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澪「……」パチ

澪「……ん」

澪「……」

澪「ふぁぁ……」

澪「……」

澪「……さむ」

澪「……」

澪「んー……」ノビー

澪「……んん」

澪「……」


  中々布団から出られない澪ちゃん。



澪「……」テクテク

女1「でさー、そいつが私の隣に座ってきてさー」

女2「それはないわー」

澪「……」ピタ

澪「……」テクテク

女1「しかも鼻息が荒いのなんの」

女2「それはないわー」

澪「……」ピタ


  道が狭くて抜かそうに抜かせない澪ちゃん。



澪「……」テクテク

タッタッタッタッ

澪「……」

澪「……」ソワソワ

ドンッ

澪「……律か」

澪「うん、おはよう」


  足音だけで誰だかわかる澪ちゃん。



澪「ふふ……律らしいよ」

澪「別にそういう意味じゃ」

澪「ごめんごめん」

澪「あ……」

澪「じゃあ……」

澪「……」

澪「う、うん……じゃあね」


  別れ際に「じゃあね」と言おうか迷った挙句、先に言われてしまった澪ちゃん。



澪「おはよう和」

澪「え?」

澪「……あー」

澪「……見たよ」

澪「うん、うん」

澪「……」

澪「……ごめん」


  本当は知らない番組なのに嘘をついてすぐばれちゃった澪ちゃん。



澪「漢字テストの勉強?」

澪「うん、ちゃんとしたよ」

澪「うん」

澪「……唯らしいなぁ」

澪「……そういえば律も前にそんなことあったかも」

澪「しかも二日連続。あいつは本当昔から……」

澪「えっ?」

澪「……そうかな」


  友達にニヤケ顔を指摘されて恥ずかしがる澪ちゃん。



澪「そういう和だって唯の話をしてる時は楽しそうだよ」

澪「そうだって」

澪「……ふふっ」

澪「あ、先生きた」

澪「……じゃああとでね」

澪「……」グッ


  相手より先に別れ際の挨拶ができて嬉しい澪ちゃん。



澪「……」カリカリ

ポト

コロコロ

澪「あっ……」

澪「……」

澪「……」カリカリ

澪「……」

澪「あ、ありがと」

澪「……」ゴシゴシ


 消しゴムを隣の椅子の下に落としてしまい、拾おうに拾えなかった澪ちゃん。



澪「んー……」ノビー

澪「うん。いいよ」

澪「……」

澪「……」パカッ

澪「和のお弁当、綺麗だね」

澪「そういう意味で言ったわけじゃ……」

澪「あ、ありがと」

澪「……」モグモグ

澪「……!」


  友達にもらったお弁当のおかずが思っていたより美味しくて感動する澪ちゃん。



澪「……」

澪「……」モグモグ

澪「……」チラッ

澪「な、なんでもない」

澪「……」

澪「えっ」

澪「あ、食べ終わったの?」

澪「……そっか」


  お返しにおかずを選んでいるうちに友達が食べ終わってしまって申し訳ない気持ちでいっぱいの澪ちゃん。



澪「うん、じゃあまた明日」

澪「……」フリフリ

澪「さてと……」


澪「……」

澪「……」ガチャ

澪「あ、唯来てたんだ」


  部室に入るときなんて声を出せばいいか迷った挙句何も言えなかった澪ちゃん。



澪「え?」

澪「は、恥ずかしいよ」

澪「……おす」

澪「……おっす」

澪「おっす!」

澪「そ、そっか。ありがとう」

澪「ははは……」


  友達に挨拶の指導をされる澪ちゃん。



ガチャ

澪「あ、律。それにムギも」

澪「……おっす」

澪「だって唯がやれって言うから……」

澪「……」

澪「あ、ありがと」

澪「……」ズズ

澪「……ふぅ」


  やっぱりここが一番落ち着くなと思う澪ちゃん。



澪「……え?悲しい時のコンビ?」

澪「えーと……」

澪「……」

澪「し、知らないよ。そんなにお笑いに詳しくないし」

澪「……」ズズ

澪「……」

澪「あ……いつもここから!」


