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冥界に踊るデウスの嬰児たち



  彼/彼女と会ったのはスーパー弁護士と会う前のこと。
  未来日記で行く先に待ち受ける闘いを予知し。
  大きく迂回し、その先のオアシスで短い休憩を取った時のこと。

  瞬きをした次の瞬間には、
  雪輝は暗闇の中、立っていた。
  見通しの効かない無明の空間。
  呼吸の音すら暗闇に喰われてしまう。

  おっかなびっくりに、手を突き出し、
  探り探りに歩き出すとすぐに大きな壁にあたった。
  その壁はぬくもりと弾力があり、ゆったりとしたペースで
  かすかに移動、振動を繰り返しているのがわかった。

  「デウスが行動を起こしている故、
   因果律大聖堂へのアクセスが可能となった。
   ここは因果律大聖堂のデッドスペースと言えよう」

  背後から聞こえた声に振り返るとひとりの少年が立っていた。
  年の頃で言えば、雪輝とちょうど同じ頃か。

  「君は誰?」

  「オンバ。そなたを見込んでここに喚び寄せた」

  その肌は黒鉄色。
  闇に溶け込むように自然な皮膚。
  話すときに開いた口が異様な赤みを持っていた。

  「次期時空王を決める闘いは、
   間もなく終わろうとしておる」

  少年、オンバがワタルに歩み寄る。
  摺り足で移動したのがどこか蜥蜴が這うのに似ていた。

  「しかし、たとえ未来日記の所有者が一人になろうと
   新たな時空王が産まれることはない」

  すこし、上体を前に傾けて
  オンバが見上げる形で雪輝を見つめる。
  蛇の瞳が射すくめるような鬼気を放った。

  「だが妾は悪魔・ムルムルの力を取り込んでおる。
   この力によって弱められたそなたの未来日記の因果を強化し、
   正当なる後継者と舞い戻ってもらおう」

  「それで、貴方は何を得るの?」

  裡にざわめく恐怖に苛まれる心を悟られまいと意識して。
  雪輝はオンバを見つめ返した。

  「世界の果実を、この手に。
   妾が手にしてこそ《無垢》なる月の女神を屠る唯一の手段となりえよう」

  「それは何なの?」

  「元は神世にて世界を司っていたひとりの女帝が振るった剣。
   参博士であるヨキ、神崎士郎、そして旧き支配者たるこの身が
   造らんとする破壊と創世の宝具、四宝の器」

   陶酔した面持ちでオンバは己の身を抱き、
   なにもない上空を睨みつけた。

   「そして、妾は女神を屠って愛の本懐を遂げるのじゃ」

   美酒に浸るように頬を紅潮したオンバの表情を観察する。
   常に冷静に在ることができることが雪輝の最大の武器。

   「僕は――」

############


「――貴女の提案を呑んだけれども、
 これからどうすればいい?」

9th.雨流みねねが死んだのを聞き。
この世界に来る前と
何ら変わらない性能を取り戻した未来日記を弄る。

「蜘蛛の塔へ行ってもらおう」

二人の亡骸を丁重に弔っていたのには関心を払わず。
雪輝が身支度を整え終わるまで、
オンバはひたすらに西を見やっていた。

「ここと蜘蛛の糸では位相が厳密には違うのじゃよ。
 この会場は“願い”に吸い寄せられる者共の血を飲み込む
 毒蜜の花が性質を高めておるが故に、未来日記の性能は戻ろうと、
 時空王の乗り換え駅の役目を果たすことはできん」

