていたね。
 少女がどうなったのか。
 これが結果だよ。壊され、狂い、人の形を喪った」

大猿の背後に移動したブックは悠然と口の端を歪め
両眼を喜悦に炯々と輝かせた。

「かくも人の心は醜く、残忍で、そして価値がない」

ブックの腕が素早く走り、
金糸雀の前へとマルコが躍り出る。

交差した腕に激突したのは煙玉。
灰色の気体の中で唸りを上げる豪腕。

「さあ、断罪の時だ」

大きく後ずさったマルコが改めて構えを取り。
ブックと大猿へと樹を伸ばした。

【B-2/一日目/午後】

【金糸雀@ローゼンメイデン】
[状態]:疲労(中)、ダメージ(中)、
[装備]:金糸雀のバイオリン@ローゼンメイデン、レーダーのレプリカ@BTOOOM!
     川田章吾のバードコール@バトルロワイアル
[道具]:基本支給品、 レーダーのレプリカ@BTOOOM! 首輪(霞刑部)、首輪(平清)
    不明支給品2~3
[思考・状況]
基本行動方針:ゲームの破壊 ?
1:ブックとティオを対処。
[備考]
※支給品であるファウードの回復液@金色のガッシュは既に飲み干されました。
※基本支給品×3、が放置されています。

【筑摩小四郎@バジリスク~甲賀忍法帖~】
[状態]:首筋に痣。疲労(中)、無気力
[装備]:鎌@バトルロワイアル 、人別帖@バジリスク~甲賀忍法帳~
[道具]:基本支給品、不明支給品1~2
[思考・状況]
基本行動方針:どうしよう
1:天膳様に会わせる顔がないがブック達は殺したほうが良いかなあ
※香川英行の名前を知りません

【戦場マルコ@未来日記】
[状態]:疲労(中)、頭部に傷、顔中腫れ上がっている
[装備]:交換日記のレプリカ・戦場マルコ用@未来日記、
     常勝無敗のケンカ日記のレプリカ@未来日記、 アムルタート@waqwaq
[道具]:基本支給品
[思考・状況]
基本行動方針:愛をとりもどす
1: 皆殺し? (ブックは殺す)
2:金糸雀を殺したくはない
3:小四郎と手を組む?(見捨てるか殺すか……?)


【ティオ@金色のガッシュ!!】
[状態]:狂戦士(バーサーカー)の術により狂化・外見にも変化
[装備]:
[道具]:基本支給品、
[思考・状況]
基本行動方針:???
1:グウウウウウウウ!!
※魔法が使えるかどうかは不明です
※体長5m、顔は鬼みたいな感じになってます。

【ブック@ブレイブ・ストーリー~新説~】
[状態]:ダメージ小 、心の力消費小、ボルキャンサー……きみはいいやつだった
[装備]:契約の玉@ブレスト、ジュリー(銀嶺)@ブレスト、双眼鏡@現実、 ヨキの弓矢(8/10)@waqwaq
[道具]:基本支給品、青酸カリ@バトルロワイアル、魔本(ティオ)@金色のガッシュ!!、
[思考・状況]
基本行動方針:人の心と生命を殺していく
1:ティオを利用し人間を殺す
2:ガッシュ達魔物の子に興味



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