  ネタからお笑いコンビ名を思い出せて嬉しい澪ちゃん。



澪「ち、ちが……たまたま思い出しただけだって」

澪「……え?」

澪「私が悲しかった時?」

澪「んん……」

澪「……」

澪「私だけ二年生の組が違かった時……」

澪「か、悲しかったんだぞ……」

澪「……」

澪「な、なんで抱きつく!」

澪「は、恥ずかしいよ」


  恥ずかしがりやで寂しがりやの澪ちゃん。



澪「そりゃあ和がいてくれるのは嬉しいけど……」

澪「軽音部の誰かとも一緒の組になりたかったなって……」

澪「……」

澪「もうこの話は終わり終わり!」

澪「しつこいぞ律!」

ガチャ

澪「あ、梓」

澪「わー!言わないで!」


  後輩に自分の寂しがりやの一面がばれるのを恥ずかしがる澪ちゃん。



澪「律が悪いんだぞ、梓に言おうとするから」

澪「……」

澪「そんなに痛かった?」

澪「……ごめん」

澪「撫でてって……」

澪「……え?」

澪「そ、そんなこと言えるわけ!」

澪「……わかったよ」

澪「痛いの痛いの……とんでけー」

澪「……ばか」


  なんだかんだ親友のお願いを断れない澪ちゃん。



澪「赤くなんてなってない!」

澪「唯は和にいつでも撫でてもらえるでしょ!」

澪「ムギも変なこと言わないで!」

澪「まったく……」

澪「練習するぞ練習」

澪「……」


  顔が熱くてたまらない澪ちゃん。



澪「疲れた?」

澪「んん……」

澪「……うん、今日はもういいかな」

澪「唯、もっと出始めの練習しないと駄目だぞ」

澪「律もまだ少し走ってる」

澪「でも……みんなうまくなってると思う」

澪「……に、にやけてなんか」

澪「……うん」


  皆と一緒に成長が実感できて嬉しい澪ちゃん。



澪「……」テクテク

澪「うん、また明日」

澪「……」

澪「り、律!」

澪「その……頭はもう痛くない?」

澪「やりすぎたかなって……」

澪「そっか……じゃあ」


  まだ親友の頭をぶったことを気にしてる澪ちゃん。



澪「あ……」

澪「……」

チャリンチャリン

「こんばんはー!」

澪「!」ビクッ

澪「……」

ピッ

「ぴんぽーん!」

澪「!」ビクッ


  自動販売機相手にビビる澪ちゃん。



澪「ただいまー」

澪「え?部活?」

澪「うん、楽しいよ」

澪「でも律はまだまだかな」

澪「力みすぎなんだよ。昔から変わらないんだから……」

澪「え?」

澪「楽しそうになんか……」

澪「……うぅ」


  朝友達と同じようなことをお母さんに言われる澪ちゃん。



澪「……」

澪「うん、入る」

澪「……」

パサッ

澪「……」

ガチャ

ザブン

澪「……ふぅー」

澪「……やば」


  お風呂に入る時の自分の親父臭さに驚く澪ちゃん。



澪「ごちそう様でした」

タッタッタ

ガチャ

バタン

澪「あっメール……」

澪「律からだ……」

パカッ

澪「……テストの範囲て、クラスによって違うでしょ」

澪「ムギに聞きなさい……と」

澪「……ビックリマーク」

澪「……」

澪「……!……!」パタパタ


  ビックリマークの絵文字一個で悶える澪ちゃん。



澪「……」シャコシャコ

澪「……」シャコシャコ

澪「……」ブクブク

澪「んべっ」

澪「……」

澪「ふぁ……」

澪「……」


  親友がちゃんとテスト範囲を知ることができたか心配な澪ちゃん。



澪「……」

澪「まぁ私には関係ないよね」

澪「自業自得だ」

澪「……」


ブーブー

パカッ

澪「……よかった」


  結局聞いた心配性の澪ちゃん。



澪「今年の新歓ライブ……大丈夫かな」

澪「……」

澪「ふわふわターイム……」

澪「……」

澪「……」

澪「……すー……すー」


  恥ずかしがりやで、寂しがりやで、心配性な澪ちゃん。



  終わり。