闇に包まれて漆黒になった空へと伸びる尖塔と
正午を契機に現れた地面へと垂らされる糸。

「時空王と成りて、蜘蛛の糸に赴き、
 赤き血の神の像へと向かえ。
 首輪が起動認証コードなれど、
 そなたは条件を満たしておる」

「上手く行くんでしょうか」

「妾の策ぞ。
 赤き血の神の像に仕込んだプログラムを起動するには
 デウスの核が最上であり、計画ではあったが。
 時空王本人となればそれ以上の適格はない」

「……で、それが終わったら?」

「そなたの首を引き抜き、
 妾自身の“願い”を叶えようぞ」

「理想世界が欲しいんでしたっけ?」

「然り」

「そんなのは夢物語に過ぎませんよ、オンバ」

「世に夢幻など存在せぬ。
 うたかたにこそ真理は在り」

難解な言葉を並べ、煙に巻こうとしているが
オンバの意志はただひとつ。
それは、勇者ワタルと添い遂げるただ一点のみ。

しかし、それは

「ワタル君はただの人間でしょう?
 貴女のような存在と釣り合うとも思えないけれども」

「口を閉じよ、下郎」

鬼の形相となったオンバが
雪輝を貫くように睨みつけた。
口を動かすたびにちらちらと唇から牙が覗く。

「ワタルは勇者ぞ。
 人とは違う。妾がこれまでに弑した
 人、魔物、神性、全てと違う。
 永遠なる輝きを妾に示してきたのじゃ」

それは弱点だ。
雪輝にはよく見える。
雪輝だからこそわかる。
そこを突けばこの邪神は呆気無く自壊するだろう。

従って、この鬼女も雪輝の同盟者に相応しい。

「チー」

足元でか細い機械音が鳴った。
携帯に向けていた視線を横にずらすと
スーパー弁護士が行使した機械が雪輝の足元にしがみついていた。

「……君も一緒に来る?」

「チ!」

うんうんと頷いたプラから視線を剥がすと
オンバに確認を取る。

「じゃあ貴女は地上で虐殺。
 僕は蜘蛛の糸で赤き血の神の像にアクセスをする。
 それでいいんだね?」

「うむ」

勇者に狂った邪神が盤上の駒を洗いざらい落とし。
後ろから言葉で刺せば最強のルークはボーン以下の愚兵になる。

「全部、予定通り。僕達の盤面は狂っていない」

僕達、“僕とみんな”の世界を求める雪輝と
“私とあの人”の世界を求めるオンバで対峙する盤上は違うのだろう。

「ククッ、ならば妾達も動くとするか、ユキテル」

だが僕達と強調すれば
雪輝はオンバに従うのだという意味を暗に示すことが出来る。

「ええ、オンバ。では行きましょうか」


雪輝は蜘蛛の糸に行き。
オンバは生贄の刈り取る。

「僕 達 の 為 に 闘 っ て く だ さ い ね 馬 鹿 み た い に」

遠くない未来。
愚かな邪神が舞い終えた盤上にて、
残るは女神の膝下へと続く螺旋階段のみだろう。

############


「トロイアの木馬は己の愚行に未だ気づかず」

携帯電話に視線を注ぐ桃色の髪の少女。
長い髪を両脇から下ろし。
体に密着するボディスーツの上にコートを羽織っていた。

「王位継承の闘いはまだ終らない」

彼女の周囲にて
黄金の鳳凰が羽ばたくと
キラキラ煌く鱗粉が舞い落ちる。

「デウスの核はここに。
 そして時空王の継承権はこの肉体に」

玉座に腰掛ける少女は
今、茫漠たる空気を纏い、
少年が断頭台への階段を登り切るのを待ち受ける。

「全ては優衣の未来の為に」

茶会を開こう、マッドハッター。

――次期時空王を決める闘い――

   ―決勝戦開始―



【天野雪輝@未来日記】
[状態]:健康、心の力の消費(大)、両手の平に大火傷
[装備]:オリジナル無差別日記@未来日記、、ガッシュのマント@金色のガッシュ・ベル、
     投げナイフ(14/15)@未来日記、IMIウージー(25/32) 、プラ@waqwaq
[道具]:基本支給品 ×2、IMIウージーマガジン(2)
[思考・状況]
基本行動方針:優勝して全てを元通りにする
1:蜘蛛の糸に赴く

[備考]
※参戦時期はDiary46.5終了以降からの参戦です。
※雪輝は自分の中の矛盾に気づいていません。
※雪輝は女神像の外見を由乃であると認識しました。
 他の参加者もそうであるかは不明です。
※バトルロワイアル、ブレイブストーリー、仮面ライダー龍騎、
  Waqwaqの世界に関する情報を“ある程度”得ました。
※南東エリアの上空に蜘蛛の糸が現れました


【我■由◆未%日*】
[状態]:神崎士郎
[装備]:オリジナル雪輝日記@未来日記、????????
[道具]: ???????
[思考・状況]
基本行動方針:神崎優衣の未来を
1:雪輝を殺し、《時空王》となって赤き血の神の像へ向かう
※オーディンデッキ@仮面ライダー龍騎がどうなったかは不明です

最後のプロローグ 投下順 最後の放送/半分の月が微笑う
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黒炎のベルセルク~What a ugly warrior~ 天野雪輝 最後の放送/半分の月が微笑う







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